2022年4月17日(個人的な)♈満月トキ読み@シンガポール

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満月は【♈見る自分 VS ♎見ている対象】について語る。

オモテ(太陽)は3ハウス、ウラ(月)は9ハウス。

 

3×9は知性(学び)のライン。3ハウスがより強調されているから、未知の世界を探求するような深い学びよりも、等身大のインプット×アウトプット(身近な情報のやり取り)に注目だ。

 

縁の磁場の流れを示すノード軸も、9ハウスのテイルから3ハウスのヘッドへと向かう。こっちは蠍座から牡牛座。抽象的な本質を捉えるよりも、身近な具体例が好まれる

ワタシの好みはとことん抽象化した「真実」の探求なんだけど、それだとウケが悪くなる(笑)

 

 小惑星ベスタのコダワリ

このトキのドラゴンテイルの位置に、私のネイタル小惑星ベスタが合。

使命感と言えば聞こえはいいが、現段階でトキが浮かび上がらせるのは「終わらせるべきコダワリ」。頑固な執着ですな。

 

小惑星ベスタが象徴するのはかまどの神様ウェスタ

火と土の女神。火そのものっちゅうより、火を絶やさぬように守るかまど(土)のほうが本体かね。かまどは聖なる火が宿る中心部。土の守り手、要塞といえば土星

ウェスタギリシャ神話で女神ヘスティアに重ね合わされるんだけど、彼女の父は土星クロノス。父クロノスは「カマ(鎌)」を持ち、娘ヘスティアは「カマ(窯)」を持つ。母は大地の女神レア。

 

カマで刈り取る(分別する)ことで守護するのが、クロノスの父性的な要塞運営方法。全部包み込んで請け負うのが、レアの母性的な要塞運営方法。その両方を引き継いだのが娘ヘスティア「献身的な」要塞運営方法。

 

聖なるかまどを守り抜くために無駄だと思われるモノは刈り取る。削ぎ落された要素は「犠牲」ともいえる。そこまでして責務を全うしようとする姿は「ストイック」にも映る。

 

私のベスタは蠍座「自らの良心に従い規律に反抗する兵士」

私の守りたい聖なる火は「自らの良心」。ああそうか、最近のアレコレは火星案件だと思ってたけど、ここが刺激されて浮かび上がってたのか!!

 

規律って、おおもとには「善かれ」と思っての目的があるわけじゃん。兵士はそれを「善きこと」のために遂行する存在。でもそれは「慣習化(当たり前すぎて気にも留めない行動パターン)」することで、いつのまにか手段が目的になりがち。

 

それに気付くのは、そこから一歩離れた時。

一歩離れて改めて全体を俯瞰して見た世界が11ハウス。私のベスタはここにいる。

 

自分の中にも「慣習化」で見えなくなっていたことがある。それに気付いたときにどうするか。私はやっぱり、「良心」を優先したい。

 

 

ただ、「良心」に従うことでめちゃくちゃ「常識はずれな嫌なヤツ」になることもあるだろうね(笑)そこをちょっと見直さねばならんのだろうなってのがトキに浮かび上がってる。

 

Nベスタ × Tドラゴンテイル 合

Nベスタ × T土星 スクエア

Nベスタ × P月 スクエア

 

この部分ね。もともと私のネイタルはベスタと小惑星セレスがトライン。ベスタのこだわりはセレスの愛と共に発揮されるべきしろもの

そのリマインダーになってる今回のトキの運び。

 

 小惑星セレスが注ぐ愛

というのも、NセレスにはT木星海王星、そんでもってMCが(今これを書いている時点で)のタイミング。満月図だとMCは位置を変えるけど、今度はトラインの位置に来る。ね、強調されてるでしょ。

 

セレスもまた火星と木星の間にある小惑星帯に散らばる星の一つ。

火星と木星を繋ぐ、ってのもミソ。私的には。

 

木星は私の守護星でもあるし、私は自分の内にある強すぎる火星の矛先を、どうにかして木星に向けないといけない。そのためにこの火星を持ってるんだから。

 

その点も、トキのメッセージは抜かりないよ。

N火星 × Tキロン 合

T火星 × N月/N金星 スクエア

ずいぶん刺激的でしょう。

 

さてセレス。

象徴しているのはギリシャ神話の豊穣の女神デメテル豊穣と飢餓を司る、生命の支配者ですな。そのあたり、冥王星を連想したんだけど、この感覚もあながち見当はずれじゃないと思うな。

だってセレスの記号は、鎌!!穀物を収穫する時に刈り取る鎌なんだけどね、それって、生を死に至らしめる行為じゃん。でもその死は、生のためにある。

 

ほんでもってタイムリーにアップされていたtekumuseチャンネルの、吉田俊道先生!!


www.youtube.com

 

吉田せんせは自然農法の人、腸や菌の専門家。

大昔に吉田せんせの本を読んでスンゲェ衝撃受けた。

 

菌や害虫は死を生に変える役割を担っている。ニンゲンは生を死に変える。ここに循環がある。どっちがいいとか悪いとかじゃなく、円環の一部の役割を担当している。

 

破壊と蘇生・再生、生死の采配を司るのは、冥王星

冥王星要素をもつ、大地の管理人。生命をうみだし育てるチカラ、という点で「養育」「母性」を象徴する小惑星

となると、このエネルギーの規模的にフィードバック(生産性や見返り)なんてちっぽけなもん不要なわけで、そこに注がれる生命力は「無条件(無償)の愛」とも言い表される。

 

一般的なホロスコープの解釈的だと、「豊穣」の側面しかピックアップされてないけど、ひっくり返せば「飢餓」さえも生み出せるってことも留意しておきたい。だってデメテルの神話のオチだと、四季は彼女の感情の揺れ動き(愛ゆえの)で生まれたんだから。生命力が注がれ芽吹く春と、全てが死ぬ冬。

 

四季(生命力)を左右するほどの「愛を注ぐ対象」を指し示すのがセレス、ってところだろうか。

 

私のセレスは3ハウス、豊穣と飢餓が左右される大地は「やりとり」なのです。

シンボルが「降霊会を催す、物質化した霊媒」。ここにはない存在を、具体化するエネルギー。3ハウスだから、具体化ってのは言語化するってことだね。やりとりの対象は人と人っていうより、そういう「ここにはない存在」と「言語化された表現」を行ったり来たりすること。

 

そんなこというと「チャネリング」って言われるようなオカルト作業を連想させちゃうかもしれないけど、そうでもない。普段誰でもしている「(言語化されていないものを)言語化する」ってのは、全部そういうことだから。

 

私はコトバに愛を注いでおりますよ♡

まったく金にもならなくても、誰にも褒められなくても、「我が四季」を左右するエネルギーがここに注がれているんだろうなって感じる。

 

私のベスタが守ろうとしている聖なる火は、セレスの抱く愛なのかもしれない。

Nベスタ♏11ハウス × Nセレス♓3ハウス トライン

 

ベスタの守る理想(11ハウス)の良心を、例えそれが報われないにしても全肯定で育んでくれる要素がセレスってことかも。私は私の良心の味方でありたい。

 

そんなセレスに沁みこむトキのエネルギーが、トランジットの海王星×木星。合なんだけど、のしかかるとか押し出すっていうより、「じゅわ~~~っと気付かぬうちに滲みこんでいる」感じじゃないかしら。海王星だし。

 

木星×海王星のシンボルは「宗教的な組織が、ゆがんだ実践と物質化した理想による崩壊的な影響を克服することに成功する」。

 

私のベスタにもリンクしてくるね。彼女は反抗するだけだったけど、更にその先、「克服」するところまでいこうよ、って言ってる。だからベスタにはテイルで「ここは終わらせて先に進もう」って注意書きが貼られていたのか!

 

 木星海王星がパージ(浄化)するもの

トランジットの木星海王星は、MCとトライン。

宗教ってのは、生き方の精神的指針のこと。その組織は指針の標準を決める集団。手段が目的になっちゃってないか見直すイメージ。MCを指しているから、個人個人の信仰というよりは、社会全体で共有する「生き方の精神的指針=善なる方向に向かうための手段」のことね。

 

その木星海王星が縁の磁場ノード軸を「調停」する位置にあるから、今この点を改めて見直すべきトキなのかも。

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うーん、とはいえ満月図のはその海王星木星のメッセージが目に入りにくい「死角」に位置している。ハッキリとは見えないんだろうね。だからこそ、太陽のメッセージがヒントになる。

 

想像力を通じて、一度失われた機会を再び手に入れる

 

 明らかになる課題

満月ラインに容赦なくぶち込まれているのが、冥王星スクエア。生と死、破壊と再生、無慈悲なブルドーザー。

 

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これは太陽の言う「一度失われた」何かを指しているのかな。いったん完全になくしてしまった、死んでしまった何か。冥王星は12ハウスにいる。死者の世界だ。これから生まれる「胎内」でもある。

 

冥王星のシンボルは「紅茶占い

間接的なメッセージを、「自分で読み取らなくちゃ」いけない。そのメッセージは直接的にはなんの脈略もないものを通して送られる。紅茶のカスと、私の未来、どう関係があるの?直接は何の関係もない。

 

直接関係がない、そんでもってわかりにくい。

インスピレーション、高次のメッセージを繋ぐ海王星は、月の死角にある。そのままじゃ、ただただ見過ごす。そんでもって、見つけたメッセージにほくほくしてるだけじゃダメ。

 

そのしるしを正しく読むことがダイジなわけじゃないんだな。

シンクロを見つけただけだと、何も現実は変わらない。

 

前兆に気付いて、自分で選択して、行動する

 

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満月ラインをぶつ切りにする冥王星と、それを調停する火星。火星は行動するエネルギー。シンボルは「ハンターから隠れるリス」。自分の中にいる、怯えたリスを探しに行くのかな?

 

逃げ出して隠れちゃったリスは、「一度失くしてしまったもの」の別の表現だな。危険な目にあったか、リスクを避けるかのために諦めたこと、辞めたこと、手放したこと。自分自身を意味する1ハウスの火星だから、そのリスは追放された自分自身だ。

 

 小惑星ジュノーの尊厳

火星のすぐそばには小惑星ジュノー。ジュノーは恐妻女神ヘラのストーリーから、「権利の主張」に結び付けられる。主張といえば男性性ぽいけど、女性性の主張はちょっとエネルギーのニュアンスが違うかな。

女性性の「守り」の要素がベースにある。その守る対象が、自分自身の立場や存在感

ちなみにベスタもセレスも何かを守ってるわけだけど、その守り方とか対象が違う。

 

権利の主張というと気が強く聞こえるけど、私はここでジュノーが表してるのは「リス」だと思うな!!隠れてるってことは、まだそこにいる。姿は見えないし、兆しを捉えようとしなければ見つけられないけども。

 

リスは怯えて隠れている、追放された自分自身。

でも、ちゃんとそこにいる。その存在を認めてあげて欲しい。

 

ジュノーのシンボルは「サナギから出てくるチョウ」。もうかたい殻に守ってもらう必要はないんだから。サナギと言えば変容、変容を示すのは冥王星冥王星は一度死んだ者を蘇らせる、死を生に変えるチカラでもある。

つながってくるね。

 

 シンガポール座標でのAscでは

ハウスとAsc/MCは観測者の地点で変わってくるんだけど、ここシンガポールの場合じゃAscは水瓶座。シンボルは「メッセージを運ぶ伝書鳩

そのメッセージがどうも抽象的(間接的で一見なんのつながりもないヒント)なんだけど、それを具体的な「情報」として落とし込むためには意識的に「兆し」を読む目(太陽)と、行動(火星)必要。

 

Ascのすぐそばで、土星は語る。(土星水瓶座の元ルーラーでもある)

男が自分の感情を克服して、自分の体験という観点から深い知恵を教える

克服したい感情は、リスが身を隠したように、不安や恐れ、危機感

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不安と直感的違和感は違う

これは表現が難しいんだけど、精神科医の名越せんせの言葉を借りるなら「不機嫌な時(不安な時)にとる選択は、たいていろくなことにならない」ってこと。

 

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⇧ここでは浅い「直感」って書いたけど、これは直感じゃなくて煽動された感情のこと。感情を無視して頭で論理的に考えろって意味でもないよ。

直観はちゃんと、頭(思考)じゃなくて身で受け止めてるはず。

 

 

満月の少し先、「穀雨(太陽♉入り)」のトキの運びを読んだときも、そのハナシちょっと出てきたっけかな。

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土星男が自分の感情を克服して、自分の体験という観点から深い知恵を教える」はノード軸にブレーキをかけている。それは、確実に進むべき方向に進むため。踏むべきステップをしっかりと踏みしめるため。

 

土星はもともと水瓶座のルーラーだから、このチャートの副支配星。今は天王星がお役目を引き継いで、今回の満月図チャートルーラーにあたる。

 

水瓶座は牡牛座で水星と共にいて、割とおとなしいというか、慎重で丁寧な動きを表すシンボルが割り振られている。兆しを見逃さないようにブレーキをかける土星と、それから怯えるリス探しの姿勢にかかってくるのかな。

 

3ハウスで水星と一緒にいるから、言語化(理解)する働き。金星を探してる。隠れるリスは捨てられた喜び、いつかの金星だ☆彡

 

 

怯えたリスを、今度こそ迎え入れる準備をしておこう。

もう大丈夫!キミもここにいていいんだよ!って。

玉手箱をひらくよ!!!ぼわん

これをケンショーしている!というか、今からするつもり!

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こんなふうに・・・

四季図を並べる。

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四季図は特定の国や地域で「具体例」として落とし込まれる前の、もっと抽象的なエネルギー変化として読みたいから☀の位置取り基準で。(ハウスは特に見ない)

 

大きなエネルギーの流れ。

併記してる「二十四消息卦」は、それぞれの太陽の位置取りが自然環境とどう関連しあうエネルギーなのか、ってことを記している。「卦」は流れの中における一地点をスライスした内容。その断面に見える内臓の位置取りがホロスコープの天体配置!!

 

だから、2022年という「トキの運び」を4つの大きなエネルギー転換ポイントでスライスしたのが占星術四季図

 

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四季図は4枚切りスライスだけど、十二消息卦に対応する図はそれをもうちょっと薄切りにしてる。12か月分に。ここで1つの区分になるのは太陽の位置、つまり太陽がサインをうつるタイミング。

 

私たちの使ってるカレンダーの12か月じゃなくて、12サインのトキの移り変わりね。太陽牡羊座入りが春分、その次牡牛座、双子座に太陽が入った瞬間のホロスコープ春分図に折りたたまれたプラス2枚で3枚分を代表しているのが四季図。

 

あ、「トキが折りたたまれて重なってる」ってこのことか!!

 

四季図の4枚それぞれに、縦にジャバラ状に折りたたまれた二枚。3枚セット×4つの展開(起承転結)で12枚。12の太陽のトキ。

 

 

この太陽のトキに、月の潮汐を重ね合わせる。

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春分牡羊座の太陽のトキ)に重なるのが、牡羊座新月と天秤座の満月。これは陰影。表と裏。奥行きというか、波というか、太陽のトキのエネルギーが「近く」に降りてくるタイミング。

 

月のリズムまでひきよせてくることで、太陽のトキのエネルギーは「具体的」に読めるようになる。地上の具体例が見えてくる。だからここは観測地点とハウスをリーディングに追加する。

 

牡牛座の太陽のトキ(穀雨)には、牡牛座新月蠍座満月

双子座の太陽のトキ(小満)には、双子座新月と射手座満月

 

このタテヨコ陰影の立体図のひっぱりこんで、トキを読むのが暦の術のオモシロサなのかも。。。どきどき

 

もういっぽ、個人の「運勢」みたいなのを見たいときは、この立体図の中で自分がどの位置にいるのか、を見るべし。

 

暦の術であるということ

夢で見た「卦」を、目が覚めてから調べて読んでみたらとんでもないやつだった。

 

占星術は暦の術。

トキの扱いがやっぱりその根底にある。

だから土星がメイン(〆)なんだ。

まずは土星までに至る太陽系、それ以遠の大きな要素(トランスサタニアン)は、あくまでもそれ以外の要素。

 

春分やらなんやらって区切りは、太陽の位置取り。

だとしたらソーラーサインハウスでいいんじゃないか?

 

太陽の位置取り ✕ 月の揺れ動き

で陰影を出してる。

 

でもそのままだと個人にまでおりてこない。

間接的には「影響」あれど、それはストレートに「運」とは結びつかない。

 

それこそ天気予報、季節のめぐりに近い。

二十四節気を擬人化してるだけ、みたいなもの。

 

でも季節のめぐりを「個別」の運として見ると、季節(全体像)と自分が切り離されてひとりあるきしてしまうこともある。

 

そうなると逆に大きな流れ、トキの運び(運)とも切り離されてしまう。

 

西洋にせよ東洋にせよあえて暦をとっかかりにしてるのは、まずトキの運びに乗る必要があったから。

その先に「個別」の具体例が分岐する。

 

西洋は結論ありきで動詞を先に持ってきちゃってるから、最初から「個」をどう「個たらしめるか」、を見る。

だから過程(これこそが目的なのに)を省いた本末転倒な空っぽメソッドだけ流行っちゃったりする。

 

東洋は外堀から攻める。調和だ自然だ言ってるうちに、最終的に何を言いたかったのかわからなくなってゴリゴリに具体的なのに近視眼的に到達地点が曖昧模糊として見えなくなったりする。

 

それぞれの落とし穴。

 

 

巨大な網の目状につながっている、結び目のひとつが自分だってこと。その自分も、物理的な自分だけじゃなくいろんな層のいろんな守備範囲を持つ自分がいるってこと。

 

その位置取りと働き、それから自分を含む全体の動き(運び)をまず把握する。

その上で、動きたければ動く。目的があるなら目的に応じて。現段階でなかったとしても、網の目の中に自分は結びついているのならそれで然るべきときに然るべき役割が向こうからやってくる。

 

魚が網にかかる。

 

目線を固定してしまうと落とし穴が見えない。そういう意味で暦は何通りか知っておくといいと思う。

それで「鑑定」や「診断」なんてできなくていいから。

ぼんやりとでいいから、トキの運びに対していくつかの捉え方をできるようにしておく。

この暦(自分が指針としている時間のモノサシ)は何を基準にしているのか、ってだけわかっておけば十分かも。

 

それから「命(めい、ミン)」を知る。

結論付ける必要はない、特に若いうちは。

生年月日で示される、自分とこの世の接点、これが「命」。占星術紫微斗数四柱推命、数秘、そういうの。

 

それぞれ違ってたり重なってたりするけど、それはベースとなる暦の違い。同じ海でも、どの波にボードを乗っけるかって違い。同じ海でサーフィンすれば同じ陸地に向かう。大きなスケールで見れば。

 

だからそれぞれの暦の基準をなんとなく知っておけば、使い分けもしやすい。

 

一命 二運 三風水 四積陰徳 五讀書

 

命が完全に読み解けないにしても、そういうものがあるってことを知っておくのは心強い。

トキの運びの現場担当は、「命」(個人という器)だから。運はトキに張り巡らされた地場と自分の位置取りみたいなものかも。

その磁場は刻一刻と変化する。運ばれていく。自分の命を強く惹きつける磁場に出会うトキ、それが運の巡り合せ。

 

風水、これもまた位置取り。でも磁場と違って目に見える方、カタチが放つ別の層の磁場。

 

カタチには人工物も自然物も含む。

位置取り、組み合わせなわけだから、これまた「絶対的にヨイ」カタチとはなかなか言えないもんが多く、人や状況にあわせて変わるもの。

トキが四次元で変化するものであるなら、風水は三次元で変化するもの。

 

人間がいじくれるのは基本的に三次元のレベルまで。だから働きかけることができるのはこの層以降になる。

カタチはいじくれるものが多いからね。配置だとか、色だとか、空間的な位置(方角)だとか。

 

陰徳、陰ながら徳を積むこと。

誰かに見てもらえなくても、褒めてもらえなくても、結果に結びつかなくても、善行を積むこと。

SNSでアピールしない(笑)

人知れずえぇことしましょう。

 

これは三次元いじくるよりもさらに容易い。

…はずなんだけど、みんな風水に運に命にばっかり目を向ける。

 

陰徳を積む、誰にでも、どんな小さなことでも、できるんだからやろう。

 

そして読書。

べんきょーしようぜ!!(笑)見聞を広めるってこと。本に限らず。学びの姿勢。むしろこっちの層にくればくるほど、「自分が」どうにかしないと、命や運にどうこうしてもらえるもんじゃないってこと。

 

一に命、ではじまるから順序で言えば1から5、左から右(上から下)に読みますがね。これは右から左(下から上)に伸びるベクトルと交差するんです。

一方通行じゃないよ。反対車線も含む環状の道。

 

両方に動きがあって、循環して、動き続けて、そこに生命力が生じる☯

 

いつかの掘り出しメモと

欲望を伴わない学習は記憶を損ない、

記憶したことを保存しない

― レオナルド・ダ・ヴィンチの手記 上 (岩波文庫 青 550-1)

 

いや、読んでないんだけどねこの本。

3/21につけたメモに書いてあった。

何かで誰かが引用していたのを見て、

「おお!」と思って書き残してたんだろうね。

うむ、全く覚えてないや。

 

 

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久々に息子高熱で、座薬ちゅーにゅーした。

甲斐甲斐しくお世話するのはもちろん主人でありまして、私は座薬の懐かしさに思わず笑っちゃってました。(不謹慎人間)

 

我が子が高熱でしんどそうなのに、その横でケラケラ笑うとかありえない!って世間に怒られそう。文章だけ読んだらドン引きだな。

 

でも、つられて泣いてた息子も笑う。

息子の様子に気が気じゃない夫も笑った息子を見て落ち着く。

だから、結果オーライ!

 

息子も泣き笑いで、なにかオモシロイことを言おうとして、あれだけ怖がってた座薬も勇敢におしりに迎え入れ、身体も楽になってスヤスヤ休むことができました。

朝にはめっちゃ元気になってた。日中元気で夜にまた熱が上がる、子どもアルアルはもちろんなのでありますが。

 

普段から体力つけててよかったなぁ、と夫に感謝。

彼らは毎週末2万歩近く歩いてるからね・・・この熱帯雨林を。

私は絶対一緒にはいかない。というかいけない。

 

 

息子、今日は駅で人に親切にしてもらって「Everyone's kind to me. You know why? Because I am cute」自分のことをカワイイと信じて疑わない御目出度いBOY。

 

でも世界一カワイイの座は母(私)に譲ってくれます。

「お化粧なんてしなくても、カワイイよ!おなかポヨンポヨンでかっこわるくても、髪の毛ぼさぼさでも、母が宇宙でいちばん、カワイイ!!

今の母がいちばんカワイイよ!!!」

ディスってるのかなんなのかわからない褒めコトバのシャワーを毎日かけてくれます。

 

おかげで母はすくすくと(おいこら!ぶくぶくとって言ったやつ出てこい!!)そだっておりますぞ。

エネルギーの展開図を読んで

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太陽♉入り、七十二節季の「穀雨」。

4月20日、個人的にも小さな節目のとき・・・と思ってチャートひらいたら色々オドロキ。「占星術なんて、全部こじつけじゃないの」と思ってたら「うっわ、この偶然は精密すぎる」ってオドロキが返って来る。お決まりパターンのツッコミ。漫才かよ。

 

息子と私に関する節目なんだけどね、彼のN月が穀雨の太陽に合で、スポットライトが当たる。月の年齢域もそろそろ水星に切り替える時期、そして親子の象徴・月で迎えるこの節目。

 

上のチャート、

ソーラーサインハウスなのは、太陽の位置(季節の移り変わり)を軸にエネルギーの変遷を見たいから。だからシンガポール時刻になってるけど、ハウスは重視してないから、ざっくり見る分には日本の人も一緒に語り合えるチャート、だと思う。

 

 春雨降りて百穀を生化すればなり

七十二節季の「穀雨」は、春の節季6つのうちラストを飾る。春にエネルギーが徐々にしぼんで、穀雨の終わりごろ「八十八夜」には夏の気配をお迎えする。

 

八十八夜・・・春の興りから数えて88番目の夜

お茶つみ、ティーセレモニーで迎えよう!

今年は5月2日ごろ。お茶会イベントしようかな♡

 

牡牛座の始まりのサビアンシンボルは

「清らかな山の小川」 

 

Stream

 

穀雨にあてられる易の卦は「沢天夬(たくてんかい)

䷪→乾(天)☰ × 兌(沢)☱

6本の陰陽を表す棒線のうち、てっぺんに一本だけ「陰」が残ってる。

水が天にのぼる(ぼちぼち雨になって降り注ぐぞ)、とか、水がスレスレまでたまってもうすぐあふれ出しそうって様子。

 

牡牛座のサビアンは穏やかな印象だけど、東洋は雨の訪れを意識してる分なんとなく曇り空をイメージしちゃうね。どっちも水の潤いを感じ取れるってところは一緒。

 

「ぼちぼち」「そろそろ」動き出すエネルギーに気付いて、それを無理に早めようとか動かそうとすることなく、「決断」さえすればあとは流れのままに動き出すのだ。そんな易なんだけど、牡牛座が固定宮ってのがこのあたりに重なるかな。

 

 各々が自分の芽を

さてさて、今回の記事は穀雨というエネルギーの展開を心の隅に起きつつ、占星術のチャートを読んでみようってココロミ。だから太陽を起点にしたソーラーサインハウス。

 

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小川の流れ

ぱっと見で目立つのがノード軸に引っかかる(スクエア)土星

ノード軸の行く末が牡牛座ってのもミソ。

これはエネルギーを展開させる大きな流れと、その流れを妨げる課題を示していると読む。妨げるっていうか、小川の真ん中にある大き目の岩、みたいな。流れが乱流になるポイント。

岩があるからって小川がそこで終わるわけじゃなく、水は流れますからね。

 

小川には土星の乱流ポイントだけじゃなく、緩やかな蛇行で水流を調整するポイントも描かれている。それが木星海王星

土星木星も社会的な天体だから、社会全体で「乱流」に向き合うことになる。夢想の海王星が吉と出るか凶と出るか、なんだけど、木星とセットだから私はかなり好意的に見てる。

 

社会的「善きこと」木星が、夢見の海王星と共にあり、それが社会という水流を調整する。乱流を乗り越えるチカラになる。

 

土星が示す課題のキーワードは、感情を乗り越えること。体験を知恵として活かすこと。社会全体の「煽動」に流されるのは「感情」レベルで応じるから。

 

例えば「不安」とかがわかりやすい。

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感情を煽動される「全体に同一化した」欲求、望みを見直そう。

牡牛座と蠍座のラインは「豊かさ」を指してるんだけど、豊かさってのは「満たしたい欲求」のこと。その欲求が、煽られてコントロールされるものから、あくまで個人的な、主観的な「欲求」に変わっていく

 

ワタシの豊かさと、アナタの豊かさは、比較して良しあしが決まるもんじゃない。

自分が満足できるかどうかってのは、他人のモノサシとは別の自分基準が決めること。

 

 ワタシ自身の「欲求(望み、願い、夢)」はなんなのか

ヨロコビの変化を指しているのが金星と天王星。水星もついている。

 

個々人のヨロコビとか心地よさってのは、自分自身の声=直感が教えてくれる。ただし、一旦「煽動された流れ」の外に出るためには「思考放棄」をやめる必要があるってこと。

 

確かに直感(直観)は理屈じゃ届かない真理に繋がっている。ロジックじゃ発見できない関係性に気付いたり、小さい頭じゃ思いもつかない展開や裏側が見えたり、そういうチカラは存在する。

でもその手の直観は「深い直観」の場合。洞察力。

 

「私は直感派だから!」という人がとんでもない失敗を犯すのは、それが「浅い直感」だから。直感と言うか、「本能の層で起こっている反応」だから。

 

原始的な反応である「浅い直感」と、本質を見通す「深い直観」は全く別物。時に正反対のリアクションを生むわけだから、本当に気を付けたほうがいい。

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頭で考えろ、とか、理屈で正しい判断をしろ、って意味じゃないよ。そうじゃないけど、一旦、流れの外にでるために、古い価値観に「気付く」必要がある。気付くってのは、「意識できるようになる」ってこと。それが表面化した意識、思考(わかること)の水星。

 

水星「古いバッグを虫干しする」

必要ない思考パターンをチェックして捨てましょってこと。

 

金星のシンボルもすごくプライベートな空間。

金星「自分の書斎ですごす静かな時間に、インスピレーションを得る」

書斎ってことは、本棚=知識、思考の集積の前にいるわけです。

 

 バラバラで雑多なヨロコビの芽

これはシンガポールの度数だけど、Ascが双子座の「様々な地域の食が並ぶカフェテリア」。とってもシンガポールっぽいイメージ(笑)バラバラだけど、優劣はない。好みの違いがあるだけ。

 

「多様性」というコトバがひろがっても、まだまだ「マジョリティ目線でマイノリティを指すコトバ」ってズレた解釈が主流。

ちょっとキツイ言い方をすれば、まだまだ差別的。差別はなんでもない一般的で(なんなら心優しい)人たちの日常の「目線」の中にあるんだわ。

 

「人それぞれ」といいつつ・・・

 

 どこに焦点をしぼるか

そういうわけで、太陽。水があふれる直前の「沢天夬」を担う牡牛座の太陽。冥王星が水が満タンになったダムを壊す気満々スクエア。太陽は未来への照準、それが完全に仕切り直し。0からのやり直し。

 

ダム崩壊のその先、新しく見つける方向性は、♇のサビアン「紅茶占い」、それから魚座木星海王星がいうように、「無意識(目に見えていない領域)」からのメッセージから聞き取ろう。

無意識に問いかける。抑えていた欲求かもしれないし、単純に死角だった分野かもしれない。もうすでに象は出てるでしょ、こないだの満月がそう言ってた。

 

 バラバラで、でもひとつの生態系のバランスをつくる

全体での役割を、バラバラな価値観(喜び)を持ちながらも、果たせるってのが理想。

関係性の中で受け持つ役割=バーテックスが太陽と火星でYODなのが、それ。

 

新しい方向性に向けて、行動する。火星のシンボルは「交通渋滞」でなかなかスムーズにはいかないさ。それでも行動することに意味がある。というか、そうすることでしかバーテックスの役割は果たせない。

 

こころの生態系を新たにつくりあげる挑戦。

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今は様子見で、まだハッキリと流れの先が見えないとしても、それでもその時間に中すること。

 

効率主義的な価値観だと「わからないとわかっていて探すこと」はムダに思えるかもしれない。でも、その行為そのものに意味がある。

 

未来が分かっていたとしてもそのプロセスを実行することに意味はあるのか?って例に挙げたハナシはこの映画。

未来とか運命決定論に当てはめると、話はつまらないんだけど・・・

私が「未来」をどう捉えてるのかってのは、ここで書くと終われなくなるからまた別の記事で書くとして…( ´∀` )

 

例えばいつか「死ぬ」、このことは決まってる。肉体的な意味でね。

だからといって、「生きる」ことがムダかっていうと、そうじゃないでしょ。そこに意味を見出そうとしてみんながんばったり、苦労したり、探し求めたりなんだりしてるわけで。

 

「いつかはリセットするんだから」とシニカルに生きるんじゃなくて、全てをリセットした時に残るナニカ(変化)のために、今やるべきこと、今の選択を精一杯する。時間を注ぐ。

 

それはどこかで「失敗」するかもしれない。

「間違っている」かもしれない。

だから現時点での自分の選択を正解と「仮定」するしかない。

 

仮定でいいから、その仮定を実験してみよう。

 

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そーゆーこと!!

まわせまわせ糸車!

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心見透かすアンサーソング

求めよ、さらば与えられん

 

というか、与えられて初めて自分が何を「求めて」いたのかハッとするような。今満月に向けて「象」(カタチ)が編まれている途中。組紐が完成して、ひとつの紋様が浮かび上がるように、最終的な象がどんなデザインになるのかは、また調整可能。

 

組紐の素材は、主に人と人の間に交わされるモノ

言葉になっていてもいなくても。物理的なナニかの交換に限らず、むしろ物理的な制限を超えた「交わしあい」がメインに紋様を決める。

 

それは隠そうとしても隠し切れないもの。

自分の中に溶け込んでいて、自分じゃ分からないもの。

でも人から見れば隠し切れてない、「はみ出した」部分。

そこに気付いてもらえること、誰かの中にそれを見出すこと、お互いに「発見しあう」まなざしが、生命力の糸をヨリヨリと引っ張り出す。蚕の糸。それが組紐デザインの要になる糸。

 

糸車をまわせ!!!

まわせ、まわせ、糸車。

 

真麻苧(まをそ)の糸を繰り返し

真麻苧(まをそ)の糸を繰り返し

昔を今になさばや

 

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その糸は、実は最初からココにあった。隠していた。なんで隠していたのかって、はみ出すことが分かっていたから。だからこの組紐は・・・「昔を今になさばや」過去と今がより合わさるデザインなの。

 

太陽:想像力によって一度失われた機会を再び手に入れる

月:飛行機が、くっきりと澄んだ空を高く飛ぶ

 

織り込まれる金糸は、青空の飛行機雲みたいに、くっきりと浮かび上がる。隠し切れない、1ハウスを貫く針。機織り機で言うなら杼/ヒ/Shuttle。杼が「船の形」ってことに気付いて、グッときた。 

 

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それで火星がじわじわと来ていたのか。

糸とおしの火星。

 

因果の糸がもつれて、自由意志で動いているようで実は、結局運命に導かれて、いらべきところに帰着していく。

自由に生きたほうが、そういう大きな力に取り込まれていく。自分を方向づけている縁がくっきり見えてくる。

 

人は自由であるときに、宿命を見出す
自由に生きれば生きるほど、運命は紡がれる

 

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「運命の三女神」ここで伏線回収!!!( *´艸`)

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モイラ(moira、μοῖρα)は元々ギリシア語で「割り当て」という意味であった。人間にとっては、「寿命」が割り当てられたものとして、もっとも大きな関心があった為、寿命、死、そして生命などとも関連付けられた。また出産の女神であるエイレイテュイアとも関連付けられ、やがて運命の女神とされた。

 

最初は単数で一柱の女神であったが、後に複数で考えられ、三女神で一組となり、複数形でモイライ(Moirai)と呼ばれる。人間個々人の運命は、モイラたちが割り当て、紡ぎ、断ち切る「糸の長さ」やその変容で考えられた。まず「運命の糸」をみずからの糸巻き棒から紡ぐのがクロートー(Κλωθώ, Klotho、「紡ぐ者」の意)で、その長さを計るのがラケシス(Λάχεσις, Lakhesis、「長さを計る者」の意)で、こうして最後にこの割り当てられた糸を、三番目のアトロポス(Ἄτροπος, Atropos、「不可避のもの」の意)が切った[1]。このようにして人間の寿命は決まるのである。

 

モイラ (ギリシア神話) - Wikipedia

 

哲学者プラトンは、クロートーが「現在」、ラケシスが「過去」、アトロポスが「未来」を司る神とした。

 

今ね、『モモ』を息子に読み聞かせしてるんだ。なぜかひじょーに関心をしめすもんで、仕方なくバスの中やら電車の中、カフェの待ち時間は声がカラカラになるまで読まされる。

読書会でとりあげたストーリーだけど、さらに読み直しながら「あ!!!これは!!」って発見がある。

 

モモで出てくるなぞなぞにも、「三人きょうだい」が出てくる。

ひとつ家に住んでいる三人きょうだい。

本当はそれぞれまるで違うのに、三人を見分けようとするとうりふたつ。

一番目はいまいないけど、これからくる。二番目もいないけど、こっちはもうでかけてしまったあと。三番目だけがここにいる。三番目がいなきゃ、残りの二人はなくなってしまう。でも三番目がここにいられるのは、一番目が二番目に変わってくれるから。

おまえが三番目を見ようと思っても、見えるのはいつも他のきょうだいのひとりだけ。

 

とはいえ、これから走らせる火星は不愉快なエネルギーじゃないはず。

生命力の糸車は、「善き未来」のためにまわるから。

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いくつか前の新月で、見直したテーマがあるでしょう。ちょうど、トキ読み交流会で取り上げたやつだ。それが金星の光になって帰ってきてる。

 

金星:博物館に展示されている、数々の戦いで使われた古代の剣

 

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火星は満月に通す杼。シャトル。はみ出す存在感。自分の金糸。

 


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つまりエピゴウネ、この歌詞そのまま問いかけよう。

 

たぶんね、心見透かすアンサーソングはコトバでかえってくるとは限らないんだ。「象(カタチ)」で送り届けられる。

自分が放ったことに気付いていない問いも、みんな。

むしろ無意識のかなり深い部分を写し撮られた象だ。12ハウスの冥王星、紅茶占い。

 

 

 

このとき、エネルギーが底にタッチしてた。

意識的には全然元気、でも心当たりはあった。夢とか、身体的なシグナルがあったからね。

そのギャップも面白かったな。エネルギー(見えない部分、無意識)の変化はカタチ(見える部分、気付き、認識、現実感覚)に先立つってこういうことか!!って。

しばらくしてエネルギー低下を意識できる頃になると、それはそれでしんどかったけど、今度は「回復」の象が出始めた。

不思議だ!!

 

んで、その時は易のべんきょーにと卦を立ててたんだけど、出たのがふたつ。

ひとつが「地雷復

陰の中に最初の陽の兆し。一陽来復、徐々に回復ってやつね。

 

もうひとつは「兌為沢」

こっちはなんのことだ?と思ってたけど、今日その答えが分かった!!

これは口が2つ、お喋りのカタチでもあるんだけど、今日はお喋りでかなりエネルギーチャージができた日。

偶然声を交わしたの。共通点がたくさんあって、落ち込んでたアレコレも解消!勉強意欲も刺激された☆

 

 

取り急ぎ、移動の電車の中で更新。

久々のトキ読み、楽しかった。

 

このチャートはシンガポール座標でとってるけども、「象」を拾うって意味ではどこに住んでようがナニかつながるキーワードがあるかもしれない。

「個」におとしこめるかどうか、って点は日本もシンガポールも星の大意は一緒だから。

しりたがりのおじいさん

むかし おじいちゃんがすんでいました

そのおじいちゃんは とても しりたがりでした

とくにそのまた(その先の未来)はどうなる?

あるひおじいちゃんは しるように(しるために)

じんじゃにいきました

でも じんじゃにいくだけで(は)まだわかりませんでした

 

するとじいちゃんは おかねもちのところにいきました

でも みちは めいろみたい

やっとついたけど おじいちゃんは おもいました

あー どうしてわしは しりたがりなのかなー?

 

そしてじっちゃんはいいました

もうしらないでいい といいました

 

でもかえると しりたくてたまりませんでた

するといいあいDあ(アイディア)をおもいました

じいちゃんは まほうをつかえるので いいました

ひとつ おかねほしい

するとおかねを10こにしました

じっちゃんはうれしくてたまりませんでした

THE END

 

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息子が書いたおはなしが、おもしろすぎて震える(笑)

神話なのかな(笑)

これ、前半と後半でちがうおはなしらしいです。前半はしりたがり、後半はおかねもちになりたいおじいさん。お金が欲しいのは「いいてぶくろがほしいから」だそうです(爆笑)

 

好奇心に突き動かされて、ニンゲンは進化してきた。

好奇心って、死の恐怖を超えるチカラがある。オソロシイことに。

 

天の真実を知りたい。

 

宇宙の理を知りたい。

 

 

好奇心が奪った命(好奇心に奪われた命)を思うと・・・

好奇心って、罪なのかもしれない。きっとこれからも、ニンゲンの好奇心のせいで多くの人が犠牲になる。ニンゲンの残酷な本能。やっかいなのは、好奇心と正義感の組み合わせ。

 

私はきっと、マッドサイエンティスト側のニンゲンだよな(笑)時代に阻まれていたんなら、ますます好奇心という欲望は燃え上がりそうだ。

 

西洋占星術の起源をさかのぼって、中東のふるーいふるーい占星学をちょっと調べてたらね水星の象意は「欲望」って聞いて、ガツンとショックを受けたよ。そうだ、ニンゲンをニンゲンたらしめる欲望が水星だ。そりゃそうだ。

 

西洋/インド/東洋占星術ニンゲン側の視点で描かれた宇宙観だけど、大元はもっと星側目線だったと思う。ワレワレは使命をもって地球に生まれてきた、ってのもニンゲン特融の傲慢さなのかもしれない。

 

いのちに大義名分なんて必要ない。

って、時々思うよ。星の運動(=時間と空間の組み合わせ)の一部として生まれてきた、ただそれだけ。それだけかもよ。

 

時間と空間が存在する仕組みのことを『神』というコトバで表現するなら、ニンゲンの出生だって神の一部だし、それだけで十分尊い。いろいろ考えるから、ムズカシくなって、見えなくなる。

 

「その心を盡(つく)すものはその性を知る。その性を知れば則ち天を知る。」

孟子はそう言った。

 

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好奇心はゲニウス(目に見えない世界の、インスピレーションを連れてくるナニモノか)とコラボして、BIG MAGICを引き起こす!!そんなスバラシく美しい奇跡の導火線にもなるんだけど。

 

 

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「知りたい」という好奇心は、欲望。理性という、本能。

 

 

そしていのちはそれだけで奇跡。

奇跡はたんたんと、ただ起こるべき瞬間に起こっただけ。

というか、起こったことに「気付いた」瞬間、それは「奇跡」になる。

 

まるで奇跡は しんしんと

まるで奇跡は その姿を現すことを渇望するように

まるで奇跡は わかりはじめる

そんなこと、結局どうでもいいんだってことを

 

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「その心を盡(つく)すものはその性を知る。その性を知れば則ち天を知る。」

孟子が言うには、心をつくす「性」を知る「天」を知る、という順番で明らかになっていくのね。明らかになる。あきらむ。あきらめる。

 

これは明らめる=諦める過程

執着を手放す、って言い方なら耳馴染みがあるかな。

手放す、差を取る、悟る

最終的には悟るってこと。それが天を知るってこと。

 

まずは心をつくすことから。

「盡(つく)す」の「」という漢字は、皿の上を掃いている図らしい。心をつくすってのは、心という器に集めて積み上げたあれやこれを、丁寧に掃除していこうってこと。これは、能楽師・安田登せんせの説。

 

 

 

春休みだけど、意外に隙を見つけて更新できるもんだな(笑)

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