それも単なるカテゴライズ

スピリチュアル系の人で「ルーツに対する特別意識」が強い人は、「日本」とか「縄文」とかドコドコの土地、○○人、に強く反応するよね。

 

○○人、ということ - ことばのおもしろさ研究所

↑別館ブログでこの記事書きながら、ふと思ったの。

 

占星術的にいえば、蟹座の要素が刺激されやすい人とか、蟹座エネルギーが前面に出てきてる状態って言える。

(蟹座さん生まれの性格が云々ってハナシではないですぞ)

 

私は神社仏閣、日本神話、土地の風俗(民俗学)大好物だけど、ルーツへの特別意識がかなり低いほう。

 

土地もニンゲンも、たまたま同じ時代や空間に居合わせたもんどうしをカテゴライズしてるだけじゃあないか、って視点がメイン。

(そうじゃない見方ももちろんできる)

 

 

イイとかワルイとか、視野が狭い(劣ってる)とか広い(優れてる)ってわけじゃなく、心地いい抽象度が違うってだけ。

ヤヤコシイことをいくつか - STAR SHIP☆星読み航海図

一つ前の記事で抽象度について書いてたのを再掲すると…

 

「抽象化する」とか「次元を上げる(視野を拡大する)」ってのは、カテゴリーの枠組みを大きく広げていくってこと。

 

具体←(我が家のポチ―秋田犬―イヌ―動物―哺乳類―生物―物質存在)→抽象

 

ポチとして認識することと、哺乳類の一種として認識することとのあいだには、優劣はない。捉え方の枠組みが違うだけ。

 

話が噛み合わないとか、困り事が解決できないのは、抽象レベルの違いがあるから。

 

どの視点、枠組み、距離感での話なのかがズレてる。

 

眼の前のポチの困った吠え癖をどうにかしたいのに(ポチにはポチなりの経験、性格、理由があるのに)生物全般の本能について紐解いてもあんまり意味なかったりね。

 

そいでね、伝えるのが上手い人(よく頭がいい人と表現される人)は、この抽象度のすり合わせが上手い!!

お互いの抽象度を把握して、相手が理解できる抽象度にピントを合わせて話せる。

 

で、そうでない人…ハナシがなかなか噛み合わない人ってのは、自分の抽象度に固執してその土俵でしかコミュニケーション取ろうとしない。

わざとそうするというよりは、そのピントしか持ち合わせてないから仕方ないのかもしれない。

 

お互いの抽象度レベルのギャップってのは、意外に気づきにくい。同じコトバ、同じ表現を使ってたりするからね。

 

このへんはやっぱり、先天的にセンスある人もいるけど、後天的にトレーニングしないといけない要素なんだよね。

 

 

具体的にどうやって?

「相手にわかりやすく伝える」ために発信の練習が真っ先に浮かぶけど、「相手をまっすぐに聴く」ことから始めるのが遠回りなようですごく確実な気もするな!!

 

まっすぐ聴いて、素材そのまま組み立てる練習 - STAR SHIP☆星読み航海図

 

こういうトレーニング。

伝えよう、伝えようと前のめりになると、自分の思い込み(枠組み)になかなか気づけないし。

 

 

夏休みがおわったら、このプロジェクトもまた再開したいなぁ!