おお!そうだそうだ、やっぱりそうだ。
西洋占星術で見るのは「構造」のほうなんだ。
占星術って命占だもんな。
タロットは卜占。
命占は生年月日で見る系の占い、卜占はその場その瞬間のエネルギーを反映させた占いね。
生まれてから死ぬまで変わらない「命」のほうを見る命占と、その流れ「運」の現在地を見る卜占。
両方ひっくるめて「運命」。
変わらぬ「命」は外枠、運の器。器の形状を四次元(時間経過を含めたカタチ)で見る。
西洋占星術は西洋哲学をベースにしているから、精神的な部分、成長とか洗練みたいな側面を中心に見ようとしている気がするな。
西洋思想の占術が「花の美」にこだわるとするなら、東洋思想の占術は「果実の美味しさ」の追求かな。
だから東洋の占術はビジネスや環境への働きかけ、具体的な立ち回り方に応用されやすいんじゃなかろーか。
花の美の構造を描写する命占・西洋占星術と、花のエネルギー現状を見る卜占・タロット。
ちなみに「その人の持つ構造」を擬人化ならぬ擬物語化しようってのが私のプロジェクトでございました。
タロットが「未来にまつわる問いかけ」に答えてくれるのは、未来に決まった現実が準備されてるわけじゃなくて、今のエネルギー状態が未来に反映されるからです。
そのエネルギー(運)を運ぶ個々人の構造は生まれたときから定まってるけど、線路とか箱とかってイメージとはちょっと違ってて。
スポーツのルールとか、言語における文法、みたいな、make senseの条件に近いかな。
具体的にその中でどう動くのか、どんな言葉を発するのかってのは、全くのハナシ。
一方で
果実の生育構造を描写する命占・東洋占星術と、果樹園の生態系バランスを見る卜占・易。
具体的にどう表面化されるのか、望ましい方向にどう整えていくことがてきるのか、そういう部分に注目したいならやっぱコッチかな?
タマシイの成長を、という西の視点に対して、等身大の生活を、って東洋の視点。
厳密にはそんなきちっと別れていないけど、ツールを使い分けたらより細やかに観察できる。
構造論として西洋占星術をケンキューするための材料はあらかた揃ったし、東急ハンズに売ってるめちゃめちゃ機能を特化したキッチングッズみたいな部分(小惑星とか感受点とかパーツ、区分方法、別のチャートとか)は敢えて手を出さなくてもいいかな、って思ってる。
そろそろ東洋の神秘に進もうかな!
うすっぺらい占術コレクターにはなりたくないけど(笑)
西洋占星術を通してあたためてきた違和感も、別の切り口からみるとオモシロイ解が得られるんじゃないかと期待して。