ご、ごご、ゴッズィーーーラァぁーーーーー!!!!!
(石原さとみ風の発音に脳内変換してください)
このPVに出てくるワレワレ昭和人の知っているゴジラは、8話までほとんど出てきません!!!(笑)シン・ゴジラの演出もそうだったかな?
でもゴジラファンだけじゃなくて、古典、神話、哲学、ちょっとオカルトな物理学ネタ好きな人なら「うおおおぉぉ」と鼻の孔ひろがる隠しヨロコビポイント満載だと思うの。もちろんそうじゃなくても、ハラハラするSFストーリーとしても楽しめる。
物語の鍵になる未知の分子構造の名前が、アーキタイプ。
お?ユング?と思ったら主人公(有川ユン)のパートナーAIの名前がユング。
ユングと言えば「夢」・・・(←ここには個人的伏線、最後に回収)
今日の朝noteに書いた記事(宇宙生命の始まり、生物のスープ)と、その続きに書くつもりだった「海=あの世」考察に、クリティカルヒットの奇跡。
シンクロ、いや、未来が最初から全部決まっているとしたら?
現に、そういうハナシを「ゼロポイントフィールド仮説」で言ってるわけで。
「卵の中に、過去の卵全ての情報とこれから生まれる全ての卵の情報が全部含まれてる」って、主人公はそう表現してた。(前成説)卵が先か鶏が先か?
ほんと、数日前に映画インターステラーの解説を(本編見てないくせに)読んでいたからそれもまたリンクして。未来を思い出すクイズラリー、みたいな・・・
ゴジラのストーリーもそうだし、それを見てる私の中のストーリーも、それこそ二重らせん!!って勢いで展開される。
「分かれた川は、もう二度と一緒にはならない。
でも、海でまたひとつになる。」
本編の1話、謎の信号として始まる歌。子守歌。
この物悲しい調が、最初は不気味で、だんだん神秘的に聞こえてくる不思議。同じ歌を繰り返し聞いているのに、そこから流れ込んでくる情報(イメージ?)が違うのだよ。
主人公チームのおやっさん、べらんめぇなセリフがまた、いい♡(笑)
怪獣と戦うジェットジャガーは、昭和臭ぷんぷんなんだけど、あれは私世代じゃない(笑)なーんか、見たことある気がするんだけど、お宝鑑定団とかで・・・
過去の日本特撮にリスペクトを感じるアニメ☆
クリエイターのこだわりとか世界観の表現って、これまで気にしたことなかったんだけど。岡田斗司夫せんせのYoutube見てからグググーーーっと深みが増した( *´艸`)
おやっさんと、その旧友らしき源ちゃんってさ・・・
「はじめの一歩」の会長(鴨川源二)と、ライバル親友の猫田のじっちゃん・・・?!!いや、あれはボクシング漫画だからジャンルは全然違うんだけど。はじめの一歩ファンは「ハッ!!」となったんじゃなかろうか?私だけ?
それからそれから、途中から登場するインドの怪獣。
これは、SARUでしょう!!!!って思って興奮してたら、「サル」呼ばわりされててノックアウト。
あれも、世界の破滅の物語だった・・・。見えない世界と、近くできる世界の接点の秘密。善か、悪か、世界が反転する。反転して繋がって、6=9。宇宙のひみつ。でもひみつじゃない。隠してないけど、隠れてる。見えてるのに、見てないだけ。
うう!!!鼻血でそう。
SARUもっかい読みたいからKindleで買おう~~
スーパーコンピューターの名前が破壊神のシヴァだったり、引用される詩や哲学思想が、んま~~~~~、濃ゆい。全く知らなくてもストーリーは十分面白いんだけど、これを拾える人は、100万倍楽しめるんだろうなぁ。
髪の毛一本手に取って、それは一本なんだけど、それは無数の繊維の集まりなわけで。
映画シン・ゴジラのオマージュというか、展開が重なる部分も多くあって。構成が一緒っていうのかな?海から陸に上がって、短時間で生死(生まれ変わり)を繰り返して進化(変態)する生物。
その秘密になるのが、この世の物理法則じゃ存在しないはずの物質「アーキタイプ」なんだけど。
ある意味、物理法則を超えた「あの世」との接点なわけで。そのアーキタイプの素になっているのが「紅い塵」として登場する。あの世との接点。
海から陸にあがる、ってのも「死の世界(あの世)」から「この世」へ、ってシンボルでもあると思うんだ。(これ、noteで続き書こうと思ってたやつ!!!)
海獣の子供は、海(あの世)からみた陸(この世)の視点が溶け込んじゃってる漫画だったなぁ。
あの世とこの世の接点、それを生み出す「特異点」。
進化しすぎて、未来と未来がぶつかりあって破滅する。
私には、「紅塵」がCOVIDの象徴にも見えたよ・・・
グロくないのに、不気味でコワイ。コワイけどかっこいい。怪獣の魅力たっぷり詰め込んだゴジラに、バンザイ!!!!大好きなモスラも、アンギラスも出てきてきゅんきゅん♡♡♡
最後に繁茂した植物はビオランテかな?
モスラはリアル蛾?だった・・・(笑)
ああ、ほんまシーズン1一気に見終わった。
1話冒頭のナレーションと、最終話のエンディングに流れてたのは一緒なのかな?あれ、お芝居の幕開けみたいな感じですごく好き。
お芝居、好きなんだぁ。
お芝居でいちばんすきなのは、真っ暗な舞台からすぅーっと照明が入って最初の台詞が聞こえる瞬間。ミュージカルじゃなくて、客席と舞台が近い小屋芝居。
これは私たちが少し賢くなって
色んなことがわからなくなるまでのお話
僕たちが 私が?
以前よりも人間らしく
人間のことが少し分かるようになるまでのお話
遠回りも 回り道も 人間の愚かさも
今ではその全てが 必要だったと分かる
答えはいつも目の前にあり
答えはいつも世界そのものであり
答えは問いの中にあり
これは・・・つい最近読み終わった夢枕獏せんせの小説の「答え」じゃないか。
気がつくとお話は始まっていて
結末はもう決まってしまっていて
ゼロポイントフィールド・・・。
ゼロ・ポイント・フィールド仮説
宇宙のすべての場所に遍在するエネルギー場(ゼロ・ポイント・フィールド)には、過去・現在・未来すべての情報が記録されている、という量子物理学の仮説
私は全てを知っていたのに
意味はまったく分からなかった
ここにたどりつくために
その全てが必要だったんだ
その全部が全部、過去も現在も未来も全部が「ある」(そしてなにもない)世界に繋がると、狂人になる(笑)意識のリミッターを外して少しでもその世界に還れるのは、死の世界。
12ハウス、あの世。海の向こう。月、夢の世界。
なんて思いながら最後まで見終わって、感動の余韻に浸りながらケータイ見たら姉姉からのメッセージLINEが来てた。
おいおい、夢に関するWSですってwwww
鼻血ほんまに出るかと思った。
私は全てを知っていたのに
意味は全く分からなかった
ここにたどりつくために
その全てが必要だったんだ
今、このときまで
目の前で起こっていることを理解するまで
そうしてお話は こう始まる