向かい合うハウス、それから向かい合うサインについて。
1ハウス(牡羊座)⇔7ハウス(天秤座)
You and Me!自分から見たあなた、あなたからみた私。どちらも自意識ありき。1ハウス、牡羊座の支配星は火星。天秤座は金星。「個」を押し出す衝動的な男性性と、「全」のバランスをおしはかるヨロコビの女性性。
2ハウス(牡牛座)⇔8ハウス(蠍座)
どちらも特別感と、美意識。
牡牛座は「生」から見た美。生きているから感じられる実感、得られる豊かさ、満足感や安心感。おうし座の支配星もよろこびを味わう金星。
蠍座は「死」から見た美。極限で垣間見る本質、最後に残るのは、他の誰のためでもない私だけのための価値観。蠍座の支配星はAll or Nothing、徹底的に向き合う冥王星。
3ハウス(双子座)⇔9ハウス(射手座)
教師(射手座)と生徒(双子座)。先生は高みを目指して切磋琢磨することを求め、生徒は次々に目移りする知的好奇心を満足させたい。同じフィールドにいながら、対局の存在感。生徒は先生がいるから学べるように、先生も生徒がいるから先生と言う立場を得られる。
双子座の水星はネットワークを繋ごうと網目状に張り巡らせる知性、射手座の木星は受け入れ、成長を促す社会的な肯定。
4ハウス(蟹座)⇔10ハウス(山羊座)
社員(蟹座)と社長(山羊座)。これも同じ舞台で必要としあう対局イメージがわかりやすい。蟹座がメンバーの連携を強め、山羊座はそれを牽引する。
蟹座は月。みんなの気持ち。うつろい変わりやすい感情面を、山羊座の土星は無駄な振れ幅を抑制して、落としどころを示す。
5ハウス(獅子座)⇔11ハウス(水瓶座)
作家(獅子座)と美術商(天秤座)。個人のアトリエ(5ハウス)と、アートギャラリー(11ハウス)かな。唯一無二の作品を生み出す作家と、様々な作家の唯一無二の作品を認め、等しく画廊に展示する美術商。
「違い」がオリジナリティを生むわけだけど、みんながみんな、「違うという共通点」で結びついている。
獅子座の支配星太陽は個の目的意識で、水瓶座の天王星は個の目的意識を共通の目的意識へと引っ張り上げる。引っ張り上げるから天王星のほうが上、エライ、なんてことはなく。そもそも個の目的意識がしっかり作り上げられていないと、そこから先のビジョンなんて見えもしないし何の役にも立たない。
6ハウス(乙女座)⇔12ハウス(魚座)
隙間を埋めて課題解決をはかる乙女座と、そもそも問題をなかったことにする魚座。(笑)現実社会と、非現実世界。
乙女座は水星が支配星だから、頭を使って「分ける」分かろうとする。一方で魚座の支配星、海王星は物事を分けていた境界線をぼかしにじませて「分からなく」する。
具体的⇔抽象的な世界観は3ハウスと9ハウスの双子座⇔射手座も一緒だけど、乙女座⇔魚座の振れ幅はもっと大きい。パーツを最小単位まで分類する具体性と、全部水筆で溶解してしまう抽象度。
もう元の絵がなんだったのか知る由もない、くらいに。
だからこそ、今まで見えなかった新しい絵がそこから見えてくるのが海王星、魚座、12ハウスの世界。
リーディング例
私は月と金星が6ハウスと12ハウスで対極にある。
月は双子座で、金星は射手座。
現実的な(6ハウス)所属先、落ち着くよりどころを求めて(月)情報網を活用(双子座)する。
でも自分を感動(金星)させてくれるのは、目の前にはない(12ハウス)、簡単には手の届かないロマンのある世界(射手座)。
実用的なスキル(双子座)で期待にそうこと(6ハウス)で安心したい欲求(月)と、全く現実的に役立たないかもしれなくても(12ハウス)専門性の高い教養(射手座)を磨くことへの憧れ(金星)。
ひっぱりあえるってことは、
同じ一本のロープを握りしめてるってこと。
オポジション(180度)はハードアスペクト・葛藤って言われているけど、見方を変えればお互いをひき立てている存在感でもある。
私の月と金星はストレスに間違いはないけれど、そのストレスをイキイキとした躍動感に変えるべく回路の組み換えを試みている。
まず、双子座と射手座の持つ共通するフィールド=学び場。
6ハウスと12ハウスだから、One for All, All for Oneの世界を学ぶ。個を活かし、全体がひとつになる世界観。
双子座の得意な「言語情報」と射手座の守備範囲「遠い世界」を組み合わせて、外国語。
意識的に(6ハウス)みんなとコミュニケーションを取りながら学ぶ(双子座)ことで、無意識の(12ハウス)態度、受け止め方、感動する心(金星)を 育てよう(射手座)。まさに、そんな感じ。
個々の能力を最大限活かして(6ハウス)、全体に貢献する(12ハウス)ことは、私のMC=達成したい世界観にも繋がってくる。
MC天秤座15度「環状の道」。コミュニケーションとバランスの天秤座。
英語が出来るから「得」とか「役に立つ」とかそういう視点だけじゃなく、それが今生きているワタシタチの社会(6ハウス)を超えた大きな視野で捉えた世界(12ハウス)にとってダイジだと信じているから、この分野でヤッテミヨウって決めた。
コミュニケーション音痴のワタシが!!(笑)
コミュニケーションに強いエレメントは風と水が貧弱なワタシ。
社会的な顔太陽と、言語能力を司る水星が天王星とコンジャンクションしている「変人」だし。
対人関係を表す7ハウスはインターセプトの蟹座に、とどめはトラウマ小惑星キロン・・・(笑)
嫌いじゃないのが、救いなのか、ネックなのか。好きなんだけどね~人と接するの。下手なんだよ!だからなのか、私と気の合う仲のいい友人は基本変人です。ネタに事欠かないメンツ(笑)
そしてこちら、もうひとふんばり~!ホロスコープのツルツル初心者向けの基礎講座。でもこのマニアックなブログ読んでる人はすでにホロスコープ知識アリだろうから、ここで発表しても誰の役にも立てないか(^_^;)
今週中にリリースできるかなー?!