生命力ラインから生まれる「〇」

脳みそスキャンしてきました。閉所恐怖症の人はダメって聞いてたけど、確かにあの機会に突っ込まれる感はコワイかも。頭蓋骨を透過して電波が走ってるの感じてたら(妄想で)あっという間に終わったけど。

 

そのあとの頭痛がヒドイ。

頭痛薬、やむなし。

 

 

自他の境界線

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1ハウス起点のAscと7ハウス起点のDscを結ぶラインは、自分の存在と他人の存在を繋ぐライン。Ascは「他者から見た自分像」と言われるんだけど、それはルックスとかアイデンティティとは違う「自分像」。

※肉体的資質は2ハウスだし、アイデンティティは5ハウス

 

自分じゃない誰かの存在があるから、浮き彫りになって見えてくる「自分」という存在が1ハウス。こっからここまでがジブンで、こっから向こうが自分の外にあるんだゾっていう線引き、輪郭。

だからDscが正面にある。

 

オレか、オレ以外・・・っていう世界の捉え方がこのライン。

俺か、俺以外か。 ローランドという生き方

俺か、俺以外か。 ローランドという生き方

  • 作者:ROLAND
  • 発売日: 2019/03/11
  • メディア: 単行本
 

 

自分以外の存在がいなければ、そこに自分もいない。

この自分の存在と他人の存在を繋ぐラインってのは、存在の根拠を与え合うライン。これは『困難な成熟』の中で、「交換の本質」として書かれていたこと。

 

 

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お金も、コトバも、親族(婚姻関係)も、交わし合うこと。お互いの存在の根拠を与え合うことで、社会という集団の生命力を高めてきた。つまり生命力のライン

 

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なんてったってAsc起点の1ハウスは牡羊座のハウス、火星の領域なのだ。

 

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向き合うDsc起点の7ハウスは天秤座の領域、支配者は金星。「受け入れること、つながりからヨロコビを見出すチカラ」「感受性」を表すのが金星。

 

金星と火星、♀と♂、陰と陽が生命力のラインってのがひじょーーーにオモシロイ。

 

東洋のコトバでは陰陽、「陰」(受け止める側)が先に立つってのがまたオモシロイ。ニンゲンの成長ステップを星の並びになぞらえた時に、金星→太陽→火星という順になるのも、まっこと宇宙ってやつはよくできているなぁ、と思う。

 

もらうことから、たくさん愛されること(金星)から、「自分らしさ」の創造(太陽)はスタートするのだ。

 

そして境界線を引く(火星)。折り合いをつける。これは自分という生命を守る免疫力。自分という存在の輪郭を、自分なりに作ることができるのは、太陽の意志が前提にあるってこと。

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金星→太陽→火星

・・・陰陽の中心点に、太陽がある。

 

太陽は渦の中心

YinYang


陰陽の中心が太陽(マイセルフ)・・・・でハッとしたこと。

陰陽ってのはだから、中心はVOID(がらんどう、空、台風の目)のはず。なにもないのだよ。そこには何も存在しないし、同時に全ての根源でもある。有限と無限の接点、みたいな。

 

で、太陽も、実は存在してないんじゃないかって。

だって占星術は天動説。先のニンゲンの成長ステップを表した天体の順番も地球から近い順から 月→水星→金星→太陽→火星→木星土星 だと言ってる。本当なら(地動説に照らし合わせるなら)、太陽の位置にあるのは「地球」のはず。

 

でも、地球はワレワレの存在そのものだから、自分で自分を見ることができない。太陽は、反転させた地球の位置を表している。これって、1-7ラインと同じ構造。太陽の存在を見て、地球の存在を受け取っている。

 

株分けされた秘伝のタレ

※太陽の位置を基準とした占術(ヘリオセントリック)もあるけど、地球(ニンゲン)視点で見た宇宙の仕組みに興味があるから、やっぱりジオセントリック(地動説ベースの伝統的な占星術)がオモシロイ。

 

占星術ってのは宇宙も含めた世界の仕組みを知りたい!という先人たちの学びのライブラリーなんだなぁ、と思うわけです。文明と共に始まった占星術占星術と共に歩みを進めてきたニンゲンの文明。それをツツーっとなぞりながら、それぞれがオリジナルのスパイスを混ぜたり舐めたりしながら株分けされた、1万年以上も受け継がれる「秘伝のタレ」的な。

 

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なんてオモシロイんだ!!!!

 

はじめはなんにもなかった=なんにもないからはじまった

口語訳 古事記 [完全版]

日本の創世神話も、いくつかの「世界のはじまり」を伝える民話や伝承も、混とんとした状況とかカオスとか、なにもないところから始まるイメージってのが共通にある。

 

なにもなかったのじゃ・・・、言葉で言いあらわせるものはなにも。あったのは、そうさな、うずまきみたいなものだったかいのう。
 この老いぼれはなにも聞いておらぬし、見てもおらぬでのう。知っておるのは、天あめと地つちとが出来てからのことじゃ・・・

 

うずまき、陰陽、日本的に言えばあめ(天)とつち(地)。

 

占星術の太陽は、自我。自覚している自分自身

自覚してないうちは見えてない、存在してないわけだから、ニンゲンはこの太陽のステップに立ってやっとジブンが始まるってことになる。創造的に生きる、主体的に生きる、自分の人生の舵を自分でとる・・・いろんな言い表し方がされるけど、ここからが人生の本番だぜ!って感じよね。

 

それが・・・うずの中心、台風の目。最初からそこにジブンがあるわけじゃない。宇宙なりなんなり、誰かが与えてくれた自分らしさがあるわけじゃない。そこには何にもない。渦という動きが、結果的に中心点をつくって、そこに「存在」が認められるだけ

 

ジブンの存在は結果論、なんて言っちゃうと乱暴だろうか。

 

 

占星術はひとつのカテゴリー

今日ね、この本を読んでて

 

分類は人の都合で分けたカテゴリーなだけであって、カテゴリーにあわせて植物が生きてるわけじゃない」って文章があってね。

 

占星術もさ、ニンゲンが宇宙の仕組みを学ぶために一生懸命「分類」しただけで、もともとこのカテゴリーがあって、そこに当てはまるように世界ができてるわけじゃないわけ。

 

例えば「」というコトバ(カテゴリー)はさ、「本当に正しい赤」という存在があってそれに当てはまる色に赤と名付けたんじゃないくて、この辺からこの辺の色味を赤よね、って共通認識できる範囲を表したコトバが「赤」なわけでしょ。

 

こういうことってね、やればやるほど、だんだんごっちゃになってくるんだけど。科学の発展って、こういうニンゲンのごっちゃになった認識を軌道修正してくれているわけだし、いいパートナーだよねって思う。

 

占星術は宇宙の仕組みをカテゴライズして、相似形のあらゆる事象(社会の動向、ニンゲンの成長)の仕組みも学ぼう、そして活かそう(悩みの解決、未来予測や行動計画の基準決め)って魂胆さ

 

 

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