月は過去、対になる太陽が未来。
ライツ、Lights、光の柱ですな。
自分らしさを描いているのが月と太陽です。
注目してほしいのは、月は過去で太陽は未来・・・そこに「今」がないってこと。占星術は「中空（ドーナツ型）構造」だから、「ない」部分がダイジポイントなのです。
自分らしさは、ホロスコープの中にはない。
（描かれていない）
月と太陽は、新月・満月でいちいち注目されるように、つねにぐるぐると更新されている。いや、他の星もそうだけどさ、月の「生（はじまり）と死（おわり）」の表現は特にわかりやすい。
「私らしさ」は常に更新され続けてる、ってこと。
新月で始まって、満月で達成する。そしてまた欠けていって、トキが巡る。
自分らしさってのは、自分をどう表現するのかってこと。どんな物語の「過程」として今の状況とそこにいる主人公の自分を見つめるかってこと。
太陽がキャラクター化された獅子座は、王様、物語の主人公を演じるサイン。
獅子座的な場面を表す5ハウスは、自己表現、創造、愛を象徴する。自分らしさってのは、積極的に表現されて初めて生み出される「自分らしさ＝アイデンティティ」のこと。
月はその自分らしさを表現する物語の根拠になる「過去」なんだけど、これは変幻自在な存在だってことが忘れられがち。過去は、未来と同様に変えられる。月はカタチが一定じゃないでしょ。
参照先を変えるだけで、過去は変わる。
「それは思い込みが変わるだけで事実は変わらないんじゃない？」って思うかもしれないけど、変わるのが事実なんだよ。ニンゲンの意識できる「世界」はそういうしくみなんだって。
月（過去）はね、乗り越えたり克服する必要はないんだよ。ただ、物語に応じて更新すればいいだけ。必要なのは、語りなおしをすること。
「語りなおし」を通して、人はこれまでの経験、人生を縫い直して、新しい模様（デザイン）に仕立てなおす。
太陽の照準だって常に固定されてるワケじゃない。
瞳が常にふるふると動きながら焦点を定めているように。
照準をとらえなおすたびに、月は必要になる。光の柱、直線を引くためには２つの点が必要でしょ。太陽だけじゃ自分には結びつかないし、月だけだとどこにもたどりつけない。
点と点を結ぶ見えない線、もともとなにも「ない」ところに浮かび上がるカタチが、自分らしさ。最初からそこにあったわけじゃなくて、照準を合わせながら調整しながら引いていく線の重なり合いに、「今」がある。
新月・満月のトキ読みは更新のタイミング、アップデートの概略ってやつですな。
それだってイチバン大事な中身は「ない」わけですよ。
それは自分自身に関わること。自分にどう結び付けて、自分の物語に組み込むかってこと。これ抜きでトキ読み（出生図しかり）をしても（読んでも）情報としての価値は無いと思う。時間つぶしにはなるけど。
だから私のトキ読みも時間をつぶしにかかる害虫的存在なのかも。。。でも害虫本人は害虫だと思ってないから、構わずぶんぶん飛びますよ。
せっかくだから、ピッとつかまえて藁の先っちょに結び付けてお外をぶらぶらしてみてさ、わらしべ長者の物語なんて、どう？なにかしら結び付けて、それぞれの物語に組み込んでもらえたら私も楽しいなって思う。（そんでその物語を私に聞かせてクレ！笑）
そいで思いついた、この企画！！
魔法の森タロットで1枚引き、やろうか！！
問いは「私は今どんな物語の中にいる？」です( *´艸｀)
このデッキは遊び心があって楽しいよ～～
ショップサイトをどんなふうに使うのか練習もしてみたいし、プロジェクト協力してくれる人大募集なのです( *´艸｀)
※ショップサイトは名前と住所記入欄があるけど、匿名でOKです！！
カートは来週あたりOPENします☆またラインでお知らせするよん！
公式LINE
カードの結果はLINE経由でお届けしまっす！
