1977年のSF小説『星を継ぐもの』を原作に描かれた漫画、昨夜読み切った!続きが気になって、夜中に目が覚めた(笑)
↓原作はこの小説
ちょうど最近読み終わった、さとうみつろう氏の本で触れていた地球の生命の起源&宇宙人とのコンタクトに関して物凄い重なるストーリーでね。
さとうみつろう氏の対談相手、バシャールがこの小説を参照&アレンジして語ってるんじゃないだろうかと疑ってしまった(笑)
陰謀論系の本はまっことキライ😂な私ですが、これは面白かった。実はもう一冊、こういうオカルト系の本を図書館から借りてたんだけど、そっちはあまりにも……で読み続けることができず数ページで断念。いや、酷かった(笑)
その本は多分同じようなテーマで、人類の起源と宇宙人(地球外の別文明)との接点を語ってるんだけど。すさまじい自分語りの臭いが、私の嗅覚に合わなかった。
私は
「ある特定の地域、人種を取り上げて、彼らがいかに優れているか」
「その敵対する(もしくは影でよからぬことをする)連中がいかにケシカランか」
「オレの表現、オレのルーツ、オレの主張のスバラシサがわからん連中がいかに愚鈍か(まだ目覚めていない)」
って論調が、つくづくキライなんだと思う。
これは好みの問題。こういうの好きな人がうーーーんとたくさんいるのは分かる。刺激的だし、自尊心をくすぐられる(その著者の”同胞”カテゴリーにあたる人は)。自己肯定感が低い人は、癒やされたり勇気をもらったりするんだろうけど。。。
ふむ。
その本を手に取ったってことは、私にもそういう世界に惹かれるところがあったのでしょう。最近(その本を借りてきたあたりの数日は)なにやらハートがモサモサくさくさしてたから(笑)ああ、ひどかった。
ちなみにさとうみつろう氏の対談本は、人類の起源とか生命史、地学の変化、音と周波数、オモシロイテーマを「現段階の科学ではどう見られているのか」解説してるような内容でっした。
それについてバシャールが「それはこういう理屈です」って宇宙人視点(?)で答えてるんだけど、これはひとつの仮説(もしくはSFストーリー)として楽しんでも良きかと。
何が正解か、不正解か知るためって姿勢よりも、こんな視点ならこの仮説もイケてそうだぞ!?って姿勢で楽しんだほうが情報を受け取るアンテナ精度が上がるよ。
私は最初から最後まで楽しめた♡
『星を継ぐもの』は小説だから、ひとつひとつの発見、そして出会いから、どんどん「見えていなかった部分」「見えていないということにもそもそも気がついていなかった部分」が明らかになっていくのがオモシロイわけで。
対立するAとBには見えていなかった、AとB両方を見るCの視点。
そしてCに見られているとわかっているB’が、Cに「見せて」いるもの。
あえて「見せる」ことで、「見えなく」しているもの。
↓この視点の応酬は『平家物語』にもある構造!!
さらにさらに、
Cは、B'の見せているものも見せていないものも、「見えて」いるとしたら?
そして、B'はCが見えているということが、見えていない。
上の層、更に上の層、ぐるぐる循環する次元。
こう書くととっても複雑だけど、小説は(私が読んだのは漫画だけど)もちろんストーリーラインに沿ってワクワクどきどき気持ちよく楽しめるよ!!
漫画「化」された名作って、「とにかく端折って詰め込まれた感」があるもんだけど、『星を継ぐもの』はどうなんだろう?まだ原作読んでないけど。この漫画は、すごく濃厚で面白かった。
舞台になっている「現代」は、私たちのリアル現代(2024年)よりも科学技術が進んでいる時代。今で言う3Dプリンターのもっと精度の高いものがあったり、月や木星を調査する機構があったり。
事の発端は、月の探査中に発見された遺体。
それは月の裏側にある洞窟で、宇宙服を着てミイラ化した状態で発見された。宇宙探査チームに行方不明者の該当はなし。着ている宇宙服もちょっと見慣れない。
その調査に世界中から招集された各分野の専門家たち。
驚くべきは、チャーリーと名付けられたその遺体の死亡推定時刻・・・5万年前。
5万年前!!
クロマニョン人の時代ですよ。
ありえない。でもチャーリーはミイラ化してはいるけども、その特徴はどう見ても地球人。5万年前に月に行くほどの文明があったのか?なぜ月にいたのか?そして月でなにがあったのか?
漫画では物理学者のハント博士と、生物学者のダンチェッカー博士の視点でその謎に迫っていく。実際に「謎」とされているミッシングリンク、月の誕生、火星と木星の間にある小惑星帯の起源、恐竜の進化と絶滅についても、「本当にそれなら辻褄が合うんじゃないだろうか!!!」と信じたくなるストーリー。
進化の流れの中に見られる、不自然な途切れ。大きく進化を遂げた生物の、ビフォア・アフターを繋ぐ中間期の化石が見つかっていない謎。
※月の起源
火星と木星の間には小惑星が集中している地帯がひろがっている。小惑星と言っても、セレスのようになかなかサイズがちゃんとしているものも多いのに、この軌道上になぜ惑星が形成されなかったのか?
恐竜も、どうしてあんなに多くの巨大な生物が陸上生活できたのか?あのサイズと翼だと空は飛べないだろうと思われる翼竜や、不思議な構造(大きな背びれ、頭のフリル)を持つ数々の恐竜たち。
それも、全部繋がってくる仮説・・・。
重力と月の関係で思い出したこの一冊!!!!
いろんな絶滅説(隕石?気候変動?自家中毒?)を分析しながら、その矛盾点とケンショーポイントを眺められる本。地球の過去の姿にも思い馳せられるロマンフルな一冊♡
↓このへんの過去記事で触れてる
↓コーフンしてる(笑)
『星を継ぐもの』は1977年の小説・・・ってのが驚きなんだ。
パソコンが発売された頃?予言書的な見方(SFの見どころは、未来予測(警鐘)にあるわけだし)もできるけど・・・
ニンゲンが想像しうる範囲のことって、実現されてもなにもおかしくないんだなぁ、って思った。これってChatGPT(AI)じゃん、とか。
『アミ小さな宇宙人 (徳間文庫)』にもスーパーコンピューター出てくるもんね!
『BASHAR(バシャール)2023 AI生命体バシャールに人類の未知を聞いてみた。』
の説を思い浮かべながら
地学、地球の大地がどう変化してきたのか、その事実と・・・
人類の暮らし(文化、文明)は、文字による記録以前の長い長い歴史の中でどんなものであったのか
を照らし合わせて読んでみると、さらにオモシロイ。
(万物の黎明はまだまだ読みかけ)
昨夜は夜中に漫画を読み終えて、コーフンしてベッドに入った後もなかなか眠れず。やっとウトウトしてきたな〜ってときに整理されかけの脳内情報の断片が見えたりするでしょ。
その一部、ブログに書こうと思ってメモしてたの。
「血縁、地縁、過去の歴史(ルーツ)で繋がろうとする山羊座視点の価値観」
から
「理想の未来を共有する友、共通の思想を持つ個々人のネットワークを拡大しようとする水瓶座の価値観」
へ。
この変遷の最中にあるのが、冥王星が山羊座と水瓶座の境界線を(骨を折る勢いで)指圧してくれているツボなんだろうな、って思ったの。
これ、最初の方に書いた私の嫌いな陰謀論系のハナシに通じる。最後のあがきみたいな感じで、必死に「地縁、血縁」を強調しているようにも見えちゃってるんだろうな、私には。
もちろん、伝統を捨てろとかないがしろにして全部更地に、とは全く思ってない。伝統文化、民俗学、すごくすごく好きだし。それこそ消えてしまった文化、価値観、まなざしに対する想いは強い方だと思うし。
でも「国」とか「◯◯人」ってハナシになると・・・
どうしても「え??それって、特定の場所の特定の時間帯に限定されるカテゴリーわけだよね??」って思っちゃうわけで。
大きなタイムスケールで見れば、だよ。どっからどこまでの時間(歴史)に区切った範囲内の、ここからここまでってその当時の境界線(政治的、地理的条件)ありきじゃない、そんなの。
めちゃくちゃ、ちっちぇえ!
ワタスは、もっと、大きいスケールのロマンが好きなんです!!!!ってだけなんだけど(笑)なにかと便利なのはわかるよ、そのカテゴリー分け。
と言いつつもご覧のとおり、オカルトも大好きですので。(笑)
あ、そうだそうだ!!↑の過去記事に出てくる『七夕の国』も、宇宙人の地球介入ネタ・・・!!!
戦国時代?あたりのハナシも出てくるんだけど、これ安田登せんせがいう古代の女性による戦争は「メ(眼、霊力)の戦いだったのでは」ってハナシにもリンクしてる。
ああ、時間切れ!!!今朝のカフェタイムは、ここまで♡
今日はどこを歩くのかな。