お花畑を超えて、ようやく『森』に踏み込みます。(前の記事の続き)
ブックレットのタイトルが箱と違う!Your Path Through the Enchanted Forest(魔法の森を抜ける道)ですって。すてきすぎる。普通に読書を楽しめる。
最近ゴガク的なリーディング素材も求めてたから、最高。
「読む」に集中できる(そしてリスニングもできちゃう)スンゴイ機能 - ことばのおもしろさ研究所
どんな便利機能よりも、高性能なゴガクツールよりも、「好き!!!」「おもしろーい!!!!」が最強のゴガク・メソッド。
『魔法の森』を覗き見る
一発目に、インタビュー!!ブックレットはあとでじっくり味わおう。シャッフルしながらも、もうウットリ。心奪われてしまった。。
インタビューにも、とってもハッキリと答えてくれましたー
(1)このデッキの特徴、個性【Weaver of Visions】
人物像を表すコートカード、weaverは「編む人、織る人」だけどウェイト版でいうQueenのようだ。織り人?表現がもう乙だね。
Visionは水(カップ)のスート。本能的で感性のまま、心のままに姿形を変える湖の精霊的な存在かな。わかる、わかる。この存在感!つかみどころがないんだけどなんだかすごくみずみずしくて、ドリーミング!
(2)このデッキの得意なこと、強味【Seaker of Visions】
「夢中にさせちゃうぞ☆」
同じVisionスートの、Seaker(探求者)。ナイトにあたるコート(人物)カード。このカードの物語が、なんと湖の精霊にぞっこんほれ込んでハープを奏でる恋に恋するロマンチックマン(笑)そうきたか、ってね。。。魔法にかけられちゃう。うん、もうかけられちゃったよ私は!!!
(3)このデッキの制限、苦手なこと【The Faery Wind】
妖精の風、って聞くとファンシーでカワイイやわらかい風を想像しちゃうかもしれないけど、これはチャリオット(戦車)に相当するカード。勢いでごり押し、スピード感のあるズバズバリーディングは好きじゃない模様。なんてったってドリーミー。
(4)私に教えてくれること、どんなふうにガイドしてくれるのか【Ace of Challenges】
導きのwhite raven!(日本神話でいうならヤタガラス!)Challengesは風のスート。思考、言語、コミュニケーションを表すソードね。ドリーミーなデッキだけど、伝えるべきことはロジカルに簡潔に洗練された表現で、教えてくれるそうだ。言うべきことは言う、無駄なことは言わない。私の参謀、間諜(スパイ)、カウンセラーとして、そして鬨の声として。
"Think and stay alive." 頭を使って生きぬけ、だって。
白ガラスのくわえているのは、狙った獲物は絶対に逃がさない魔法の銀の矢。その問いが「真」の問いであるなら、確実に、間違えることなく答えを射抜いてくれる。(カッコウィーーー!!)
(5)読み手(私)に求める姿勢、向き合い方【4 of Challenges】
ドリーミ~なデッキなんですが、私に向かうカードはどれもChallengeスート(笑)意外にクールというか、さばさばしてるというか。(そんなところがまた好きっになっちゃうっ!!!笑)
冬の森に生えるナナカマドの樹。安全な聖域、休息。ゴタゴタしている状況だとか、精神的にきっつい時でも、「まず落ち着け」と。リーディングするときは、周囲のガチャガチャを片付けて、頭の中もいったんリセットして、ほんでもってカードに向き合おう。
(6)私と協同で生み出せる可能性【Seeker of Challenges】
えっと・・・盾に描かれてるのは白ガラス(4番目の質問のアレ)でスね。
カードからのガイドに従い、羽飾りのアーマーを着込んで、めっちゃ戦闘態勢。(笑)Challengeスートは風(ソード)なので、言語コミュニケーション、思考。Seeker(探求者)だから、ま、そのまんま私の向かう方向なんじゃないかね。協同っていうか私たち、合体しちゃうのね。。。(笑)
「頭を使え」「武器(言語)を使え」ってのが強く感じるお返事でした。
ちなみにナナカマドの樹とこの挑戦の騎士だけは逆位置で出てたから、ここはまだまだこれから深めていくポイントのようだ。
私ってどんな人?【Starlight】
これもインタビュースプレッドと一緒に聞く最初の質問!このデッキの世界観でいうなら、私ってどんなヤツ?
ウェイト版のThe Star、こちらのデッキだとStarlight(星明かり)☆彡このオールカラーの贅沢なブックレット、描いてある物語も読むだけで楽しめる。
空気の澄んだ月明かりのない夜の森を静かに歩いてみれば、はるか上のほうから、木々の梢がひらけて広大な夜空が望むところから、歌声が聞こえてくるだろう。
森のエルフたちにとても愛されているブナと菩提樹の木立は、彼らにelerrina”星の冠をいだくもの”と呼ばれている。目を閉じて、星々の透明な歌声に耳を澄ませてみよう。彼らは過去の時代を、没落の嘆きと輝かしい栄光の喜びについて歌う。永遠の命のまなざしで受け止める、運命のパターンについて歌う。星は自分たちの歌も歌う。星の光は、彼らが滅び消え去ったずっと後になってやっと私たちに届くというのに。
エルフたちは希望の歌を歌う。困難と暴君は訪れては過ぎゆく。ただ星たちは、いつまでも輝く。
星明かりはあなたに、全ての物事は起こるべくして起こっているんだよとあなたに呼びかけています。例え今、それがどういう理由なのか分からないとしても、時と距離が全様を明らかにするでしょう。今はこの美しい瞬間を胸いっぱいに吸い、暮れゆく空気にあなたの歌を注ぎこむのです。
私って、樹に登って星を見上げて歌う森の小人(エルフ)みたいなヤツだってよ。私にとって星読みは「歌」だもんなぁ。
朽ちることなき希望。不死。宇宙との結びつき。運命。永遠の謎。
Starlightカードの持つキーワード。
ブナと菩提樹は穏やかで、安らいでいて、そして強い。ブナは木々の女王。
なぜか樹についても書いてある。
ブックレット見てたら、冒頭のコンセプトとか導入ストーリーがめちゃんこおもしろかったから、別記事でシェアしたいなぁ。うっとり。
あ、インタビュースプレッドには出てこなかった他の2つのエレメント、ワンド(火)はSpell(呪文)でペンタクル(地)はBoon(賜り物)でした!私がタロットひくといつもワンド祭りなんだけど(ワッショイ!!)、今回は風オシでしたな。風の時代カモーン。