月光姫の面影

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⇧note今度のでプロジェクト内容をまとめた記事書いたよ!

 

「月光姫」に謁見

三島由紀夫の4部作「豊穣の海」シリーズ、第三巻『暁の寺』は、先日訪れたタイのあのお寺がモデル。物語のカギを握るヒロインはタイのプリンセス、ジン・ジャン(月光姫)。2巻は血なまぐさく、3巻はエロチシズムで、おえーって内容も多々なんだけど(笑)内容がこんななのに(!)文章表現が、すごいおもしろくて惹きこまれちゃう。

 

地球の自転という事実が、決して五感ではそれと知られず、科学的理性を媒介として辛うじて認識されるように、輪廻転生も亦、日常の感覚や知性だけではつかまえられず、何かたしかな、きわめて正確で体系的でもあり直観的でもあるような、そういう超理性を以てして、はじめて認識されるのではなかろうか。

 

 

…輪廻転生を、一つの灯明の譬(たとえ)を以て説き、その夕べの焔(ほのお)、夜ふけの焔、夜の引き上げに近い時刻の焔は、いずれもまったく同じ焔でもなければ、そうかと云って別の焔でもなく、同じ灯明に依存して、夜もすがら燃えつづけるのだ…

 

縁生としての個人の存在は、実体的存在ではなく、この焔のような「事象の連続」に他ならない。

 

時間とは輪廻の生存そのものである

 

あ・・・そういえば蠍座の満月がぼちぼち。

エログロに結び付けられるサインといえば蠍座!・・・なんて言ったら「私は蠍座だけどそんなニンゲンじゃありません!!」ってとんちんかんなコメントが来るだろうから、謹んでおこうね!( ´艸`)

 

ヒロインも月光姫だし、ノード軸が絡む蝕の満月でしょ。因縁、カルマ、いろいろと「このタイミングでこういうもの(セカイ)に出会うんだ」と検証してみるとおもしろい。

 

私は日本にいる母上が急に恋しくなってね。

幼稚園児のお泊り保育でも一切家のことを思い出さなかったし、学生時代のひとり海外もホームシックどころか、無意識に家から遠いところ遠いところを目指して生きてきたフシがあるんだけども・・・この年になって、初めて家族への恋しさというか、愛おしさを自覚して、心底オドロキおののいていたのでありました。

 

こちらの満月図、蠍座満月は4ハウスにおります。

私は4ハウスの月、「母」を通して満月を強く感じているのやも。

いまだかつて未経験の「情」。

 

人並みに感謝したり反抗したり衝突したりってのは合ったけど、私はこんなに母が好きだったのか(笑)そういえば思春期の頃は「母親としては全く好きになれないけど、人としては尊敬している」とかエラそうなこと思ってたな。

 

なんというか・・・「あ、この人私のオカアサンだったのか!!!」と今更気付いたような。今まで「母親」って同居している生物学上の立場だったり、生活環境上の立場を指すコトバでしかなかったんだけど、それが「オカアサン」って、情(親しみとか愛情?)を伴う感覚に変容したようだ。

 

もしや7ハウスのインターセプト蟹座にようやく触れられる時期に熟したんだろうか。

 

 

「母」といえば心理学の「グレート・マザー」

starship.hateblo.jp

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リリスって、シャドウでもあるし、グレートマザーの負の側面でもあるよね。

 

ポーラ・アレン・ガランは著書『Grandmothers of The Light』の中で、女性は人生の様々な段階4螺旋を描くように通過していきながら、まるで月の満ち欠けを繰り返すようにその役割を変化させていく、と書いている。

 

螺旋はどんどん大きく広がって、賢明な女性の教えは、彼女自身や家族という枠を超え、人間と言う共同体を超え、この惑星を包み込んで地球の果てなるのだ。

 

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⇧ここでも「時間」が出てきたな!

 

 

 

ヘンタイ読者さんたちは、満月界隈どんな月光姫に出会ったんだい?教えておくれよ!

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