メジャーアスペクトは実感として現れやすいエネルギーブレンド。
今回まとめる180度(オポジション)はお互いが存在感を主張する
綱引きブレンド。葛藤とか困難、ハードアスペクト、と解釈されてます。
出生ホロスコープの中に180度ある人、集まれー!
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月と金星の180度ブレンド
これは私のホロスコープ。月と金星が向かい合ってます。
月・・・双子座0度(陽・風・柔軟宮)5~6ハウス
金星・・・射手座3度(陽・火・柔軟宮)12ハウス
180度ブレンドは、エネルギーの方向性(陰陽)が同じ組み合わせになります。
陰は内向きに渦巻くエネルギー、陽は外向きに渦巻くエネルギーです。
そして動き方のパターン(活動・固定・柔軟)も一緒。
私の場合、月も金星も「陽」の性質で「柔軟宮」パターンのサインです。
月のエネルギーは「心の根っこ」に作用します。
安心するパターンだとか、無意識部分です。
双子座の月は、双子座の持つキーワードに「落ち着く」ので
気軽さ、気楽さ、身軽さを無意識に求めてしまいます。
広く浅くのお付き合い、コミュニケーション、お喋りが好き。
逆に言えば、それが感じられない状況は心が苦しい。
出生時間がわかる人は、ハウスから「場面」もわかります。
私は月が5ハウスのほぼ終わり、6ハウスに差し掛かるあたりにあります。
5ハウスは「自己表現」6ハウスは「使役」のお部屋です。
私の場合は、文章を書くこと(言語情報は双子座エネルギー)で
自己表現をしたり、ボランティア活動やお仕事も「はいはーい!」と
やりたがるあたりが、このホロスコープに出てるのかな!
対して、金星。
月も金星もどちらも女性性を表す天体ですが
月は日常(プライベート)、金星は非日常(ワクワク・キラキラ)。
どんな非日常を求めているのかは、サインで分かります。
私は射手座なので、冒険やロマン、探求心をくすぐられることですね。
双子座も射手座も、「自由」を愛する部分は共通してるんですが
双子座が好奇心の赴くままに次々と目線を変えていくのに対して
射手座は俗っぽいもの、答えがすぐわかるものはつまんないんです。
しかも12ハウスにいるので「目に見えない世界」に探求心が動かされる。
6ハウスは「目に見える実用的な世界」なので、対照なんですよね。
月は「実際役に立つこと、したいよね(そうじゃないと不安)」と言えば
金星は「そんなん盛り上がらへん!ワクワクはそこには無い!」と不満。
これをどっちを選べばいいの?!となるから、葛藤のアスペクト。
私的180度ブレンドの味わい方
葛藤とか困難とかイヤやわ!と思われるかもしれませんが
「ハリ」やと思うといいんじゃないでしょーか。お肌のハリ、みたいな。
ハリはあった方がいいでしょ、お肌は特に。
180度に向き合う天体は、車輪。片方だけ回そうと思うと上手く進めないけど
素直に両方動かしちゃえばいいんです。勝手に動こうとするし。
私はこうやってホロスコープやタロットに「おもしれー!!」ってなるたびに
「そんなん、実生活に役建つのん?」っていや~な気持ちになるんですが
それを月の双子座エネルギーを使って「書く」「発信する」ことで
それなりに昇華してます。あと、6ハウス「誰かのために働く」こと。
それもこういう自分プロジェクトを立ち上げることで
バランスを取ろうと頑張ってます。
月と火星の180度ブレンド
これは息子のホロスコープです。
彼は3歳なので特に月を満たすことが重要な年代です。
火星は衝動、免疫力、攻撃力を司る天体ですね。
蠍座の火星なので徹底的で、執念深いエネルギー。
月は牡牛座。蠍座も牡牛座も、陰の性質の地と水です。
動き方のパターンも、自分はその場にとどまっていたい固定宮。
どっちも「自分のモノにしたい」欲求が強いサインですが
牡牛座は蓄えたい、増やしたい、もっと欲しいのに対して
蠍座は他にはない特別な自分だけの絶対的なモノが欲しい。
言い換えるなら、
牡牛座は実物、実感できるモノに価値を感じるのに対して
蠍座は情的な繋がり、特別感を感じさせてくれるモノに重きを置きます。
0~7歳の月は母親に求めるものでもあります。
肌に触れて、声を聴かせて、美味しいもの食べさせて!
気持ちいい、快適、身体が満足することを求めるのが牡牛座。
月が11ハウス「社交場」にいるので、色んな人と接する場面で特に
安心感を求める(逆に言えば不安を感じる)ようです。
例えば、私がサークル活動やお仕事に息子を連れていきます。
それが楽しそうな遊び場だったり、仲のいいお友達がいる場であっても
彼はまず私にピトーッとくっついて離れない。抱っこで安心したいんです。
で、私が少しでも息子以外の人と会話したり気を向けると、怒る(笑)
抱っこで牡牛座の月を満たすだけじゃダメだったようで・・・。
怒り=火星は「オレだけを見ろ!!オレだけのことを考えろ!!」と。
執着の蠍座ですね。5ハウスは、「愛のカタチ」でもあるので
それが彼の愛情表現でもあったわけです。
ママ友が苦笑する彼の母親への執着っぷりは、
ホロスコープにも出てたようです。
でも人間なので、もちろん成長します。
エネルギーの使い道も広がってくるし。
火星エネルギーを趣味(=5ハウス)に対する粘り強い集中力(=蠍座)
として発揮しつつ
豊かさや心地よさ(=牡牛座)を仲間と共有(=11ハウス)できれば
こんなステキなことはないよね!
月の星座を細かく説明しているサイトを発見!
私も息子も「まさに!!」な内容で笑っちゃった(笑)