タロットで「心身のトータルチェック」をしてみよう!

瞑想(メディテーション)やヨガ、座禅が肉体的にも精神的にもGOODなのは、その行為そのものに「治療」や「能力向上」の効果があるというよりも、そうやって静かにいる(在る)こと自分の心と体をゆっくり丁寧にスキャン(モニタリング)して現状を把握・自覚できるから、そこにつながる行動が出来て、頭も心も体もスッキリ、結果的に健康や仕事に良い効果があるってことなんだ・・・・って、お寺の住職さんが教えてくれた。

 

こういう行為は「セルフ・モニタリング」とか「内観」という言葉で説明される。内観のひとつの手段として、タロットカードや占星術イイヨ!ってのは、このブログで何度も主張している通り。

 

心と体のトータルチェック

夕べお風呂に入ってるときに思いついたスプレッド。

タロットを4つのスート(ワンド・ペンタクル・ソード・カップ)と大アルカナ、全部で5つのグループに分けて1枚引く。

 

ワンド(火)=生命力、氣、精神

ペンタクル(地)=肉体

ソード(風)=思考、頭

カップ(水)=感情

大アルカナ=総合的な結果、アドバイス

 

これでトータルチェックをしてみよう!!

 

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使ってるのはAnimal Totem Tarot

たかがカードされどカード - STAR SHIP☆星読み航海図

カードで星のパイプを点検してみる - STAR SHIP☆星読み航海図

 

ワンド(火)生命力の炎、燃えてますかい?

ワンドは木の棒、植物のように上に上に伸びる成長のエネルギー 。やる気、向上心、精神力、生命力にあたる部分ね。私がひいたのはワンドの5、逆位置!!

ワンドの5(逆位置)

アニマル・トーテム・タロットはそれぞれのカードの特徴(メッセージ)を動物のシンボルで表してるんだけど、ワンドの5はHoney Badger!「世界一の怖いもの知らず」で知られるラーテル様!

世界一怖い物知らずの動物「ラーテル」 - NAVER まとめ

牙をむくラーテルに棒を突き立てる構図。ラーテルは脅威、混乱の元、やっつけるべき悪者・・・に間違いはないんだけど、ラーテルがもたらす混乱は、ひっくり返してみればこっち側の団結のエネルギーでもある。

 

今、私のやる気(やったるでー精神)はカオス、迷子状態。他人の意見、周囲の混乱状況に振り回されてます。ワンド5のエネルギーは強い!でもそれが自分の中で「団結して闘う」気持ちにまとめられてないようです。

 

ペンタクル(地)身体の健康状態を冷静にチェック

ペンタクルは「現実・実物」なので肉体的な健康をこのスートで自分に問いかけてみましょう。言わずもがな、タロットは「問いかけ」であって「答え」ではないので・・・いいカードが出たから元気!悪いカードが出たからヤヴァイ!って考えないようにね。

ペンタクルのエース

シンボルはスカラベスカラベと言えば古代エジプトの神秘的なシンボルなんだけど、フンコロガシと呼ぶと途端にコミカルなイメージになる、この虫。

 

エースは始まりのカード。前向きよ。キーワードはリソース(今手元にある資源)。今、私は(肉体的)健康のために何をしているのか?何が出来るのか?今身の回りにあるもので活かせるもの、方法に目を向けるタイミング。

 

ソード(風)で頭の中をモニタリング

思考、言語、情報のソード。やっぱり逆位置よ、それも疾走するペイジ君。

ソードのペイジ(逆位置)

ソードのペイジはロードランナーワーナーマイカル映画の冒頭で出てくるアニメ(今もあるのかな??)の「ミッ!ミッ!」って鳴くあの爆走鳥。ソードのペイジは、ぱっと出てぱっと消えるメッセージ、情報の運び手でもある。目まぐるしいというか、とにかく落ち着きがない

一生懸命頭を使って考えようとしてるんだけど、剣(情報)の扱いがまだまだ未熟。そんな感じ。ワンド(火)と併せて見ると、私の空回り感が際立つね!!(笑)

 

カップ(水)自分の気持ち的にはどうなの?

心、感情のカップ。嬉しい~とか幸せ~とかポジティブな感情もあれば、悲しい~とか不安~とかネガティブな感情もある。愛情とかね、そういう情的なものはカップで表される。

カップの9

9番目はどれも、仕上げのカード。感情の揺れ動きの仕上げ、満ち足りたHAPPYな状態として読むのがカップの9。なんだけど、アニマル・トーテム・タロットだとちょ~っとニュアンスが違うかな。

 

トーテムは蝶。芋虫からさなぎを経て、脱皮してやっとチョウになる。その過程にはカオス(混乱)であって、苦痛や困難が避けて通れない。そしてひとたび脱皮して蝶になれば、元の姿には二度と戻れない。そんな含みがあるカード。(その先はHAPPYなんだけどね!)「カオスでコントロール不能に思える状況にどう対処する?」という問いかけでした。これはワンドのキーワードともかぶってくるかな。

 

まとめ!大アルカナからのアドバイス

教皇

頭とやる気が空回ってるけど、心は満たされているし、身体もまぁ、これから整えていけそうな感じ。教皇は「静けさの中で冷静に見つめる」「直感」のカード。落ち着け、静かにしろ、って(笑)

シンボルに描かれているブラックウィドー(ジョロウグモ)は、「他人が自分をどう評価しようと、私は私の世界観を大切にして神秘の糸をつむぐ」。これもワンドの言う「周囲の意見や混乱に振り回されている」ことと、カップの「コントロール不能な状態から抜け出そう」ってメッセージと繋がる。

私は私の、満たされている心を受け入れよう。

 

 

 

昨日は久しぶりに絵も描いた!

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THE ZOO IN MY HEADシリーズ。

なんだ、私ゴキゲンじゃん。気分がいい時にしか絵なんて描かないんだから。みんなに合わせて無理して不機嫌にならなくってもいいんだい。

 

頭の中のロードランナーに振り回されないようにしよう。

 

芸術は、言葉=理性を超えたところに広がる世界をいかに表現しうるかであり、からだを突き破るようにして湧き出る創造力が弾けて、ひとつのかたちを為すものではないか、と思います。意図を超越し、本質を引きずりだすための方法論でもあるでしょう。

~中略~

 創造は、芸術家の特権ではありません。芸術のための生ではなく、生のための芸術。その生こそが圧倒的な力なのですね。みな人間の、「生きる」ということこそ、創造そのものであってしかるべきです。

 草場一壽さんのFacebook投稿より。

 

草場さんは、ぎょっとするほど神秘的で存在感のある「陶彩画」を描くアーティスト。工房のギャラリートークで生の作品を初めて見たんだけど、見る角度で絵が全然かわるんだよー。3D?4D?草場さんは「気さくで楽しいおっちゃん」って感じの人で、それにもびっくりした。

 

てなわけで、タロットでセルフ・モニタリングでした!

各スートのイメージが整理できてリーディングの練習にもなるし、ケルト十字ほど枚数が多くないからサクッとできる。絵を見ながらスート分けするだけで、なんだか癒される。滅多に出てきてくれないカードは、久々にご対面って感じで。

 

タロット持ってる人は、ぜひやってみてね~!色んなリーディング見てみたいなー!