リロケーション図で「ここでどんな自分が発揮できるのか」覗き込む

 

2年暮らした星の国。まだしばらくこっちでの生活が続きそうです。

ふと思い付いて出したリロケーション図、いくつか特徴的な配置があった。

 

ドラゴン・ヘッドがIC上でグランドとラインをまわすカイトを作ってる。風車だな。いや、ヘッド&ICは魚座だから、水でまわす水車だ。地エレメントのグランドトラインだから、田園にひく水車。

 

水車

生を支える基盤、ICから注がれる水。

自分がICという場を通して水を注ぐことが、自分を次の自分にバージョンアップする(ドラゴンヘッド)ためにすごく重要だってこと。

 

さて水を注いで回転するのが海王星×小惑星ジュノー×小惑星セドナ

(1)神秘と幻の海王星は「所有」の2ハウスで山羊座「手からエサをもらうアホウドリ」。人を騙して欲しいものをうまいこともらう・・・みたいなイメージが浮かんでしまった(;´д`)

いやいや、海王星は現実と非現実の境界線をぼやかす幻想のエネルギーだけども、人を陥れることだけが幻想ではないものね。。。なんなら、占星術も幻想世界の術さ。

 

山羊座だから、手に入れるものはサビアン(エサ)にあるように生きていくために必要なもの、現実生活の糧となるもの。やりがい!とか友情や愛情!みたいな曖昧なもんじゃなく。

2ハウスだから特にその要素が強い。

 

(2)小惑星ジュノーは父なる神ユピテル(ゼウス)の妻。

もともと木星ユピテル)を支配星にもつ射手座が強いチャートだから、そこに関連付けても読めるかな。木星の扱いについても指していそう。

今回の配置はジュノーがMC上にある。公的で社会的場における、ジュノーが象徴するもの・・・男女の公平な権利を主張するフェミニスト的なエネルギー。これがテイル側にあるから、卒業案件だな。例えなにかと縁があったにしても、目指すのはそこじゃない。

 

(3)セドナインパクトの強い神話が背景にある。犠牲になった・裏切られた側面が注目されがちだけど、この大三角形はあの神話のエンディング部分が象徴的に組み込まれてるんじゃないかな。

 

夫に苦しめられ、父親に裏切られ、海に沈んだセドナ

セドナから海の生き物が産まれ、その命で人は自分達の命を育む。海の女神、生命の母であるセドナ

 

竜の子太郎の母、湖の主の竜が重なる。

ニンゲンの自然に対して振るまいが、自然を弱らせ苦しめているけど・・・自然は、その生命力をニンゲンに与える。太郎の選択と、母竜の最後に涙ちょちょぎれ。

 

竜の子太郎の物語は、ここでも鍵になってたなぁ!!!!

 

セドナが6ハウスに程近いこと、MCにジュノーってのを見るに、こういうこと。

 

自然との関わりって、対等さ・公平さをベースにしたギブアンドテイクじゃないんだわ。かといって支配・非支配の強弱関係もそこにはない。

あげたぶんだけもらえる、とか、奪った分取り分が経る、とかそういう理屈にかなった構造にはなってない。理不尽な災害もあれば、豊穣の生命力を支える恵みもある。そのあたり、海王星的ロジック。

 

ちなみにここでいう「自然」ってのは「女性性的な力」にも置き換えられる。飲み込む力、受け入れる力、取り込む包容力。

 

 

公平な取り分(ジュノー)を管理しよう(乙女座)という視点を越えて、その先の未来(ドラゴンヘッド)へ。

人の手からエサをもらうアホウドリ山羊座)は、驚異でもあるニンゲン(アホウドリはニンゲンのせいで絶滅の危機に追いやられた)から命の糧を得る。ただし、飼われたり保護されているわけじゃない。そこには自分の意思がある。

セドナは牡牛座の10度「赤十字の看護師」。セドナとの組み合わせだとまさに「献身性」が強調されそうだけど、彼女は自分の意思で人の命を救うことを選択し、行動している。

 

 

自己犠牲に見えるようなことも、より大きな視点で見ると全く違うバランスがそこに見えてくる。私はそれを「家庭(IC)」という場を通して学ぶ。

ノード軸、そしてIC×MCラインを調停するのが、裂け目のキロン。キロンは蟹座。

やっぱ4ハウス的キーワードが鍵なのね。キロンもまた二者の力関係を表すシンボル。

 

ニンゲンの社会的な習性から見ると、「家族」とか「親戚」とか「一族」ってのは固定された線引きがあるわけじゃなくて、自分たちで確かめ合いながら結びつきを強めていくものなんだって。

 

血が繋がってるからとか、顔や髪の色が同じだからとかじゃなく。

 

『生殖関係や血縁をもとに家族であるというよりも、空間を共有して暮らし、ともに行為を重ねることで、家族になる』

 

これって、すごく蟹座的。

共有する空間の中で、情的な交流の中で、意図的につくりあげていく関係性、それが家族。もっと大きなスケールで見れば、地域や社会という共同体、国家。

共同体を作り上げようと働きかける、活動宮の蟹座。

 

そして蟹座は水エレメント。

 『親子なんてものは、水のようなものだよ。

(中略)

水なんだよ。確かに、同じ泉から湧くこともあるけどさ、他所から汲んだ水を入れても、それは混じり合って、一つの水になる。色の違う水や味の違う水を入れても同じ。いつかは皆、同じ水になるんだ。』

 

 

starship.hateblo.jp

この過去記事がヒントになりそう。

 

 

starship.hateblo.jp

 

 

意識しだすと…というか、

後手後手にまわって「対応する、対処する」生き方から「意志を持ってふるまう」よう心がけると

 

歯車が回りだしたのか?ってくらい、カチンぽちんと小さなシンクロが見えてきて…

 

「こうしよう」とか「あれがやりたい」とか考えることなく、もうやってる(すでに流れの中に入っている)状態になるんだね。

 

ちょっと久々な感じ。

やっぱ暦の術、響くんだな!!!