ホロスコープの金星は幸福感、満足感の出所でゴザイマス。
人生のウルオイ担当!やる気と突破力の火星が陽(男性性)エネルギーなのに対して、金星は陰(女性性)の受動的なエネルギー。
感じる、受け止める、反応する。個人の美意識でもあります。
金星のサインは美意識の基準
まずはエレメント別の快感刺激ポイントをチェック。
火:向上心、冒険心
地:リアルな価値、肉体的心地よさ
風:コミュニケーション、ツウな情報
水:共感、情感
3区分(活動・固定・柔軟)は、気を惹く(気が惹かれる)テクニックってところでしょうか。
活動:積極的に押す!押す!!
固定:じんわりじっくり
柔軟:意外性にキュン
例えば私、射手座の金星。
「向上心、冒険心」を「意外性」を以てせめられるとクゥゥ~~~っとハマっちゃうわけです。なので、古代史ミステリーとか占星術とか、そういう「正解の定まってない問い」に魅力を感じる。
勝敗が最後までわからない、スポーツやギャンブルもそうですね。今のところそっち方面は手を出してませんが、ハマる要素は充分にあると自覚してます(笑)
金星のハウスは幸福スイッチの在処
私の射手座の金星は、12ハウスにあります。12ハウスは隠し部屋・・・人目に触れないものだとか、空間時間を超えたアッチ側の世界だとか、リアルの裏側と言う意味でインターネット上のやりとりだとかを表すハウスです。
正面にある6ハウスと対比させていうなら、分別無き世界、かな。 相手も私も、今も昔も、過去も未来も、一切合切混ぜクチャにした世界観が12ハウス。だから人間の目には映らないんです。全てあるということは、なんにも無いのといっしょだから。
ひとり家の中で(12ハウス)本を読み漁る(射手座)ってのもそれですね。読書体験は時空間を超えますから!
金星のアスペクトはスイッチ発動条件
例えば制止パワーの強い土星と絡んでいるんなら、金星の快感スイッチはやたらめったら発動することなく、落ち着いてます。
宇宙の最大出力、冥王星が絡んでいる人は・・・いったんスイッチが入るとキョーレツな境地に至りそうですし、イケイケGOGOの木星がついていれば金星もイケイケGOGOにはしゃぎやすくなっちゃうってなもんで。
火星と絡む人は、火星=男性性と金星=女性性の組み合わせだから恋愛にそのままエネルギーがトレースされる人も多そうですが、そうじゃなくても火星のアグレッシブなパワーを受けるってことで金星のヨロコビパワーは強調されそうです。
私の金星は月と180度(オポジション)。
現実的な仕事(6ハウス)をすればするほど、月(安心感を求める無意識の心の揺れ動き)は刺激され、反動のように金星が隠し部屋(12ハウス)に引きこもってヨロコビを見出すんでしょうね。
月の示す安心感、もとい不安感が発動条件でもあるのです。あやういね(笑)
でも土星が30度で「オトナの背中」を見せてくれているから、とんでもない方向に飛んでいって帰ってこれなくなることはない。
射手座の金星くんが12ハウスで得たウルオイは、1ハウスにいる土星センパイと天王星コーチが活かす道を示してくれてます。
アイデンティティの1ハウス、現実化の土星、それから改革の天王星・・・「ザ・自分革命」ですな。
よくよく見ると、「縁」のドラゴンヘッドと90度(スクエア)も持ってました。
以前、現行の空模様におけるドラゴンヘッドについて書きましたが、個人のホロスコープの中にももちろんあります。
今世の「縁」に、金星の持つキーワードがザクッと切り込んでるようなので、この射手座金星12ハウス、なんにせよ避けては通れないテーマなんでしょう。
ドラゴンヘッドよりもうちょっとタイトに金星と絡んでいるのが「傷と癒し」を表す惑星カイロン(キロン)。こちらは噛み合わない関係の150度。
これは保留。150度っていうアスペクトについてもまだケンキュー中なんだけど、キロンの存在自体がまだちょっとしっくりきてない。
それは私のキロンがインターセプトにあるからかもしれないし、ただ人間的にまだ「傷」というテーマに向き合えなくて目をそらしているのかもしれない。
・・・ま、そこらへんはいずれまた!!
そういえば、ドラゴンヘッドに関してオモシロい発見があった!
でも「今世」とか「運命」とか「魂」とかキワドイ(笑)雰囲気のキーワードが頻出するから書こうか迷ってます。
もうすでに占星術だとかカードを取り扱ってる時点で「あやうい」テーマのブログではあるんだけど。
この抵抗感が、金星とキロンのアスペクトを解くカギなんだろうな~