ワカラナイ、に向き合う力

ホロスコープの読み方(=西洋占星術)を学んで1年経つかな。

占い、リーディング、というと神秘的なご神託、神がかり的要素ばかりイメージが先行してしまうけど、そうじゃない部分に私は惹かれて追及してきたんだと思う。

 

科学的かどうか、数学的根拠があるのかとか、そういうことじゃなくて。科学と神秘が違う立場で物事を見ているんだから、そこは辻褄合わせは必要ないと思ってる。

 

どっちが正しいのか、という目で見る限り永遠に「こたえ」は出ないだろうし。それって異文化理解、国際理解の前提と一緒じゃないかな。

 

外国語に限らず同じ母語話者だってそう。使ってる言葉が違う。言葉の使用目的が違う。そうなると何を言っているのか分からない、何が言いたいのかも分からない。

 

相手が違う前提の上にいる、ってことに気付かないと、異文化コミュニケーションは難しい。「前提」とか「常識」ってやつはやっかいで、ほとんどが「暗黙のルール」見えない論理(無意識)に支えられている。

 

そや、向こうさんの前提で見ればコチラの表現は「不正解」かもしれない。コチラの前提そのものも「不正解」なのかもしれない。

 

www.quickanddirtytips.com

 

占星術は「真」か?科学的見解はこう!』

  • 占星術はそもそものメカニズムに欠陥がある―生まれたときの星の位置が個性や運命にどう関係あるというのか?
  • 地球の動きは月毎に占星術的星座の位置からズレて行っている
  • 科学的調査によると、占星術は単純なきっかけ以上の結果を予測することは全くもって不可能である

 

 私はこの、占星術は「偽」なり、という主張も一理あり。だと思ってる。

地球の位置に関して言えば、理屈としてはそれを補うような占術(ヘリオセントリック)もあるにはある。 

 

 

私は占星術のリーディングは学習プロセスの自覚化、自己分析のツールみたいなもんとして使っている。もちろん、未来予測的な使い方もするけど、「もしこういうパターンが訪れるなら、自分はどんな態度で臨むのか、どんな行動をとろうと思う?」という問いかけだと思ってる。

この問いかけは「今の前提」に沿ってる必要は全くないし、むしろ突飛な結果やシンボルが出てきた時こそ「選択する力」をつける問いになる。

 

神秘の世界には、「正解」がない。

正解がないという前提を、「真か偽か」という前提のある現実世界、科学のフィールドに持ち出すのは結構タイヘンな作業だと思う。でも私たちの肉体は現実世界に生きてることに変わりはないから、「自分の頭で考えて」「選択して」「行動する」しかない。そのきっかけが神秘的世界からのメッセージや問いかけだったとしても。

 

 

訳が分からないものを突き付けられた時、ニンゲンはどう反応するのか。

たいていはひじょーに不快なのだ。自分の前提を脅かすかもしれないとなれば、不快極まって相手を攻撃するか、考えることを放棄するか、拒絶して避けるか。Fight・Freeze・Flyの原則?

 

 

でもニンゲンの学習能力ってのは、そのワカラナイことに敏感に反応するようにできているらしい。赤ちゃんとか小さな子ってのは、ワカラナイことに積極的に働きかけて、そのフィードバックから学習する。成長する。先の次元に進化する。

 

ワカラナイことってのは、正解がない世界。

生きていくうえで必要なのはワカラナイ世界に向き合う力。いくら科学的見解に立っていても、ここんところには同意してくれるだろう。

 

【インターセプト】閉じ込められたサイン

 

ホロスコープのハウスは「人生における12の分野・場面」を表している。

 

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それぞれのハウスの起点はその場面を象徴的に表す重要なポイント。玄関とか本の表紙みたいなイメージかな。印象を左右するでしょ。

特にアイデンティティを表す1ハウスの入口はAsc(アセンダントと呼ばれるし、自分の存在感をたった一言でまとめる要素として扱われている。

 

このハウスの区切り方、360度をきれいに30度ずつ12等分しているわけじゃなく、広さにばらつきがある。そのせいで、12サイン全部がハウスの「玄関」や「表紙」を飾れていないホロスコープを持っている人もいる。

 

玄関を持てなかったサイン

 

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私のホロスコープにも、12ハウスの玄関を飾れなかったサインがある。

山羊座と、蟹座。

 

山羊座は1ハウスの大部分を占めているけど、玄関は射手座。2ハウスはお次のサイン、水瓶座が玄関を飾っている。1ハウスの中にすっぽりと閉じ込められている。

 

山羊座の対局にある蟹座は、7ハウスの中にすっぽり。手前の双子座は逆に6ハウスと7ハウス両方の玄関を手にしている。

 

包み込まれた山羊座スタイル

1ハウス、特に1ハウスの玄関であるAscは「他人から見た自分の印象」として読まれるのがセオリーなんだけど、私はなかなかコレが納得できなかった。

1ハウスは「在り方」だ、ってのが私の解釈だったから。

 

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今日インターセプト(閉じ込められたサイン)について考えてて、やっと「そういうことか!」と思った。やっぱり、「他人に与える印象」ってのはAscにはあると思う。

ただ、私の場合それ(Asc)と1ハウスの内部のギャップがあるのと、その抱えている内面部分に土星(コンプレックス・否定的な意識)が働いているから「そうかな~???」と首をひねってたんでないだろーか。

 

Asc射手座はロマン追いかける楽観主義者。

そして射手座の次に進む山羊座が見ているのはあくまでも「達成できる世界」。現実なのだ。分かりやすく達成された世界ってことで、社会的権威やステータス、権威の裏付けに信頼感を持つし、そこをゴールに設定して突き進んでいくのが山羊座

 

そういう組織の力、社会で積み上げられた常識や伝統といったものに「抵抗」や強い「圧力」を感じるのは土星がそこにあるからかな。風穴を開ける天王星、ウヤムヤに靄に包み込む海王星まで一緒にいるんだから、ややこしい。情報の出入りを表す水星もルームメイト。

 

とにかく天体がここに集まっているんだから、強調されているサイン。なのに、「表紙」や「玄関」からは一切伺えないその中身。人から気付かれること無く、ひたすらに、猛烈に葛藤しているワタシ(笑)

 

インターセプト(閉じ込められた)サインは「前のサインの性質を引きずってそのサインらしさを発揮できない」と説明されていたのを見つけた。楽観的なロマン主義者という射手座的アイデンティティが、土星を取り込んだスーパー現実主義な山羊座スタイルをとることへのハードルを上げてしまう。

それだけならスルーしてもよさそうもんだけど、4つも天体が集まってるもんだから気になっちゃって仕方がないテーマでもある。

 

隠された蟹座風味

さて山羊座に向かい合う蟹座インターセプト。7ハウスの中に隠れています。こっちはゴチャゴチャ賑やかな山羊座に対してすごくひっそりしているというか、なんだか触れがたい雰囲気を醸し出してます。

 

7ハウスは自己に対して他者、「相手という存在」を表してる。対人関係。基本的には、というか表面的には双子座が示すような軽いやりとりをベースに展開する傾向なんですよね。玄関が双子座なので。

 

結構誰とでも仲良くなれるし、声かけるのもかけられるのも抵抗がない。表面的には。(笑)でも実際は信頼関係、「おれたち仲間だよな」みたいな意識の共有を相手に求めている。ナワバリ意識の高さを隠してますよってことかね。

 

ただし!蟹座にはキロン(=心の傷)があるから、実は踏み込みたくない分野でもある。ますます表には出てきにくい性質ってことになるのね。

 

蟹座は信頼関係を築くこと、心の結びつきを強めていくことに重きを置くサインだから、「母」の要素でもある。本当は向き合う相手に対して、お世話焼きな母性があるのに、深入りしたくない双子座の性質を引きずってそれが発揮できない。

 

まぁ、一言でいうなら、人付き合いが下手!!!(なのに他人からはそう見えない)

 

 

ちょっと出しゃばりな射手座&双子座気質

表に出れない山羊座と蟹座を尻目に、射手座と双子座は2か所も玄関を飾ってるんだけど、これはどういうことか。

 

6~7ハウス双子座

双子座は、軽い。6ハウスは仕事。7ハウスは対人関係。

7ハウスに閉じ込められた蟹座がいるから、この軽さはいざ人と関わらねばならぬ時になるとスルりとかわす逃げ足の速さになるのかな。言葉でごまかす、みたいな。

それからふたつのハウスが同じ双子座の玄関で始まるから、仕事と人間関係が直結する。付き合っていく人間関係が仕事関係の人、ってことになるのかな。双子座だから、浅く広く。

 

12~1ハウス射手座

射手座は、追いかけるのが好き。12ハウスは神秘(ワカラナイ世界)、1ハウスは自己(ワケラレタ世界)。

答えなき問いをひたすら追いかける12ハウスの射手座玄関。12ハウスと1ハウスの境目がない私にとって、生きているこの世の自分は、あの世の自分と別れちゃいない存在。どっちも謎解きの対象なのかも。

 

 

そんなわけで、インターセプト、閉じ込められたサインのおはなしでした。

ホロスコープをじっくり読む流れ【まとめ】

師走。1年の振り返りと、翌年の計画を思い描くシーズン。

  1. ネイタルを見直して自分軸を確認する
  2. プログレスで今年のテーマを見つける
  3. ソーラーリターンで1年の傾向を予測する

時期的な運勢や全体の空模様に右往左往する前に、まずはこの3つで自分の立ち位置を把握しておくこと。

 

まずは自分の真ん中を見る

ネイタル(生まれた瞬間のホロスコープ)で最低限チェックしておきたいのは

人生を展開させるカギ

最終的に到達したい世界観

自分らしさを輝かせるスタイル

の3つ。それからコミュニケーションスタイル、ヨロコビの受け取り方である感受性のスイッチ、主張・行動で自分を押し出すエネルギーの出力源も補足して読む。

「自分」の世界を生きていくために、ホロスコープの月(心の根っこ部分を表す天体)が満たされていることが大前提になるので、自分の持つ月の特性も押さえておく。

 

自分の中で肯定的に捉えられる部分、否定的に捉えられる部分は土星木星でわかる。これは個人の範囲(パーソナルな性格)を超えて作用する部分だから、「運」や「縁」として広い意味でつかんでおく。

 

トランスサタニアン(天王星海王星冥王星)は、太陽や月、チャートルーラー等自分にとってインパクトの強い天体に絡んでいれば重要キーワードとしてチェック。

 

1年ごとに進むテーマの変遷

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 自分の真ん中を把握したうえで・・・太陽のサイン、サビアンシンボルから今年1年向き合うテーマを見る。それに加えて、ソーラーリターン図の全体像からその年の全体の傾向を読んでみる。

 

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上空の潮流を気にかけてみる

ネイタルのホロスコープが示す「生き方のスタイル」を実践してみると、現行の空模様の影響を素直に受けるようになる。逆に言えば、ネイタルとズレた命の使い方をしているとどうも「自然のリズムにかみ合わない」ことが多いのかもしれない。

波に乗る、運気を判断する、という「占い」がしたいのならやっぱりまずはネイタルを整えることがダイジなのかな。

 

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全体の空模様を解説している星読みさんはそれこそ星の数ほどいらっしゃる。何名かお好みの星読みさんをフォローしておけば、天気予報よろしく星からのお知らせをいただけるスバラシイ時代。

特に気になる部分、タイミングがあるんならネイタルと重ねて読んでみる。

ソーラーリターンで次の1年の心構えを

お誕生日占星術的に言うと、太陽が1年をかけて生まれた日と同じ位置に帰ってくる日、のことです。その日のホロスコープソーラーリターン図(太陽回帰図)と言って、お誕生日から始まる1年間のテーマを読むのに使われます。

 

何を隠そう、私も今月21日に迎えるソーラーリターン!わざとらしく強調(笑)もういっぺん言いますよ、12月21日に迎えるソーラーリターン!!!

 

占星術にハマったのが去年2018年の暮れ、なので自分のソーラーリターン図を読むのは初体験。ソーラーリターン図が出せる無料サイト

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では、私の次の誕生日までの1年間、何をテーマに人生を進めていくつもりなのかを読んでいきます。大まかにいうと、ソーラーリターン図のチェックポイントはこんな感じ。

Asc:1年のベースになるテーマ・課題

MC:そのテーマを通して達成したいこと・ゴール

太陽:課題達成のために意識的に取り組みたいこと

月:全体を通してどんなふうに気持ちが揺れ動くのか

 

Ascから読むテーマ・課題

Asc(アセンダント)は生命の出発点です。2019.12~2020.12の1年間を「一生」になぞらえたとき、どんなふうに一生をスタートするのか、がここに表れます。スタートは結果に左右しますからね、重要です。

Ascのサイン:獅子座の1度

獅子座はのサイン。意欲や向上心を燃やすサインです。固定宮なので、維持・発展に力を注ぐことになりそうです。全体の星回り(トランジット、経過図)から言っても、個人的星回り(プログレス、進行図)から見ても、2017年から動き出したムーブメント、試行錯誤が2020年にいったん落ち着き、方向性を定めてその分野でガンバルゾ、って流れになりそうです。

1度なのでね、その傾向は際立って強い。

Ascサインの支配星(チャートルーラー):太陽

5ハウスの終盤、ほとんど6ハウスにいますね。5ハウスは太陽の得意分野、自己表現やオリジナリティの世界なんですが、その先6ハウスはガラッと変わって他者に合わせて自分を調整する世界

 

オレが、オレが、とアピールするのはこの辺で区切りを見つけて、その自分らしさを「周囲に馴染ませる」方向にシフトチェンジしていく流れ。どうやったら自分を活かしつつ他者に貢献できるか?これが1年かけて取り組むべき課題です。

 

ちなみにもうひとつ別のホロスコーププログレス(進行図)の太陽と併せて見ると取り組むべきテーマをもっと具体的に掘り下げて読むことが出来ます。それはまた別記事でまとめようかな?

 

 2019年はどうだったっけ・・・後で振り返ってみよう。

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太陽と絡む他の天体から、さらにキーワードを拾っていきます。

インパクトのあるものだけピックアップすると

太陽×木星 0度(合、コンジャンクション

太陽×天王星 120度(トライン)

 木星が重なっているので、意欲はどんどん燃え上がりそうです。6ハウスだから、仕事や労働量もそれに相まってどんどん増える。天王星のサポートを得ているので、一極集中して周りが見えなくなるというよりは、それが「新しい方向」や「もっと大きな視野」を得ることに繋がりそうです。

 

MCから読む向かう先・達成したいゴール

「エネルギッシュに意欲を燃やし、自分を活かしつつ他者に貢献することを学ぶ」その先にある収穫。

MCのサイン:牡羊座の22度

これも火のサインですが、活動宮なのでここ自体がスタート地点になるような、そんなゴールです。しかも、もともと私のホロスコープではここが4ハウス(基盤、家庭、ルーツを表すポイント)なので・・・やはり1年を通して得たものが次の世界に向けての発射準備になる、ということでしょう。

 

このゴールを表すエリアにひとつ、天王星が入室しています。新しい世界に足を踏み入れる、そんなチャレンジングなスタート地点がイメージできます。

天王星サビアンシンボルは「クローバーが咲いている芝地に足を踏み入れる」でした。「クローバー」!!!!私が仕事で縁のある会社の屋号に入ってる(笑)来年はビジネスパートナー?みたいにもっと踏み入った関係になるんでしょうか。

 

月から読む、1年を通しての心の持ちよう

月のサイン:天秤座の29度

風サインなので軽さはあるんですが、活動宮なので落ち着いちゃいないですね。あれこれ気になって、気を張り巡らそうと頑張ってそうです。

月のあるハウス:4ハウス

自分の基盤、家庭を表す4ハウスですが私の出生ホロスコープでは10ハウス(社会)にあたるので、我が家ではなく「所属先」に当たるんじゃないかな、と読んでます。

 

MCもそうですが、対極にある4ハウス(内・家)と10ハウス(外・社会)がやたら重なる図になっているので、家で仕事をするとか、仕事が家庭環境にめちゃくちゃ影響を与えるとか、なんかそんな予感がします。(心当たりもある)

月と絡む他の天体の関係

月×金星 90度(スクエア)

月×土星 90度(スクエア)

月×天王星 180度(オポジション

月×冥王星 90度(スクエア)

なかなかに落ち着きがない!!!!(笑)

土星冥王星が絡んでくるのが太陽と同じく6ハウス。自分も全体の中の一部分として何かしら役割を、それも自分のスタンスを崩さずに、という課題に向き合う一年なわけですが…一筋縄では行きませんぞ、って感じですね。挫折や葛藤を感じること、大いにあり。

 

特にこのソーラーリターン図で目立っているのが

月×金星×天王星

の三角関係。頂点は金星で、これがDscという「人間関係」を表すポイントに乗ってるもんだから、さらに目立つんですな。

人の出会いから刺激をもらうことがとにかく多そう天王星は「分離」の星でもあるのと、冥王星が絡んでいるのもあるから、「本当に必要な人間関係」だけがかなりシビアに、自分の意思を大きく超えた強い流れによって選別されていくんじゃないかな。離れることも、繋がることも含め、とにかく刺激的。

 

その他、目立つ組み合せ

火星×土星冥王星×海王星

「役割を果たすこと」に関して、制限や困難、プレッシャーがかけられることがありそうなんですが、それがいい具合に「闘争心」に火をつけそうです。闘争心といっても誰かと張り合ったりやる気を外に表出するわけじゃなく、自分の内でグツグツ集中する蠍座の火星です。

パワフルな海王星のサポートもあるので、見えない世界からのバックアップが期待できそうです。陰ながら応援してくれる人でしょうか。海王星があるのは9ハウスに近い8ハウス終盤の位置。自分自身の「信じる力」が行動力を支えてくれるとも読めますし、遠方に住む人、もしくは海外に関係のある分野に課題を乗り越える鍵がある、とも読めます。

 

まとめ

とくに最近の私は「お仕事」に関して気になる事があるので(

岐路に立った時、私は何を基準に「選ぶ」?ホロスコープで自分の軸を確認する - STAR SHIP☆星読み航海図

)、そこらへんを中心にまとめてみますと・・・

 

☆1年間のテーマはオリジナリティを惜しみなく発揮すること

☆自分を埋没させずに、全体の中の歯車の役割を果たす方法をトコトン考える

☆今年目指すのは新しい基盤づくり、発射台の地盤を固めること

☆人間関係(縁が繋がったり離れたり)の動きが活発になる

☆精神状態はとにかく落ち着かない!現実の厳しさに叩きのめされそう(笑)

☆仕事上の困難は、自分のナワバリ内で行動を起こすことで乗り越えられる

☆みんなで盛り上がるイベント、宗教行事にヒラメキの種があるかも

☆ヒラメキの邪魔になる要素は自分を型にハメること、プライド

 

結構オモシロかったな!!

2020年やってみたいことと照らし合わせて、行動計画を立てようと思います。

追い風をしっかり捕まえろ!

『自分軸をつくる3つのキーワード』シリーズの中で「実現したい社会の姿」としてMCというホロスコープ上のポイントについて書きました。

こういう世界で生きたいな、を自分に結びつける - STAR SHIP☆星読み航海図

 

これは個人のホロスコープなので「私が目指す社会の姿」つまり1人の人間が内面に抱く世界観になります。

ホロスコープのオモシロイところは、日本という国家や文化、社会規模を「1」単位で見ることができるという点。日本全体をひとつのホロスコープで読むこともできます。その場合MCは「私たち(日本を構成するメンバー)が目指す社会の姿」になります。

 

今日はその大きな目で見たホロスコープ(社会の潮流)と、個人のホロスコープ(内面世界)の影響しあう関係について、個人的経験を元に書いてみたいと思います。

 

 大きなホロスコープ

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↑私は長崎にいるので、長崎を拠点にした星回り。

 

占星術師や星読み界隈が「山羊座シーズンの到来!」とか「風の時代が来る!」と言っているのは、この大きなホロスコープを見てのことです。社会全体の空模様、みたいな。

 

外の世界に対してほとんど関心の無い性格の私ですので、こういう天気予報的ホロスコープはそれほど意識していません。が、私個人に縁の深い天体である木星と、自分のホロスコープの中で特に目立っている山羊座サインにかなり接触している星回りなので、意識していなくても影響を受けていた!!と実感を伴う経験で自覚することができました。

 

私は「理解」を担当する水星が山羊座なので、やはり実体験や手応えがあることに説得力を感じるようです。

 

 

大きなホロスコープ木星山羊座に変わった

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今日(12月3日)から「社会のスポットライト」を担当する木星が、「構築したい社会像に向けて歩みだす」山羊座サインに入室します。木星は12年かけてホロスコープを一周するので、昨日までの1年間はひとつ前のサイン、射手座にいました。

 

社会のスポットライトが視点を切り替えた

そういう意味で、木星が次のサインに移動するというのは社会全体から見ても大きな変化として注目されるわけです。理想や希望をどんどん膨らませる射手座から、実際にそれを目に見える結果・成果として落とし込もうとする山羊座へ。

 

 

 

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このこと自体に私はそこまで心動かされないんですが(なにせ世間の動きに疎いものなので)12月2日~3日に木星が通過した、射手座最後の度数・・・これがわたしの太陽がある位置なので、どう影響を感じるのか関心がありました。 

 

大きなホロスコープ木星が重なるとき

「重なる」というのは天体同士が織りなす角度が0度になる、コンジャンクションする、と呼ばれる関係です。

太陽に吹き上げる追い風エネルギー

 太陽っていうのは「生き方のオリジナリティ」を照らすエネルギーです。

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そこに社会的追い風エネルギーを送り込む木星が乗っかるわけです。

 

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こんな風にホロスコープを重ねて見ます。私のホロスコープは一か所にギュギュギュ!!と集まってるので見づらいですが、太陽が射手座30度(繰り上げ度数)。木星も射手座30度のところにあります。

 

実感として・・・もっと大きいスパンにはなるんですが、2週間ほど前あたりから「どう社会に出ていくか」というテーマに係る出来事が多くありました。追い風エネルギーというか、太陽を意識せざるを得ない流れに押し出されるというか・・・。

 

Ascは脱皮ポイント

木星は、私のホロスコープ上の太陽を通過する前に、私のAsc上も通過していました。Ascは1ハウス(アイデンティティ)の入口です。

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ちょうどそのころ、変化のきっかけがあったように思えます。「生まれ変わる」というと大げさすぎですが、Ascは生まれ落ちるポイントですので、ちょっとした脱皮みたいな経験になったんだと思います。

 

既成の価値観に大きな風穴を開ける天王星

そしてすぐに山羊座2度にいる私の天王星の上を通過します。革命魂が揺さぶられるんでしょうか。もしや、すでに揺さぶられているのかもしれません(笑)今まで通りのやり方じゃなく、新たな方法を模索中です。

 

その後も土星海王星、水星と順に木星の風が吹いていくわけですが・・・

土星なら「システムの強化」

海王星は「インスピレーションもりもり」

水星は「頭の回転グールグル」

と、影響を受けていきそうです。

 

この追い風をどう活かすか

追い風の木星ですがあくまでも山羊座フィールドの風。軸は「現実化したい社会イメージ」にあります。去年1年間(木星@射手座シーズン)膨らませてきた理想や夢の中で、どこに現実的ゴールを設定するか、でその質が変わってきそうです。

自分オリジナルな生き方のヒントをくれる【太陽】

自分軸をホロスコープを使って確認するシリーズ、第三段。

★人生を展開させるキーワード

★人生で到達したい世界観

★自分を輝かせるスタイル

↑イマココ

 

最後はシンプルに、自分の太陽をしっかり見上げましょうってハナシ。占星術で最も重視される天体、太陽です。太陽は主体的に生きるチカラを表しています。

 

さくっとホロスコープ作成 [レポート]

一般的な星占いで使われる12星座が、ホロスコープの太陽星座になります。その星座(占星術ではサインと呼びます)が描くキャラクター像が、主体的に生きるヒントというわけです。

 

太陽のサインを深掘りしていく

簡略化されたキャラクター像(山羊座は真面目、みたいな連想イメージ)はなんとなく知られていると思いますが、サインの持つ特性をチェックしながら自分に結び付けていくワークをしてみると、違う側面も見えてきて面白いと思います。

 

エネルギーの方向性は陰か陽か

男性性、女性性とも言われるんですがいわゆる「男らしさ」とか「女らしさ」とはちょっと違います。エネルギーの向きが外向き(陽)内向き(陰)かって違いです。陽が明るい性格で陰が暗い、なんてわけじゃありません。

 

ここから先「エネルギー」の取り扱い方、という説明の仕方をします。エネルギーってなに?ってハナシなんですが、目に見えるものも見えないものも含め、「対象物」という意味で使わせてもらいます。

 

陰(外から中に向かうエネルギー受信型)

牡牛座・蟹座・乙女座・蠍座山羊座魚座

 

陽(中から外に向かうエネルギー発信型)

牡羊座・双子座・獅子座・天秤座・射手座・水瓶座

 

エネルギーの動き方の特徴

エネルギーを取り込むという特徴を持った「陰」のサインでも、その取り込み方(エネルギーの動かし方)は3種類に分けられます。

 

活動宮(自ら取り込む)

蟹座・山羊座

固定宮(取り込んだものを蓄える)

牡牛座・蠍座

柔軟宮(取り込む先を変更する)

乙女座・魚座

 

陽グループのサインは以下の通り。

活動宮(自ら働きかける)

牡羊座・天秤座

固定宮(働きかけるパワーを拡大させる)

獅子座・水瓶座

柔軟宮(働きかける方向を変化させる)

双子座・射手座

 

対象となるエネルギーの質

さて、ここまで「対象物」の取り扱い方の特徴でした。この対象物、サインによって重視するものが変わってきます。その重視するエネルギーは4つに分けられます。

 

火(やる気や気合いといった精神的なもの・直感)

 牡羊座・獅子座・射手座

地(五感で実感できるもの・リアル)

 牡牛座・乙女座・山羊座

風(理屈や情報など頭で納得できるもの・知性)

 双子座・天秤座・水瓶座

水(感情や情的結びつきなど気持ちに作用するもの・心)

蟹座・蠍座魚座

 

3つの要素を組み合わせた12通りのサインの特徴

例えば私は射手座なので

陽(中から外に向かうエネルギー発信型)

×

柔軟宮(働きかける方向を変化させる)

×

火(やる気や気合いといった精神的なもの・直感)

 という組み合わせになります。射手座が探求や冒険のサインと言われるのは、やる気や向上心(火)を、あちこちにアンテナを伸ばし(柔軟宮)、それを追いかけていく(陽)という組み合わせから成り立っているからです。

 

射手座のイメージであげられる「知恵」や「学問」は、風サインが求めるような「客観的事実・情報」では無く、精神性を向上させるための、もっと色んな世界の普遍的真実を知りたいという知的欲求がベースになっているのです。

 

例えば「この仕事、とびこんでもいいものか」という問いに対して、太陽の軸で考えてみます。

 

★火:向上心や意欲が燃えるかどうか。 

★柔軟宮:束縛されずにある程度の自由が許されるかどうか。

ですね。

 

もし私が蠍座でしたら、「陰×固定宮×水」なので

★水:感情が揺さぶられるかどうか、共感できるかどうか。

★固定宮:コレと決めたことに徹底して向き合えるかどうか。

というスタイルになります。

 

太陽の入室するハウスで輝く分野を知る

私の太陽は1ハウスにいます。

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DoingよりもBeingというテーマで太陽(自分らしさ)が発揮されるようです。何をなすか、ではなくどうありたいか、ですね。わかりにくいですが。

 

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自分のオリジナルな生き方を求めると突き当たる課題

ホロスコープ下にあるアスペクト表から、太陽の行を見てみましょう。

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画像は木星を囲ってありますが、太陽はいちばん左の行です。

私の太陽は天王星土星と0度という関係を持っています。0度の場合は無意識に発動する価値観ですので、課題ではなく自分スタイルの補足、とも捉えられます。

 

土星のキーワードは「ルール、枠組み」です。自主規制、の組み合わせですね。自分らしさに関して、落としどころを見つけようとする。自分を型にはめてしまう、と出るか、自分らしさを明確なスタイルで打ち出す、と出るかは太陽(自分らしさを求めるパワー)と土星(制限するパワー)の成熟度次第です。

 

天王星は「新しい価値観」なので、オリジナリティを表す太陽と組み合わさることで斬新な個性と出るか、変人と出るか(笑) 

 

天体が提示するキーワード

月:母親、女性性、情緒、一般大衆(集合心理)

水星:知性、情報のやり取り、コミュニケーション

金星:女性性、ヨロコビ、愛

火星:行動力、衝動、主張する力

木星:発展、膨張、楽観

土星:制限、縛り、常識やルール

天王星:突飛なもの、新しい価値観、革命

海王星:神秘性、幻想

冥王星:強制力、徹底的な圧力、究極、本質

 

「課題」として表面化しやすいのは180度や90度の組み合わせです。180度で繋がる天体は「どうしても無視できないキーワード」を、90度で繋がる天体は「難しさややりにくさを感じるキーワード」を教えてくれます。

 

120度や60度は「サポート」や「後押ししてくれる」キーワードになります。

 

3つのキーワードをまとめる

★人生を展開させるキーワード

・クリエイティブな分野で体験することを拡大させること

★目指す世界観

・循環するように調和する社会

★私という個性が活かされるスタイル

・向上心を絶やさず臨機応変に方向転換できる生き方

 

・・・なので、今回私が「この仕事を始めていいものかどうか・・・」と考えたときに照らし合わせたのは、この仕事が★目指す世界観に繋がるかどうか。そして★私という個性が活かされるスタイルで働けるかどうか。

 

こたえは・・・ YESでした。

よし、やるぞ。そう決めたところで★人生を展開させる行動を意識して次のステージへ。そんな感じです。

 

 

以上!ドドドーッと書ききりました。

これ、先日お友達とホロスコープきそきそ講座ってことで見た内容の3ポイントです。この3ポイントに絞ったワークショップをしてもいいかも、とアイディアがもらえました!呼んでくれて感謝★

 

機会があれば、また小さなワークショップ企画もしたいな。

 

こういう世界で生きたいな、を自分に結びつける

ホロスコープで自分軸を確認する!前の記事のつづきです。

岐路に立った時、私は何を基準に「選ぶ」?ホロスコープで自分の軸を確認する - STAR SHIP☆星読み航海図

 

自分軸を確認するためのチェック項目は3つ。

1★人生を展開させるキーワード

2★人生で達成したい世界観

3★自分が輝くスタイル

 

今回の記事は2つめについてです。この記事を書く前にYouTube勝間和代さんのビデオを見たら、ちょうどまさに!書こうと思ってた内容を話しててビックリ。


Q&A 勝間和代さん、人生の目的はどのように見つければいいですか?

 

この動画では

(1)自分もその一員になりたい、と思える社会のイメージ(青写真)があり

(2)その中で自分がどんな役割をもてるかを意識すること

が人生の目的に繋がりますよ、って話してます。

 

これがまさに

★人生で達成したい世界観

★自分が輝くスタイル

にリンクしてきます。

 

では、お手元にご自分のホロスコープを準備したら早速見ていきましょう!

さくっとホロスコープ作成 [レポート]

↑ 生年月日、正確な出生時刻を入力したらホロスコープが完成!

 

理想とする世界の青写真

MCが表す世界観

こんな社会を実現したい、こんな世界観に到達したい。それを表したのがホロスコープ上のMCと呼ばれるポイントです。

 

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私のMCは天秤座の15度(繰り上げの数え度数)になります。

 

この天秤座15度の世界観を表した言葉を、サビアンシンボルで見てみます。サビアンシンボルは360度すべての度数に割り振られた一行詩のようなもので、そのサインと度数に込められた象徴です。「〇〇座 サビアンシンボル XX度」で検索すると色んなサイトで解釈付きのサビアンシンボルがヒットします。

 

天秤座15度「環状の道」

よどみない流れ、調和した関係性、秩序とバランスをイメージさせるシンボルです。天秤座は人間関係に縁のあるサインなので、自己完結ではなく客観的に見た調和、バランスを求めます。

 

サイン、サビアンシンボルのキーワードを拾いつつ、自分がどんな社会を望むのか考えてみましょう!私は、0歳も100歳も自分の持ち味を活かし提供しあい、誰もが学び合える世界への憧れがあります。そんな社会、あったらいいな。私はこれが「環状の道」に繋がるイメージとして腑に落ちました。

 

目指す世界観に向けて働きかける天体

MCのサインの支配星を見てみましょう。その支配星の働きが、あなたのMC(理想とする世界観)に影響を与えます。

 

各サインの支配星と天体の役割

牡羊座:火星⇒主張する、行動する

牡牛座:金星⇒ワクワクやヨロコビを味わう

双子座:水星⇒情報をやり取りする、コミュニケーション

蟹座:月⇒心で感じとる、一体感や安心感

獅子座:太陽⇒自分らしさを発揮する

乙女座:水星⇒情報をやり取りする、コミュニケーション

天秤座:金星⇒ワクワクやヨロコビを味わう

蠍座冥王星⇒蘇生、徹底的に追及する

射手座:木星⇒肯定する、拡大する

山羊座土星⇒制限する、無駄をそぎ落とす

水瓶座天王星⇒新しい価値観を持つ、視野を広げる

魚座海王星⇒神秘的な世界に溶け込む

 

天秤座は金星が支配星なので、「ワクワクやヨロコビ」に関することがMCに至るヒントにあるようです。私の金星は、12ハウスに入室していますので、12ハウスで「ワクワク」が活発化するようです。12ハウスは、目に見えない世界・非現実・神秘ですね。占いや超越的なものもそうですし、単純に人目につかない分野、スポットライトの当てられていない何か、かもしれません。

金星のサインは射手座。自由と冒険を愛するサインです。目に見えない世界を自由に旅するデイドリーマー(笑)神秘の世界の答え無き問いを探求することにメラメラわくわく燃えるんでしょうね。

 

理想とする世界に近づくために

MCの支配星⇒どんな働きを

支配星のサイン⇒どんなふうに

支配星のハウス⇒どんな分野・場面で

するのか。 

 

 

どんな世界を求め、何を通してそれを実現させようとするのか?は100人いれば100通り、いや、∞通りあります。ホロスコープが示すものは死ぬまで不変ですが、地球上に実際に生きている私たちの選択、具体例はどれだけでも変えられます

 

もしかしたら来年の私はまた違う理想を口にしているかもしれません(笑)ホロスコープから何を具体例として引っ張り上げるのか、そこんところが重要だと思ってます。

 

理想の世界に向かうために乗り越えねばならぬもの

ここまでで、MCが抱く世界観、それから支配星の示す実現方法、がわかりました。たいてい、ゴールに至る道のりには課題や試練が用意されているものです。

 

ホロスコープ下にあるアスペクトの表を見てみましょう。

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これ、前の記事の使いまわしなので木星にチェックが入ってますが・・・

MC支配星(私の場合、金星)が他の天体とどう絡んでいるのか見てみます。

 

月と180度。それから木星とも180度。

180度が示す課題は、張り詰めた関係、緊張感です。

 

課題

180度:緊張感

90度:障害、葛藤

 

サポート

60度:協力

120度:調和

 

金星(ワクワクする気持ち)と月(無意識レベルの情動、一般大衆)が180度、見張り合っている関係です。私が目に見えない世界に対する好奇心、ワクワクする気持ちをもやせばもやすほど、心はザワつく。

ニンゲン、無意識レベルはくっついている(集合心理)と考えられているので、私ひとりの心の動きとは限りません。みんなに共通する深層心理的なものに強く働きかける(良くも悪くも)ことになるかもしれません。

 

ここに木星も関わってくるので、月の持つ情的な影響力は「拡大」される傾向があります。みんなの情に引っ張られて素直にワクワクできない、あるいは、こっそり楽しみたいのに注目を浴びてしまう、みたいな課題がありそうです。

 

 

天体が提示するキーワード

月:母親、女性性、情緒、一般大衆(集合心理)

水星:知性、情報のやり取り、コミュニケーション

金星:女性性、ヨロコビ、愛

火星:行動力、衝動、主張する力

木星:発展、膨張、楽観

土星:制限、縛り、常識やルール

天王星:突飛なもの、新しい価値観、革命

海王星:神秘性、幻想

冥王星:強制力、徹底的な圧力、究極、本質

 

 

以上、人生で達成したい世界観でした!

1★人生を展開させるキーワード

2★人生で達成したい世界観

3★自分が輝くスタイル

 次は3番目、自分が輝くスタイルについて書きます~