たかがカードされどカード

ついに手を出してしまった・・・

タロットカード!

 

「タロット」と聞くとザ・占いって感じで

「彼と私の相性どうですか?」「恋人できますか?」とか

キャピキャピした若い女子のイメージがあって敬遠してたんですが

西洋占星術の哲学的なベースと、タロットの知識は関係が深く

やっぱり実際に手にして使ってみたい、と思い購入。

 

Animal Totem Tarot

Animal Totem Tarot

 

 

定番の図柄とはちょっと違うけど、コレ。人物画は無く、それぞれのカードに違う種類の動物(や、虫)の絵が描いてある。自然の叡智から学ぶ、って点で前紹介したカードとコンセプトは同じで、タロットの持つ札の意味と、動物たちからのメッセージと、二通りの読み方ができる。

 

starship.hateblo.jp

 

試しに色々質問してみたんだけど、「78枚あるのにこれが出るか!!!」

と驚かされる面白さ。 付属のブックレットもごっつい洋書みたいで読み応えあり。

英語の勉強にもなる。そして絵が美しい。ほんと、見惚れる。惹き込まれる。

 

アニマル・トーテム・タロット

昨日、Youtubeでこんな使い方をしてるのを見つけて


Animal Totem Tarot: Deck Interview

早速やってみた。カードを6枚並べて、

  1. このデッキにはどんな特徴・個性があるのか
  2. このデッキの強み
  3. このデッキの苦手な質問
  4. このデッキが私に伝えること
  5. このデッキを使うことで得られる成果

とまぁこんな雰囲気のことをリーディングしていく方法。

解釈の仕方はこちらのサイトを参照しました。

TAROT

 

まず(1)で出たのが5 of Pentaclesアライグマ

アライグマさん毛皮にされてるし!!

(1特徴)と(4伝えること)はセットで見てこのデッキの雰囲気を見るんだけど

(4)が3 of Swordsゾウ・・・まさかの「死」という共通点。

 毛皮にされたアライグマさんは命を奪われ、残酷で可哀そうに思える。

でも見方を変えると、猟師はこのアライグマの毛皮を得ることで

雪のちらつく厳しい寒さをしのぐ糧を得ることができる。

ゾウは仲間の死に敬意を持って、深い悲しみを受け止める。死は自然のサイクルの一部で、避けられない痛み。

 

Pentaclesはホロスコープでいえば地のエネルギー。確かなもの、現実。

具体的な状態(一見辛い状況でも)をハッキリ見せてくれる。

そして現実的な選択肢を示してくれるデッキ。

Swordsは風のエネルギー。論理的でスルドイ。伝えるべきことはビシッと伝えまっせ。

 

悲しみも、死も、不遇な状況も、「悪」じゃない。

それに目をふさいで、避けて、隠そうとするよりも

現実を受け止め、自分の見ている世界を引き受けて、

そのうえでどうするか。何を見てどう行動するのか、

自分で決めなさい。そしてその選択に責任を持ちなさい。

 

そんなメッセージを持っているようです。 愛のある厳しさ。

 

(3)つめ、このデッキが得意なことと、(4)苦手なこと。

まず強みは4 of Pentaclesリス

Pentaclesは金貨のシンボル通り、物理的・現実的な価値あるもの。

端的に言うと、お金。お仕事関係のハナシとか。

 

執着しているもの、こだわっていること、縛られている価値観に気付かせること

が得意。結局悩みとして質問することって、自分が何かにこだわっていることから生まれるからね。

どこにどうこだわっているのか自覚出来ていないことが問題だったりする。

それをハッキリ暴いてくれるデッキ。ただし、(4)によると表現はストレート。3 of Swordsだからグサッとくるかもしれない。

 

苦手なことはPage of Cupsアザラシ

Cupsは水のエネルギーなので、感情とか共感、気持ちのつながりです。

Pageは無垢で無邪気なこども心。遊び半分の質問だったり、ロマンチックにどきどきワクワクするようなハナシはあんまり得意じゃないのかな。

逆位置で出てきたので、

やるならふざけないで真剣に使ってくれる?

とチクリと刺すメッセージ。はい。

 

(5)は、このデッキを使いこなすために必要な態度、姿勢。Queen of Pentaclesブタさん。

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うっとりと泥風呂を満喫するクイーン。

まずは自分が満たされた状態でいること

逆位置なので、あなた自身まずセルフケアをちゃんとしときなさいよ、と。はい。

 

 

ホロスコープも、タロットも、占い全般に言えるのは「ツールは鏡」。

読む人が不安定だと、リーディング結果も不安定になってしまう。

 

美味しいもんたべて、癒される香りでも焚いて、お風呂で温まって、ゆったりお茶飲んで、身も心も満たされておくことが大事。

 

(6)私がこのデッキを使うことで得られる未来の可能性。4 of Swordsヒキガエル

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動き出すべきタイミング、足を止めるべきタイミングを冷静に見定める

ことができるようになる。ただし、逆位置なのでまだまだ鍛錬が必要なようです。

 

現実的なタロットの有効活用

タロットって、意外と現実的な問題解決に使えるツールだな!と見方が変わりました。

まず「問いを立てる」ということ。

自分にとって本当に聞きたいこと、知りたいことはなんなのか、掘り下げて考えられる。

なんでそれを知りたいのか、それはどうしてか。

どういう経験や価値観からそれが問題だと思っているのか。

問題の本質を捉える、考え方を考えるひとつの訓練にもなる。

 

エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする

エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする

 

 

 

それから一旦問題から離れて客観視する時間を持てる。
感情的なことが原因なら、それだけで解決できたりもする。

 

実際にカードを並べて、出たシンボルを読むことで、自分の無意識を意識化できる。

人は自分の見たいものしか見えないようになってるけど、自分が何を見て何を見ていないのか無自覚だから、リーディングを通してそこんとこチェックすることもできる。

 

で、「カードで出たからこうする」じゃなくて「カードを通してこうしたいって自分の気持ちが確認できた」であれば、その行動を起こせばいい。行動の結果は自分のものだし、自分の責任。

 

このデッキは特に、そんなイメージでした。おもしろい!

 

 

ちなみにThe Wisdom of Treesのオラクルカード(過去記事で紹介した植物のカードデッキ)は、また違った雰囲気で。あれはもっと抽象度の高い、インスピレーションをもらうような感じかなぁ。タロットは手順とか配置とかシンボルの順番が持つ意味とか、ルールが結構細かいんだけど。

 

ラクルカードもこんな風にキチッと決めてひいたほうがいいのかなぁ、と1枚ひいてみたら…

 

Pomegranate(ザクロ)キーワードはInner Journey

直感で良いんだよ!

とまたまた分かりやすいメッセージ(笑)

こっちは心赴くままにピョッと1枚ひいたほうがドンピシャなカードが出てくるみたい。