海王星の狂気

古の魔女は祈祷師や薬草師やただの産婆だった

 

 

「不安」の伝染、「分からない」「見えない」ものに対する恐怖と狂気を描いた漫画。

 

魔女をまもる。(上) (Nemuki+コミックス)
 

 

 

魔女つながり、だけど五十嵐大介【魔女】は魔女の「健康的な側面」、自然の一部であることを覚えているニンゲン(そのせいで現代的な価値観に馴染めないニンゲン)を描いたものだった。

 

starship.hateblo.jp

 

【魔女をまもる】の魔女は、魔女の「悪魔的側面」、精神と身体のチグハグさゆえに自分や周囲の人を傷つけてしまう(知らず知らずのうちに)状態に陥ったニンゲンたちを描いている。


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主人公のヨーハン・ヴァイヤーは精神医学の先駆者で実在する歴史上の人物。

魔女裁判にかけられる「病」を抱えた女性を救うために、その「病」と魔女をつくりあげる民衆の心理に向き合う医師の物語。

 

心理的な「魔女」の描写が、とっても海王星的だなーって。

海王星見えないもの、境界線をなくしてしまうもの、不安や恐怖、伝染病というキーワードをくくっているのも、一言で言えばそれって「魔女」なんじゃないかって思った。

 

 

 

そういえば

 

3月に渡星しました。渡米ならぬ、渡星。頭ふっとんでるって意味じゃないよ。最近目が覚めてるときはふっとんでないデス。ふっとんだ空気は漫画とか映画で楽しんでるから、それでバランスとれてるのかも(笑)

 

シンガポールに引っ越しました。それで、渡星。

なんだって、国の漢字表記!(中国語だったら新加坡なんだけど)

 

今は出入国のルールに従って隔離生活中です。外に出るのはNGだし、3食しっかり準備してもらえるし、こりゃ2週間でどれだけフェイスラインが膨張するか楽しみだ。。。ダイナマイトなバディーになる気しかしない。

 

息子がみっちりそばにいるから、読んだり書いたりの時間がなかなかとれない(今は珍しくお昼寝中)けど・・・息子の幼稚園を早いこと見つけて、住む場所も見つけられたら、また星のこととか語学とかヤルゾーって思ってます。