あなたの二の腕に夢中

占星術ぜんっぜん関係ない本だけど、占星術ネタぶちこみ。

困難な成熟

困難な成熟

  • 作者:内田樹
  • 発売日: 2017/11/24
  • メディア: 文庫
 

 

第1弾、やぎ座水瓶座、それからタロットの正義(JUSTICE)。

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第二弾、ハードアスペクトの葛藤、そして太陽カバラ数秘術生命の樹からの次元上昇のハナシ。

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成熟したオトナがまわす経済のしくみ

そして第三弾、お金のハナシを書くぞ!

内田先生は成熟した社会の経済システムは「贈与」ベースに切り替わるぞ、って考えてる。「贈与」がどういうものかってのは、この本のメッセージがすごく心に響いて、難しい経済論は私わからんのだが、興奮しちゃうアイディアなのだ。

 

植物と叡智の守り人

植物と叡智の守り人

 

 

贈り物は、あなたが何もしなくても無償でやってくる---招かれもせずに、あなたの元へ。
それはご褒美ではない。努力に対する報酬ではないし、それを呼び寄せることもできないし、努力によってそれを受け取るに値する存在になれるわけでもない。

 

贈り物と言うのは、人を謙虚にさせる神秘的なものだ。不特定の人に向けられた親切な行為と同じく、それがどこから来るのか私たちは知らない。

 

見返りを求めない、無償のプレゼント。シェアするということ。

「奪い合い」の競争世界から、「分かち合い」の共助世界へ

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「なにをそんな夢物語!理想論!」と言われるかもしれないけど、そうじゃないんだぜ、ってのが『困難な成熟』の腕っぷしの強さ。

 


【二の腕降臨】ジムにトレーニングに行ったら、すごい人と出会いました。<SNSアニメ「モモウメ」ウメさんの習い事編>

 

内田先生の本を読みながら、「ニノニノ~♡♡」状態になってる私って、変態ですか・・・あニノニノ~♡♡

 

・・・じゃ、なくて。なんのハナシだっけ?

 

あ、そうそう贈り物。贈り物で循環する社会。

これね、この循環はね、贈り物を「する」ことからスタートしないといけないってのが最初の勘違い。送らないといけないんじゃないの。もらうこと、受け取ることから始まるんだよ。

 

金星のキーワード「愛は受け入れること」

先日のワークショップで取り上げたテーマじゃあ、ないか!!!

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金星は感受性、感動するチカラ、つながりを喜ぶチカラ。

オトナとして自立する「意志」のチカラを発揮する(=成熟)のが太陽で、そのひとつ手前にあるのが金星。個人天体の受動的な性質を表す3天体(月、水星、金星)のオオトリですもの。最大限「受け止める」、そしてそこに「愛」「美」「調和」を見出すのが金星でっす!

 

金星が豊かさの象徴だってのは、豊かさは受け止めること、繋がりを喜ぶことから生まれるってこと。奪い合うものでも、比較して競うもんでもない

 

「受け入れる」のと「同調する」のはチガウ、ってハナシも金星のキーワードから読み解けるんだよね。そんなハナシをしたワークショップ。

 

" Venus "

 

ヴィーナスと結びつけられる真珠もまた、たくさんの「意味」が散りばめられていて。コンステレーションだなぁ・・・と感動していたことをシェアできてとっても嬉しかったのです。

 

語源はラテン語のcom(ともに)とstella(星)で、星座、そして布置や配置という意味がある。ばらばらに散らばる星が、点と点を繋いでひとつの絵を描くように、無関係で偶然に思える出来事が繋がって大きな意味を成すこと。

 

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この金星力が「贈り物で循環する社会」に必要不可欠な要素だってことに、またもや興奮(ニノニノ~♡♡)。やっぱりタイムリー!

 

オトナは「借り」を返す存在

贈り物の社会が成立するためには、まず受け取ること。受け取っていると自覚すること。自然からの賜り物も、そう。コドモはそれを当然のものとみなすけど、オトナはそれを「自分ごと」として受け取る。受け取った、と思うから、次にパス回しをせねばならぬ、と責任が生まれる。

 

何か(大切なもの)を受け取るということは、「借り」をつくるということ。8ハウス、継承と契約、深い結びつき。

ちょっとうまい言い方がまだ思いつかないんだけど、生命をもらい受けた時点で、私には「借り」があるってこと。両親に。祖先に。自然に、地球に。宇宙に。世界に。

 

「借り」は返さないといけないのだよ。完全な返済は単純に考えると「死」なんだけども、単純な「オワリ」の死じゃないのだよ。何事もなさずに帰してしまうと、単なる返品だ。

 

何かしらお礼をする。生命を大きな視点で見た世界には時間は存在しないから、生命(のパワー)を注ぎ込んだお礼も時間を超えるはず。

 

Pay it forward

恩返しは、恩送り

 

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自然様に「借り」を感じるってこと。

自然なんて「自ずから然り」、ただそうあるだけの存在なんだよ。それをI should(~せねばならない)やI’d like to(~したい)のコドモの視点※でしか見れていないのなら、そこで終わる。

 

※子どもの視点ってのは I should(~しなければならない)とI'd like to(~したい)なんだ、ってハナシ。でね、オトナは違うの。I can(~できる)と、呼びかけに応えるのがオトナなんだ。

 

「所有」の概念を表す牡牛座に、「変革」の天王星がメスをいれるのが今の時代。人類全体が、次のステップに成長しなければならんタイミングのようだ。

 

私たちは日々たくさんの贈り物受け取っているけれど、それは私たちがずっと持っているためではない。贈り物は動いていてこそ生命を宿すのだ。私たちが分かち合う呼気と吸気のように。

贈り物を次の人に伝え、この宇宙に自分が差し出すものは必ず戻ってくる。そう信じることこそが私たちの仕事であり、そして私たちの喜びなのだ。

 

植物と叡智の守り人

 

オトナは呼びかけに応える存在

自分に向けた呼びかけに気付く。聴く。そして応える。

 

話す、という行為が成立するためには、聴く行為が必要不可欠。

 

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 ホロスコープの円盤は、牡羊座の1番目の部屋から乙女座の6番目の部屋までが地下、ウチ側の事象。地上デビューを果たす7番目の部屋、それが天秤座。テーマは「対人関係」。人と向き合い、他者と接点を持ち、いいあんばいを探ること。

そう、天秤座(7ハウス)は金星の世界観を表している。(天秤座の支配星)

 

 

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受け入れること、接点に喜びを見出すこと、そこから「社会参加」が始まる。自分しか見ていないコドモの視点から、社会の呼びかけに気付き、それに応えるオトナの視点へ。

 

困難な成熟』は(第二弾のまとめ記事で書いたけど)オトナになるには、まずオトナの役割をはたせ、って。オトナになったからその役割につくんじゃなくて、その逆。役割をはたすことで気が付いたらオトナになってるのが「成熟」ってやつなんだぜ、って言ってる。

 

これがもう~~~~、6ハウス(乙女座)かーらーの、Dsc(他者の視点)を超えて、7ハウス(天秤座)じゃないの!!(ニノニノ~♡♡)ってことも、前の記事で書いてたっけ。

 

 

金星と火星は表裏一体

金星の受け入れること、調和することは同調したり、無理に合わせることじゃないって部分で、もひとつ追記しておきたい。いいあんばいを探る、ってのは、大きなスケールから言えば文明の衝突、異文化との出会い、他者とのコミュニケーション。もっと小さなスケールで見れば体内の免疫力、だよね。

 

 免疫力は火星の管轄なんだ。自他の線引きをする防衛力が火星だから。

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読み返してみると、ここにも金星はいた!(やっぱり!)

 

免疫とは、単純に排除する働きではない。

自分とは違う存在と「折り合いをつけていく」システムなんだ。

 

 

愛と調和の裏には、暴力と性がある火星も金星、両方のチカラの加減をどうこうすることが、「おりあいをつける」「いい塩梅を見つける」ってことなんじゃないかな。

こりゃ、タイヘンだ。成熟ってやつは、どこまでも困難だ。

 

7ハウス天秤座の180度対向サイン、正面に向き合っているのが1ハウスの牡羊座。そうです、支配星は火星。金星と火星はやっぱり両輪なんだ。

 

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Asc(自分像)とDsc(他者像)のライン上だってのもまた、オモシロイ。

 

「交わし合う」のが、ニンゲン

コトバ、親族(婚姻)、経済・・・ニンゲンの集団(社会)は「交換」することで成立してきた。しかーし!「交換」ってのは欲しい物を手に入れるためにしてたんじゃないぞ、ってのがシビレルハナシ。(ニノニノ~♡♡)

 

交わし合う、というのは、存在の根拠を与え合うこと。

 

お互いの「生命力」を、受け止めあうこと。生きていることを、確認しあうこと。受け止めてくれる相手がいる、というのは想像以上に生命力にインパクトのあるものなんだ。

 

聴いてくれる人がいる、自分のコトバを、なんやかんやを、キャッチしてくれる場がある。つながりに気付き、喜びを見出す金星は、生命のエネルギー。

 

ことばは、聴くひとの「祈り」そのものであるような耳を俟(ま)ってはじめて、ぽろりとこぼれ落ちるように生まれるのである。

 

「待つ」ということ (角川選書)

「待つ」ということ (角川選書)

  • 作者:鷲田 清一
  • 発売日: 2006/08/31
  • メディア: 単行本
 

 

聴くこと、受け止めること、それ自体がキョーレツな癒しの効果を発揮する、「祈りのチカラ」。つまり、鎮魂

 

人間は「つながり」を必要とする。つながりは命に係わる。ダイレクトに、寿命が変わると科学的に明らかにされている。

 

人が「生まれてきた理由」を知りたがるのは、自分と世界とのつながりの物語を求めているからじゃないかな。

 

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そして「生きているあいだに口にする甲斐のある言葉」が「人類に対する贈り物」なんだって内田先生のコトバにまたもや、ニノニノ~♡♡

 

言わんでもいいことは、言わんでヨロシイ。

重みのないコトバを連発するのは、自分のコトバの価値を軽視すること。自分の生命力をむしばんでいることに、気付いたほうがいい。

 

聞き手のいないコトバが大量生産、シェア拡散される今だからこそ。

 

この、オレだからこその存在感、重み、って感覚が獅子座!!!水瓶座ムード高まる時代だからこそ、しっかりと対向サインの獅子座を燃やさねば、なのだ。

 

時代に飲み込まれないチカラ

そうだそうだ、獅子座のチカラを発揮するのにイイ本見つけたよ。

 人間は依存しあって生命力を高めている。水瓶座の理想は、そういう「成熟した依存」のネットワークを増やすこと。受け止めあい、交わし合うネットワーク。多様性。(金星力

 

そのネットワークの中で疲弊してしまわないように、「個」の生命力(獅子座力)(火星力)を高めることは必須。

 

 

 以上、 第三弾!

あ!!「お金」のハナシ書いてなかった!

 

お金の本質はババ抜きのババなんだよ。ゲームは本気でやるから楽しい。でもあくまでもゲームだからね。ババは最後まで持ってたら、負けーーー!!

 

動くことが本質、これゆうあさんが言ってたやつだ!ゆうあさんはいろんなものの(お花とか動物とか生物も含め!)リズムを感じ取る人なんだけど、お金には「あれ??」って思ってたんだって。

 

流れるエネルギー(運動そのもの)を見える化してるだけ。

自分はお金を媒介して何をしたいのか?ではなく、お金は自分を媒介にして何をしたがっているのか?を考える。

 

なんだか大富豪(お金の仕組みを熟知して活用している方々)のセリフみたいだぜ~~~。きっと、そんなふうに考えて行動してる人のところに自然とお金は集まってくるんだろうね。

 

おおう、今回も超長い!!

最後まで読んでくれた稀有な方におみくじ引くよ!!(気まぐれプレゼント宣言・笑)

 

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花びらからのメッセージ♡めちゃんこかわいい♡ 

 

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読書のまとめノート公開

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めっちゃ漢字間違えとるぞ!!!

 

 

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歯医者さんで虫歯治療してしょんぼりしてたけど、ブログ書いたら元気出た。右の鼻の穴がずっと麻酔でビリビリしてたけど、治ってきた。