2020年、星信仰ミステリーツアー開幕~!ぱちぱち
プロローグ
去年どハマりして、ひとりフィールドワークを楽しんだ古代史ミステリー。2020年の第二幕スタート前に、ちゃんとまとめた記事をひとつ書いておきたい。脳内掃除も兼ねて。
あちこちに張り巡らされた伏線
きっかけはコレ!っていう衝撃的な出会いがあったわけではなく、「なんとなく気になるな・・・」の寄せ集め。共通のキーワードがあったり繋がったりシンクロしたりしたもんだったから、ノッてみると面白いのなんの。
手始めはお稲荷さん
2019年は春ごろから今までとは違う毛色の不思議体験が連発して…
【航海日誌】ちょっとお出かけしたハナシ【祐徳稲荷神社】 - STAR SHIP☆星読み航海図
夢に出てきた神社に行ってみたあたりから、古代史やら歴史にも興味出てきたんだったかな。歴史は特に好きだったわけでもなく、神社仏閣は好きなほうだったけど、神様の名称やら神話やらはあんまりよく知らなかった。
【航海日誌】不思議ボーイとミステリー盛りだくさん - STAR SHIP☆星読み航海図
祐徳稲荷神社がきっかけで、稲荷神を祀る謎に包まれた一族「秦氏」の存在を知る。ちょうどこの頃古代日本史(弥生~古墳時代)の本を読みだしていたから、秦氏の渡来人というルーツも気になりだす。
同時進行で、神功皇后の伝説についてアンテナが敏感になる。長崎のあちこちに、神功皇后伝説ってのがあって、古代史ミステリーでは卑弥呼が神功皇后と同一視されることもあって、ファンタジーなのか歴史なのか、そのアヤウイ感じがひじょーにおもしろかった。
秦氏と星信仰と巴紋
秦氏は星信仰に関わりがある!!ってことで今度は星信仰の仏教バージョン妙見信仰というものを知る。それから渡来人の秦氏のルーツは、シルクロードの先・・・中東、もしかするとペルシャにまでさかのぼるんじゃないか?!とテンションが上がる。
この頃ペルシャの古代信仰、ミトラ信仰も思い出したんだけど、これは最近また盛り上がってきたところ。これから始まる星信仰ミステリーツアー第二幕にも重要キーワードとして出てくる予感。
秦氏のシンボル、三つ巴。これ、八幡系神社のご神紋でもある。ちょうど新元号発表で坂本八幡が話題になったりして、稲荷神社に並んで八幡神社も気になるなーなんて思ってたら・・・
ご祭神が応神天皇と知りびっくり。ちょうどハマっていた神功皇后の、噂の息子さんだった。ここで秦氏と神功皇后がリンクする。それから卑弥呼と邪馬台国も。
さらにさらに調べていくと、神功皇后と応神天皇のパパだったんじゃないかと言われる家来、武内宿禰という人は秦一族の末裔なんじゃないか?ってストーリーも。
八幡系神社の大オヤビンは、大分県にある宇佐八幡宮。これ実はお正月休みに初詣、行ってきたんだー!!旅行記書いてないけど、我が家の大吉ボーイのミラクルは顕在で楽しい旅でした。
巴紋から淵神社へ
そして思い出した淵神社のご神紋、ちょっとアレンジバージョンみたいな三つ巴。ここからミステリーツアーが始まる。
淵神社の境内にはマリア像が置かれたキリシタン神社(桑姫社)がある。キリスト教と稲荷(秦氏)の関係についてもオモシロイ噂がある。稲荷神ってのはキリスト教の神かいな?とか、稲荷神の持つ宝珠(ホウジュ)のシンボルは、豊受大神(トヨウケノオオカミ)の正体を隠喩してるんじゃないかとか。豊受=ホウジュ。
豊受大神(トヨウケノオオカミ)は日本の皇祖神を祀る伊勢神宮、外宮に祀られている神様。神道の神々の中でミステリーな存在である瀬織津姫が正体だって説もある。
そして瀬織津姫は仏教では弁財天として表される神様。
神道、キリスト教、仏教と出てきました。そして稲荷神の表記INRIがユダヤ教に関連があるってハナシもある。INRIは中東の言葉で「光を発するもの、光明」って意味があるとかで、星信仰や火の信仰も繋がるんじゃないかなーと創造が膨らむ。
シルクロードの向こう側、古代ペルシャの信仰で大きな勢力を持っていたゾロアスター教(拝火教)やミトラ教(星信仰?)もきっと繋がってくる。
このへんでぞろぞろと登場人物(神物?)が増えて混乱しそうになるけど・・・まだまだ増えるよ。
で、淵神社のメインのカミサマは誰かっちゅうと、宗像三女神なのです。宗像三女神、神功皇后とも縁の深い神様で、伝説の中でも登場してくるんだよ。ここでも繋がる、謎解きパズルのような快感。(笑)
そうそう、この宗像三女神の本拠地(?)に先週末ついに行ってきたわけだけど!!!これはまた最後に書くつもり。
淵神社の歴史から気付いたこと
【航海日誌】淵神社が神社になるまで - STAR SHIP☆星読み航海図
長崎の夜景スポット稲佐山。その麓ロープウェイ乗り場にある、ちょっと変わり種観光スポットな淵神社。調べてみると、元々神社があった場所に祀られていたのは弁財天。
そして建っていたのは妙見社。星信仰の仏教バージョンってことで調べてた妙見信仰がドドン!!と登場してきたんでびっくり。妙見社、というお寺だったわけじゃなくて神宮寺というスーパービッグでこれまた謎に包まれたお寺さんがここにあったらしい。
神宮寺の前に、稲佐山という地名について。イナサという地名で有名なのは古代史ファンのメッカ(?)出雲にある稲佐の浜。ここで祀られているのもまた、弁財天なんだってんだから、遠い地であるけど何かが繋がってる、はず!
神話や古代史ミステリーに触れると、「歴史の真実は?」とか「ほんとうのカミサマは?」とかって流れにも触れるようになってくる。
史実として残っている歴史と、神社で祀られている神様や神話、民間の伝承、「真実はどっち」という見方じゃ取りこぼしてしまうニンゲンの、生きてきた証。
「生きていた証」と「信じる気持ち」がミックスされて、カミサマが生まれたんだ、という考えに至った星信仰ミステリーツアー中盤。
ううむ、まとめきれない!!
とりあえずここまで、まとめ前編。