世界の始まり(創世神話)の部分は中国の道教(星信仰)の影響をかなり受けていそうだぞ、ってところから・・・イザナキ・イザナミの部分まで読めた。
淡路島が生まれたあの描写とか、イザナキ・イザナミの結婚シーンは、海洋民族の神話や信仰が影響あったんだろうなぁ・・・ってハナシ。
そこで出てきた少数民族ミャオ族の神話で・・・私は台湾の太陽と月を重ね合わせた神聖な湖「日月潭」と、湖の中央にあるラルー島の伝説とかを思い出したから、また頭の中から消える前にメモ。
なつかしい旅日記
本書に出ていたのはミャオ族。日月潭はサオ族だったっけ。
「言語が消える」ってのは、何もドラマチックでセンセーショナルな「古代文字のロマン」とかそんなんじゃなくて、本当にあるんだよ。台湾語も、そう。日本語だって、「英語至上主義」が過熱すればそうなる。
グローバル化は言語を(文化を)(価値観、ものの見方を)たくさん消した。
グローバル化のビジョンを抱く水瓶座、アクエリアスの時代と言えばカッコヨクて「善」に進むと信じて疑わない人たちに言いたい。そういう側面も忘れちゃいけないぞ、と。
山羊座(これまで時間をかけて作り上げてきた構造)を今度は「知性」(風)で納得できる視方、をトコトン考え抜けるか?で未来は全然違う。
「風」っていうからふわふわしてスピリチュアルな感じがするかもしれないけど、風はタロットでいうならソードだぜ。情報であり、言語であり、ロジックの世界だぜ。切れ味抜群なんだぜ。
情報の時代、っていうなら考え無しに右から左に情報を流すなよ。
デマに一喜一憂して正義感振りかざして人を傷つけるなよ。
自分の頭で考えようよ。
下手でもいいから、考えようよ。
私は言語化が苦手だから・・・
って他人の言葉(視点)に依存するなよ。
水瓶座は「個」の視点を求めるサイン。
他人の視点に乗っかるなよ。
フリーライドの連中は淘汰されるからな。
▶「自分の心に素直に」という標語と「ワガママ」はどう違うのか
水瓶座は「未来」を見るサイン。教育も、過去の成功をなぞるんじゃなく、未来の可能性に挑む方向にギアチェンジしないといけない。
「やる気にあふれている者は、別の文化を全面的に受け入れることが出来る。たとえそれがどんなに『異質』に見えようとも」と、著名なアフリカ系アメリカ人の作家であり文芸評論家でもあるヘンリー・ルイス・ゲイツが述べている。彼はこう続けている。「しかし、尊敬のないところに寛容はなく、知識のないところには尊敬はない」
▶これからの「グローバル能力」は「自分と価値観も行動規範も違う「他者」と対面した時に、敬意と好奇心をもって接し、困難なコミュニケーションを立ち上げる意欲と能力」。水瓶座の活かし方。
山羊座にケリをつけるってのは、これまでの権力構造を根っから否定しようぜってわけじゃなくて、歴史から学ぼうぜってことじゃないかな。
ちょっとズームアウトして歴史をみるんだよ。
地の視点は最終的に到達したポイント、足元を見る。
風の視点は、そっから離れることができる。俯瞰するってこと。
足元にある地層全体を、大きなスケールで捉えるんだよ。
「読む時間がない!!!」「読みきれない!!」って人は誰かに読んでもらえばいいんだよ!!!
完全な黒も完全な白もない。
誰が善で誰が悪か。
何が正しくて何が間違っているのか。
何が真実で何がウソか。
「分かりやすい」答えを示されたら、疑え。
これから風の時代、なにが必要なの、と問われたなら
私はこうこたえる。
誰かに答えを出してもらえなくても耐えられる、知的体力をつけようぜ、って。自分で問いを立てる。疑問を持つ。そうかもしれないし、そうじゃないかもしれない・・・という曖昧なハッキリしない態度をとれる持久力を持とう。
確固たる答え(地)に頼るな。
風に境界線は見えない。完ぺきな風のカタチなんてない。
思考(風)は動かないと存在できない。動け。動かせ。
そのスキルとか精度とか強さがダイジなんじゃない。動く過程(プロセス)そのものがダイジなの。下手でもいい。微々たる動きでもいい。
蝶の羽ばたきが、地球の裏側で台風を起こすんだから。
結果はどこかで誰かが回収する。それは別に蝶のかまうところじゃない。