1時間はただの1時間ではない。
それはさまざまな香り、音、計画、気候がいっぱいにつまった瓷(カメ)だ。
今日はハリラヤ!
蒸し暑い空気にあえぎながら、山登りに行ってきたよ。
途中の看板にEXITまで500メートルってあるから、なんだあと少し!と思って進めば、ま〜大変。
急斜面の階段登って降りて。
膝が笑うぜ。
あの「出口までの距離」ってのは、平面に書き起こした地図上の距離のことなんだな。
その500メートルは、たしかに地点Aから地点Bまでの500メートルなんだけど、実際に歩く険しい階段の高低差は含まれていない。
地図で見るのと、歩くのは、その距離感が全く違うといいますか。
地図を見る人には見えない、地図の中の世界。
時間も、似たようなもんだなって思って。
時計で計る1時間は1時間だけど、その中に現れるアップダウンはその中に入ってみたいと(生きてみないと)わからない。
三次元空間まで降りてみないと、時間の内部のアップダウン、めくりめく周囲の景色は楽しめない。
今、眼の前に展開する景色は、今だけココだけのスペシャルシーン!