え・・・空海と最澄が主人公でこんなウツクシイ絵面の漫画って・・・(笑)
精神世界の描き方とかがスゴイよ。
『海獣の子ども』も「言語化されない世界」を絵で表していたけど、『阿吽』は仏教って言う「人の手で確立されてきた表現方法」を通して描いているから、わかりやすいのかもしれない。
小説のキャラクターになる最澄ってのは、空海に比較されておかたいエリートで描かれてることが多いんだけど、この漫画は生真面目な天才でありながらイイキャラなんですわ。
天才の孤独とか、天才のそばにいる人間の孤独とか。人間の底にある淀とかね。仏教そのもののレクチャーじゃなくて、それを通して悩みながら変わってゆくニンゲン模様を楽しめるストーリー。
一気に13巻まで読んじゃった。
夢枕獏小説の空海像も好きだけど、漫画の中のエネルギッシュな空海もステキ!
どちらも共通するのは、やっぱり空海は「コトバ」に特別なチカラを見出してるってこと。人の心の底を揺さぶる、コトバの使い手。
書にしても声にしても、そこに見出すイメージ、立ち上がる世界のイメージは受け取る人がつくってんだ、って彼らは言う。
でも、そうやって受け取り手に「世界」をたちあがらせるコトバって、誰にでも使えるわけじゃない。はぁぁ~~~~、かっこいいなぁ。そんなふうに、リーディングできたら、と思う。
LINEで募集告知します!って言いながらしてないんだけど・・・
以前依頼してくださった方からの紹介、というかたちで引き続きリーディングはさせてもらってます。まだお待たせしてる方がいるもんで「募集中~!」とは言いにくくて。
でも前々からブログ読んでくださってる方、メッセージしてくれたことある方、縁があれば読ませていただきたいなぁと思うのです。(もし今読んでたら、遠慮なくご連絡ください!)
「人生」に含まれる時間と空間を、ペタンと一枚の図面に落とし込んだもの。それを私が覗き込んで、もういちど「ひとつの物語」として汲み上げ、お届けします。
蚕の繭をほぐし、糸をよりあつめて、お渡しするようなものなのかもしれません。生糸を染めて、織ったり編んだりしながら何かをつくりあげていくのは、読み手(聞き手)です。私は読むだけ、糸を繰るだけですが、この共同作業がとっても好き。
受け取るからには、糸を手になにかを織っていただきたい。そのつもりがない人には、私は自分の時間を割くつもりはありません。
【公式LINE】
お声頂いた順にひとつひとつ読んでお渡ししてるので、しばらくお待たせするかもしれませんが。。。
性格とか才能とか運命とか、そういうキャッチーなこと書かないし、結構いじったりしますけど(笑)
↑ 波平の頭の毛に例えられた依頼者さま(笑)