前回はMさんと息子さんの親子ホロスコープを読んでみたのですが、同じ要領でYさんとK君親子もリーディングしてみます!
子どもは可能性のカタマリなので、「性格判断」や「相性診断」としてじゃなく、
「こんな能力をもっと伸ばせるかもしれない!」「今までやったことがなかったけど、こういうふうにしてみたらどうだろう?」とか視野を広げて行動を起こす、未来を創ろうという前向きな気持ちを後押ししてもらうモノとして
活用できるようなリーディングを心がけようと思います!
プライベートモード★無意識に求める安心感
お母さんのYさんは月が蠍座(水×固定宮)。
何かに打ち込んで取り組んだり、深い結びつきを感じたり、「一体感」や「私だけが味合う特別感」を感じると安心するし、そういうことに対する無意識レベルの欲求があります。
K君は月が乙女座(地×柔軟宮)。
乙女座は現実的な感覚に強い「地のエレメント」です。「柔軟宮」なので、相手からの働きかけに合わせて動きます。この組み合わせは「目の前のニーズを見極めて対処する」ことが得意です。
例えば手先を使う細かい作業に取り組むことは乙女座の月にとってリラックスできる作業になるし、お手伝いをして誰かの役に立っていると実感できることに安心感をもちます。
蠍座は「水」、乙女座は「地」なので、どちらも「陰」のエネルギーです。外じゃなくて、内向きに渦巻くエネルギーのイメージ。
一点集中、極める蠍座ときちっとやりたい乙女座なので、なんとなく性質が似てますよね。どっちも相手をしっかり観察することが得意です。お互いの良さを以て助け合える関係です。
私らしさの原点★タマシイのスタートライン
YさんのAscは乙女座(地×柔軟宮)。
乙女座サインについては上に書いた通りですが、Yさんにとってはこの性質が「自分らしさ」を作るスタートラインになっています。
一方でK君のAscは天秤座(風×活動宮)。
乙女座が時には自己犠牲的(奉仕的精神)に他者に合わせて自分を動かしていくのに対して、天秤座は相手と自分のちょうどいい距離感ってのを意識するサインになります。人に対しても、物事に対しても、客観的に見てバランスがとれているかどうかを気にします。
天秤座は乙女座の次に始まるサインです。なので、乙女座であるYさんにとってK君は自分に足りないものを補ってくれる相手、学ぶべきことを見せてくれる相手とも言えます。逆の見方をすれば、K君はYさんの持つ良さを受け取って、その次のステップに進むことができる。
メッセンジャー★相手を知って自分を伝える
情報を受け取ったり伝えたりする能力を司るのが水星です。
Yさんは水星が魚座(水×柔軟宮)で、K君は水星が蟹座(水×活動宮)。
どちらも「水」のエレメントなので、「私は、あなたは、どんな気持ち?」ってのをベースにスムーズにコミュニケーションを取ることができそうです。言葉でやりとりするよりは、気持ちを共有して寄り添おうとする。共感することで自然と上手くいく二人です。
K君の水星は、土星以外の天体すべてとアスペクトを形成(エネルギーのやり取り)しているのでかなり目立つ存在です。彼は間違いなく、かしこい!あ、これはK君本人を見た私の主観です(笑)
蟹座は月に支配されているサインです。月は映しとる能力があるので、「模倣して学ぶ」ことが得意です。7~15歳の水星が発達する時期に、「かっこいい!」と憧れる良いロールモデルがあれば知性がグングン伸びていくと思います。
感情ベースで判断しがちなので「僕この先生キライ!」と思った瞬間に情報遮断、シャットアウト!しちゃうかも。好き、嫌いの判断材料も「この人は僕の気持ちを分かってくれる」かどうかなんですよね。例えば習い事を考えたときに・・・先生が女性的(男の人でもですよ)な寄り添い方をしてくれる人の元で学ばせてあげるとGoodです。
あちこちにエネルギーの脈が張り巡らされている水星なので、いろんなジャンルに反応するだろうと思います。それでもってスイッチが入れば頭フル回転で集中するだろうし、行動も伴う知性の持ち主です。知性の水星と喜びの金星がベッタリくっついてますし、学ぶこと自体を楽しんでくれるんじゃないでしょうか。
水星期はだいぶ先ですが、楽しみですね!^^