2019星信仰ミステリーツアーまとめ(後編)

忘れてた、ミステリーツアーまとめのつづき(笑)

 

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かつて栄華を誇った寺の跡

淵神社はもともと萬福寺というお寺で、そのお寺は神宮寺という長崎を広く勢力下におさめたという伝説の神宮寺があった敷地内に建てられたんだってことがわかった。

 

どうやら神宮寺という名のお寺は長崎に2チーム存在していて、それぞれがスーパービッグなチームだったようだ。時代は推古天皇の頃、星信仰ミステリーツアーのキーパーソン、聖徳太子が登場するあの頃。

 

【航海日誌】風まかせ潮まかせ - STAR SHIP☆星読み航海図

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岩屋山を中心に展開したチームと、金比羅山を中心に展開したチーム。淵神社は稲佐山のふもと、多分岩屋山チームのほうだったんじゃないかな?

 

どちらも今は史料も史跡もほとんど何も残っていない伝説の寺・・・。

 金比羅山は金星観測所やミニピラミッドがあったり、岩屋山は「」の地名だったり「空海」伝説があったり、どっちもアヤシイ。ひじょーに、アヤシイ。

 

鬼の伝説、土蜘蛛、追われた人々

史実、歴史は「勝者」の記録で、伝説や昔ばなしは「敗者」の記憶だという。鬼や土蜘蛛と言われ「退治」されたのは負けて支配された一族だとも見れる。例えば日本神話も、日本にもともといた国つ神チームを「友好的に」退けた天津神チームの物語で、そのリーダーであるアマテラスが日本のカミサマ、というストーリーになっている。

 

古代史ミステリーにハマった夏 - STAR SHIP☆星読み航海図

 

西の端、九州は最後まで朝廷に歯向かった一族がいたけども、結果的に取り込まれてしまったがために土蜘蛛、隼人、クマソ、と差別的な呼び名と伝説が残っている。

 

国つ神系(出雲の大国主が有名なリーダー)は日本の先住民、「縄文系ルーツ」として見ていくと、また面白いストーリーがたくさん出てくる。

 

長崎市氏神さまは、なんとお諏訪さん。諏訪神社諏訪神社のご祭神はタケミナカタの神、国つ神(縄文系)リーダー大国主命の息子さん。アマテラス率いる天津神チームに追いやられ、長野に逃げたんだろうと推測される。

 

そのタケミナカタの神が、長崎でも諏訪神社として祀られている不思議。近くには「出雲」の地名もある。そして出雲にある稲佐の浜と同じ名前が付けられた、稲佐山。もしかして長崎にも同じルーツをもつチームが移住してきてたんじゃないか?

 

蛇の尾を持つ亀

国つ神チームのシンボルは、蛇の尾を持つ亀。玄武。玄武は北を司る霊獣。北極星、そして星信仰に縁が深いシンボル。おしりから蛇がにょっきりはえてるんだけど、蛇は縄文系の信仰でまた重要なシンボルになっている。

 

縄文土器のデザイン、蛇の身体に人間の顔をもつ宇賀神(=ウカノミタマの神)、とぐろを巻く蛇のカタチ=三角錐を神聖視する山信仰。ウカノミタマの神はアマテラス祀る伊勢神宮の内宮に対して、配膳係?みたいな立ち位置で外宮に祀られる神様。稲荷伸と同一視されたり、瀬織津姫が封印されてるだの、諸説あり。

 

長崎市が湧きたつお祭り、諏訪神社から神様を迎えるおくんちでは、白い龍が身をくねらせる龍踊(ジャオドリ)という出し物がある。ジャは蛇、白蛇は弁財天のシンボル、そして星信仰。

 

稲佐山宝珠山

淵神社の略記によると、裏山は稲佐山じゃなくて宝珠山と呼ばれていた。

山の巨石と水の女神 - STAR SHIP☆星読み航海図

 

結局、私的解釈では・・・宝珠山稲佐山じゃなくて、稲佐山の手前にある、ちいさなこんもりが宝珠山かな、と締めくくったわけです。

そうだ、淵神社に、行こう!!! - STAR SHIP☆星読み航海図

 

 稲佐山の裏側にある海水浴場が、弁天白浜。

 

 

だめだ!!この記事も下書きのママ数カ月放置してきてしまった…一旦ここまで提出!!