満月に照らされるバオバブの樹の下で

ひきつづき、「月」。

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西アフリカの、青空学校ならぬ満月学校。

満月の夜にだけひらかれる学びの場。

最近はもうなくなってきたらしいけど、まだ子どもも昼間に働いている子が多かった頃。明るい満月の夜に、長老や大人たちが子どもたちを集めて、話をする。

 

私がよく覚えているのは、毎月お月様が出たら(補足:新月の次の夜の、小さな三日月のこと。月齢1の月)、皆さんが喜んで喜んで、誰でもみんな、大人から子どもまで、外に出て、今月は元気になるように、いっぱい仕事ができるように、絶対成功できるように、お願いします!祈ります!ということを大声でしゃべるんですよ。病気になっている人も外に出て、悩んでいる人も外に出て。月が出たよー、って。

 

月は幸せを、運んでくる。元気を、運んでくる。成功を、運んでくる。月は全てのお医者さんみたいに解決する。それが月の役割。

 

月と太陽がないと人間社会の生活は、まるでできない。ペナンで月は、女性の象徴。いわゆる愛情の代表。太陽は、男の象徴。いわゆる戦う、血の代表です。

 

月は、毎晩毎晩、どんどん大きくなるでしょう?そして満月の夜に、バオバブの大きな木の下で、大人が子どもたちを集めて、歴史の話を始めるんですよ。

 

 

 

そうそう、春休みの読書タイムに、と長男イチくんが読み始めた『トガリ山のぼうけん』シリーズ!私が同じくらいの年の頃読んでいた本・・・!

改めて読んでみて、子供の本(子供向けの幼い本って意味じゃなく、子どもの世界を描く本)はオモシロイなぁと感動。

自然や、動植物の「表情」やふるまいの描写が、すごく、イキイキしてる。

 

 

今読んでいる5巻が、満月だったぜ!

 

児童文学、子どもの本、というと「幼い子ども向けの物語」と思われるけど、いやいや、これは対象年齢のことを言ってるんじゃないのだよ、と気付かされる今日この頃!!

 

 

 世界と出会う。

未知であれ既知であれ、世界と出会う力をくれるのが、物語。

 

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↑の清水真砂子さんの本を探して検索かけたら何故か出てきた↓の過去記事。なんで出てきたんだ?

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読み返してみたら長男イチくんが幼稚園児さんでカワイかった。

 

 

そんなイチくんも、もうすぐ3年生!

画伯イチくん、最近は漫画にハマってて、画風もすっかりかわったけども、彼の絵は相変わらずオモシロイ。

 

そうそう、今日の午後はイチくんとカードを一緒につくるつもり!

ルノルマンがおもしろくて、作ってみようと思ってね。

タロットだと象意がある意味固定的と言うか、込められている記号が多いからね。ソレに対してルノルマンは「単語」リストだ!画伯イチくんの絵で35枚(だったっけ?)、できるかな?