目の前の現れ(現実、現象、行動やその結果)、目に見える部分…に対して、その裏面というもんがあるでしょう。
例えば動機、潜在意識、なんらかのニーズ(欲望の中心、大切にしている価値観)。
現れと隠れの裏表…というより、立体的に中心部分とその表面って見たほうがわかりやすいかな?
たんぽぽの綿毛部分と、それを吹き飛ばしたときに見える真ん中にあるつぶつぶ頭。
蠍座のトキは、つぶつぶ頭にエネルギーが注目(集注)するトキ。
ウィッシュ!いや、デザイアー!
Wantより濃くてWishより強い想い。
綿毛はどの方向を向いているとしても、その根本にあるのがその想い、望み、欲。
欲望、というとネガティブなイメージがあるかもしれないけど、そういう印象抜きに「欲望」という言葉を使わせてもらおう。
欲望にイイもワルイもなく、キレイもキタナイもない。
ただそこにある吸引力(重力)の強いエネルギーのこと。
想い(重い)の強さ、それを軽んじないのが蠍座なのだ。
シンガポール座標で蠍座のトキのエネルギーを読んでみて感じたのが、「欲望の最小単位から再構成」ってキーワード。
そういえば
色、温度、時間はミクロの規模で見ると実在(客観的に、絶対的にそこにアル状態)しないんだよね💫
欲望の最小単位って、無と有の境目くらいに限界まで小さく小さく捉えたら何が残るんだろう。
小さければ小さいほどそのエネルギーが弱くなるかって言うと、そんなことはなく。
むしろ真空に近いほどエネルギーは純度が高まって爆発的な影響力を持つ。
だから、蠍座の引き寄せ力はすごい。欲望のエネルギー純度が高いから。
蠍座のトキ、キーワードは「欲望の最小単位から再構成」。
満月は、何層にも重なる綿毛を飛ばすトキ。
まあるい月が見えなくなるまで、コア向かって潜れ潜れ、かき分けろ。
そして新月は、純度を高めた欲望エネルギーから現実を生み出していく。新しい綿毛を。
綿毛といえばどうしても思い出してしまう、あの詩……
↑そうか、これは♏欲望の強さをうたっている詩だったのか…!!!