夏至!天風姤(てんぷうこう)

星の読書会、ゆるっと開催するよん!

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何するのって?

ただ、「これおもしろかったよ!」って漫画とか雑誌とか「買ったけどまだ読んでません!」って本を紹介しあっておしゃべりするの。

 

タロットとかも、ひいちゃう?^皿^

 

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さて

 

夏至は1年でいちばん「昼」が長くて、ここから先どんどん短くなってい冬に向かう、シフトチェンジのタイミング。感知できないレベルでの冬の兆しが、夏真っ盛りに始まる。

 

陽が極まって、陰に転じる。

 

易では、陽の棒(ー)が5本で、底に陰の棒(- -)が現れる卦で表現される。

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主張する陽のエネルギーに対して、陰は「見えにくい」。ただでさえ弱い陰のエネルギーが、一番底にふっと現れたところで、そこに「陰の兆し」を見出す人は少ない。

 

そりゃあ、こんなお日様パワーMAXで「夏はこれから!!」ってときに「冬が始まるぜ・・・」なんて思わないですもの。

でも、「リズム」の全体像を見れば、確かにそうなの。理屈で言えば、MAXってことはこれ以上進まないし、後は後退するのみってハナシ。

 

「目に見える変化」ってのは、「見えない部分で起こる変化」が先にある。それが東洋哲学の自然(宇宙)観。

 

この理がわかれば、「兆し」に気付きそれに合わせて行動するだけ。占いは必要ないのだ。・・・って、易は言う。その易が占いとして用いられているってのが皮肉で好き(笑)

 

 

易のイメージ、言わんとしている宇宙観についての部分は面白かった。

宇宙の理そのものよりも、じゃあニンゲン(社会生活)はどう振る舞うの、って処世術に注目している思想書って印象。人生相談、占いにはモッテコイの占術だと思う。

素人の第一印象ね!!

 

上の本はわかりやすく、帝王学(リーダーシップ論や経営者向けの運営マインド)じゃなく一般の方向けに・・・という趣旨で編纂されたってこともあって、身近な例をすごく意識して挙げているんだと思う。

 

具体的にすればするほど、個人(現代社会)の「善悪感(モラル)」をプッシュしているようで、反社会的な私(笑)は「ウンウン!なるほど~!」とは読めなかった。

 

努力と謙虚が美徳になるアジア人気質はこういう思想から始まってるんだろうか・・・と思ったり。上手くいってるときに「調子に乗ったら失敗するよ」ってのも、「影の努力が大切なのです」「耐え忍べば耐え忍ぶほどに強くなれるのです」って当然っちゃ当然のアドバイスなんだけど、この部分をやたら強調しているような??

 

あ、「陰」の書だからか。

 

 先に出版されたバージョンは「陽」がテーマだそうです。

 

 私は誕生日からイチバン遠い日、夏至

 

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ちょあ!