太陽@1ハウス
天秤座「危険な流れを抜け安全な場所にたどり着いたカヌー」
月@7ハウス
牡羊座「教師が伝統的なイメージに対して新しい象徴的な形態を与える」
満月図リーディングについて
月は牡羊座の位置にあるから、牡羊座の満月。満月は収穫のとき。新月で撒いた種の結果を刈り取るとき。
※ひとつ前の新月は9/17で乙女座の新月。新月と満月はワンセット並べて読むのがいい気はするんだけど、どことどこがどんなふうにリンクしてくるのかは検証中。
満月図は「時の景色」。個人の運勢とは別モノ。全体の雰囲気、景色の移り変わりのようなもの。それが個人にどう影響してくるのかは出生図と重ねて見る。
「時の景色」(ホロスコープ)は譜面。
読み手(占星術師)は指揮者。
だから、指揮者変われば響きも変わる。同じ指揮者の演奏も聞き手によって印象は変わる。それも含めて楽しめたらイイなって思って、私も満月図リーディング始めます。
※「譜面」というイメージ、沖縄の星読み士「儀間春奈」さんのブログでとても素敵な表現をされてて感動。
ホント、ホロスコープってオーケストラで演奏するような曲の譜面(楽譜)によく似ていると思う。それぞれのパート(天体)が別々のメロディー(星座やハウス)を奏でたり、パート同士が掛け合ったり(アスペクト)しながら、けしてバラバラではなくハーモニーとなりひとつの曲となっているそして、ロマンチックに言ってみれば、ワレワレが地球という舞台に立って演奏者として音楽を表現している、、、みたいなそれをわたしは、譜面(ホロスコープ)を読んで、このパートのメロディーはこんな、あのパートのメロディーはあんな、とかこうしてブログに書いたりしているのだからやっぱりわたしとしては、ちょっとこの楽譜、面白くない?!?!わたしはこんな曲だと思うんだけど*1みたいに共有したいしそれで、もしも万が一にでも、譜面に興味があって面白いと感じる人に当たるとうれしいしそれぞれが自分自身で読み解き解釈する指揮者となり、演奏(実践)してみて「あぁこんな曲だったのか」とはじめてわかるものがあるのだと今のところは思っているのでどちらかというと、そりゃ〜わたしの解釈ではあるものの、それが中心ではなく「読み方」中心の記事や発信となっている(‥‥つもり)。
「他人」に興味が持てない私なので、トランジット(満月や新月、現行の空模様、水星の逆行など)は、ほっとんど気に留めていなかったんですが。
最近、自分のリーディングプロセス(演奏)を発信してみるのも面白いかもな、と思って。
満月と新月のホロスコープ的な意味
はい、で、満月図。日本全体の「時の風景」は東京都の経緯度で見るんだけど、ちょっとズームインして長崎県というくくりで読んでみたよ。
満月は、太陽と月が180度(オポジション)。
月(無意識や感情)が太陽に照らされて明らかになるイメージ。
新月は太陽と月の合、無意識の欲求(月)とこれからこうしていくぞっていう未来に向けての意図(太陽)が合致するタイミング。個人じゃなく社会全体のことだけど、社会は個人の集まり(集合意識)だからもちろん関係はしあってる。
そういうわけで、このタイミング(新月)にあわせて何かを始めたり(種まき)、目標を立てたり、お願い事のおまじないをしたりするのは、世の潮流に合わせて動くとスムーズだからってこと。
満月図から読めること
10月2日の満月、社会はようやく激流下りを終えてちょっと落ち着いて自分たちの方向性を見つめるタイミング。
太陽@1ハウス
天秤座「危険な流れを抜け安全な場所にたどり着いたカヌー」
1ハウスは自分の在り方。自分という存在。そこに意識が向くわけなんだけど、その自分の存在感ってのは、自分と他人との関係性のなかで際立つよ、ってのがこの満月。
太陽(みんなの意識する方向性)
=1ハウス(自分存在感)×天秤座(人間関係を調整する性質)
その明らかになる関係性の在り方を表すのが、月のサイン牡羊座。
月@7ハウス
牡羊座「教師が伝統的なイメージに対して新しい象徴的な形態を与える」
これまで共通して持っていた、お付き合いの暗黙のルールだとか、人間関係や人付き合いのイメージを、ちょっと違う視点で捉えてみることができるようになる時期。
でも、具体的にこうってスタイルが提示されるわけではなく、ちょっとズームアウトして大まかに捉えなおす感じかな。これまで気にしてた細かい「こうあるべき」って部分を一歩引いて見る、みたいな。
満月は、前回の新月(広めに見ると3月24日、短いスパンだと9月17日)で意図したことや取り組んできたことの結果だから、ここから先次の新月までは「振り返り」の時期に入る。
激流下りのような環境・状況の変化。それが少し落ち着いて自分自身の在り方や生き方に意識が向くようになる。
そうすると、誰とどう付き合うか、人間関係にスポットライトが当たる。これまでただ従って来た暗黙のルールやお付き合いのスタンスを、ちょっと見直してみるいい機会。
次の種まきに向けて整地していく畑
満月図のMC(目的地、ゴール)は次の種まき(新月)に向けて整地していく畑。反省やフィードバックってのは、その先に進みたい方向があるから有意義にできるわけで。(そうじゃなきゃただの愚痴や悔恨ORその場限りの満足感)
人間関係を一歩引いて見る「振り返り」が、どんな方向性と照らし合わせて行われるべきかってのを、MCサインで読んでみる。※MCは長崎県のヒトビトにズームインして読んでるから、日本全体の方向性とちょっと違う
MC
蟹座「月明かりの下で踊る二人の自然霊」
蟹座は「ホッとしたい」サイン。心を満たしたい。そのために家族的な集まり、共感で繋がる人間関係を作っていく。その人間関係、自分が心許せる相手との、結びつきかい?という問いかけですな。
自然霊のシンボルは、理屈とか条件とか大人の事情とかそういうのんから漏れ出した「素直な感情」。
月に照らされて、見えちゃった?我慢してたの、気付いちゃった?
でもまだ、ドカンと表現(人間関係の断捨離)できるわけじゃないのね。月明かりの下だけ。今回の振り返りのタイミングは、ただ気付いていくって感じかなぁ。
7ハウスにいる月のシンボルも、まだあやふやで具体的ではない感じだし。Asc(※これまた長崎ズームインバージョン)も
Asc
天秤座「ヒヨコに餌をやり、鷹から守る女」
まだ「新しい可能性」や「芽生え」の段階を表している。それも、ちゃんと目をかけ手をかけ育みまもってやらないといけないような、まだ弱い存在。
これからどうやってヒヨコちゃんを育てていけば良いのか。そのヒントはAscの守護星(チャートルーラー)金星にある。
金星@11ハウス
獅子座「人間に生まれ変わろうと海の波間から浮かび上がる人魚」
金星はヨロコビの星。楽しみや、嬉しい気持ち。11ハウスは仲間のハウスだから、人と一緒に楽しめることをする。
ただし!!
みんな一緒に、空気を読んで楽しめる居心地のいいメンバー・・・・ではなく!!人魚が陸にあがって自分の足で立つように、11ハウスの繋がりは自立した「個」の仲間。それぞれが「自分スタイル」を持って、それぞれの自分スタイルを尊重しながら繋がる、フラットで風通しのいい仲間。
そして金星はコミュニケーションの星、水星と60度。
打ち出すパワーの火星と120度。
海の中にいれば共有できていた「気持ち」は、陸にあがると「言語化」しないと伝わらないよ。
水星@2ハウス
蠍座「海の荒波にびくともしない巨石」
借り物のカッコイイコトバじゃなくて、自分の中にあるコトバで、伝えよう。2ハウスは「持っている」もの。蠍座は上っ面じゃない本質を求めるサイン。
この水星、天王星と180度。天王星は牡牛座でシンボルは「赤十字の看護婦」。蠍座の言葉は飾り気がなくドストレートにガンコになりがちなんだけど、「そこに、相手を思いやる愛はあるんか?」が常に問われる。
火星@7ハウス
牡羊座「二重の約束」
Aさんとの約束、Bさんとの約束。相手との約束、自分との約束。本音と、建て前。
牡羊座はどっちだ、こっちか?いや、やっぱり・・・と二つの約束の間で揺れ動いたりは、しません!!もう、同時に抱え上げて走り出しちゃうパワー。
どっちかを取らなければ・・・という狭い視点から、一歩さがってみなよ、ってことかもね。それを上手くやってのけるのが11ハウスの金星・・・てことは、オンラインやSNSを活用すればイイゾってことかも。
水星と天王星がセットになってるから、ネットでの発言、LINEとかメールでのメッセージ、デジタル感がぷんぷんする。
まとめ
- 目まぐるしく変わった今の自分の立ち位置(在り方)を、落ち着いて見直す
- 人間関係、お付き合いのあり方を一歩引いて見てみる
- 心許せる相手との繋がりなのか?素直な感情に目を向ける
- 自分を認め、相手を認められる(同じ価値観を共有していなくても◎だと思える自立した関係性の)仲間とのネットワークを作り始める
- 自分のコトバで伝える(ただし、例え目の前にいなくても、相手を思いやる愛を忘れずに)
以上!満月図リーディング!
*1:o(*゚▽゚*)o