武術としての気功を習い始めました。
気功×武術と言えば太極拳だけど、動きそのものよりも内的なエネルギーワークを中心にやりたかったから、今回は気功をメインで。
武術と言っても東洋の武術は「打ち負かす技」ではなく、「負けないチカラ」がベースにあるのです。守るチカラ。免疫力。
武医同源、武術と医術は源が同じ。
老師曰く、しぼんだ風船のしわを、一生懸命伸ばす処置を考えるのが西洋医術、空気を入れる方法を考えるのが東洋医術、とのことです。
並行して東洋哲学、自然観を学ぶために『易経』を読んでるんだけど。
これは確かに思想書だ・・・・って感じ。宇宙の構造をかなりデジタルに解析(0・1で分解)して、その細かい分析に対して処世術を解く内容。なのかな。
いや、易経そのものは構造を示してるだけで、後から書き加えられた部分が処世術だな。道徳の教科書みたいで、私は好きになれないかもしれない。(笑)
でもこの詳細な宇宙の分析と処世術の巧みさが、経典である易経が「占い」として広がった理由なのかもしれない。単純に「占い」として読むにはもったいなすぎる情報量。
「易」って字はトカゲを表してる。
トカゲって色が変わる。変わりゆく時空(=宇宙)の法則を説く教え。伝説上の易の創始者「伏義」は人面爬虫類っちゅう衝撃。
西洋は爬虫類は「邪悪な存在」として描かれるけど、東洋はそうでもないってのが面白いよね。龍に対する神聖なイメージと、退治されるべき悪しきドラゴン。
最近アフリカのアートについて英語の先生と話してるんだけど、アフリカの装飾モチーフにも翼のついた爬虫類みたいなものがあって、面白かった!!!東洋・西洋は調べたり考察してる人多いけど、アフリカ詳しい人いたら教えて。
よくよく考えたら人類発症なんて言われるくらい奥深い文化があるアフリカ・・・イスラエルとかエジプトとかよりさらにマニアックな、もっともっとおもしろいミステリーが隠れてそうだ!!!
アフリカの古代土偶とか、青銅器とか写真見たらすさまじかった。緻密でリアル。
こういうデフォルメされた像もステキ。
さすが、東洋最古の思想書・・・!!!!ヤヴァイね。
易をネタにした漫画って、これでしょう。
諸星先生ぶっ飛びすぎで爆笑してしまう。
これもそろそろ届くはずなんだけどなー・・・!!
ああ、そうそうタイトル【時流に乗るものは時流に滅ぶ】は易の主要テーマ。数年おきに繰り返されるスピリチュアルブームで言えば、アセンションとか風の時代だとか、そういうのんね。
「今こそ流れに乗ろう!!」って言葉に焦ったり踊らされたり興奮したり、ってのは・・・えっと、気を付けたほうがいいんだろうな。
その時、その時でなすべきことをすればヨイだけ。
そのなすべきことを見極めるのがムズカシイんだけど。。。その実践法を示しているのが易でもある!
時を見定めよ。流れを追うのでも乗るのでもなく、「中(あた)る」のだ。時流ではなく、時中。一瞬一瞬の「今」を見極めて、その「今」にふさわしい自分でいること。
常にHAPPYラッキーうふふふふー♡でいる必要はない。というか、それは自然の法則から外れる。自然の法則から外れると何が起こるかって、「禍い」が起こる。
冬には冬の過ごし方、夏には夏の過ごし方がある。どっちがアカンとか、どっちかをなくそうとすることは、ただただ状況を悪化させる。
凶も凶の役割があって凶なんだから。
と、いうわけで!東洋の占術としてではなく、東洋ベースの宇宙観を学ぶために易をちっとべんきょーしまーーーす☆