白痴の語る物語

満月によせての記事に引き続き、もう一本!

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明日、また明日、そしてまた明日と、

記録される人生最後の瞬間を目指して、

時はとぼとぼと毎日歩みを刻んで行く。

シェイクスピアマクベス

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何事にも時があり

天の下の出来事にはすべて

定められた時がある。

生まれる時、死ぬ時、

植える時、植えたものを抜く時

旧約聖書『コヘレトの言葉』

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現代は、黙することの意味や、憎しみを克服することが不可能なことや、完全な平和などは永遠に来ないことを教えない。しかし、旧約の人々は、それでも変化と希望が続くことを知っていた

 

 

 

終点に到達したつもりでいた。しかし、人生は到達の積み重ねだ。どこまで行こうと、その先にまた新たなゲートがあるのだ。(もちろん、ゲートが尽きるときはいつか来る。)

また一つ鳥居をくぐる。 ゲートとはそもそも何か。 通過点だとセイディは思った。次への入口。その先に知らない世界が開けているかもしれない。扉をくぐり抜けた先で、成長のチャンスが待っているかもしれない。

 

 

 

あれ??そういえば、前記事で出した時は出てこなかった海竜社が出版したほうのリンクがすぐに出た。逆にもう一つのほうが出てきてない。不思議だ。。。

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そういえば!

この伏線よりより記事を見てびっくりした、と教えてもらった読者さんからのシンクロメッセージも、おどろき桃の木だった🤭

 

 

『トゥモロー・アンド・トゥモロー・アンド・トゥモロー』を読んだきっかけも、よりよりと絡みついた伏線の一本。

 

【宇宙からのギフトを読み解くプロジェクト】で、そう、このときに降りてきた参考文献!↓ベンジャミン・バトンの数奇な人生💫

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そこから、同じような視点で「時間」の流れを切り取っている物語があると知り・・・

 

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その10月お届けした物語で、表紙のイメージにもなったこの物語。

 

この原作を読んでみようかな、と思って図書館のオーディオライブラリーを開いて出てきたのが同じ作者ガブリエル・ゼヴィンの最新作、『トゥモロー・アンド・トゥモロー・アンド・トゥモロー』だった。

 

なぜか『天国からはじまる物語』(原題『Elsewhere』)は貸出したのにエラーで読めず・・・『トゥモロー・アンド・トゥモロー・アンド・トゥモロー』の表紙を見て「あ、葛飾北斎じゃん」と思っただけで借りなかったんだけど。

 

Kindleでまた出てきたから、ほんなら買うか、と購入。

結果、大当たり。バチコン。

 

本のおもしろポイントは別ブログでちろっと書いたからココでは省くけど。

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5ハウスの愛、11ハウスの友情と、技術進化が開く世界。

キロンと冥王星が最後にガツンときいてくる、そんな物語。

 

『ゲーム』が舞台の物語。

創作の物語。

自分の求める世界と他者の存在との葛藤の物語。

愛、大切な人。

愛、情熱を注ぐもの。

 

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サインはやっぱり水瓶座かなぁ。

いや、「遊び」「理想」「探求」の世界観は射手座的でもある!!詩や古典が未来からのメッセージみたいに時間軸を繋いで届く感じが、メビウスの輪を走るような。繋がるんだけど、もともと見ていた世界とはひっくり返っちゃってる感じ。

 

 

すんごく楽しめた。

でも、結末が・・・めちゃくちゃ意外なことに、なんかハートをえぐられて。自分のキロン×冥王星(この本を読み終わったすぐ後、自分のキロン△冥王星アスペクトに気付いた)に響いたのかもしれない。

 

 

人生は歩く影法師。

束の間の灯火、哀れな役者、白痴の語る物語。

 

 

この舞台をステージの外側から見ている観客ってのは、誰でしょうかね。

文字通り上の次元の存在(視点の外側にある視点って意味)で、神さまが見てるって表現でもいいのかも。

 

それはたったひとりの観客といいますか、たったひとつの世界そのものといいますか。

 

私という演者からすれば、私を見せる相手は同じく舞台上で出会う他の演者じゃあないんですよ。

 

あくまでも、観客は舞台の外にいるわけで。

 

この舞台(地球)にあがったキッカケは人それぞれのようだけども…

私はね、そのたったひとりの観客を、めちゃくちゃ楽しませてやろうじゃないの、って、思うのね。

 

 

いつか舞台を降りるとき

 

「うわー、見応えあったわぁぁ。おもしろかった!!!」

「いやぁ、あのシーンはね…」

なんてアフタートークで盛り上がりたい。

 

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