梨木香歩さんの本をごっそり借りてきた今日このごろ。
じっくり読めないからどれも流し読み程度なんだけど。。
↑欧米、ヨーロッパ、イギリスからムスリム諸国まで、旅先でハッとしたことあれこれ。
前に読んだ往復書簡でも感じたけど、宗教や国のアイデンティティ、異文化との関わり方について大きな関心がある方なんだなぁ、と。
でも小説ではそういうナショナリティ的思想に直接触れてるような印象はなく。
↑リカちゃん人形がほしかったのに、おばあちゃんが送ってきたのは日本人形の「りかさん」。
人形ってなにか宿りやすい気がするよね。演出の仕方によってはぞくっとする場面もあるけど、全くホラー感はないのでご安心を!
人形と、人形にまつわるヒトの想いやらなにやら。
「境界」のあちらとこちらが、あわく行き来し合う感じはどの物語にも共通してあるなぁ。
↑あわく異世界が交差する幻想譚、家守綺譚(新潮文庫)の続編。
よんひゃくまんさいのびわこさんとつながってる場面も在り。
神社の御祭神とか、自然の気(竜にカッパにムジナあれこれ)が当たり前のように登場してきて、そういう世界が身近に感じられるっていいなぁと思ったり。
もう読んでるうちに何が不思議で何が奇妙なのかわからなくなってくる。見えている世界が見えない世界と混ざり合って、ぐにゃりと歪むこと請け合い。
さてさて
『冬虫夏草』のデザインを見て、プロジェクトの原稿を書き直さないといけないことに気付いた。
先週末、大快挙!ってくらい大量に書けた物語は、一旦白紙に戻す。
きっと、もたもたしてるうちに動いちゃったんでしょうな、宿主の物語が。時間は生きているから、仕方ない。
ノリノリで書いてて楽しかったんだけどな。新たに書き直してるのは淡々としたストーリー。
すっかり忘れてたけど、書き始める直前に浮かんだ最初のイメージに戻ってきてた。
どうもベビ1歳を過ぎて自我が烈しく主張するようになり、平日はヘロヘロでござい。
(しずミーの日々の日記は、進撃のベビネタばっかりになってきた)
細切れに文章を書いては消し、書いては消し……
もうすぐ週末!!土日にたっぷり推敲できることを期待して、金曜日をのりきるぞ(✧Д✧)!
くたびれて愚痴っぽくなった母に、ヘッドマッサージを施してくれた長男イチくんに感謝。頭がすごくスッキリした!!彼はいいマッサージ師になるな…!