【公開(一部)リーディング☆彡】空と海の王者アルバトロス

ワークショップの資料作りに苦戦してます。一部分だけをピックアップってのが、やっぱりムツカシイ。

 

個人の出生図リーディングが楽しくて(笑)一枚の円盤から、こんなにも色鮮やかな物語が流れ出てくるのか・・・!!と感動しきりで。

 

今回、掲載OKいただいたみなみさんの出生図リーディング。(今ははてブロからnoteに移行されてます!)

 

 

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今回は特に「教科書通りの解釈だと全体像が見えてこない」いいケースだと思ったので、星読み好きのみなさまとリーディングプロセスを共有できたら!ということで掲載許可いただきました~!(ありがとうございます☆)

 

アセンダント×太陽合は目立つのか?

 

 

アセンダントは闇夜(12ハウス)とお日様が照らす朝(1ハウス)の境目、日の出の瞬間です。

Sunrise

 

⻄洋のことわざに「The darkest hour is always just before the dawn(夜明け前がいちばん暗い)」というものがあります。物理的には、夜明け前はすでに日光がにじみ出てきて明るいのですが。


12ハウスはまだ暗闇、羊水の中だとするなら、1ハウスは光に全てをさらけ出す誕生。そしてアセンダントは産声をあげる瞬間

 

みなみさんの太陽は、アセンダントと誤差1度と言うほんの一瞬手前の12ハウスにあります。産声が響き渡る直線、その瞬間に吸いこむひと息分の沈黙、「なによりも静かな沈黙(暗闇)」の中に太陽を持っています


太陽が示すものはなにか、といいますと、目(芽)を向ける方向です。単純に「性格」や「キャラクター」で表せるものではない、と私は思っています。

アセンダントは姿が明らかになるポイントなので、太陽とアセンダントが重なる人はその人の方向性や生き方がまぁ目立つ、という解釈になるのですが・・・みなみさんの場合はちょっと違うかもな、と。


いや、目立つは目立つのかもしれない。でも「丸見え∼」「いやん、あからさま∼」で目立つのとは違って、表面的には何か分からない秘めた雰囲気を見出されてしまう、って感じでしょうか。

 

 

ちなみに私もアセンダント×太陽合ですが、太陽は1ハウス。おそらく教科書通り「目立つ」「目につく」方なんだと思います。1ハウスに天体集中した色物キャラだし。。。(笑)

 

starship.hateblo.jp

 

でも、アセンダント近辺、1ハウス近辺の「自分像」ってのは自覚しづらい。自分の目が自分じゃ見えないように、Ascは鏡(Dsc)を通して自分を見ないといけない。

太陽がここにあるワレワレ(勝手に一緒のガワにいる・笑)は、自分らしさがイマイチ自覚しにくいのかもしれないなぁ、と。特にみなみさんの場合は太陽12ハウスで隠れちゃってるもんだから。

 

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そしてみなみさんの太陽の鏡の位置にあるのが、木星

木星の「もっと!もっと!もっと!」と拡大膨張していくエネルギーが、6ハウスにある。6ハウスはお仕事や誰かの役に立つこと蟹座だから一体化を求める、どこかに所属することで自分の居場所を確保する性質があります。

 

自分じゃ見えない「自分の魅力」を、仕事を通して居場所を確保することで得ようとする、なんてこともありそうです。あ、乙女座に月と土星があるから、結構仕事がこなせる人なんでしょう!

 

教科書通りの解釈が上手くいかない例

お渡ししているリーディングはこんなかんじの・・・

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PDFでまとめてます。毎度毎度、ボリュームがスゴイ(笑)


リーディングしてていつも「依頼人をこんなにイジッて失礼じゃないだろうか・・」という気がせんでもないんですが、そこはもう、仕方ないです。好き勝手書いてます(笑)

 

過去の公開リーディングも、結構イジッテマスが。

ふざけてるんじゃなく、真剣に、楽しんでます。キリッ

 

人生をかけて武勇伝をつくる!!(海賊王に、おれはなる!)【公開リーディング☆彡】 - STAR SHIP☆星読み航海図

いでよ!グランドクロス!!己の中に必殺技を磨け【公開リーディング☆彡】 - STAR SHIP☆星読み航海図

そしていつも、ひとりで読みながら感動・・・!!

 

『物語は、鎮魂』なんだな、と肌で心でタマシイで感じる今日この頃です。占星術は私にとって、今を生きている自分に向けた鎮魂の儀式なんだな、と。

 

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さてご覧のとおり、みなみさんのホロスコープは上半分に天体集中型。

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上半分(地表)は社会的なフィールド、下半分(地下)はプライベートな空間、というのがセオリー。なのでそこだけ「意味」を引っ張ってくるとですね、「ガンガン外の社会に活躍の場がある」というリーディングになるわけです。

 

んがッ!しかし!

地表のハウス7~12ハウスのうち、8ハウスと12ハウスは人目に付かない領域なんです。そこに個人天体が結構集まってる。だから人前に出てバンバン活動するのが向いてますよ、とは言えない。(むしろ逆)

 

あと、アスペクトとかサインの度数とかで、やっぱり変わってしまう。ホロスコープは情報量が多い分、全体像からストーリーを繋げるってのがやっぱりダイジなんだと思う。

 

みなみさんの物語の骨格

私はAsc(タマシイのスタート地点)からMC(今世目指している世界観)までの道のりを最初に読んでます。

 

みなみさんは山羊座Asc「私有地を彩る鮮やかな羽の色をしたキジの群れ」から始まり、蠍座MC「街の通りを走る、混雑した観光バス」に至るプランをお持ちでした。

 

MCは蠍座、シンボルは「街の通りを走る、混雑した観光バス」です。私有地から一転、外に出ましたね。

しかもぎゅうぎゅうずめのバスに乗って、ヒトの暮らしを眺めているときたもんだ!

 

観光バスなので、見て回ることが目的です。それも世界遺産の絶景や秘境といった類ではなく、日々の暮らしが営まれる街の様子。

 

バスから見える景色だけでなく、バスの中に押し込められた観光客同士のごった煮状態もまた味わいたいポイントなんでしょうね。

 

MCのルーラー冥王星から、MCに働きかけるキーワードを読みます。観光バスのイメージが面白かったので、ツアーガイドとして読んでみました。

 

冥王星のツアーガイドって、キョーレツ(笑) 

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冥王星は9ハウスにいます。9ハウスのキーワードは「探求」。冥王星はエグいくらいに深い層に食い込むエネルギーです。


日常生活を深い感動を持って再発見(探求)する観光ルート。そんなイメージでしょうか。


みなみさんの9ハウスは乙女座風を装った天秤座スタイル(※)ですので、日常の細々としたルーチン、仕事を通して、私は誰かのために働いている・・・と見せかけて、本当は自分がいちばん良いポジションを取れるように上手く頭を使うことになるでしょう。そうは見えない、ってところがミソです。


人に合わせて動いているようで、その実冷静に状況を判断する。華麗なる、策士!この技を磨くことが、今世の目指すポイントMCに至る道のりです。


「ハイクラスで保護された豊かさ」を持つみなみさんのタマシイは「日常生活や日々の暮らしを、一歩さがった視点で見つめることで得られる深い洞察や感動」を求めています。


そのために向ける目(芽)の方向性、今世学ぶべきテーマが太陽の表すキーワードです。

 

(※)9ハウスがインターセプトでした。

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で、ようやっと太陽のリーディングに入る・・・かと思いきや、冥王星アスペクトも面白かったのでそれを先に読みました。

ツアーガイドさんイチオシのオプショナルツアー(アスペクト)です。

 

ブログなので各項目の説明は省いてざっくりどんなものがあったかというと・・・

太陽とのアスペクト以外は、アスペクトの強さ的に「オプション」程度ではあれど、物語を面白くするためには結構ダイジな要素なんじゃないかな、という内容でした。

 

太陽もまたイレギュラー(読み手にとって)

はいさい、太陽出ました。これまた「自分を輝かせるアピールポイント!!キラキラ!!」といった太陽のイメージとちょっと違ってて。

 

もっと穏やかそうかな。穏やか、じゃなくて穏やか「そう」。

 

太陽は山羊座でシンボルは「船員の手から餌をもらうアホウドリ」。どうも、したたかなんです。(笑)12ハウスに隠れてますからね、ギリギリ隠れてます。んで、おいしいところはちゃんともらっていく。このスキル(生き方)を磨くのが、誰が何と言おうと、みなみさんが一番美しく人生を切り開く方向性です。


もし、頼ったりもらったり依存したり、がお嫌いなら、もったいない。8ハウスに月と土星があるので、もしかしたら甘えベタかな?もらい運は充分にあるので、その時に「弱みを握られる」と思わずに主導権を握ったまま自分の欲しいものを手に入れられるようになりましょう。


アホウドリは日本語だとこんな名前ですが、優雅なる海原の王者Albatross(アルバトロス)す。

みなみさんは、船乗りのペットには、決してならない。絶対に。それなのにゆったりとおおらかで(世界最大級の鳥ですから!)とっても平和的(その穏やかな性質ゆえに絶滅危惧種になったわけですが・・・)。

 


私、albatross大好きなんですよ。絵にもよく描いてた。

 

優雅なる、空と海の王者。

 


Owl City- Hello Seattle.

この歌にも出てくるよ。

 

強調されているポイントを読む

で、今回は細々とした各天体の項目を読むのではなく、強調されているポイントから芋づるリレーのように順繰りリーディングしていきました。

 

するとあら不思議、共通するキーワード、物語が立ち上がってくる。

12ハウスはカスプのキーワード、そして6ハウスとの繋がりが出てました。

 

あと、キロン。 ちょうど気になっていた天体。

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キロンは「傷・癒し」というキーワードを持つ惑星。

 

タマシイレベルでの傷、トラウマと読んだり、ヒーラー(癒し手)の能力を発揮できる分野として読んだりするらしい。

 

ここから私の自説なんだけども。

キロンは「魂の傷」というより、「魂の裂け目」なんじゃないかと。肉体とか物理的なもんじゃないよってことであえて魂とつけてるけど。

 

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地下の根本、ICの真上にキロンがコンジャンクション(合)。地下にぽつねんと残っているだけでも目立つのに、もうココヤデ!!!と言わんばかりの位置取り。

 

甘えよ、さらば与えられん。

 

なににウルッときたかって、他の天体たちとの結びつきが優しいのよ。きっと、癒し癒される人なんだわ、みなみさんは。(私も癒された)

 

たより上手に、甘え上手に、それでも自分の主導権は自分から手放さない。海と空の王者、アルバトロス。

 

こんな感じで、ホロスコープに描きこまれた宇宙からのギフト、読んでます☆

 

 人生って、なんてユカイでウツクシイ物語なんだ!!

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さて、今からうっかり食い逃げしてしまったお店に代金を返しに行ってきます。(店長さんに連絡済み)

 

ほんま、せっかちな月ふたご座!!

だれでも触れられる見えない世界との「接点」

無自覚で、見えない領域に存在する「無意識」の心。その影響力の大きさについてひとつ前の記事に書いた。

お前の95%はスポンジボブでできている - STAR SHIP☆星読み航海図

心は遺伝子まで変えちゃうよ、ってとこまでだったかな?

 

結局のところ「…ようわからんけど。」に尽きる

「見えない世界」というと心霊的ななにやらオカルト臭がするかもしれないけど、私達の中身は95%見えない世界(無意識)由来のものなんだからね。

 

ひとりひとりの内面的なハナシだけじゃなく、人間全体、宇宙規模で見た場合も同じく…

 

この宇宙を構成する物質の、90%以上は「存在しているのはわかっているけど観測できない」モノで満たされてる。

 

暗黒物質(ダークマター)と呼ばれる、謎の物質。

ほとんどが、わかっちゃいないこと。

「科学」というと確かな真実についての知識を増やしていくこと(積み木のように)…だと思われがちだけど、

科学的な姿勢ってのは分からないことが波紋上に拡がっていくことにイメージが近い。

sonogono.jugem.jp

 

sonogono.jugem.jp

 

見えない世界と見えてる世界の接点

もしかしたら、そういう世界を直に(視覚や聴覚や五感を通して)わかるんですって人もいるかもしれんけど。

そうでないフツーーーの現代人(と、フツー以下の感覚センしかない私)でも見つけられた「接点」について。

 

結構あちこちにある(かもしれない)ってこと。

 

で、この接点を通してナニかに「気付いた」り、影響力を実感したり、逆に向こう側に影響力を持てること。

つまりその接点は窓口(玄関口?)であって、一方通行ではない。

 

ひとつは、身体。

それから、夢(眠って見るやつ)。

 

身体という接点

外の世界(環境)と中の世界(細胞)の境界線、って構造は、そのまま見えない世界(無意識)と見えてる世界(自意識)の間にある膜って構造とリンクする。

 

直感、インスピレーション、啓示的なコトバなんてのは、脳という器官(膜)を通して向こう側と繋がったってことだし。

コトバがなくても皮膚感覚でナニかを感じたなら鳥肌が立つ。あの謎に始まり謎に収まる蕁麻疹の類もそうか??

 

姿勢、態度、身体の動きだってそう。

伝染する心と身体 by そらふねPodcast☆彡 • A podcast on Anchor

 

身体のセンサーは鍛えておくに限る。

 

中国の哲学者、孔子の説く『六芸』は身体のセンサーを鍛える指南書なのかもしれない。

 

変調「日本の古典」講義  身体で読む伝統・教養・知性

変調「日本の古典」講義  身体で読む伝統・教養・知性

 

 

儀礼(祭事)、音楽、弓矢という道具を扱う技、馬に乗り動物と一体化する技、文字(コトバ)を扱う技、数の力を学ぶこと。

 

音楽。。。歌う、踊る、音を鳴らすという行為の力は、トランス状態になる感覚わかる人多いんじゃないかな?

「無意識」の深い部分に働きかけると、「個」を超えて集団で溶け合うみたいな感覚。

 

私は「書」のトランス状態って感覚、ウンウンそうかもって思う。

 

無意識の深い部分について

音楽の例で「集団と溶け合う感覚」と書いたけど、心理学やらなんやらで言う「集合意識」ってやつかな。

 

個人が地上にある各駅舎だとして、広大な地下街が無意識部分。地下2階まで行くと、他の駅の地下街と繋がってる。

もっと降りると○○エリアとかそういう特定のグループ共通のひとつのホールになってたり。

降りていけば降りていくほど、繋がる範囲は拡がって、地球のマントルへ。

 

無意識の力が強いのは、個人の心の9割を締めているからってだけじゃない。個を超えた力にまで繋がってるから。

 

夢という接点

ネイティブアメリカンには「夢」を入り口にしてそういう見えない世界に働きかける儀式があった。

 

これまた、「接点」のセンサーを高めるトレーニングが、ある。

 

夢についてはブログに時々書いてるけど、結構オモシロイ情報をGETしたり、ナニかに気づいたりってことがある。

 

寝てる間に夢を見る、ということが「うわ!!すごーい!夢、見るんですかぁ?」とチヤホヤされたり「え…なにそれオカルト?」と白い目で見られてしまう超能力でないように、誰にでも気付ける「接点」なんじゃないかと。

 

 

 

あ、まだ長くなるな。ひとまずここまでで細切れリリース!

お前の95%はスポンジボブでできている

「意識」と「無意識」の関係は、氷山に例えられることが多い。

 

Iceberg in Newfoundland Canada

氷山の一角、水面上に現れているのはほんの一部で、8割以上は水中にあって見えていないから。

 

生物学者のリプトン博士のはなしを聞いて「これ月やん。めっちゃ月と太陽のハナシやん」って思ったので、シェア。

 


Dr. Bruce Lipton Explains How to Reprogram Your Mind

 

人生の95%は7才までに「設計」される

今目の前に起こっていること、現状、生活は、ほぼほぼ、人生スタートしてから7年間でプログラミング完了!されてるんだわ。

※幼少期の環境に「不満」や「傷」を感じる人、絶望しないで最後まで読んでね。

 

7才までのヒトの脳波は、催眠・瞑想状態に出るθ(シータ)波が優位なんだって。

 

 

 シュタイナー教育創始者、思想家(哲学者)のルドルフ・シュタイナーはここに注目して幼児教育の在り方を説いたんだな。

 

子どもって、なんでも吸収しちゃうスポンジだよね。

Spongebob

脳内スポンジボブ。なんでも受け入れる、分かる/分からないを「分けない」まま丸呑みして写し出しちゃうことができる。コトバを覚えるプロセスもそうだし(これは別館ブログの守備範囲)、国旗やら車種やらやたら暗記する能力もそうだし、大人の口ぶりや態度を映す鏡になってるなんてことも、θ波優位の脳波の得意分野なのさ。

 

生きるためには、生き延びるためには、生まれ落ちた環境に適応しないといけないから。どんなふうに環境(人、物)に接していけば良いのか、どんなふうに振舞えばどんなフィードバックが得られるのか。それをものすごい激しさでガガガガガ、ターーン!!!とプログラミングしてる。

 

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特に、「自分は何者か」という考え方。自己価値。「子は親の鏡」という詩は有名かもしれない。

 

けなされて育つと、子どもは、人をけなすようになる

とげとげした家庭で育つと、子どもは、乱暴になる

不安な気持ちで育てると、子どもも不安になる

「かわいそうな子だ」と言って育てると、子どもは、みじめな気持ちになる

子どもを馬鹿にすると、引っ込みじあんな子になる

親が他人を羨(うらや)んでばかりいると、子どもも人を羨むようになる

叱りつけてばかりいると、子どもは「自分は悪い子なんだ」と思ってしまう

励ましてあげれば、子どもは、自信を持つようになる

広い心で接すれば、キレる子にはならない

誉(ほ)めてあげれば、子どもは、明るい子に育つ

愛してあげれば、子どもは、人を愛することを学ぶ

認めてあげれば、子どもは、自分が好きになる

見つめてあげれば、子どもは、頑張り屋になる

分かち合うことを教えれば、子どもは、思いやりを学ぶ

親が正直であれば、子どもは、正直であることの大切さを知る

子どもに公平であれば、子どもは、正義感のある子に育つ

やさしく、思いやりを持って育てれば、子どもは、やさしい子に育つ

守ってあげれば、子どもは、強い子に育つ

和気あいあいとした家庭で育てば、

子どもは、この世はいいところだと思えるようになる

PHP文庫「子どもが育つ魔法の言葉」より
ドロシー・ロー・ノルト/レイチャル・ハリス/石井千春 訳

 

 私はこの詩を、昔父から聞いた。ちょっと文章は違うけど。「冷やかされて育った子は、はにかみやになる」だったかな。

父は、子どもの頃とっても恥ずかしがり屋で自分の気持ちを全然言えなかったんだって。年の離れた兄弟が多くて、よくからかわれてたんだとか。

今はすごくひょうきんで、朗らかで、いつも笑いの渦を巻き起こすじぃじ。昔はからかわれていたのかもしれないけど、それを自分の持ち味「ボケ」として活かすことで、誰からも愛されるニンゲンになったんだろうな。

卑屈になったり、ガマンしたり、取り繕ったりせずに。

 

で、その7歳までに周囲とのやり取りを通してダウンロードした自己価値が、習慣となって、結果(現実)になってるって仕組み。深くインプットされてるそのプログラムは、無意識の習慣

 

そしてその無意識が私たちの人生に占める割合が95%。ほぼほぼじゃん、ってハナシ。

 

 

starship.hateblo.jp

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プラシーボとノーシーボ(思い込みのチカラ)

ここからが本題よ。

7歳までにダウンロードした「自分に対する考え方」は、他人のものなんですよ。それは周囲の人、環境から、取り急ぎコピーさせてもらった「生き方」をなぞっているだけであって、あなたの人生じゃあ、ない

 

「無意識」の影響力は、強い。プラシーボ効果って聞いたことがあると思うけど、病気を治したり、身体の状態を大きく変えてしまうくらいに強い。(なんてったって95%の影響力)

それは「意志の力」とはちょっと違う。

 

その影響力を、ちょっと具体的な変化の例で見てみる。専用の科学機器じゃないと「発見」されないような(実際に長らく発見されてこなかった)小さな小さな変化。DNA(遺伝子)

 

DNA

 

肉眼で見えない小さな小さな小さすぎる遺伝子の変化が、いかに大きなものであるかはイメージできると思う。

ニンゲンとチンパンジーの遺伝子は99%がおんなじだってんだから。

 

「遺伝子が身体や行動、性質を決める」ってイメージ、あると思う。運動神経だとか、頭の良さだとか、そういうハナシで出てくるよね。

 

しかーし!!

遺伝子は設計図にすぎないから生命をコントロール(制御・支配)することはない。生命が遺伝子の活動を左右するのだ。

 

遺伝子は変化するんだよ(←めちゃくちゃ雑に言うと)ってのを「エピジェネティクス」って言うんだけど、これがナカナカ面白い。

 小説っぽく読めるこの本、おすすめ!!(文才!!!)

 

人間の身体は50兆個の細胞の集まりね。その細胞は遺伝子で役割分担がされているんだけど、遺伝子は「血」つまり体液の環境で変化するんですってよ。

 

※体液はですな!!『アナ雪2』の「水は記憶を持っている」、それから『海獣の子供』海(羊水と同じ成分)と月、うわーまだまだ繋がってきた

 

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で、その遺伝子を左右する血中成分の変化を起こすのが、光や音やにおいなんかの知覚。わ~、環境ダイジなんだな~って思うでしょ?

 

ところがどっこい、その環境をどう捉えるか(どう認識するか)でまたまた違うんですよ。なんて主観的な世界。客観性を求める「科学」にはふさわしくないですな。物理学もどんどん主観的な世界を無視できなくなってるし。

 

つまり、

世界の捉え方がそのまま、世界の証明(あなた自身の肉体)になる。

 

我思う、ゆえに我あり

 

 で、どうするの!!ってとこまで書きたかったけど、長いよね。つづきはまた次回!

 

 

そういえば、高校時代に「スポンジボブにめっちゃ似てる」って言われて、アニメ見たとき衝撃受けた。え、似てるのコレ・・・・!!!???って。

 

カンケーないけど、似顔絵のつもりで遊んでみたコレ↓

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鬼滅の刃メーカーってのでつくったの。満月の日でこの背景。「だいぶ似てる(笑)」って好評だったから、プロフィールアイコンに使えるんじゃねーかとふと思った。もっとアホっぽさを出したかったけど。

今夜は満月オムレツ

オンラインで星のハナシしよっか!と声かけて頂いて、ちまちまとアイディア練ってる今日この頃。プランAとプランBが出来たぞ。

 

【ワークショップ内容案内(イメージ)】

月見

西洋占星術は、月や太陽をはじめとする、地球から見た星々の配置図をもとに、世の中や人の心の動向を捉えようとする占術です。なかでも「月」は、その満ち欠けのリズムが暦に用いられ、生活のリズムとも深く関わってきていました。2020年10月は中秋の名月があり、満月が2度起こるちょっとめずらしいタイミング。占星術から見た月のリズム、新月や満月にはどんな意味があるのか?生活のリズムとして活かせることは?そんなちょっと不思議?でワクワクするハナシをみなさんと共有できたらな、と思います☆

 

【テーマ案A:社会全体の気運を知る宇宙天気予報
☆西洋占星術/ホロスコープから見た「月」の意味
新月と満月の影響力
☆月のリズムを活かす方法
・願掛けや目標設定
・ラッキー(&要注意)アクション

 

新月、満月について自分なりに納得いく「源流」について考えてたら、「新月は願い事をするタイミング」じゃ・・・ないのかも?!!という気がしてきた。どうしよう。

※単語帳の如く、「〇〇座=♡♡な性質、だから♡♡なお願いを」というのは、かなり乱暴な解釈なのかもしれない。

 

 

【テーマ案B:個人の中に眠る月を知る性格編】
☆西洋占星術/ホロスコープから見た「月」の意味
☆意識vs無意識について
☆自分の持つ月エネルギーの活かし方

⇒簡単なワークショップだと、サラッと表面的な月サインのキーワードを伝えるくらいしかできないのが難点。鑑定じゃないもんなぁ。ホロスコープは点と点を結んだ全体像から浮かび上がってくるメッセージありきだから、パーツを読んで手渡すことへの抵抗はある。

 

わかりやすさと、伝わりにくさの、ジレンマ。

 

 

 

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気まぐれにモニター募集するかも、な公式LINE(笑)感想とかメッセージ、すっごい~~~嬉しいです!書きなぐりブログなのに、読んでくれてる方がいることにオドロキ&感謝!

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さて今夜は中秋の名月!!満月オムレツ作って、屋上でお月見しようかな(*^▽^*)

進化(ひとつにまとまる)vs分化(様々にひろがる)

ドラゴンヘッド/テイルやドラコニックチャート(龍頭/尾図)についてかなり研究されている占星術師、あすかさん。

 

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 生命の「進化」ネタを書いた翌日なもんで、こういうシンクロ続きの時は「ハイここ!テストに出ます!」と先生が黒板チョンチョンしてるようなとき。

 

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「問い」の答えは常に用意されているんだぜ、ってめちゃくちゃ訴えられてる。

意識的に答えを求めている「問い」だけじゃなく、無意識に心の中に持っている「問い」も含む。むしろ無意識の問いかけが95%を占めるもんだから、それが問いの答えなんだって自覚せずに人生過ごしちゃうよね。

 

無意識の問いについては、もっとオモシロく掘り下げれるテーマだから別記事にとっておくとして・・・

 

進化!

 

 

種の進化(♪サル、ゴリラ、イッパンジーン!)じゃなく、個の進化のほうね。魂の成長とか、アセンション(次元上昇)とか、そういう類の。

 

あすかさんはブログの中で、上(進化した先)は根源に向かう方向で、下は細やかに広がる方向、として

大衆向けに言うのではなく
マニアックな感じでいうのなら

上に向かうことも
下に向かうことも
よいのだ。

 と書いている。私も、こういう視点で占星術を眺めてる派。

 

 

生まれる前は「無」だったワタシも、なにかの拍子(!)にひとつぶの卵としてスタートして、1から2に、2から4に・・・延々と細胞分裂を繰り返して分化した先が、今。

 

cell division sequence

 

この、まっさらな状態から無数に広がる分化の方向性が、上から下という流れの中で起こる「創造」ワレワレは創造力に満ちた流れの中に生きている。

 

 

「次元」というコトバが流行りだして、

次元が高い=高等、高貴、先に進む人々

次元が低い=低等、低俗、置いていかれる人々

という感覚で扱われていることに、私は「うえぇぇ」と思うのです。自分は高くて相手は低い、みたいな見方で優越感に浸るか自分を慰める(正当化)する手段になっているのが、残念すぎる。

 

 

あすかさんは、

時流的に「上に行こう」が広くオススメになるのは致し方ない。
でも、別に上に行くだけじゃない。

物質界におもしろいものを生み出そうとして わざわざおりてきている人もいるのだから
進化の話だけオススメしていては違う。

 という葛藤を素直に言語化できていて、そこに「スゲェー!」と感動した。私は、こんな性格なもんで、ただ単に流行りものに反発しているだけなのかもしれないけど(笑)

 

 

あ!今ピンときた。

分化(分かれて増えて広がる方向性)って多様性diversityじゃん。分化するから、進化する(次元が上がる)のか!!!

 

逆方向のベクトルだけど、同時に引っ張るから次の段階に行くのかも。オポジションのパワーで。

 

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今、「個」が認められて「多様性」の重要性がひろがってきたでしょ。自然界の多様性、性(ジェンダーに、個性)の多様性、働き方や価値観。

みんなちがって、みんな支え合えば、もっとイイ。これは「分化」に向かう大きな衝動じゃない?

 

バラバラにひろがって、ひとつひとつの「目」に囚われるんじゃなくて、全体の「目」も同時に持つ。これ、めっちゃ水瓶座

 

水瓶座魚座のひとつ前のサイン。魚座は完全なる溶け込み、ワンネス。ワンネスに向かう(=進化、統合する)前の最後のお楽しみ

 

 

ワンネスは完全な安定。平穏で、フラット。

進化(統合)の目指す先、根源はそういう世界なんだけど、それは「死」の世界。何も動かない状態、って、死んでるってことでしょ。

 

生きてる間は何かしら動いてるんだよ。というか、動いているから生きている。

 

 

「風」は、動きがないと存在しない。

空気の流れそのものが、風の存在だから。

 

 

さて、ぼちぼち「風の時代」到来です。

 

まるでユカイな『借り物競争』


命はすべてを知っている「命に尋ねてみる」

マドモアゼル愛先生は、占星術界の大御所。「月」の解釈に新しい視点を提案して、星読み界隈を激震させたおもしろいオジサン。(失礼!!)

 

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長年携わっていてスキルもプライドも並外れたプロフェッショナルレベルのベテラン勢は、どんな分野でも、「固定的」になるでしょ。どんどん、自分の意見を「肯定」するデータを集めて、自分を肯定するファンを周りに引き寄せて、そこで終わる(その後ひたすら膨張するとしても、私的にはオワリ)。

んだけど、マドモアゼル愛先生はベテラン勢から「はぁ??!」って言われる説を展開。おもしろいオジサンだ。

 

命に問う(生命は全てを知っている)

 

今後10年以内に今あるほとんどの仕事がなくなるそうです。本当かどうかはわかりませんが、そうなっても確かに不思議とは言えません。

今の仕事が無くなった分、新しい仕事が増えればいいのですが、そうなるとも限りません。今の仕事がなくなり、新しい仕事もない世界を、私たちはどうやって生きていけばよいのでしょうか。

こうしたことは、ほとんどの人が今、もしくは今後直面する問題であるかもしれません。仕事の他にも、ウイルスや環境問題など生存にかかわる様々な危険や問題が出てくることもあり得るでしょう。

こうした基本的で大きな問題は、過去の事象に照らし合わせて判断できる面もあるかと思いますが、過去が教えることだけでは対処し得ない部分も大きいと思います。

そんな時、私たちが持っている最強の宝物があります。私たち人類は数百万年生き永らえてきています。さらに生物の歴史で言えば、その数十倍にわたる長きを生き永らえています。

氷河期も熱帯の時も大陸が没しても隆起しても、生命は生き延びてきました。最後の最後は、そして最初の最初は、いつだって、命に尋ねて私たちは生き延びてきているのです。

それこそが本当の宝であり、本物の智慧でしょう。すべての可能性は命以外にはないということでもあります。

危機に直面した時、わからなくなった時、不安な時、行きどまった時、仕事を失った時、病気の時ですら、命は私たちと共にあります。

命を失った時にはすでに悩みもありませんので、心配不要。生きている間は、命に尋ねれば、そこには何億年を生き延びてきた智慧の宝庫があるので、必ず最高の答えが得られるはずです

これが本当の道理ではないかと思います。しかし私たちは困った時、不安な時、人に聞くのです、お金に聞くのです、本やテレビに聞くのです、、、確かに一般常識や専門知識が必要な場合は多いです。しかしそれは通常に困った時であって、本物の命の危機の際に、テレビに聞けば死んでしまうに決まっています。

命こそが宝であることを誰ひとり否定はしないと思われるのに、本当に困った時に、命に尋ねることはしません。

生命数億年の歴史と智慧の宝庫である命、、、それが誰の心や体の中に、すべての人に存在しています。この奇跡を、今、改めて捉える時期が訪れているように思えるのです。

 上のビデオの概要欄より。

 

 

生命は生き延びてきた。

「個体発生は系統発生を繰り返す」と言う生物学者がいる。

胎児は羊水の海の中で、微生物から魚のような姿に変わり、トカゲみたいな姿からだんだん哺乳類の、ニンゲンの姿に「進化のストーリー」をなぞるように育まれていく

 

Starchild (Genesis) mural

 

38億年の生命の歴史が、ひとつの生命(個)の中にある。

微生物よりももっと遡って、地球の海の底のバクテリアまで潜ってみる。そこは太陽の光が届かない深海。地球のイボから吹き出した「熱」が、化学反応を起こして「原初の生命」を創り出した。

生命は地球(星)から生まれた?(もしかしたら他の星かもしれないけど)

 

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精神性(スピリチュアリティ)も大切。今までちょっとネグレクトされていた分、強調されないといけない時代なのはわかる。でも「生命」の鎖(生命の叡智)は、ココ、私の(あなたの)身体の中にある。血の中に、細胞のひとつひとつの中に。

 

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「生命」は私の所有物?

ちょうど今、私がえっちらおっちら読んでいる経済に関する本も「生命」と「人間」の関係性を取り戻す社会というテーマ。 

生命(いのち)の「社会的経済」 幸福に向かう共生の道のり
 

 ※これは・・・経済学とか哲学好きな人向けのちょっとオカタイ本。私には前提となる知識が足りなさ過ぎてムズカシイ。正直「マルクス」トカ「プロレタリア」とか意味が、わからない(笑)でも、意味わからないなりにけっこーオモシロイ。

 

昨日の夜読んでいた章で、ネイティブアメリカンの「所有」の価値観について書かれていた。彼らの「所有」の概念は、今の私たちが常識として抱いている(西洋的な)「所有」の概念とかなり違う。

 

大地が人間の物になったことなど、かつて一度もない

われわれのすべてが、この大地の一部なのだ

 

ココペリの旅

ココペリの旅

  • 作者:山下マヌー
  • 発売日: 2009/02/18
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

ナバホへの旅 たましいの風景

ナバホへの旅 たましいの風景

  • 作者:河合 隼雄
  • 発売日: 2005/07/15
  • メディア: 文庫
 

 

 開拓民たちは、「所有」のイメージがまるきり違う先住民の彼らをどう評価し、どう接したのかは・・・歴史の通り。未開で野蛮な、教養のない連中。(悪者はドッチ、みたいなハナシじゃなくって、視点の違い)

 

植物と叡智の守り人

植物と叡智の守り人

 

彼らの世界に対する態度、自然に対する敬意の表し方は、今こそ学ぶべきことが多い。唐突に占星術をぶちこむと、所有や豊かさの価値観を表す牡牛座に、改革・ぶち壊しの天王星がいる今の時代だからこそ。

 

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いつか返す借り物であり、唯一無二の贈り物(GIFT)

自分自身が、自然(宇宙、星々)からの贈り物である、という考え方が好き。人生が、目の前の(時にムカつく)誰かが、出来事が、愛おしくなるよねー。

 

だから私のホロスコープ読みも『宇宙からのギフトを読み解くプロジェクト』。

 

starship.hateblo.jp

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何か(大切なもの)を受け取るということは、「借り」をつくるということ。8ハウス、継承と契約、深い結びつき。

ちょっとうまい言い方がまだ思いつかないんだけど、生命をもらい受けた時点で、私には「借り」があるってこと。両親に。祖先に。自然に、地球に。宇宙に。世界に。

 

「借り」は返さないといけないのだよ。完全な返済は単純に考えると「死」なんだけども、単純な「オワリ」の死じゃないのだよ。何事もなさずに帰してしまうと、単なる返品だ。

 

何かしらお礼をする。生命を大きな視点で見た世界には時間は存在しないから、生命(のパワー)を注ぎ込んだお礼も時間を超えるはず。

 

Pay it forward

恩返しは、恩送り

 

 

HN9ワークの効果を、じわじわと感じる。。。(笑)

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久しぶりにプチ占星術ワークショップ(なんとオンライン!)のお誘いをいただいた!「新月」をテーマにしようと思っていろいろまとめてたら、ちょっとオモシロイ仮説が色々出てきたから、ブログでも記事にしてみようかなっと思う!!!

 

 

☆「満月」で明らか(結果)になるアレ(ソレは本当に歓迎すべきものなのか???)

☆風の時代って、「個人」レベルで捉えるとこういうことじゃないの?(ちょっと盛り上がり方がズレてるんじゃないか)⇒木星土星は権力構造の変化&冥王星×山羊座は(オーソリティ:権威)の解体

☆権威の解体ということは、スピリチュアル好きによくある、「あの傾向」も破壊される

☆牡牛座×天王星をもうちょっと注目してもいいのかも

 

こんなの、興味ある人いねーだろ、とか考えるのやめたらちょっと書きやすくなった。役に立つか経たないか、有益な情報かどうか、は双子座の月が6ハウスにある「不安」と「幻」ってな(笑)

 

☆月から太陽への切り替えに劇的に効く「事実」の捉え方

そうそうそう、これだ。これも書かねば。

 

あぁ・・・書ききるかなぁ。

 

 

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パンスペルミア

ちきゅーの生命が、宇宙から飛んできた「種」から生まれたって説。ぱんすぺるみあ説

 

隕石精子、地球の海を子宮になぞらえたイメージは『海獣の子供』でも描かれていたよ。

 

海獣の子供 全5巻完結セット (IKKI COMIX)

海獣の子供 全5巻完結セット (IKKI COMIX)

 

 世界各地の創世神話、伝承、言い伝えや伝説も織り込まれていて、単なるファンタジー(夢物語)とは思えない、無言の説得力。

 

 

 これも、宇宙人。

 

 

今日は改めて映画ライラの冒険『黄金の羅針盤』をNETFLIXで見て、おどろいた!

 

ライラの冒険 黄金の羅針盤 (字幕版)

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  • 発売日: 2013/11/26
  • メディア: Prime Video
 

 

オーソリティ(権威)」という「神」&その配下の支配者層。もうほんの少し自由になるために、賢く強くなろうと望む人々が、その構造を揺るがす。

 

今の社会にリンクしすぎてて恐怖。

映画版は第一部だけで打ち切り・・・。ファンタジーでありながら、現実にリンクしているわけですよ。

 

 映画もきれいで面白いけど、原作は読むべし。あ、アレ(映像)が表現しようとしているのはそういうことだったのね!!!となるから。

 

三部作の第二部、「神」という名の支配に打ち勝つとっておきの武器がストーリーの中心になる。

 

「剣」は、シンボルでいうところの「言葉」。 タロットのソード占星術エレメント。

 

 

「風の時代が来る」なんて言われてるでしょ。神秘の短剣を、各々が握ることができるか、ってことですよ奥さん。※これは別記事で思ってることを書いておきたい。そのうち。

 

 

 第二部は天使も出てきたよ。(一部にも出てたのかな??覚えてない)

個人的には、キリスト教に親近感を感じるタイプではなく、メルヘ~ンな天使像、スピリチュアルな天使像はあまり好きではないのですが、このシリーズに出てくる天使はすごく納得のいく存在でした。

 

「高次元」って、そういうことだよ。って納得のいく存在。

アレは人間では把握しきれない、知性と感情の巨大な「構造物」。こっちの価値観とは全く別の視点で動く存在。

 

 

天使と言えば、人間の味方になった天使たちは「堕天使」として描かれてたんだけど、オリジナル版(つまり宗教公認の教義的な)もそうなのかな?学が無いから、知らないけど。

 

ノア 約束の舟 (字幕版)

ノア 約束の舟 (字幕版)

  • 発売日: 2014/09/10
  • メディア: Prime Video
 

この映画で出てくる見にくいゴーレム(岩の怪人)は、堕天使(地球におりてきた天使)だったよ。Watcher(見守るもの、守り人)という呼び名も、オリジナルがそうなのかな?

 

 

Watcherといえば『海獣の子供』作者の別の作品、『SARU』に出てくる「見えない世界の領域(力、叡智)とコンタクトをとれる人や一族」もWatcherだった。

 

SARU 上 (IKKI COMIX)

SARU 上 (IKKI COMIX)

 

 この作者さんの漫画、すさまじい知識がつめこまれてる。(ムズカシイ専門用語が多いってわけじゃ、全然ない)

民俗学が好きな人は、タマシイが震えるとおもう・・・・!!!!SARUはキリスト教をベースにキャラクターが出てくるから、詳しい人はもっともっと楽しめそう。(私みたいな門外漢でもすっげーーーーーおもしろい)

 

 

 

見えない世界の領域、というと陰陽マークのように半々の裏表のイメージがあるでしょ。あったとしても。ほとんどの人が、ファンタジーだとかインチキだとか科学を知らない無知な民間信仰として気にも留めていないかもしれないけど・・・

 

 

ワレワレの生きている宇宙の85%以上は、なにかわからないけど目には見えない物質で占められてるんだよ。物理学者が「暗黒物質ダークマター」と呼ぶそれは、あることが分かってるのにナニモノなのかわかっちゃいない。未知の存在。

 

ほとんどが、わかっちゃいないことで出来ている。

海獣の子供』で登場人物が語るセリフにも、出てくる。

 

 

ライラの冒険シリーズ『黄金の羅針盤』のコンパス、真理計が「真実を教えてくれる」しくみは、意識があるかのように振舞う素粒子(ダスト)=ダークマターがカギを握っている。

 

コンパスが図で質問の答えを指し示すしくみは、易経(つまりタロットとか卜占系の占い)のしくみと同じようなもので。そういう、宇宙の85%を占める「人智を超えた領域」にアクセスするツールだってこと。

 

 

歴史に登場する実在する哲学者、孔子の説く「六芸」は、人知を超えた領域にアクセスする(そしてすごいチカラをこっち側に引っ張り出す)スキルを言っているんじゃないかってハナシが、すごく好き。

変調「日本の古典」講義  身体で読む伝統・教養・知性

変調「日本の古典」講義  身体で読む伝統・教養・知性

 

 

先人たちは、あっち側の「もの」のもつ不思議なチカラ、そして見えないしコントロールできない世界に敬意を払っていた。これは間違いない。

 

starship.hateblo.jp

 

六芸(礼、楽、射、御、書、数)の楽は音楽

音、そして唄。

 

『SARU』も音楽(唄)の「見えない領域に働くチカラ」が出てくるよ。

 

海獣の子供』はクジラのソング(唄)が出てくる。

 

音は、振動(波動)。身体にダイレクトに伝えるメッセージでもある。(そういうことをPODCASTでも喋った)

 

anchor.fm

 

孔子は「芸をあそぶ」と言った。遊ぶってのは、「神聖な儀礼」を意味するらしい。

遊びってのは、もともとあっち側とこっち側の世界を繋ぐ本能的なニンゲンの欲求なのかもしれない。

 

遊びは英語でPlay、Playには「演じる」って意味がある。シャーマンが「もの」を自分におろす(憑依させる)行為が、演じるということ。

 

日本語の「あそび」は、ゆるみとか、余白とか、そういう意味もある。日本人は、こっち側の世界とあっち側の世界が、ゆる~く、淡く繋がっていることを体感として知っていた。

 

 こっち側!あっち側!と境界線がバキッと分かれていないのだ。ぼんやり、もんやりした、不気味で不思議な中間地点が存在している。それが、「あそび」の空間。

 

そうそう、この日本語から読み解く日本人感覚について、「死」の概念の違いも面白かった。

 

「死」の日本語の動詞形はしぬじゃなくて、「萎ぬ(いぬ)」。「いぬ」は、来るの反対。かえってゆく、って意味なんだそうな。

「死」は名詞。今ちょっと調べたら出てきたんだけど、「し」は古い日本語では「風」「息」という意味らしい!!衝撃。

これはまた別のネタになりそうだから保留。

 

我が家のシャーマン、4歳の息子は「しむ」と言う。すご!!!文法のデータベースがつくられていく過程が興味深い。(これ、言語学好きは興奮する例だと思う)

 

 

かえってゆく、という死のイメージといえば

kotokotoba.hateblo.jp

 

海獣の子供』は海をあっち側(あの世、死者の世界)、陸をこっち側(この世、生者の世界)としたうえで、海から見るとそれが反転するってことを見事に描いていた!!

 

海(羊水)に漂っていた胎児はあの世で生きていて、産道を通って陸の世界に出てきて生まれると同時に、海の世界から切り離されて、死ぬ。

 

海は、心理学でも無意識の世界のシンボル。タロットの図でも使われるし、占星術でも水エレメントは「心」。

 

海から陸に上がる生命の進化は、それまで海にいた生命たちにとって「死後の世界」に向かうこと。地から風の時代へ、と騒がれる今、これって水から地に上陸した流れと同じくらい大きな変化なんじゃないかなってふと思ったわけ。

 

 この「風」論はまた別記事で。んもう!!いつもひとつの記事が長くなりすぎ!ちょっと占星術に絡めて、アウトプットしておきないネタがある。

 

 

とりあえず、ここまで!!