今日は鬼の居ぬ間にハイキング。
立山公園に車を停めて、えっちらおっちら山登り。
いざゆかん、長崎の星信仰のカギを握る金比羅山!
星信仰の名残が残る西山神社は、金比羅山の中腹にあった。
山頂にある神社は「星」ではなく金比羅さまを祀る神社になってるんだけど、
どこかに星信仰の名残が見つけられないかな、と思って。
この神社も元々は神宮寺というお寺だった。
長崎が長崎市になる前、岩屋山の神宮寺と金比羅山の神宮寺が二大勢力を誇っていた。岩屋山には星信仰に縁が深い空海さんが立ち寄っているし、岩屋山の隣の稲佐山には星信仰の記録が残っている。そしてこっちの山も上の看板にあるように北辰(=北極星)を祀った、とある。岩屋山と金比羅山、ふたつの神宮寺の関係はどうなってたのかわからないけど、どちらも「星」に繋がっているのは間違いない!
海を越えて渡来した百済の王子
この看板に書いてある琳聖王子は、百済王朝の第三王子で推古天皇・聖徳太子の時代に日本にやってきたと言われている。星信仰は古代バビロニアからシルクロードを経由して日本に伝わってきたってのが通説で、その伝来時期がこの推古天皇・聖徳太子の頃。
あれー???って思ったのは、百済の王子ってとこ。 日本に伝わった星信仰は朝鮮半島の別の王朝、新羅の渡来人(秦一族)がルーツだったと思うんだけど。新羅と百済は敵国よね。うーん。でも同じ朝鮮半島の地域だから、同じ信仰形態があってもおかしくないのかな?
歴史について調べながら書いていると、どんどん教科書の歴史が信じられなくなってくる・・・。そして強烈な睡魔におそわれてブログが書けなくなる!!
もう、今日はフィールドワークの写真だけでまとめる。
金比羅山の気になるポイント
金比羅山は金星の観測地だった。まさに星読みやん。
記念碑かなにか。ピラミッド。妙な角度で横に伸びる後ろの木。折れてるわけじゃないみたい。ピラミッドといえば・・・エジプトのミステリー・・宇宙人・・・。
昔の写真を見てみると、ここら一体木は刈られていて見晴らしがよかったみたい。今は森森してる。ピラミッドの表面になにやらいろいろ書いてあるっぽいんだけど、読めない。
ピラミッドの隣にあった祠。「駿河さん」だったか。新しいナマエが出てきたよ。今度チョーサする。フランスの観測隊は金比羅山を「台風の神」と呼んでいたらしい。なぜ?ここもひっかかったポイント。
あ、星信仰の灯篭あった!窓が月のカタチになっている。
金比羅神社の本殿?は普通の灯篭、紋は「金」に〇だった。
本殿裏手にあるところ、たぶんこっちがメインの神様を祀ってる大事な場所。柵があって中には入れないんだけど、ここの灯篭は星信仰のそれだった。
このへんの空気が白っぽかった。あと、虫がすごかった。
琴平神社、と書かれた鳥居の向こうにあった祠、手前に一対、柵の中にもう一対狛犬さん。ポーズが面白い(笑)あれ?!諏訪神社のどこかにも、同じポーズの狛犬がいたような・・・?!!
「琴平」は「金刀比羅」の違う当て字かな。
神社の奥に歩いていくと、開けた広場があって・・・
あ!あれは!!!
見つけたよ、ドンク岩!!ぽつっとてっぺんにね。しめ縄が張られてた跡があったけど、はずれてた。この岩も特別な岩だったんだろうか。
ん?隕石?
全然関係ないけど、先週の旅行先のホテルで浴衣を着た主人を見て息子が「わー!かみさまみたい!」って言ってた。かみさまって、私見たこと無いけど、和服なのかな?(笑)謎のぶっとび発言が多い3歳児です。
キツネとハタ氏の歌とか、鳥肌もんだった(笑)
子どもあるある。小さいうちは第六感的なセンスが消えてないんだな~
フィールドワークで得た資料からまた調べたいことが増えたのに、調べると眠くてかなわん!そういえば今朝の夢は蛇だった!縁起いいんだっけ?