こないだの『人はなぜ物を欲しがるのか』の紹介記事ではさ、「拡張自己」に的を絞って書いたんだけど。
ほら、「ワタシらしさ」の境界線は「ワタシのもの(所有するもの)」で確認&主張&強化されるってハナシ。
あの記事内では触れてなかったけど、「幸福感」というテーマでもオモシロイハナシがたくさん出ててね。
私が好きだったのは、「常に幸福でいなければならないってのは、自己啓発の呪い」ってところ。
あぁ、たしかになって。
この感覚はSNSからの影響も大きいんじゃないかな。
キラキラしてることイコール良きこと、アピールすべきこと。
そんな数多の「良きこと」と比較して、ダメな自分を恥ずかしく思ったり、しょんぼりしたり。
役に立たなくていい。ハイスペック能力を証明できなくてもいい。自分の好きなものが相手の好きなもの(ポジティブなフィードバックを得られるもの)でなくてもいい。
弱くてもいい、ってことはさんざん言われているけども
弱くなくても良い、ってことも付け加えておきたい。
「そんなときもあるよね〜」くらいの脱力レベルで生きたいよね、健やかなるときも病めるときも。