ゲーム実況と言いながら、これはプロフェッショナルな心理分析を間近にケーススタディできる映画!!!!おもしろすぎ。
【思春期の精神分析#03】河原のキャンプ:子どもは遊びを通して「世界」との関わり方を学ぶ【ゲームさんぽ 】
名越先生の関西弁のテンポとノリが聞いてるだけで楽しめる。そんでもって、解説のひとつひとつがめちゃくちゃ勉強になる・・・
教育ビデオにもできるクオリティ(笑)
名越先生を知ったのは2013年だから、7年前か!
名越さんの話に、「怒り」がキーワードとして出てきた。
嫌な気分、ネガティブな考え、不安、・・・
そいつらの根底には怒りがあるんだって。
怒りってのは心にも体にも、お肌にも悪い。
仏教で「心毒」って名前を付けられてるくらいですから。怒りにまつわる話をふたつ。
ひとつは、例えば「幸せになりたい」って気持ち。そこには「誰かに/何かに幸せにしてほしい」という他力本願が見え隠れ。
期待してしまうから、アテが外れた時に怒りを生んでしまう。
幸せなんて、待ってても来るもんじゃないのに。何によって自分が幸せを感じるのか。
その条件は完全にオーダーメイド。
他人に委ねるもんじゃない。
偶然外からやってきたときには、「ラッキー!ありがとう!」って
素直に受け取ればいいだけなんです。もうひとつは、便利さがもたらした変化について。
便利さの価値は「待たなくてもいい」ことに重きを置かれる。
早く、速く、もっとハヤクの世の中で生活していると
「待つ」ことが苦手になってしまう。
(メールが帰って来ない…LINE既読なのに返事が来ない・・・)
便利さが皮肉なことにイライラを生み、
結果的に不幸な側面ももたらしてしまった。
他にも、「本当の自分ってのは“自分が無くなってる時の自分”なんですよ」
なんて一見すると禅問答のような、でも話を聞くと「おぉなるほど!!」な
話が満載でした。
『ラジオ版学問ノススメ』PODCASTめ~~~っちゃ、よかったなぁ~。憧れのPODCAST。こういうのんに憧れたんやったなぁ。