読書会なのに本を読まない。
星空観察会なのに星空を見上げない。
つっこみどころ満載の、サークル活動。
先日間違えて購入したこの本に出てた、「言いっぱなし聞きっぱなし」ミーティング。この手法を取り入れてストーリーシェアがしたいなぁ。
遠くにポツン、ポツンと見える灯りが、自分以外の誰かもまた遠いところで一生懸命生きてたんだな、という感覚が、人の心を癒すんだって。
それは遠くに「物語」を感じるからじゃないだろうか。
自分の物語を真剣に読んでくれる人がいて、目の前にもまた自分のタマシイを震わせる物語を持った人がいるわけですよ。おもしろくない?
読書会の、ホロスコープ持ち寄り版、みたいな。
ZOOMの新機能、没入型ビューでこんなふうに・・・
オンラインでも、まあるく集まろう!
時間がネックだな。。時差うんぬんよりも、時間帯だ。
私は息子が幼稚園に行ってる平日の午前/午後がいいんだけど、週末とか夜がいいって人が多いだろうし。リアルタイム開催にこぎつけるまでにまだまだ調整が必要そうだ。
「言いっぱなし聞きっぱなし」のルール
- 自分の番のときだけ話す
最初は自己紹介、呼んでほしい名前を教えてね。参加者全員で名前を呼ぶ。これがはじまりの合図。
- 他の人が話しているときは、黙って聞く(コトバを眺める)時間
マイクはミュート!ビデオはオフでもいいかな。ただ自分のコトバを持ち寄るだけ。自分の番になっても、人の話に批判も、意見も、アドバイスもしないこと。
- 上手く言葉にできないこともアウトプットしてみる
- サークル内の会話、内容は外に持ち出さない
他の人、SNSでも絶対に言わない、書かない。安心して話せる場にするためにダイジなルール。後で蒸し返さない。
それぞれに黙って聞きながら、話しながら、浮かんでくるコンステレーション(=星座)を楽しんでもらいたいな。
一見無関係なものどうしのつながりが、全体の中である「意味」を持ったものとして浮かび上がること。大きな視点での関係性を見出すこと。
星の光を結んで星座が描かれるように、点と点をつないだ「物語」を見つけ出すこと。そこには人の心を癒す大きな力がある。そこに目をつけたアプローチも山ほどあって、いろんな専門用語がつけられていたりする。
(最近そのへんの学術的な視点も勉強中)
人間は「つながり」を必要とする。つながりは命に係わる。ダイレクトに、寿命が変わると科学的に明らかにされている。
人が「生まれてきた理由」を知りたがるのは、自分と世界とのつながりの物語を求めているからじゃないかな。
ほんの些細な事でも、つながりを見出す経験を繰り返すことで、つながりを見出すチカラ「兆しを読むチカラ」「明るい生命力」は強化されていく。
人間は矛盾しているから生きている。全く矛盾性のない、整合性のあるものは、生き物ではなくて機械です。命というのはそもそも矛盾を孕んでいるものであって、その矛盾を生きている存在として、自分はこういうふうに矛盾しているんだとか、なぜ矛盾しているんだということを、意識して生きていくよりしかたないんじゃないかと、この頃思っています。そして、それをごまかさない。
「その矛盾を私はこう生きました」というところに、個性がひかるんじゃないかと思っているんです。
矛盾との折り合いのつけ方にこそ、その人の個性が発揮される。
そしてその時には、自然科学じゃなくて、物語だとしか言いようがない。
そこで個人を支えるのが物語なんですね。
ホロスコープもタロットも、そこにあるのはシンボルでしかない。
それが現実・事実情報と合致しているかどうかではなく
シンボルをどう自分ごととして落とし込んでいくか。
物事に意味(理由、原因)を求めるんじゃなく
自分の目が捉えた現象にどんな意味を込めていくか。
どんな意味に繋げることを決めるか。
そんなコンステレーション、星の読書会。ストーリーシェアを楽しむ星空観察会。あたらしい「つながり」が見つけられる場所。
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