どこまでも旅ができる本たち

わわわ・・・プレゼント、届きましたよ!!!!

Beneath the Moon: Fairy Tales, Myths, and Divine Stories from Around the World

Beneath the Moon: Fairy Tales, Myths, and Divine Stories from Around the World

  • 作者:Yoshitani, Yoshi
  • 発売日: 2020/09/01
  • メディア: ハードカバー
 

ハードカバーのフルカラー・・・なんて、なんて、なんて贅沢なアートワーク・・・

 

世界中のおとぎばなし、神話そして神聖な物語がんぎゅぎゅーーっと詰まった一冊です。デザインにくぎ付け。表紙に選ばれたのは日本人ならピンとくる、「月」にまつわる不思議なおとぎばなし(日本最古の物語)。

 

 知っている物語も、知らないものも、名前だけ聞いたことあるなってハナシも、いろんな生き物や神様、登場人物の名前・・・時間も空間も次元も超えて、どこまでも「旅」が楽しめる本だぁぁ!!!

 

f:id:kotokotoba:20201216211003p:plain

 

作者は日本とアメリカ両方のルーツを持つアーティストさん。アジアな香りもアフリカの彩もヨーロッパの繊細さも全部全部表現できちゃってる美しさ。なんと、これタロットのデザインになってるんです。カードデッキは別売りだけど、私この本があればもう満足。大満足。

 

物語のエッセンスとかキーワードがうまいことタロットの1枚1枚にあてがわれてて・・・本にはタロットについては触れてないんだけど、「これカップの3かな」とか「あ、きっとこれHigh Priestessだわ!」とか推測しながら読むのもイトオカシ。

 

 

本と言えば最近読んだ、稲垣先生の本たち。

敗者の生命史38億年

敗者の生命史38億年

  • 作者:稲垣 栄洋
  • 発売日: 2019/03/07
  • メディア: 単行本
 

 三十八億年に及ぶとされる悠久の生命の歴史の中では、最終的に生き残ったのは常に敗者のほうであった。そして、その敗者たちによって、生命の歴史が作られてきたのである。じつに不思議なことに滅び去っていったのは強者である勝者たちだったのだ。
私たちは、その進化の先にある末裔である。言わば敗者の中の敗者なのである。

 

生命の基本構造といえばDNAなんだけど、これ、タンパク質で稼働するらしい。でも、タンパク質をつくるレシピはDNAの中にあるんだって。DNAはタンパク質がないと働けない。タンパク質はDNAがないと作れない。卵が先か、ニワトリが先か・・・?

 

そんな不思議なDNA、38億年途切れることなく今この瞬間に至る。今この文章を読んでいるあなたがいるってことが、38億年分の祖先の存在の証拠なのだ。

 

あとおもしろかったこと。

酸素って、今の生物圏的にはなくてはならないもんだけど、猛毒も猛毒。鉄は錆びるし、細胞は酸化して老いていく。この酸素が急激に増えた(もともと古代の地球は酸素濃度が低かった)背景が、ちょっと未来の地球と相似していそうでブルッとくる。

 

人間の環境破壊は古代の地球環境に戻ろうとしている、という見方が皮肉で・・・火の鳥の未来編、ナウシカ腐海を思い出したよ。

 

  • 永遠に生き延びるために、生命は「死」を発明した

限りある命を作り出すことで、永遠に命をつなぐことができるようになった。どういうこと??って思ったならぜひ本書を手に取って!!!

 

 

さて生命の進化を「子ども⇒大人(成長)」という観点で話してくれるのがコッチの本。だからね、子どもに関わる人にはぜひ読んでほしいのだよ。お父さん、お母さん、流行に左右される育児書より38億年の生命力から学んでみようよって言いたい。

 

生き物が大人になるまで~「成長」をめぐる生物学

生き物が大人になるまで~「成長」をめぐる生物学

  • 作者:稲垣 栄洋
  • 発売日: 2020/07/22
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

「子ども」が「小さい大人」じゃなくて「子ども」という段階を生命のステップのなかにわざわざ準備していることに、意味がないわけないだろう。 

 

カブトムシが最初からカブトムシの姿じゃないのも、カエルがオタマジャクシなのも、その期間にやるべき大切なことがあるから。幼虫の食害を避けるために「早く大人に成長させる成分」を分泌する植物のハナシがおもしろかったなぁ。

 

毒で幼虫に直接ダメージを与えるよりも、圧倒的にヤツらを駆逐できる術が、それなのだ。ワレワレ人間は、子どもを早く大人にしようとしていないか・・・??

 

Learned from Life History 38億年の生命史に学ぶ生存戦略

Learned from Life History 38億年の生命史に学ぶ生存戦略

  • 作者:稲垣 栄洋
  • 発売日: 2020/08/29
  • メディア: 単行本
 

 こっちは視点をかえてビジネスってテーマでまとめている本。扱ってる事柄は一緒だよ。同じものからでも、子育てに、ビジネスに、哲学に、なんの「学び」にだってできる。それって、とっても「禅」だな~~って思う。

 

 

あのね、おとぎばなしとか神話とか物語のすごいところはね、そういうところだと思ってる。

kotokotoba.hateblo.jp

 

世界に出会うチカラ、というか。物語は、次元を自在に行き来するチカラをつけてくれる山越え谷超え海の向こうの国を超えて、太古の昔にも未来にも時間を超えて、次元すら超える方法を、リアルな身体(体験)で学べる実はスゴイ方法なんじゃないか。って、割と本気で考えてる。

 

 

 それでこういうことができたらオモシロソウだな、って。

starship.hateblo.jp

 

あれからなにか思いついたかって、なんにもだけど。

 

 

公式LINE 

友だち追加

 

【2021★年間リーディング】魔法の森の冒険になぞらえて【手帳にメモしよ!】

 このカードで!年間リーディングしまっせー!

starship.hateblo.jp

 

1年という時の流れを『魔法の森』の冒険になぞらえて・・・どんな展開があるだろうか?!と遊び心たっぷりに楽しんでくれる方に向けて。

 

 

【宇宙からのギフトを読み解くプロジェクト】と一緒に申し込んでいただければ、ホロスコープ的な視点も併せて「時期的なこと」という項目でお送りできます(^_-)-☆

starship.hateblo.jp

 

ホロスコープのリーディングには

☆生年月日

☆分単位での出生時刻

☆出生都市

が必要になります。

 

年間リーディングのほうは、特に情報いらんです!でも「2021年にかける思い」とか「気になるテーマ」みたいなのんがあったら、それにこたえる形でカードひけるのでぜひお伝えください(*'▽')

 

リーディング料金について

プレゼント交換制度です( *´艸`)

こちらのAmazonのほしいものリスト】から商品を選んで購入していただくと、私の元に配送されます。私からホロスコープの物語読み聞かせプレゼント、あなたからもプレゼント、で、わくわくプレゼント交換!

 

(1)プレゼントしたい商品を選びショッピングカートにいれる

(2)レジに進む

(3)お届け先住所の選択⇒STAR SHIP宛の住所が表示されますので、「この住所を使う」で選択してください。

(4)ギフト設定画面⇒ギフト設定は不要です!

(5)注文内容を確認の上、注文を確定

Amazonギフト券の場合は好きな金額を設定できます。 

  

 募集人数について

カードをひける時間帯にちょっと制限があるので、数人でいったん〆て・・・無事にお送り出来たら追加で募集ってかたちにしようかなと思います。

 

プロジェクトのほうは意外にさくさくリーディングできたけど、カードは初提供だから、どのくらいのペースで受付できるのか未知数・・・!

 

「魔法の森に行ってみたいぜ♡♡」って勇者はぜひ(笑)公式LINEからお問い合わせください~

友だち追加

 

 

あのね、今日車で信号待ちしてるときに、目の前の信号の上に飛んできたカラスがね・・・白い羽だったんだ!!!全身じゃないんだけど、翼を広げた時に中がきれいな白だった。羽を閉じたら翼の先に白いラインが見えてて不思議だったんだけど、突然変異かな??

ググってみたら、白変種というまれに見られる個体のようだ。

 

www.daily-tohoku.news

www.asahi.com

 

「おいおいまじかよ」って思ったのは、コレを思い出したから。

f:id:kotokotoba:20201210170449j:plain

インタビュースプレッドで出てきた導きのWhite Raven・・・昨日の今日でさ・・・結構主張強いカードなのか???やる気満々なのか?

 

ってわけで、やります。

 やりたいなー。でも時間あるかなー。できるかなー。やめとこうかなー。なんつって迷ってたけど。やります。

 

公式LINE 

友だち追加

 

降りおろせ!神の拳を!!!【トールハンマー】

プロジェクトの回を重ねるほどに、ますます占星術っぽい読み方をしなくなってきている私のリーディング(笑)太陽やら月やらサインとかそういうのすっとばして、依頼者ミカさんのレポートはトランジットにまつわるヤンキー系学園ドラマで始まりました。(笑)

 

ずっと書きたい書きたいと思っていながら(ネタにさせてくださいと許可をいただいてしばらく経ってしまった・・・!)下書きのままだった複合アスペクトの考察記事、今日こそはリリースしたい・・・!

 

ヤンキー系学園ドラマの脚本の盛り上がりポイントは、Tスクエアの欠けた1点に重い天体がトランジットでフィットしちゃったこと。グランドクロスができちゃうタイミングってやつです。

 

Tスクエア・グランドクロスが登場する過去のリーディング例

扱いづらいギフト?『Tスクエア』を才能に!【公開リーディング☆彡】 - STAR SHIP☆星読み航海図

いでよ!グランドクロス!!己の中に必殺技を磨け【公開リーディング☆彡】 - STAR SHIP☆星読み航海図

 

ちょうどグランドクロスが形成されるのが「気になっていること」として相談いただいた内容と一致する時期だったもんで、やっぱり大きなインパクトがあるタイミングになるようです。

 

 

 

依頼者ミカさんのホロスコープを読んでいて興味深かったのは、トランジットの影響もそうだけど、それ以上に木星の存在感!!!

 

f:id:kotokotoba:20201211214048p:plain

 

ちょっと見てくださいよ、奥さん。上半分に集中する天体からバフッと抜けた木星。ミカさんの木星チャートルーラーだってんだから、これは重要な目立ちポイント。キロンが寄り添ってるのも気になるし、それ以上にこの複合アスペクトへの出演っぷり。ごついのだけピックアップしても3つ。どんだけ~

 

 

今回はその「ごつい」複合アスペクト、135度(セスキコードレイト)の2等辺三角形・・・人呼んで神の拳「トールハンマーについて思いついたままに書いてみたい。

 

アスペクトは「単語」じゃなくて「物語」

二等辺三角形といえばYOD「神の指」!

神の指にペチッと【公開リーディング☆彡】太陽編 - STAR SHIP☆星読み航海図

 

こんときもそうでしたが、私は「教科書通りのキーワードをはめこんでいく」とどーしても解釈がうまくいかない気がして。こういうのは、「平均思考」と同じようにみんなの共通項として「キーワード」があるだけで、ダイジなのはそのキーワードが導き出された根幹部分だと思うのです。

 

神の拳トールハンマーにあてがわれているキーワードは「強烈な批判」「容赦ない指摘」だそうです。その批判精神が向くのは他者であり、自分でもある。

 

トールってのは雷神THORアベンジャーズでおなじみのマイティ・ソー!!

Thor

彼の持つ神器、雷槌こそがトールハンマー!モデルは北欧神話ミョルニル

 

名称は古ノルド語で「粉砕するもの」を意味し[1]、思う存分に打ちつけても壊れることなく、投げても的を外さず再び手に戻る、自在に大きさを変え携行できるといった性質を持つが、柄がかなり短いという欠点もあった[2]。

wikipedia「ミョルニル」のページより

 

そういえばトール神ってローマ神話ユピテルじゃないの。ユピテル・・・Jupiter・・・どんだけ木星ごり押しなの、ミカさん(笑)

 

しかもミカさんはハンマーふたつ。どっちも木星がらみで、片方は三角形の頂点に木星。両手に持ってるからね。インパクトすさまじいよね。

 

f:id:kotokotoba:20201211212310p:plain

アセンダント合の海王星を頂点にした木星土星のハンマーと・・・

 

f:id:kotokotoba:20201211212150p:plain

木星を頂点に、またまたあの海王星と金星でもうひとつのハンマー。

メンツのクセが強いッ(笑)

 

 

 

135度ってどういうブレンドなんだろう?

セスキコードレートっちゅうマイナーアスペクトプレッシャーの45度、かーらーの、不意にドスンと衝突のスクエア、さらに進んで(+45度でもうひと加えのプレッシャーの)135度。

 

角度だけ見ればなんとなく、心地いい感じはしなさそうな組み合わせ。私は「苦々しい忌避感」ってイメージが思い浮かんだよ。

複合アスペクトの3つのアスペクトの組み合わせでいえば、90度でバチコンとぶつかるふたつの天体からの影響が、135度先にある頂点に「苦々しい忌避感」の矛先として向かうって感じなんだろうか。避けようとするっていうか、逆に怖くて目を離せない感じ。

 

 

f:id:kotokotoba:20201211212150p:plain

ミカさんのハンマーの2つの135度ブレンドを見せてもらうと、

牡羊座木星@4ハウス

×射手座の海王星@12ハウス・・・(1)

×乙女座の金星@9ハウス・・・(2)

 

海王星と金星の組み合わせで断層のズレが起こって、4ハウスに地震発生。震源となるプレートは12ハウス(把握できない領域)と9ハウス(自分からずっと遠い世界)。

 

 震源地は自分ごととしては把握しづらいハウスの組み合わせ。その分、ピンときにくいアスペクトなんじゃないかな。ハウスもわかりにくければ、天体もつかみどころのない海王星。もひとつ金星はどうだと問われれば、なんとこっちはインターセプト木星はキロンも絡んでいるから、触れたくない(傷が疼く)ポイントである可能性もある。

 

アスペクトにせよなんにせよ、ホロスコープの表すのはその人の持つ「磁場」に過ぎないから、「イコール性格」だったり「イコール現実(直面する問題)」ではないと思うんだ。

 

 

この天体の組み合わせ、アスペクト、つまりエネルギーのブレンドが、ホロスコープ全体の「物語」に理想的に働きかける「ふるまい」はどういったものが導き出せるのか?そういう視点で読みたいな、ってのが私のリーディングの軸。

 

 ホロスコープは決まった性格、未来を教えてくれる占いじゃない。自分の持ってる回路の可能性を示してくれる、ハンダ板みたいなもの。

 

イライラ・もやもやを無理なく楽しく解消する方法を、ホロスコープを使ってアレンジする - STAR SHIP☆星読み航海図

 

と、いうわけでミカさんのホロスコープ全体の物語から私は「演者」という視点に注目したわけ。詳細は省くけど、サビアンやらなんやらやっぱり何度も何度も繰り返し出てくる強調されているイメージがあって。

 

「演者」のひとつのキャラクターとして木星がプッシュされているな、ってのが私の印象。このごついアスペクトたちは、木星のキャラクター設定を補足しているのかな?

 

「演じる」というと、「自分をごまかす」というイメージがあるかもしれません。でも、ここで私が言う「演じる」というのは、言いたいことを我慢して相手に合わせることでは決してありません。自分以外の何者かになろうと取り繕うことでもありません。

 

 ミカさんは太陽が獅子座。獅子座は遊ぶ、演じる、魅せるサイン。

「演じる」ということばは、英語でPlayと言います。Playって「遊ぶ」ことですよね。演じるってのは、想像(創造)的な遊びです。本気の、真剣な、遊び。「好き」に熱中する本気の遊びってことで、恋愛や趣味というキーワードが連なってくるんですね。
そしてその姿が、結果的に「自分らしさ」になる。自分だけが発揮できる輝きになる。

 

太陽は8ハウス。ミカさんが太陽の光で照らすのは、誰も光を当てようとしなかった分野。深い深いところに沈んでいる何かだったり、物事の本質に迫るものだったり。あ、他者からもたらされたもの(物的、精神的、肉体的いろいろありますが)もそうです。

 

この12ハウス海王星、9ハウス(インターセプト)金星、木星の組み合わせもそうですが、ひじょーにあいまい!

木星のキャラ設定にしても、クリアにこれ!っと示してくれていない。8ハウスの性質も土星の絡みも含めてみると、自分が何をどう演じるか、というテーマは「時間をかけて追及する、深める」こともまたタマシイの目的に含まれていそうなんです。

 

あ、で、このトールハンマー

「結局”木星”に戻ってくるよ」ってことが言いたいんでないかな。自分は何者かって部分はハッキリしないもんです。アセンダント海王星が重なっているから。強い刺激を受けている90度先の金星は「分からないものの正体をつきとめたい」っていう期待。

 

※9ハウスはワカラナイこと、乙女座は把握分析サイン、90度はドキッとする組み合わせ。

 

あ、もしかしてミカさんのトールハンマー金星は他者を通して発揮するのかな?海王星も他者視点についてほのめかしてるし、ああそうか、この三角形の底辺は観客のことだ!

 

 書きながら思いつくこと追記していくから、まとまりがなくてゴメンなさいねm(__)m そうだよ、観客だよー。木星の演者パワーが発揮されるのは、そこありきだ!トールハンマーは「批判」「指摘」そして私的解釈だと135度は「忌避感」・・・どれも注目を向ける対象になっているってこと!!!

 

この底辺をネガティブなものとして受け止めている限り、木星(演者)に向くのは批判やアンチ的なリアクション。でも大丈夫、このトールハンマーを自分の手で握れば、それはぶん投げれば必ずヒットする神器ミョルニル!!誰にどう見られようと、それが肩透かしであっても的外れであっても、ぜーんぶ自分を輝かせるオーディエンスにすぎないのです。

 

 

もう一本のトールハンマー

ここでもう一本、反対の手に握るミョルニルを見てみましょーう。こんどは頂点は海王星、オーディエンスに向ける顔についてのメッセージだな。

 

f:id:kotokotoba:20201211212310p:plain


今度は底辺が4ハウス木星と8ハウス土星。4ハウスと8ハウスで社会天体二つ・・・これは自分自身のハナシというよりは自分を取り巻く状況について言ってるのかな。特に自分が属する「場」や「価値観」からの影響

 

この中では土星が唯一水エレメントでちょっと強めのインパクトがある。蟹座という縛り、例えば家族、会社、なんらかのコミュニティからの「ビターな視線」ってのが考えられるかな。

 

8ハウスの太陽はね、全員にまんべんなく照らす太陽じゃないのよね。演じるにしても、ちょっとマニアックなドラマが最高に輝くんじゃないかな。万人受けはしないけど、超コアなファンに熱烈な支持を受ける、みたいな。

だから「ワレワレの共同体の常識」をダイジにする土星的な視点はね、苦々しいの。だから木星には90度でNOを突き付けてるし、金星に対しても45度で意地悪な目線向けてるでしょ。

 

 

この2本のトールハンマーは、まさに舞台の小道具だな。映画で活躍するマイティ・ソーにハンマーが欠かせないように。ミカティはちょっと小うるさい連中ですら自分の魅力を最大限発揮するオーディエンスにできちゃうすごい磁力を持ってるんです

 

表現力、演技力は時間をかけて、じっくり熟成させるんだよ。

すぐに「何者かになろうと」しなくてもいい。あいまいでいい。

これはホロスコープに書いてあったアドバイス

 

 

お送りしたレポートの追記のようになりましたが、木星パワーがむんむん高まっている今だから、やっと言語化することができたのかなぁとも思います。ミカティ、レポートでもブログでもいじりまくってごめんなさい。書きながらめちゃんこ楽しかったです(笑)

 

はぁ。1年で一番好きな季節だわ。

 

 

★募集再開!宇宙からのギフトを読み解くプロジェクト

starship.hateblo.jp

 

公式LINEからお問い合わせください☆彡

友だち追加

 

2021年の手帳にメモできる、年間リーディング!募集しよっかなって思ってる!LINEからお知らせするかもだから、友達追加して待ってて~♪♪

今日も○○○を飛ばします

小学校の国語の教科書で、公園の生き物たちの目線で書かれた「詩」が何篇か載ってたのを今も覚えている。そのうちいくつかは暗唱できるくらい、記憶に鮮明で。

 

特に好きだったのは、カマキリとたんぽぽ。

 

カマキリ次郎という名前で書かれた詩は

「おう、暑いぜ。オレは元気だぜ。夏だぜ。」

みたいな、めっちゃ短くてストレートな詩だった。

 

たんぽぽ花子は、確かこう。

 

あいたくて

あいたくて

あいたくて

今日も

綿毛を飛ばします

 

遠くにいる誰かを思う健気な乙女心……

だと思うんだけどね、うちのオトンが「解せぬ」顔をして腕を組んで聞くのさ。小学校の国語の宿題は、ほら、親の「朗読聞きましたサイン」が必要だったからね。

 

で、「うん…もう一回読んでみて」って何度か繰り返し読んで聞かせてあげたわけ。素直な私は。

 

しばらく考え込んでオトンは私にこう言った。

 

 

なんで…

 

会いたくて…

 

マタ毛を飛ばすんやろうな…

 

 

 

……  Σ(゚Д゚)

マタ毛って。飛ばすって。どんな世界観やオトン。

 

 

 

それが衝撃で今も思い出せる、セピア色の思い出。

 

 

 

全然カンケーないんだけどね、【宇宙からのギフトを読み解くプロジェクト】余力あるので募集OPENします!!(この流れで告知どーなのって思う?思う?思うよね)

 

starship.hateblo.jp

 

公式LINE

 

友だち追加

 

ブナと菩提樹に登って、星の歌に耳を澄ますよ!

f:id:kotokotoba:20201210201219p:plain

 

このデッキでホロスコープスプレッドしたらおもしろそうだな・・・【2021年の1年のテーマ&月ごとのテーマ】みたいな感じで!

 

【Forest of Enchantment】魔法の森でインタビュー!!

 お花畑を超えて、ようやく『森』に踏み込みます。(前の記事の続き)

starship.hateblo.jp

 

ブックレットのタイトルが箱と違う!Your Path Through the Enchanted Forest(魔法の森を抜ける道)ですって。すてきすぎる。普通に読書を楽しめる。

 

最近ゴガク的なリーディング素材も求めてたから、最高。

「読む」に集中できる(そしてリスニングもできちゃう)スンゴイ機能 - ことばのおもしろさ研究所

どんな便利機能よりも、高性能なゴガクツールよりも、「好き!!!」「おもしろーい!!!!」が最強のゴガク・メソッド。

 

『魔法の森』を覗き見る

一発目に、インタビュー!!ブックレットはあとでじっくり味わおう。シャッフルしながらも、もうウットリ。心奪われてしまった。。

 

f:id:kotokotoba:20201210141620j:plain

インタビューにも、とってもハッキリと答えてくれましたー

 

(1)このデッキの特徴、個性【Weaver of Visions】

人物像を表すコートカード、weaverは「編む人、織る人」だけどウェイト版でいうQueenのようだ。織り人?表現がもう乙だね。

 

f:id:kotokotoba:20201210142047j:plain

Visionは水(カップ)のスート。本能的で感性のまま、心のままに姿形を変える湖の精霊的な存在かな。わかる、わかる。この存在感!つかみどころがないんだけどなんだかすごくみずみずしくて、ドリーミング!

 

(2)このデッキの得意なこと、強味【Seaker of Visions】

f:id:kotokotoba:20201210142703j:plain

「夢中にさせちゃうぞ☆」

同じVisionスートの、Seaker(探求者)。ナイトにあたるコート(人物)カード。このカードの物語が、なんと湖の精霊にぞっこんほれ込んでハープを奏でる恋に恋するロマンチックマン(笑)そうきたか、ってね。。。魔法にかけられちゃう。うん、もうかけられちゃったよ私は!!!

 

(3)このデッキの制限、苦手なこと【The Faery Wind】

f:id:kotokotoba:20201210165944j:plain

妖精の風、って聞くとファンシーでカワイイやわらかい風を想像しちゃうかもしれないけど、これはチャリオット(戦車)に相当するカード。勢いでごり押し、スピード感のあるズバズバリーディングは好きじゃない模様。なんてったってドリーミー。

 

(4)私に教えてくれること、どんなふうにガイドしてくれるのか【Ace of Challenges】

f:id:kotokotoba:20201210170449j:plain

導きのwhite raven!(日本神話でいうならヤタガラス!)Challengesは風のスート。思考、言語、コミュニケーションを表すソードね。ドリーミーなデッキだけど、伝えるべきことはロジカルに簡潔に洗練された表現で、教えてくれるそうだ。言うべきことは言う、無駄なことは言わない。私の参謀、間諜(スパイ)、カウンセラーとして、そして鬨の声として。

 "Think and stay alive." 頭を使って生きぬけ、だって。

白ガラスのくわえているのは、狙った獲物は絶対に逃がさない魔法の銀の矢。その問いが「真」の問いであるなら、確実に、間違えることなく答えを射抜いてくれる。(カッコウィーーー!!)

 

(5)読み手(私)に求める姿勢、向き合い方【4 of Challenges】

ドリーミ~なデッキなんですが、私に向かうカードはどれもChallengeスート(笑)意外にクールというか、さばさばしてるというか。(そんなところがまた好きっになっちゃうっ!!!笑)

 

f:id:kotokotoba:20201210171559j:plain

冬の森に生えるナナカマドの樹。安全な聖域、休息。ゴタゴタしている状況だとか、精神的にきっつい時でも、「まず落ち着け」と。リーディングするときは、周囲のガチャガチャを片付けて、頭の中もいったんリセットして、ほんでもってカードに向き合おう。

 

(6)私と協同で生み出せる可能性【Seeker of Challenges】

f:id:kotokotoba:20201210172326j:plain

えっと・・・盾に描かれてるのは白ガラス(4番目の質問のアレ)でスね。

カードからのガイドに従い、羽飾りのアーマーを着込んで、めっちゃ戦闘態勢。(笑)Challengeスートは風(ソード)なので、言語コミュニケーション、思考。Seeker(探求者)だから、ま、そのまんま私の向かう方向なんじゃないかね。協同っていうか私たち、合体しちゃうのね。。。(笑)

 

「頭を使え」「武器(言語)を使え」ってのが強く感じるお返事でした。

 

ちなみにナナカマドの樹とこの挑戦の騎士だけは逆位置で出てたから、ここはまだまだこれから深めていくポイントのようだ。

 

 

私ってどんな人?【Starlight】

これもインタビュースプレッドと一緒に聞く最初の質問!このデッキの世界観でいうなら、私ってどんなヤツ

 

ウェイト版のThe Star、こちらのデッキだとStarlight(星明かり)☆彡このオールカラーの贅沢なブックレット、描いてある物語も読むだけで楽しめる。

 

空気の澄んだ月明かりのない夜の森を静かに歩いてみれば、はるか上のほうから、木々の梢がひらけて広大な夜空が望むところから、歌声が聞こえてくるだろう。

森のエルフたちにとても愛されているブナと菩提樹の木立は、彼らにelerrina”星の冠をいだくもの”と呼ばれている。目を閉じて、星々の透明な歌声に耳を澄ませてみよう。彼らは過去の時代を、没落の嘆きと輝かしい栄光の喜びについて歌う。永遠の命のまなざしで受け止める、運命のパターンについて歌う。星は自分たちの歌も歌う。星の光は、彼らが滅び消え去ったずっと後になってやっと私たちに届くというのに。

エルフたちは希望の歌を歌う。困難と暴君は訪れては過ぎゆく。ただ星たちは、いつまでも輝く。

 

星明かりはあなたに、全ての物事は起こるべくして起こっているんだよとあなたに呼びかけています。例え今、それがどういう理由なのか分からないとしても、時と距離が全様を明らかにするでしょう。今はこの美しい瞬間を胸いっぱいに吸い、暮れゆく空気にあなたの歌を注ぎこむのです。

 

私って、樹に登って星を見上げて歌う森の小人(エルフ)みたいなヤツだってよ。私にとって星読みは「歌」だもんなぁ。

 

starship.hateblo.jp

 

朽ちることなき希望。不死。宇宙との結びつき。運命。永遠の謎。

Starlightカードの持つキーワード。

 

ブナと菩提樹は穏やかで、安らいでいて、そして強い。ブナは木々の女王。

なぜか樹についても書いてある。

 

ブックレット見てたら、冒頭のコンセプトとか導入ストーリーがめちゃんこおもしろかったから、別記事でシェアしたいなぁ。うっとり。

あ、インタビュースプレッドには出てこなかった他の2つのエレメント、ワンド(火)はSpell(呪文)ペンタクル(地)はBoon(賜り物)でした!私がタロットひくといつもワンド祭りなんだけど(ワッショイ!!)、今回は風オシでしたな。風の時代カモーン。

『魔法の森』を抜ける旅(まずはお花畑を)

 鼻血出そう・・・嬉しくて。

Forest of Enchantment Tarot

Forest of Enchantment Tarot

 

『魔法の森』 <Forest of Enchantment Tarot>が届きましたーーーーー!!!!

 

ふふふ、波平ヘッドのYさんより(しつこくいじる・笑)プレゼント、感謝です!!

starship.hateblo.jp

 

カードの世界観、絵の空気感、ブックレット(オールカラー!!!!)の解説一つ一つが、美しすぎです。Tooびゅーちふるでわんだふる。久々のタロット、たまらーん!

 

秘密の本棚がぎゅうぎゅうになってきた

コレクション増えていくな・・・デッキに個性があっておもしろいのよ。同じウェイト版タロットをベースにしたデッキでも、<Animal Totem Tarot>とはまったく雰囲気が違う。

 

Animal Totem Tarot

初めてのデッキ、アニマルさん。最初は手厳しいリーディングが多かったんだけど、徐々に手になじんできて雰囲気が変わってきた。厳しいんだけど、圧倒的な信頼感が持てる相談相手。見透かされてる感がめちゃめちゃ強いから、テキトーなこと聞けない。

 

The Wisdom of Trees Oracle: Oracle Cards for Wisdom and Guidance

<The Wisdom of Trees Oracleは、やさしい。アドバイスやメッセージっていうより、こんなふうに応援してるからね(誰が?ワカランけど)、って見守りオーラを感じるカード。

 

Mystical Shaman Oracle Cards

<Mystical Shaman Oracleは、なんだろうな・・・これもすごいドンピシャ系なんだけど(全部そうか)、ただただ、ありのままを見せてくれてる、それだけ、って感じ。それだけ、ってのは受け取る側からしたら「ハッッッッ!!!!!」となる内容なんだけど、向こう側はほんと「それだけ」って感じで。取り扱う内容(語彙)はかなり神秘系ワードが多いんだけど、フワフワしてない。淡々としている超巨大な存在感というか。

 

Everyday Tarot Mini Tarot Deck (RP Minis)

<Everyday Tarot>はブックレットがすごい。いちばんウェイト版(よく知られているメジャーなデザイン)に忠実なんだけど、いちばんメッセージに個性がある。素直にブックレットの内容を翻訳すれば、ストレートなメッセージとして答えてくれる。コンパクトで外出をお供してくれそうなカジュアルなお付き合いができるの希少な(他のデッキには拒否られた)デッキ!

 

Flower Petal Inspiration Cards: Bloomoing guidance from the garden

可愛さはダントツ、最近やってきた<Flower Petals>デッキ。めちゃんこKAWAII。癒される。さくっとひけるから、もっともっと出番が欲しい。1枚引きするから、LINEにメッセージちょうだい!!!!(笑)

 

友だち追加

 

かわいいんだって。花びらのおみくじ・・・って感じ。ふんわり花びら。ほんまそんな感じ。メッセージもほんと一言だけ、なんだけど、メッセージからなんかイイにおいがしそうだもん。

 

花びらにインタビュー

f:id:kotokotoba:20201210133553j:plain

 

 お待ちかね、インタビュースプレッド☆

starship.hateblo.jp

「辛い時にそばにいて肩をさすってくれる親友」ポジションをイメージさせるカードの展開でした。間違いなく、癒し担当。

 

(1)このデッキのいちばん強調したい特徴【Sweet Pea(スイートピー)】

Sweet pea

スイートピーって・・・スイートなピー(豆)だったのか・・・今気付いた。The comfort of good company heals old hurts、共に過ごす時間の心地よさが、古傷を癒す。まさに親友ポジション。

 

(2)強み、得意なこと【Cornflower(ヤグルマギク)】

Cornflower

友情からもたらされる「学び」!この友情ってのは、人間関係に関するお悩みに寄り添うのが得意だって言ってるのか、読み手とカードとの関係を友情として表してるのか?どっちかな。

 

(3)制限、苦手なこと【Aster(シオン)

aster

過去を乗り越える、シオン。「先に進め、終わったことは気にするな!!」みたいなことはあんまり言わないタイプ。

 

(4)私に教えてくれること、どんなふうにガイドしてくれるか【Forget-Me-Not(忘れな草)】

Forgetmenot

本当に大切なことを思い出せるように、忘れないように。

 

(5)私に求める姿勢、向き合い方【Buttercup】

Buttercup

Be ready, the best is on its way. 準備しておいてね、これからが”最高”なんだから。ウェイ!

 

(6)私とコラボして生み出せる可能性【Hydrangeaアジサイ)】

Focus on wholeness, above and below. あ、これ昨日の次元のハナシかな。上からも下からも、全体を見つめるチカラ。

 

starship.hateblo.jp

 

『魔法の森』インタビューも続けて書くとあまりにも長いか!!!(笑)分割して続きの記事に書きまっす。

 

「次元」に物申す

物語はSF小説として楽しめるし、数学オタクはその裏側をつぶさに解説されている項目にうっとり満足するんであろう、この本。

 

フラットランド

フラットランド

 

私は数学解説ページほとんど飛ばして読んだけどね!!!

 

二次元世界〈フラットランド〉の主人公スクエア氏が、自分の経験談を読者に語りかけるストーリー。2次元の世界っていうと、平面の(フラットな)世界。xとy、縦軸と横軸しかない、図形の世界。

 

スクエア氏はその名の通り、正方形の殿方。

 

平面に住んでいる住人は、自分たちの図形を上から眺めることはできないわけで、彼らの視点は1次元(直線)に限定される。

f:id:kotokotoba:20201209084256p:plain

 

私たち3次元の世界は<スペースランド>と呼ばれていて、スペースランドの住人であるワレワレは一目でフラットランドの住人の全貌(どんな形で、どんな位置関係か)が見える。

 

3次元の視点なら2次元はオミトオシ。

 

スクエア氏は、<ラインランド>という直線(1次元)の世界を発見する。

 

f:id:kotokotoba:20201209085446p:plain

同じように2次元のスクエア氏から見れば、ラインランドの住人が見えない1次元の全貌が見える。でも、王様にいくら説明しようとしても、把握できる世界以上の次元のことなんて、まるでわかっちゃくれない。

 

じゃあ私があなたの世界に降りてみましょう!と1次元の世界に触れたとしても・・・王様から見えるのは触れている間の「点」だけ。接している間は「見えるぞ!」で、視界(直線次元上)から離れたら「消えたぞ!」になるだけ。

 

 

スクエア氏もまた、3次元の<スペースランド>から来たスフィア氏(球体)に出会う。そして疑問に思う。4次元は?5次元は?とな。

 

全てを見通せる目を持つ<スペースランド(三次元世界)>のスフィア氏の存在は、<フラットランド(二次元世界)>でいう神様とか天使様高次元の存在。スフィア氏は「スペースランドにいる悪漢、犯罪者も、天使ということになるな・・・」と言う。

 

そうそう、それそれ。私が「次元が高い」の使われ方にむちゃくちゃ違和感を感じるのは、次元が高い=美しい=清らか=カシコイ=エラい=すごいみたいな方程式に「なんでやねん!!!」ってなるから。

 

ただ、世界の認識範囲が違うだけ。

確かにあがれば「分かること」は増えるけど・・・優れているかどうかってのはなんか違う。違うだけ、わかるだけ、それだけ。

 

 

次元を上げて見える世界が広がる例は、昨日の迷路の例えが我ながらイイ線いってるんじゃないかと、この本を読んでムフフとなった!

starship.hateblo.jp

 

上がったり下がったり視点を意識して切り替えられるのが理想的。上昇するだけじゃなくってね。

 

sonogono.jugem.jp

2012年に似たようなことを書いてたのを発見。

 

めちゃくちゃだけど、そのまま引用。

私たちは3次元の生き物で、1次元と2次元を外から眺めることができる。
ぽちょん、とインクのしみがあって(1次元)、
インクのしみがついてる紙(2次元)を見る。
それを持ってる私(3次元)がいる。
私が見ることができるのは、インクのしみと紙、まで。
あ、でも鏡を見れば私自身も見れるか。

4次元はさらに上の次元。みんな大好きドラえもんのぽっけ
3次元の私たちには 掴めない 世界。

私たちが理解できるのは、外から眺めることができる1次元と2次元まで。
理解できるってのは、その背景が何か、ってのも掴むことができるってことだと考えてみる。

と、なると・・・
1次元(インクのしみ)の背景に2次元(紙)があって、
2次元(紙)の背景に3次元(私)がいる。
3次元(私)の背景には4次元(+時間)がある。

背景である4次元は掴めない世界、だから私たちは3次元も
まるまる理解できてるわけじゃないってことになる。

4次元から見た3次元は、どんな世界なんだろう。

私たちは時間のスガタカタチを掴めてないわけだから、
「時間とは何か」っちゅう時間の概念をまるまる理解することができない。

過去から未来への数直線、ってのは3次元の私たちがただ感じているだけか、
都合いいように当てはめてるだけで、本当は
未来→現在→過去 って流れてるのかもしれない。
泡みたいにポコポコ生まれては消えてるだけかもしれない。

そう考えてみた。のね。
凝りもせずにね!!!やんなっちゃうね!さみしくなっちゃうね、また!!


自分のポコポコ生まれる考えを言葉にするのは勇気がいるね。
このブログはそのために、頭の中の膿を搾り出すためにもあるってのに
全然慣れません。やっぱり、こわい。

ある種のトラウマ。理解されないって、つらいね。
身近な人に耳を傾けてもらえないのは、本当にこたえる。
(世の中のお父さん、お母さん、子供の話に耳を傾けてますか?)


さーて、あえて続けます。

3次元の私たちは、4次元があることがわかっていても
(4次元あるという可能性があるとわかっていても)
どんな世界なのかを肌で感じることはできない。

でも・・・想像することができる。むつかしいけど。この上なくむつかしい。

わからないことを「わかるはずがない!」と放り出すのと
わからないことをわかった上で、その得体の知れない世界を
一生懸命想像して自分なりの考えを持つことは
まったく違う、と思う。

そうやって意識して触れる世界は、全く違った景色になると思う。


私たちは身近な人の頭ん中ですらまるまるわかりっこない。
わかったつもりになることはあっても、それはありえない。

地球の裏側の国で大切にされている宗教なんてわかりっこない。
本で読んだ知識はあっても、自分の頭の中で作ったイメージから抜け出せない。

男の人は出産の大変さをわからない。(私もまだ体験したことが無い)
いくら口で説明されても、体験できるのは本人だけ。

 

わかりっこない世界との付き合い方のヒントが、
ここにあるんじゃないか、と思った今日このごろ。

 

宇宙論の仕組みに「おええーー」ってなったのもあの頃。

粒子を構成している、つまり世界を構成する最小の要素は弦のようなもの。
振動するひものように見えることから、ひも理論という名前が付いた。
振動の違いが、それぞれ別の粒子に対応していて、宇宙を形作っている。

ひもが奏でる色々な音(波動)で宇宙が構成されているなら、
なんとも壮大な交響楽の中で生きてるんだな~と感慨深い気持ちになる。


昔読んだ膜宇宙論についての話の中で、(どこだったか思い出せない…)
「11次元の宇宙は私達の世界の1兆分の1ミリ隣にある」という一文があった。
それが本当に衝撃的で、ずっと頭の隅っこに残っている。

手を振れば何次元もの宇宙を行きかってることになるはずなのに
感じ取れるのはこの世界だけ。不思議だ。

sonogono.jugem.jp

 

次元の例えでお気に入りなのは「丸い金魚鉢」のハナシ。

 

ある国には、「丸い金魚鉢で金魚を飼ってはいけない」という法律があるらしい。
丸い金魚鉢だと世界が歪んで見えるから、可哀そうなんだとか。
「丸い金魚鉢の中にいる金魚が見る世界が真実ではない」と言えるのは、
私達が金魚鉢の外の世界から金魚鉢を見ることが出来るから。
もし私が金魚なら、今見えている世界が嘘だといわれても、それが私にとって
全てであるわけだから、それは真実でしかないだろう。

仮に突然変な生き物があなたの目の前に現れて
「可哀そうに、あなたが見ている世界は歪んでいる。
今見ているパソコンの画面は四角じゃなくて本当は丸いんだ」
なんて言われても、あなたが金魚鉢の中にいる限り
「ああ確かに私は可哀そうだ」なんて思わないんじゃないかな。

sonogono.jugem.jp

 

 

 

そういえば、大人も深読みするとめちゃくちゃ楽しめる児童文学『ライラの冒険』に出てくる「天使」も、そういう意味での「高次元の存在」として描かれていた。

 

 

巨大な構造物のような存在」だったかな。うーん、なかなか核心を突いた表現なんじゃないだろうか。3次元の私たちを丸ごと見れる存在。

<フラットランド>の言葉を借りるなら、<ソート(思索)ランド>の住人。私たち<スペースランド>の住人からは、推し量ることはできても見て取ることはできない「思い・想い」も手に取るように把握できちゃう次元。

 

よし!今日はここまで!