蟹座と山羊座のラインは、
城の内部を整えるクイーンと、城壁を固め守る手筈を整えるキング。
若き王、獅子座と若様の教育係乙女座。
城下町の交易を担う商人は双子座。
貴族と富裕層は牡牛座。
先陣を切って戦地に赴く戦士は牡羊座。
射手座は旅の吟遊詩人。
蠍座は黒マントに見を包む謎の占いオババ。
天秤座も貴族かなぁ。でも牡牛座が荘園領主の貴族だとしたら、天秤座は社交界の貴族。
水瓶座は変わり者の発明家、もしくはクーデターを目論む組織のドン。
魚座は…芸術家。絵師か歌姫か。
プレーヤーの選択
太陽をどこに配置しますか?
ゲームの主人公を選択。
地図を手に入れる
ルーレットが回って、止まる針の先にASC、物語の始まり。
ゲームのクライマックスは10ハウスの攻略。
11ハウスはエンドロールで、12ハウスは隠しダンジョン。
最終的には10ハウスに向かうんだけど、最初からラストダンジョンに向かうわけがない。ほのめかされることはあるけど。
まずはプレイヤーのレベルアップ。その道中仲間が増えていく。もしかしたら連れ立って歩くような仲間じゃないかもしれないけど、とにかく登場人物は自分だけじゃないってこと。
ハウスを巡る旅路
1ハウスで主人公とプレイヤーがマッチングしたら、今度は2ハウスへ。主人公を操作しながら操作感覚を掴む。
何ができて、何ができないのか。何を持っていて、何が必要なのか。
足りないものを補うために(最初はささやかなお使いやミニクエストだったりする)ちょだと行動範囲が広がるのが3ハウス。
4ハウス、ここで自分と自分を取り巻く現状を把握する。幸せの確認かもしれないけど、物語の場合はそこに大なり小なり問題が発生する。(そうじゃないと永遠にストーリーが進まない)
ミニクエストをこなしながら自信をつけていくのが5ハウス。
最初に同じキャラクターを選択していても、この頃にはかなり違うパラメーターに仕上がっている。
これまでの選択、結果、出会い、あれこれを通して育った最新バージョンがココで確認できるパラメーターだから。
6ハウスは学び。
自信がついて、目的も見つけて、さあ行くぞ!!って気持ちではあるんだけど、多分一旦外の世界とのギャップにひるむか挫折するのが冒険物語の王道コース。
だから修行、もしくは修学がひつようになる。レベル上げに勤しむ。
7ハウス、デビュー戦。
華々しくデビューが飾れるかどうか、どちらにせよ新しいステージに進む。プレステとか昔のゲーム機だったら「ディスク2」に交換するところ。
8ハウス、闇落ちしかける主人公。もしくは絶望。希望を失ったように感じるとか、舞台が暗転する。
いや、むしろこれまで見えてなかった部分にハッとするのかもしれない。反転。真実を突き止める。
その先9ハウスはもっと大きな課題に立ち向かうことになる。闇を突き抜けて、出口が永遠にないと思っていたトンネルからバビュン!と飛び出す。
ここはできるだけ大胆に、大きく、とにかく視野を広げるのがいい。
広げた先で確認するのが、「これまでの経験は、そうか、これを達成するためにあったのだ」と思える試練、ゴール。10ハウス。
そこで手に入れるのは、個人の満足を超えた大きな達成感、そして責任感。
やっと結果を出して落ち着いた、そこでショックな出来事や山場があるのもまたテンプレート通り。
上手くいってたのに、それか上手くいくはずだったのに!!
8ハウスでは世界が暗転したけど、今度はホワイトアウト。いきなり舞台天幕に穴を開けられて眩しくて何も見えない。
これはゲームだったんだよ、と画面を突き破って操作している上のヒトたちが見えてしまうような、衝撃。
それを受け入れられるかどうか、だからどうしろってんだ、の次の目的地を探すのが11ハウス。
もしここまでの冒険で仲間を集めてこられたなら、このラスボスの裏にいる黒幕に対峙したときに、「おーい!!!助けに来たぞー!!!!」って駆けつけてくれるはず。
もしかしたら、敵だと思っていたあのキャラだって全力で力を貸してくれるかもしれない。
すべてが壊れる一大事なんだから。
これまでそれが全てだと思っていたこと、ここがエンドだって思っていたその先に、新しい未来を見いだせるか否か。
そして舞台は暗転する。ゲームの電源が落ちる。
12ハウス。すべてが終わり、またすべてが始まるために、世界は眠りにつく。
もしかしたら、1ハウスから始まったこの世界そのものが、「胡蝶の夢」だったのかもしれない。
荘周は蝶になってひらひら飛び回る夢を見た。
目が覚めて、あぁ自分は荘周だった、と我にかえった。
いや待てよ、人間の荘周が夢の中で蝶になったのか?
蝶が人間の荘周であるという夢を見ているのか?
でもそんな単純な夢オチストーリーじゃないことは、きっと味わってみれば分かるんだと思う。
天体は魅力的なキャラクター
ホロスコープの天体は登場キャラだね。主人公は月と太陽両方、もしくはパートナーとして登場。天体が在室するハウスはそのキャラに出会う場面、もしくはそのキャラが際立つシーン。
全部が全部べつべつのキャラクターで出るわけじゃなくて、主人公の各場面のふるまいとか行動を表している天体もあるだろうね。
アスペクト
キャラ同士の関係性ってのがシンプルだけど、ハウスを行ったり来たりする接続ポイントとも読める。ゲームは行きつ戻りつしつつ進んでいくもんだから。時には前に通った村に戻って伏線回収したりなんだりもあるでしょう。
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