冥王星に憑依された月に呑み込まれる影

精神科医名越せんせと一緒に漫画散歩!


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キョーレツすぎるテーマをありありと描く漫画だから、母親にコンプレックス(感情的なしこり、ひっかかり)が強い人にはキツすぎて見れないのかも。

 

これ⇧は3巻目。ずんずん母親のサイコから目が離せなくなる・・・( ´艸`)

名越せんせの、精神・心理の専門家ならではのコメント、思春期のケアを専門に現場をずっと経験されてきた視線での解説が、やっぱりすごい。プロフェッショナルが分析する手際。

 

母親が息子を連れてお洋服買いに行くシーンで

「親に服を選んで買ってもらうのから、自分で服を買いに行く段階の変化って心理学的にどうですか?」みたいな質問があって。そのあたりのハナシがすごく面白かった。

 

*自分でモノが買えるってことは、自我や美意識の目覚め。世界が広がるってこと。

*母親や家族という土俵から出た「外の世界」でも自分は人とコミュニケーションが取れるという意識の芽生え

 

アドラー心理学的な考え方だと、人間は絶えず普通に育っていけば大人になりたがる。自分の内在的なチカラを外に向かって試したくなる

*自分の力で外側に影響を及ぼしたいという欲求⇒未熟だと破壊的/成熟すれば建設的(どんな影響か、でその人の成熟度が測られる)

 

これ、火星じゃん!

本来、「自立」はある種の「攻撃性」

個の内部にある世界観を超えて、現実世界に働きかけるってこと。

そこに「自律」がある。

 

太陽の「自覚」の先に、火星の「自律」。

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受動から能動へ。

*世界に対して傍観者の自分⇒外側の世界に関与できる自分

*外側との関与=コミュニケーション

水星は内側の世界に軌道はあるけど、受動⇒能動切り替えポイントである太陽の従者ですから。

 

*コミュニケーションの本質は「自分が影響を受けて自分が変わる」こと

*自分が変われる力量がコミュニケーションであって、世間一般的にやってるディベート(自分が言いたいことを言う)はコミュニケーションの本質ではない

 

他者(外部)と関わり合うことで、自分が変わってゆくこと、それって「学ぶ」ってこと。そう、コミュニケーションの水星は「学び」の星でもある。

 

その場でストンと納得できることって、もともと自分にとって違和感のない考え方ってことだから。確認作業としてわかりやすい情報を求めるのはいいんだけど、それは「学び」とは違うと思うんだ。

 

学びは、変容。学ぶ前と後で自分の中のナニかが変わっていること。成長に向かっていること。変化するってことは、「違和感」を受け入れないといけない。わからない、理解できない、納得いかない。それをひとまず取り込んで、どうにかこうにか消化して、自分なりに吸収する。インプットする。

 

「今、現段階でわかっていない、納得できない」ってことは、それを理解できた時には「今」とは違う考え方・視点を手に入れられるということ。

 

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*相手の言ったことに心から感心したり驚く=自分が変わり始めている

変わり始めることができるのは、「変わらぬある種の軸」があるからこそ(それでも自分は自分であり続ける)

 

*変わることをヨシとする(自分を変化させてより良い自分像に近付く)ためには力量が必要

知識や情報を仕入れてで自分肥らしたいために人とやりとりをするのはコミュニケーションと言わない。それは自意識を肥大化させてるだけ

 

ほんまそれね。占いとかでよく「いいところだけ、参考になるところだけを聞きます」って言われるけど、それって「自分にとって都合のいいこと、求めている答え、聞きたいコトバだけを聞きます」ってことじゃんって思うのよね。

鵜呑みにして妄信、自分の選択権を放棄するのは問題外だけど、自律した選択ってそういうことじゃないでしょ(笑)

 

そういう態度の人は、学び(成長)はあんまり期待できんなって思うよ。

 

*相手との間だけでなく、自分自身とも「交渉」ができる⇒コミュニケーションが成立する

NOと言えるチカラ(思春期)

 

買い物ひとつとっても、いろんな条件やら関係性やらがあって、そこから何を買う?どれを買う?買わない?を決めるためには、「NOと言えるチカラ」が発揮されないといけない。

 

時間軸の捉え方(欲しいけど今これを買うと、今度あれが買えなくなる)とか、美意識(店員にオススメされてるけど実はそんなに好きじゃない)とか、相手だけじゃなく自分に対しても「交渉=NOをどこで出すか」しないと。

 

ここで例に挙げられていた「仲間内の交渉」の例。

好きなアニメや漫画のハナシを通して、自分の好み(美意識)を確認していくある種の交渉。こいつぁ、まさに金星のステージ!

 

 

ああ、この先どうなるのッ

冥王星が憑依した月。。。(ノД`)・゜・。

 

 

そんでもって来週のWSは、月!!!

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※今回は、今までに星に学ぶワークショップ〜月編〜に参加したことのある方限定の会です!※とあるけど、月編書下ろしnoteを購読した方も参加ウェルカム

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まだ・・・どこを掘っていこうか決めかねている。。。

その場に必要なテーマで、ジャズ的に深めていけないかなって挑戦。

 

アドリブ超下手な自分に課す過酷な挑戦( ´艸`)

 

 

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満月うぇーい!

タロットうぇーーい!!

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昨夜、「リヴァイアサーーーン!!」って叫んでペットのリヴァイアサンを呼び出し、イルカに飛び乗ってその暴れるさまを安全な所から眺めるっちゅうファンシーなのかアメコミなのかよくわからん夢を見た!!(笑)

 

「時間」と「夢」の謎

なんの履歴データにひっかかったのかわかんないけど、ユーチューブのホーム画面に流れてきた『カードキャプターさくら』のカット集。

おー!懐かしいアニメ!と思って見てたら今更気付いた、あれアレイスター・クロウリーの(トート)タロットがモデルだったのね!!!( ゚д゚)

 

 

カードだもんなぁ!

どんな話だったっけ??と記憶をたどるためにあらすじを検索してたら、なんと最近でもまだ続いてたんですね?!すごい御長寿アニメ(漫画)じゃない?

 

 

それで最新シリーズ『クリアカード編』たるものを(ネタバレだけ読んで)追ってるんだけど、テーマは、そして

わぁ〜お

 

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⇧ここでも「運命論」について書いてた。というか、ここがきっかけだったのかも。

 

例えばいつか「死ぬ」、このことは決まってる。肉体的な意味でね。

だからといって、「生きる」ことがムダかっていうと、そうじゃないでしょ。そこに意味を見出そうとしてみんながんばったり、苦労したり、探し求めたりなんだりしてるわけで。

 

「いつかはリセットするんだから」とシニカルに生きるんじゃなくて、全てをリセットした時に残るナニカ(変化)のために、今やるべきこと、今の選択を精一杯する。時間を注ぐ。

 

それはどこかで「失敗」するかもしれない。

「間違っている」かもしれない。

だから現時点での自分の選択を正解と「仮定」するしかない。

 

仮定でいいから、その仮定を実験してみよう。

 

※運命論(他力)と因果論(自力)について、その特徴と「アヤウサ」を書いた最近の過去記事

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そうそう、モモは悪夢をみる。

その夢は不安の極限を象徴したような、ナイトメア!

でも、その夢から覚めたあと、モモは「勇気と自信」を手に入れた。

 

陰極まって陽に転じたのか?

これは「夢」や昔話のもつ役割、無意識の働きじゃないかな!!って思ったの。意識したくないこと、避けたいこと、不安や恐怖、抑圧・・・そういったものが放り込まれる無意識の世界。

それを敢えて無意識の世界(夢や物語)で再生することで、「自分の中に取り込んでチカラの糧にする」というか、その次に進むエネルギーになるってことを描いているじゃないかな?!

 

精神分析家でそういうはなししてる人、いたよね?誰だっけ?河合隼雄せんせ?ラカン

 

赤ちゃんがいないいないばあとかかくれんぼで喜ぶのは、わざと潜在的な恐怖を再現している。それは不安を克服するための行為なんだ、ってハナシ。それに似てるのかなぁ。夢で不安を再現するのって。

 

再現による「癒し」だね。

癒しってのは、ふにゃ~ってなることじゃなくて、チカラを手に入れることだから。勇気と自信に近いかも。静かな確信、みたいな大きな安心感が「癒し」

 

物語をなぞることによる「癒し」を、儀式的に行うのが「鎮魂」ってやつ。

 

鎮魂と言えば平家物語、個人的には去年からずっとマイブームだったけど、最近は映画やアニメの影響で注目を浴びてるのは、日本人全体が無意識に「鎮魂」しようとしてるのかも。

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そういうタイミングなのかも。

 

思い出されて、存在を確認されること。声を聴いてもらう、受け入れてもらえること。そこで起こる「癒し」のチカラは凄まじい。

 

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鎮魂は双方向の「癒し」だから。

 

日本の古い物語で出てくる「折りたたまれた時間」って感覚もすごく面白いなって思うの。布みたいに、折りたたまれてて、その内側にある部分は開かないとわからない。一瞬の中に畳みこまれた時間が無数にある。

 

玉手箱の結末でおなじみ、浦島太郎はいろんなバージョンがあるけど、そのなかで玉手箱を「くしきたまのはこ」って言ってるやつがあるんだってね。

 

くし=奇し(不思議な)き玉(お宝)の箱。マジカル・トレジャーボックス。

そこには畳まれた時間が入ってて、開けた太郎は時間のひだをすべて覗ける存在=不老不死になった・・・って結末のもあるんだ。

 

真麻苧(まをそ)の糸を繰り返し

真麻苧(まをそ)の糸を繰り返し

昔を今になさばや

 

そして始めた『暦の術プロジェクト』は、このくしきみたまの箱を開けようってプロジェクト!(笑)

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私はいろいろと肉体的にも精神的にも構造の組み直しを感じております。暦の術そのものが直接の「因」ではないにしても、変化の後押しになってると思う。

 

明日の満月のエネルギーについても⇩

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明日か明後日あたり、タロットにトキのエネルギーを映してみようと思う!!またマガジンに追加予定(''◇'')ゞ(今日やろうと思ってたんだけど眠すぎて動けなかった!!笑)

 

 

 

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今読んでるオモチロイ本!!またBOOK CAFEで紹介できるかな?

体力が足りんかな・・・

 

今月の主なプロジェクト

【暦の術プロジェクト】マガジンの新着記事☆彡

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今月のオンライン企画は【星に学ぶWS~月編ver.2.0~】でござい(''◇'')ゞ

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⇩過去の開催レポ

「影」はその人の深み。味わい「深い」人生にするためのセルフケア - STAR SHIP☆星読み航海図

 

今週末は張り切って、資料をまとめなおしますぞ!

 

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永遠にゴールしないパス回し

昨日読んだ本!

 

  • 自分のことをわかってもらおうとして苦しんでいる人
  • 他人のことをわかろうとして苦しんでいる人
  • 他人を説得したいと思って苦しんでいる人
  • 他人を思い通りに動かしたいと思って苦しんでいる人
  • 他人にもっと好かれたいと思って苦しんでいる人
  • 会話でもっと学びを得たいと思って苦しんでいる人
  • 会話でもっと笑いたいと思って苦しんでいる人

こんな人に・・・って書いてあるけど、会話ハウツーではなく、おっさん二人が独特のノリで会話している(対話って感じじゃなく、淡々とだべってる・笑)感じ。

 

私も誰かに会って、「他愛もない」お喋りをしたいなぁって思ったよ。

 

参加者のだれも「ツッコミ」というマウンティングをせず、 「その発想、おもしろいね」などと審査員にもならず、全員がプレー ヤーとしてスローインされたボールをドリブルしてパスを出す。そう ただパスを回す遊び、それが最上の会話であり、「連歌」にも通 じる遊びの本質なのである。

 

そういう会話の楽しみ方って、女の人上手だよね。誰かが仕切ったりしなくても、結論決めたり〆たりしなくても、ただただ言葉のやりとりを楽しむ会話。

 

会話にオチはいらない。理想の会話とは、ボケにボケが重なって、 もはや何について語っているかわからなくなる状態であり、会話の参加者全員が「今、なんの話をしてたんだっけ?」という状態になることである。それこそ人間が退屈で平凡な日常や、うっとうしい 自己というものから解放されるひとときなのである

 

ボケにボケで応酬する(笑)

時々LINEでも、占星術を共通語にそんなやりとりが発生する(笑)

 

 

それから毒舌がたまらない子育てエッセイ。

笑った笑った!

 

「『ママの笑顔』が”家族の幸福度”に影響」「ママの笑顔は子どもの幸せ」「ママがいつも笑顔でいられるために」。育児書や子育てサイトに溢れる常套句だが、この手の文字列を目にするたびに「ママに背負わせすぎだろ」「それができりゃあ苦労しねえんだわ」とブチ切れそうになる。

 

ほんまにね、現場ならではのツッコミのキレよ(笑)育児にまつわるモヤッと、これまでとは全く違う視点に気付く、街場の親子あるある。

 

「親は子に無償の愛を注ぐ」といわれるが、これは大嘘である。どんな理不尽も受け止めて、慈しみ、見返りを求めず、大きな愛で子供を優しく包み込むのが親だとすれば、私は親ではないことになる。だいたい、子供を産んだからといって、ただの人間が突然聖人になれるはずがないのだ。

 

「親なんだからきっと褒めてくれるはず」「親なんだから無条件に愛してくれるはず」と。その思いに応えてくれない母を憎んでいたが、期待の押し付けはお互いさまだったのだ。

 

私は常に相手を好きでいることが「愛」だと思い込んでいた。だから、母や子供たちに否定的な感情が湧くと不安になった。「親子なのに」と自己嫌悪に陥った。だが、親子であれ、好きになれないこともある。そういう感情を全部ひっくるめて、互いを「ひとりの人間」として尊重できるのなら、それはきっと愛なのだ。

 

会って、話すこと。――自分のことはしゃべらない。相手のことも聞き出さない。人生が変わるシンプルな会話術親になってもわからない 深爪な子育てのはなし (eロマンス新書)はスタバでにやにやしながらサラッと読めた。

 

こういうカフェタイムに気軽に読めるエッセイぽい本もいいね!!

私は皮肉たっぷりのユーモアが好きなんだな、と再確認(笑)「皮肉」って遠回しに意地悪なこというやつじゃなくて、枕詞と掛詞みたいにキーワードを重ねてニヤッてできるやつのことね。

 

それから今日の朝読み終わった小説。

わたしが求めているのは、よく死ぬことではない。重い闇をかかえて、それでもなお歓びにあふれて生きる道だ

 

Amor Fatiだね!

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そんでもって、かの時代のお念仏がやろうとしてるのが「全託の祈り」なんでないかなって、思ったの。

 

「艱難、汝を玉にす」

逆境は成長の糧・・・とはいえ、深刻な問題やほんまにしんどいときに、どうやったらそんな「覚悟」を定めることができるのか。

 

それで最後に述べられる技法が、祈り

 

ただし!!一般的に思い浮かべられる「願望の祈り」とは違う。自分の望みが叶う事を天に求める祈りは、やっぱり「双極的な性質」のせいで表面的にポジティブな意識でいても、無意識下ではネガティブな想念を生じてしまうわけで。

しかも無意識のほうが影響力は強い上に、他の人の似たような無意識まで共鳴してくっついてきちゃうと来たもんだ。

 

そうじゃなくて、全託の祈りをするんだよ。全部を委ねて、託す祈り。「〇〇できますように」とか「〇〇させてください」じゃなくて、ただシンプルに「導きたまえ」。ただ、それだけ。

 

これは、すごく深い。

ただ委ねる、なにがあっても全てを肯定する。なにがあっても、全てに深い意味があると受け止める。自分を信じて、世界を信じる。

それって・・・全肯定!癒しの呼吸!!星の型!!!

 

「自分には問題や欠損があって、そこをどうにか外部から補修せねばならぬ」

とか「相手には問題や欠損があって、そこをどうにか私が補修してあげねばならぬ」

ってエネルギーで人(や世界)と接すると、それを証明する現実しか見えなくなる。

「癒しの力」を取り戻し、「生命力」を震わせる【星の読書会】 - STAR SHIP☆星読み航海図

 

宇宙のチカラを信じるってことは、宇宙に含まれる自分のチカラを信じるってこと。自分の存在を肯定するってこと。この浄化力、癒しのチカラは、本当に大きい。

 

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人生で起こること、すべて良きこと

ここでね、これを読む前にちらちら目にしていた親鸞聖人の「悪人正機の思想がドドドーっと流れ込んできたの。あ、そうか、あれも「全肯定!仏の呼吸!ナマンダ~の型!!」だったのか。

たぶんね。

 

ニーチェの「永劫回帰」の思想も、そう。人生はしんどいし、グルグルグルグル繰り返す。それでもそれも全部受け入れて、「然り!」と肯定するのが「運命愛(Amor fati)」なんだ。

 

ネガティブでもポジティブでもない、究極のポジティブって、そういうこと。田坂せんせは「良い運気をつかまえて人生ハッピーハッピーにすごしましょう☆彡」とは言わない。「この法則であなたもハッピハッピーライフ♡」なんて言わない。

 

我々の人生においては、本来、

「良い運気」も「悪い運気」も無い。

 

最後にそう言い切っちゃってる。それが全肯定。

 

私にとって、占星術ホロスコープを読ませてもらうのは「全託の祈り」。それはフォトンワークであって、鎮魂でもある。全肯定!癒しの呼吸!星の型!なわけ。

 

悪人正機説の誤解、その思想の危うさが小説『親鸞』の後半でも取り上げられてた。私も、このへんは表現方法がむつかしいなぁ~って思う。

 

 

「必然」なのか「偶然」なのか、「運命」なのか「選択意志」なのか。その手のハナシは、いつもアヤウイ。自分が未来を(現実を)創りあげているのだ、って考え方は、自律して立派に聞こえるけど、一歩間違えれば傲慢な万能感になる。

 

他力本願ってのは、他人任せでどうこうって意味じゃなくて、「自力」に対する誤解とか思い上がりに対するカウンターパンチみたいな思想だと思うんだよね。他者任せ、開き直りとは、全く違う。もっと成熟した責任感の在り方なんじゃないかな。

 

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アヤウイといえば、この界隈の「超自然的能力」や「見えない領域」のハナシはほんとにアヤウイ(笑)私の基本スタンスは、「怪力乱神を語らず」「仏に逢うては仏を殺せ」なんだな。いや、ご覧の通りオカルト(占星術)ブログなんだけども(笑)

 

見えないものを特別視するつもりはないし、科学と優劣を競うのも、科学で裏付けを取ろうとするのも、ナンセンスだと思ってる。統計とか引き合いに出されると、苦笑いしちゃう。

 

ここまでのシンクロの連発、タロットにしてもなんにしても、それは統計的に言えば「それはあくまで偶然です」ってことになる(笑)

そう、偶然!そこに意味なんて、ない。

偶然そのもの(できごと)に意味はない。

 

私の中に、意味がある。

意味を見つける、私がいる。

ただそれだけなんだよね◎

 

外側に必然性(理由、意味)がある!と思うと、おうおうにして衝突する。起こってしかるべきこと、そうでないこと(悪しきこと)が生まれるからね。なんでこんな目に、とか、それはあっちゃならんことだ、って。

 

意味(正当性)の押し付け合いは、かんべん!

 

 

そもそも、「どうしてこんな目に」とか「生まれてきた理由、使命はなんなんでしょう」ってのは小さな小さな因果論の中でしか自分自身と出来事を見てないわけで。そのちっちゃい視野を広げようってのがオカルトのおもしろさだと思うの。

 

そうそう、因果律(原因→結果と直線的に捉えられる、因果関係で理解する世界)の外側にある層。

私たちが「わかる」レベルってのは、因果律レベルの層と、その内部に展開しているもっと内側の層だけ!知識としてはその外側の層も「存在を知る」ことはできるだろうけど、たぶん、「現実として把握する」ことは出来ないんだと思う。

 

だから「占い」は、内側しか見えてないワレワレが外側のルールに触れるためのひとつの手段なんじゃないかね、って思うのよ。

 

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星に学ぶワークショップシリーズは、そういう世界を見つめる視点のピントをずらしてみたら、どう見える?って企画。再来週は月編!!

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月の領域を「セルフケア」するための実践方法がメインテーマなんだけど、今私的にホット(笑)な『暦』についてのハナシも入れてみようかな( ´艸`)これもまたセルフケアに役立つんだから。

 

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⇩目には目を、ボケにはボケを、ドリブルパス

 

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社会言語学と占星術

社会言語学は心理学で言えば河合隼雄センセとか鷲田清一センセみたいに「臨床」現場に注目した分野なんだな~、って思うとグッと好きレベルが上がった。

 

物理にしても、言語にしても、真ん中にある理論・仕組みを捉えようと思うと〈仮に〉ってハナシになる。仮に真空状態だとして、仮にブレのない言語があるとして、でロジックを洗練させて組み立てていく。

 

占星術も、仮に純然たる〇〇座という人がいるとしよう、という仮定でキャラクター像を語ってるからね。現実にはそんな人いないんだけど。

 

理論言語学、というか一般的な〇〇学に含まれる〈真ん中の理論〉を求める分野は、「普遍性(再現性の高さ)」「全体として見た時の特徴」がメインテーマ。

このピントで「個別に現れる特徴」を断じようとするのが変だと思うんだよ。

 

天体望遠鏡テントウムシの星の数を数えようとしているみたいな、違和感。

 

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「個」の側を〈普遍的に見られる性質〉に合わせるんじゃなくて、〈普遍的に見られる性質〉を目印にして「個」それぞれの〈らしさ〉を検証するんじゃないと、役に立たんでしょ。

 

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「個別性」とか「差異性」に注目する臨床心理学、社会言語学的な視点で、占星術を楽しもう、って思うよ私は!

 

 

 その人の語ること

社会言語学が何を見るのかをざっくりいうと・・・

その人の語るコトバってのが、どんな「個別性」「差異」を持つのか、その特徴を決める要因をその人の脳の中身とか言語そのものの仕組みじゃなく、周囲との関係性(社会)から分析する。

 

じゃあ占星術の環でもコトバの働きを分類してみよう!!(笑)

 

3ハウス:語彙、基本文法、場所

もちろんコトバなわけで、どんなボキャブラリーを選ぶかでコトバは変わる。技術的な部分。「どちらさまですか」と「誰、あんた」はどっちもWHO ARE YOUを聞こうとしている文章だけど、コトバの働きは違う。

それから賑やかな雑踏に面したカフェで喋ってるときと、静かなオフィスで喋るとき、野球観戦中、背景にある場所・場面でコトバも変わる。

 

5ハウス:表現方法、伝えたいこと

何を伝えたいのか、当然これも「その人が語ること」を形作る一つの要素。意図するものが何か、ってこと。たまにここがないひともいるけど。

 

7ハウス:相手

もちろん伝える相手が誰なのか、でコトバは変わる。親兄弟に話しかけてるのか、そんなに親しくない会社の同僚か、街でハンカチを落としたご婦人に声をかけるのか。

 

4ハウス:所属先、生まれ育ちのルーツ、故郷

関西弁やら東北弁、方言だとか地域差でコトバは変わる。

「育ち」も4ハウスに入るかな。上流階級ホワイトカラー家庭で育った人の喋り方と、労働者階級の違い。日本はあんまり差がないけど、国によってはかなり顕著に違ってたりする。

 

10ハウス:社会的立場

4ハウスの感覚と似てるんだけど、どの立場で話すか。肩書ですな。「〇〇会社の営業です」ってときと「〇〇くんちのパパ」として話すときは、同じニンゲンでも違うコトバの働きが生まれる。

 

1ハウス:存在感、印象、相手から見た自分像

独り言じゃなくて、誰かに向けたコトバって前提で。その人が話し手を「どういう人に見ているのか」で、そのコトバの意味は変わる。雰囲気とか。

何を言うのか、じゃなく「どこぞの誰が言うのか」でもコトバの働きは変わる。

 

2ハウス:肉体、体型的要因

男女の性差もそうだし、音の高低、声の大きさ、そういう物理的に現れるコトバの働きの違い。喋るスピードとか、力の入れ具合とか。

媒体もここに入るのかな??メールなのか、肉声なのか、手紙なのか。

 

6ハウス:相手に伝わる工夫、技法

どんな順序で話を組み立てるか、どんな態度で出るか、どのタイミングで、どの言葉遣いで…そういう「作戦」部分。テクニックでもあり、思いやりでもある。

 

8ハウス:言わないこと、あえて触れない情報

「何を言っているか」同様に、「何を言っていないのか」に含まれる情報量だって多い。心を読むのにたけている人は、この部分を敏感に読んでいる。

 

12ハウス:無意識

これまた「言っていないこと」なんだけど、話し手本人も気付いていない部分。過去の経験かもしれないし、無意識のコダワリや信念かもしれない。これも「その人が語ること」を形作る大事な要素のひとつ。

 

11ハウス:目的、語ることによってどんな未来の変化を期待しているのか

何を共有しようとしているのか、かな。5ハウスの「意図・伝えたいこと」と繋がってる。

 

9ハウス:思想

ここは何だろうなぁ。思想、何を「善」とするか、かな??それとも「ノリ」みたいな部分かな(笑)いいゾーンが思い浮かばなかった。

 

 

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星のトケイがコチッと針を進めるたびに

星のトケイがコチッと針を進めるたびに

なにやら「オモシロイ」発見が重なっております。

 

意識しだしたからそうなったのか、と言えば

XXがOO座だからこうしよう、こうなるだろう、って「ハカリゴト」はむしろしなくなった。あえて意識しているわけでもなく、意識しないように意識しているわけでもなく、そういう流れを当然のものとして受け取る、みたいな。

 

こういう流れのなかにいるよね、うんうん。あえて事実検証しなくても、トキの変化をただただ感じるみたいな。

 

嗅覚でにおいを感じる、とか、味覚に味を感じる、とか、ただセンサーを開いてるだけ、みたいな。自分からクンクンしたり、舌の上でゴロゴロして味を確かめることなく。

 

あえて意識しなくても、働きかけなくても、感覚器官(アンテナ)をぶるぶる振り回さなくても、ただ立てておくだけパラボラアンテナで、トキの変化が変わった。。。

現実が変わったって言い方もできるけど、感覚器官の変化なんだよね。実際には「自分の外側」がスゴイ勢いで変わっているようにしか見えないんだけど。

 

暦の術、すげーじゃん!!!!

自画自賛

 

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手をうてば 鯉は餌(え)と聞き 鳥は逃げ

女中は茶と聞く 猿沢池(さるさわのいけ)

そういうことですたい。

 

 

ぱちんと手をうつ音が聞こえたとき、あなたはどう受け取っているのか?で描かれる現実模様が全く違う。

 

 

毎朝トイレで書き記す『予言の書』(夢日記・笑)の、5月31日に書いたアレを思い出して日曜日に確認してみた。ビックリした。まだ正式に確認はしてないけど、今月中にわかるだろうか。またまた人生の風向きがグラッと変わりそうだ。。。

 

 

 

おもしろいことに!月編ver.2.0に向けてエネルギー収集も行われているようです。

⇧母を巡る物語・・・月のハナシだな。遠藤周作の代表作『沈黙』の登場人物には、自分と家族と出会った人たちが重ね合わさってるのかも・・・そう思うとあれも、ただの残忍な歴史ルポじゃなくて、もっと深い「悩み」とか「恐れ」とか「愛情」を感じてすごく面白さが増す。

 

母へのコンプレックス(特定の感情のの詰まり、わだかまり)、親子関係ってのは全ての精神構造の基本になるんだな、やっぱり。

大人になっても心のどこかにある意味カンペキな母親像が居座ってるんだろうね。万能感と、そこから切り離される恐怖みたいなもの。

 


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実際の母でないにしても、そういう女性像ってのは、どっかで越えねばならん。男と女でその超え方はまた違うんだろうけど。「抜けていない乳歯」まだ口の中に残っとらんかいな?ってことか。

 

一つの決断の背後には本人にすら忘れ去られていた様々な動機が眠っているものなのかもしれぬ。

 

 

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私は『沈黙』の映画をきっかけに遠藤周作を知ったわけで、『おバカさん』を読んで雰囲気の違いにビックリした!!もともとこういうノリの作品が多いらしい。ギャップがすごい。

 

⇩で、その『おバカさん』のことを書いてた過去記事をサルベージしてまたまた発見。

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というか、戻ってきた。「夢のハナシ」に。

 

今日のレッスンのテーマがまさかの「夢(寝てみるやつ)」で、しかも学校、子ども、ヨット、って先に話してた内容がそのまま出てきて笑った。毎回せんせとのレッスンはアンサーソングタイムみたいになる不思議。

 


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歌詞はかなり悲しいんだけど、すごくキレイ。

 

『Donnie Darko』って映画の主題歌らしいんだけど、Disney+で見れないのが残念!!サイコ系?ムーンナイトになんとなくテーマが似てる(無意識のうちに動く現実、自分の乖離)のも、水星の浚渫工事 - STAR SHIP☆星読み航海図で取り上げてた映画だからゾワゾワ。

 

 

せんせに前に教えてもらった短編フィルム⇩

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ああ、ソーラーリターンのときだ!

ぬああ、ここにも伏線が!!!(笑)

 

日々、レッスンです。