ホロスコープ上にあるASC(アセンダント)と呼ばれるポイントは、人間として生を受けた瞬間に突き抜けてきた入り口(出口)の性質を表してます。
ところてん突きの絞り口みたいに、タマシイが最初に決めたカタチ。なので、経験も環境も全部取っ払っても残るタマシイの核の部分。
ホロスコープの配置は、自分の中にある宇宙地図でもあります。
月は、潜在意識、根っこの時期。7歳までに育みたいこと。基本的欲求と安心感。
7〜15歳ごろになると、水星が発達する。家庭という集団を抜けて他者を知り、コミュニケーションを学び知性を鍛える時期。ここで集めた情報や経験が後々太陽を燃やす素材になる。
15〜25歳は金星。金星は人生を彩る輝き。集めた素材を味わう力を育む時期。
25〜35歳、ついに太陽が動き始める。受動的に受け取ってきた世界から、自分が発信する世界にシフトチェンジする時期。これまで集めて磨いてきた素材をもとに、命を燃やす目的意識「使命」を探る。
成長期を過ぎた天体も、そこで成長がストップしているわけじゃない。何歳になってからでもバージョンアップができる。
自分の中の宇宙は、成長する!
25歳以降は太陽(能動的な生き方)に切り替えられているかどうかが重要になってくる。太陽のエネルギーを活かした生き方を意識しつつ、バージョンアップさせたい天体エネルギーを鍛えていく。
人生振り返りホロスコープ
私のアセンダントは射手座25度「玩具の馬に乗る小太りの少年」
タマシイの核になっているのは無邪気な想像力と遊び心!
月は双子座だから、見たい知りたい触りたい好奇心が無意識の欲求としてある。月の時期はあんまり記憶に残ってない部分だから、今の癖とかパターンから見つけられる。
落ち着きのなさとか、すぐ目移りするところとか(笑)良く活かせれば気分の切り替えの早さ、フットワークの軽さかな。
私の浮ついたアセンダントと月の落とし所が、山羊座の水星。山羊座は目に見える結果を重視するから、「成績」を気にしたり「資格」が好きだったりってのがあったかも。特に学齢期(水星期)のころは。
目的達成のための最短距離を計算して(効果的な目標を決めて)実際に努力するのは山羊座水星の得意なこと。
私の金星は12ハウス(隠された場所)にあるから、女性性を抑圧してる部分はあったなー。「女の子っぽい」ものがひじょーにキライだった。
射手座の金星だから、射手座関連のヨロコビを見つけてからはそっちにエネルギーを注げるようになって解消されたみたい。エネルギーの流しどころを意識する、いい例!
私の太陽はアセンダントすぐ近く。
生まれ持った本質的な部分をバンバン出していくことが、人生を自分のものとして進めていくキモになってくる。
太陽の持つシンボルは「法王」。自分の信じる真理を伝えたい。見えない世界に敬意を払いつつ、理想的な生き方を実践したい。
太陽の示す「法王」は、私が人生の舵を自分でとるために必要なキーワード。
次の火星ステージに入る前に、しっかりと太陽のエネルギーを燃やしていきたい。