脳科学では実際に記憶をいじっちゃう実験ができてるらしい。
たいてい人が語る「性格」ってやつは、記憶を参照した過去のデータでしかない。
たとえば「私の性格」というテーマで脳内サーチをすると・・・
過去の出来事と、それに対する解釈と、リアクションがずらーっと出てくるわけ。その中からどれをピックアップするのか、一筋のストーリーラインでくっつけていく。
「私の性格」ってタイトルをつけた一本の釣り糸で、同じ色の魚だけピックアップしてるの。でも自分では大きな海に釣り糸たらしてるんだから、これが全ての魚だと思う。
これは占星術の「月」の働き。
無意識のデータベース参照機能。
なんなら、釣り糸をたらしてることすら気付いてないことが多い。
記憶はいじれる。
というか、今「事実」だと信じて疑わない過去(と、それに引き続く現在)がまず、ほんまにそうなんかいな、って。案外、人間の記憶ってテキトーなんだよ。
会社のあの人はいつも私に意地悪なことを言ってくる。
母は私のことを蔑ろにした、だから私は傷付いた。
あの時誰も私の味方をしてくれなかった。
そういう感情に強く結びついている記憶ほど、かなり偏っていたりする。科学者に実験されたわけじゃなくても、大なり小なり人は皆自分で記憶を操作しちゃってるから。
「月」は幻やで。
現実(リアル)だと思っている世界の、9割近くが幻。
その幻を「欠損」と表現して大論争を巻き起こした(?)マドモアゼル愛先生のハナシはおもしろかったな。
幻に振り回されずに、自分を癒すチカラにするには?身体のフィードバックが重要なんじゃないか、ってことを昔書いた。
さて、イカロスは太陽に向かって、ハリボテの翼を失った。太陽に向かうってのは、自分を生きるってこと。占星術的に言えば。
他人からダウンロードした生き方(安全圏)の中で揺れ動く(=月)のを卒業して、自分らしい生き方を目指す(=太陽)。それが、大人になるっていうこと。
太陽に向かうには、勇気がいる。
翼が溶けてしまいやせぬか。これは本当に自分の羽なのか。高くなればなるほど、きっと怖くなる。安全な場所で繰り返す毎日に、戻りたくなる。(たとえ不平不満を言っていようと、潜在意識は安全圏に留まりたいもんなんだ)
マルハナバチが飛ぶことは航空力学上、不可能だと言われた。
でも、彼らは飛ぶ。自分が飛べることを疑わないから。今はもちろんその力学は証明されているんだけど
「理論」や「科学」って結局後付けなんだな、と思った。
これは世界を知るための手段であって、それは世界をわかることとは違う。
「どうやって(HOW)」その現象が起こるのか解明できたとしても
「なぜ(WHY)」その現象が起こるのかを考えるのは難しい。
上は科学の出番で、下はもっぱら宗教が取り組んできた分野かな。
「なぜ(WHY)」を突き詰めることを「哲学」とも言う。
答えなんて最初からないクイズみたいなもんだ。
でも、本当は飛べるんだ。夢の中で、思い出す。
Be a Bumblebee。マルハナバチは空を飛ぶ。
だって、飛べるから。
太陽に向かう勇気を、飛べるんだって思い出せる物語を、私はホロスコープを通してお届けしたい。誰かを助けてあげようとか、サポートしたいとか、そんな崇高な想いは一切無く、ただひたすらに、私自身がホロスコープの物語を読むことが楽しいからなんだけど。
【公式LINE】
『知識における最大の敵は無知ではなく、知っていると錯覚することだ。』
by.スティーブン・ホーキング博士
現在進行中プロジェクト
★ホロスコープリーディング
※1~2か月くらいお待ち頂けるのであれば、受付OKですm(_ _)m!
★noteのマガジン
全然進んどらん!!(笑)もっと身体が欲しい。
★星の読書会(構想中プロジェクト)(仲間募集)
*物語をシェアする星空観察会(掲示板、ZOOM、トキ読み記事)
*日めくりタロット(ちょっぴり英語も勉強できちゃう)
こういうのを一緒に楽しめるサークルをたちあげたいの。
う~ん、頭の中が落ち着かない。
【公式LINE】