情報は情報、知識じゃない。
これ↓情報。
そこから生まれた気持ちやら考え↓
こっち、全く別の分野の情報↓
同じように発生した思考と感情を追記↓
頭の中はこんなクリアに別々に保管されていなくて、重なってる。時間に沿ってレイヤー状に。昔の層であっても追記が多い情報は濃いから透けて見えやすい。
↓
知識ってのは、この点々じゃなくて、テンテンを結びつけた線のこと。点は静止画だけど、この線は動的↓
あるとき、またあるときでつなぐ先は変わる。すぐ消えちゃう線も、グリグリとなぞって跡が残ってる線もある。
この動き回る線が、風。
知識の風。
花粉を花から花に運ぶ風。
花が実をつけるきっかけをつくる風。
だから、風は情報じゃない。情報は知識じゃないから。
点と点をつなぐはじまりの風♎
繋いだ線を消してまた違うルートで結んだり飛び越えたり、柔らかい風♊
同じルートを何度も何度もなぞることで、地形も変えてしまう風(風食で削られる大地は、知識が情報、土台となるシステムに与える影響力の大きさを物語る)♒
風エレメントは知識、つなぐ線を指しているんであって、「情報」そのものじゃない。
情報を知識だと思っている人は、それぞれの点しか見ていない。どこかから吹いてくる風のおかげで花に実がつくこともあるけど、自分が風になって花と花を結べることに気付けない。
好きな花に実を結びたいなら、風が吹くのを待ってないで(風が吹かないことを嘆いていないで)自分で風を起こせばいいのに。