「宇」は、広がり、空間。
「宙」は、過去や未来、時間。
「宇宙」は場と時の組み合わせ。
リーディングで、自動販売機のように通りすがりに「結果」だけを求められるのは、ツライ。
私はリーディングを通して「誰かの運命を見てあげよう」とか「その人の本質を見抜いてやろう」とか「お悩み解決してしんぜよう」とか全く思ってない。誰かの役に立とう、誰かの心を救おう、なんて思ってないし。
イチバンの理由は、自分が楽しいから。
ホロスコープを通していのちあることに感動して、コトバを通して持ち主と感動を共有できることが、私にとって極上の「遊び」だからやってるだけ。
タマシイが震えるぜ・・・ッ!!と言えちゃうくらいに、楽しい遊び。それを教えてくれた、これまでリーディングを依頼してくださった皆さんには、ほんまに感謝してます。
「情報」としてしか相手に触れられないのは、正直萎える・・・。
あんたっちゅう、ニンゲンを見せてくれ。
私はワタシっちゅうニンゲンとして応えるから。
宇宙の声でもハイヤーやら天使やら龍やら神やらそういうたぐいの、なんか「説得力のありそう」な声でもなんでもなく、ワタシっちゅうちっぽけなニンゲンのコトバです。それ以上でも以下でもない。
私の場合は、占い師でもカウンセラーでもないので自分の経験とか価値観を元にアドバイスすることはないです。ただ開いたホロスコープの中に見えてきた「物語(意味のつらなり)」を書き起こすだけ。
ホロスコープって、ひとりのニンゲンが内包する宇宙(一生分の時間と空間)を一枚の円盤で書き表してる図なわけじゃん。それってものすごい冊数の百科事典じゃない?
それをデン!!!と積まれて、「なんでもいいから、要約してください」と言われちゃうと・・・天体のパラメーター(あなたの〇〇、あなたの△△、あなたの・・・)をキーワードごとに箇条書き、は出来るけど。
出来るけど、そんなんネットで検索すれば「診断」してくれるサイトいっぱいあるよ。そういう占い師もいっぱいいる。そういうのんがアカンわけじゃなくて、私はそれに興味がないってだけ。おもしろくないのにやりたくない。
おもんないうえにエネルギーめちゃめちゃ消費することに自分の貴重な時間割きたくない・・・
本人からの依頼なら、コトバに「意図」が込められているからか?
わからんけど、百科事典デン!!でも「よっしゃ、あんたのためにオモロイ要約勝手に作ったるわ(笑)」ってニヤニヤしながらできる。これまでそのパターンも多かった。
でも今回は・・・
他人を挟み、さらに他人を挟み、それぞれにバラバラな「意図」を感じて混乱してしまった。私はこの円盤に、何を問いかけて、どの反響音を拾い上げてコトバに書き起こせばいいのだろう。
本人不在の鏡をもちだして、他者の問いかけに応えた鏡を(それが他者×他者のさらにレイヤーを重ねた問いであるなら)その鏡をもちだして「これがアナタよ」と差し出すことに、意味はあるんだろうか。
他者の鏡をもって、「依頼者本人が」知りたいという意図なら、十分納得。それなら私は依頼者さん本人に向けてコトバをつづる。
「自分が知りたい(安心したい、満足したい、etc)」という勝手な欲求を「誰かのため」と他人のニーズにすり替えるのは、私はひじょーに危険だと思う。
※勝手な欲求そのものは否定しない。むしろニンゲンらしく愛おしい、ステキな心だと思う。
いやー、でも、思い返すとリーディング、どれも楽しかったなぁ。
誰もたどり着けないお寺のストーリーが出てくることもあれば、楽器、レコードのハナシになったり、細胞のハナシになったり、植物とか古典とか、もう、めちゃくちゃですよ(笑)
お届けした後もやり取りを通してイメージが膨らんだりするのが、やっぱり楽しい(笑)
私のリーディングって、「提供します」って言うより、「私を楽しませてください」って言って声かけてるようなもんだな(笑)それでも声をかけてくれるHENTAIのみなさまに、改めて愛を送ります!!!(笑)
悪ふざけのLINEプレゼント企画も、楽しかったwww