正義とやらお前を生み出したのは人間の業(そしてそれはワレワレ人間が人間らしく生きるために選択せねばならぬもの)

SELFISHNESS(セルフィッシュネス) ―― 自分の価値を実現する』を、真ん中まで読んでますナウ。

 

読めば読むほど、刺激的で危険なニオイがプンプンする本だ…!

 

「自分の頭で考える」「意識的に行動、選択をする」っていう抽象的なアドバイスが、現実的に具体的にどういうことなのか。

これがどんどんクリアになっていくというか、いや、重力を伴っていく。

 

本当はひじょーに重みがある、現実を踏みしめる態度なんだな。

とっても水瓶座的でもある!!

 

でも水瓶座のぶった切る冷徹さ(客観性)に「心」とか「情」が伴っていないと、それこそ「弱者切り捨て」の能力主義的世界観に結びついてしまう。

 

個人のいのち、自分自身のいのちを最大の価値と気付く獅子座も、同じところに立つ。

 

蟹座の殻から脱皮して生まれた獅子座。

情に流されること、集団主義にNOという選択の自由(つまり、意志ってやつ)を手に入れた獅子座の視点。

 

水瓶座✕獅子座ラインの「倫理観」をゴリゴリと深める本だ。

 

 

アイン・ランドの主張を全面的に「納得!」してるわけじゃないけど、ひじょーにカッコイイと思う。

 

 

昨日書いた「喜び」については、天秤座なテーマだったな。

starship.hateblo.jp

喜びの星♀を支配星にもつ天秤座。

その天秤座は自分自身の魂(むき出しの価値観、在り方)を映す。

牡羊座✕天秤座ラインのハナシ。

 

そんでもって今読み進めてるのは「正義」がテーマ。

これまた、ジャスティス!天秤座なのだ。

 


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休憩タイムに音楽聞こう、と思った時に出てきた椎名林檎の新曲!

正義、ってキーワードの曲なんだね…⚖

 

りんごちゃんカッコイイ。

歌詞を調べてみたら、ドラマの主題歌だって。

 

私はTV持ってないから見れないけど、面白そうだね!検事ドラマ?

まさにアイン・ランドが説く「正義とは?倫理、道徳とは?」って雰囲気なのかしら。

 

アイン・ランドが繰り返し繰り返し強調するのが、「人間が人間として生きる」ことの重要性、その価値なんだよね。

タイトルが、ドンピシャ。

 

私のコトバで言えば生命力。

生命力を高めあえる関係性を他者と、社会と、世界と結べるかどうか。

 

starship.hateblo.jp

 

いや、結ばねばならん、それが人間として生きるということなのだ、ってハナシなんだ、この本は。

そのための判断基準、価値を、どこに定めるか?指針になるのが彼女の言う「倫理学」の役割。

 

字面だけなぞれば、表面的にはそれは「自分の利益拡大を第1目標に経済活動!」ってアダム・スミスなハナシになっちゃうし。

 

「たかり屋である弱者は邪悪な怠け者!」ってふうに、社会福祉やマイノリティの存在を否定しかねない。

 

…なんだけども、この主張の根っこにある「いのち」との向き合い方、私はそれがすごく好きだし、すごく思想的には重なる部分がある。

 

私は政治とか経済活についてはあんまり興味がない分野ではあれ、「協働」とか「与え合い」っていう、アイン・ランドとは正反対の側の思想のほうが好みなんだけど。

 

 

さぁ、この本が私の体内(胎内)にどう宿るか…どう消化吸収して、新たな種をBOOKCAFEそらふねでお届け出来るか……🤔

 

これはまた、大きなチャレンジだ!!!✨