ありがたいことにリクエストを頂きシリーズ化している【星に学ぶワークショップ】、今日はシリーズ化のきっかけになったイチバン最初のテーマ、月編の4回目(だったっけ?)の開催でした。
月(&太陽)は占星術でもコアになる部分だから、どうしても、もりもり盛沢山になっちゃう。「占星術・・・初めて聞きました」「星占いですか?」という方が集まるので、まずはココから・・・って前置きが、もうメインコンテンツみたいになっちゃってる。
そしてワークショップとタイトルをつけておきながら、基本私が熱く語るジャイアンリサイタルなもんで、えっと・・・これでいいのか?と思いながら、アンコールに気をよくして歌い続けてます。ほげぇ~
単発のイベントとして組んでもらってはいるけど、結果的に参加者のほとんどの方がリピーターで、テーマ別に繰り返し参加してくれてます。
色んな角度から「自分」とか「ニンゲンを含めた自然(宇宙)のしくみやリズム」とか「一見関係のないもの同士の接点」を見つめる視点を学べるのが占星術のオモシロイところだと今日も熱く語ったわけですが、このイベントがそういう機会になればこの上なく、嬉しい。
まだぐつぐつとあっためてるアイディア【星の読書会】にも近づいてきてる気がする。
占星術という叡智は文明のZIPファイル
星々を見つめ、何かを感じ取り、何かに気付いて、それをどう自分たちの生活や人生に結び付けてきたのか。そのデータベースが占星術なんだ、とふと思ったわけ。
そして天のリズムの観測が文明の始まりと共にあった、ということは、占星術はイコール人間文明と同じくらいの歴史を秘めたデータベース、圧縮ファイルということになる。
占星術は学問だと言う人もいる。占星術は「学び」の対象であって「答え」を与えてくれるものじゃないと思ってる私は、この捉え方が好き。というか、「学問」というコトバが好き。ガクモン。
ニンゲンが宇宙から見出したこと、しくみやリズム、それに結び付けられる様々な要素・・・占星術を学ぶ私たちは、そのデータベースに触れる。圧縮ファイルの解凍には専用ソフトが必要なように、ちょっとしたテクニックが必要かもしれない。
それに膨大なデータベースだもの、ひとりのニンゲンは一人前の食べきれる範囲でしか解凍できない。
そうやってデータベースに触れて、ニンゲンが命を繋いできた歴史に思い馳せながら、洋の東西を超えて、何千年も時を超えて、古代から蓄積された学び、世界の捉え方を共有できることに激しく興奮する。
コンステレーションを見出すチカラ
さらにさらに面白いのは、占星術は「正解」を用意していないってこと。宇宙の構造やリズムを読むことで、結果的に性格や未来が予測することはできる。でもその根本にあるのは、接点を見出すチカラなんだと思う。
あのつぶつぶと光る星の光を結び付けて、一枚の絵を描くチカラ。星座の間を惑う星(惑星たち)にまつわる神話や物語、国家や社会の興亡からひとりの人間の一生、性格にいたる自由自在のスケールに結び付けるチカラ。
星座、は英語でConstellation(コンステレーション)という。
語源はラテン語の、con(ともに)とstella(星)。
コンステレーションには、こんな意味も含んでいる。
一見関係ないように見えるバラバラなものごとを結び付けて、大きな意味を見出すこと。めぐり合わせ。全体を俯瞰したときに見えてくるひとつの繋がり。
点と点でしかない星の光をむすびつけて描く「星座」、コンステレーション。私たちが占星術を通して受け継ぐのは、このコンステレーションを見出すチカラなんじゃないかと、私は思ってる。
運のいい人とか引きの強い人、人生の幸せを満喫している人には、このチカラがある。接点を見出して、そこにうまく自分を結び付けるチカラ。無意識で発揮されることが多いのかなって気もするけど。
ニンゲンにはこのチカラが備わっていた。
もしくは、このチカラが芽生えたことで文明が始まった。
ニンゲンをニンゲンたらしめた最初の「革命」はフィクションの発明だった、ってのが人類史の着眼点。フィクション、物語を構想する、想像力、そして結び付けるチカラ。
ってことはニンゲンである以上このチカラは誰にだってちゃんとある。しかし、現代人はこのチカラが弱まっているというか、発揮できていないというか、なんだかそんな気がするのだよ。
だから占星術を学んで、圧縮ファイルを解凍することで、このチカラを刺激して、思い出せるんじゃないか、って。それが結果的に、自分の求めている「答え」を見つけ出すチカラになるんだと思う。
「解答集」ではなく「問いかけ」のデータベース
占星術は基本的に、月や太陽をはじめとする様々な天体のキーワードと、その位置にあたる12のサインのキーワードを組み合わせて読み解いていく。
キーワードと、キーワードの接点。ホロスコープにはそこまでしか記されていない。その接点にジブン自身を繋ぎ合わせることができるのは、やっぱりジブンしかいない。
ジブンはこの接点からの問いかけにどう応えるか?何を感じて何に気付き、そこから何を学ぼうとするのか?そうやって繋いでいった先に見えてくるのが、自分だけのコンステレーション(星座)で、そうやって応えていくプロセスが、自分の人生を形作るってこと、生きるってことなんだと思う。
べつに占星術じゃなくてもいい
神話とか、昔話や古典の類だとかも、同じようなチカラが秘められてるんだと思う。それこそ小さな子どもも無意識のうちにそのデータベース受け継げるってんだから、むしろ物語スゲェ。
それで、自分だけの宇宙でたったひとつの「物語」を弾き語りしたらオモシロイんじゃないか?!ってのがこの企画。
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