蠍座って、「もらう（継承する）」サインだから、引き寄せ力の象徴でもある。
自分の力で「手に入れる」のは対向サインの牡牛座だからね。蠍座は「お前の物はオレの物」ぐらいの度量で富と豊かさを受けとるチカラ。
「お前の物はオレの物」に眉をひそめる人がいるのは、嫌がる人から無理やり「奪う」ことをイメージするからかな。・・・んが！！！それは未熟な蠍座のチカラの使いどころなのだ。
蠍座は「嫉妬」の感情に良く結びつけられるサインでもあるんだけど、蠍座力がハイレベルになると、全く逆方向の感情に振り切れる。
「お前の物はオレの物、お前の富はオレの富」
人の富も自分の富として心から喜べる。だってそれは私の富なんだから。ここまで突き抜けると「オレの富はみんなの富」。私が幸せだったら世界は幸せなのよ。
この世は私のためにあるッ（ウララ～♡♡）
弓をきりきり心臓めがけ
逃がさないパッと狙い撃ち
圧倒的、支配者のチカラ。
マンパワーな支配力じゃダメ。
女性性的な支配力ですな。
自分の魅力（引力）で、世界をまるごと自分のものにするのです。
蠍座力が生まれ持って強い人は、例えば
★蠍座に天体が集中
★Ascが蠍座で火星と冥王星（蠍座の支配星）がパワフルな配置
★8ハウスに特徴がある
って人。
8ハウスは獅子座だから、俗にいう「ミステリアスな魅力」にはならないだろうね。むしろ「見て見てオレを見て！！！」ってほうが「引力」が発揮できるかもしれない。
獅子座ルーラーの太陽が1ハウス（我が身）、しかもAsc合だから、意図しなくても目立つってのはあるかもしれない。容姿がどうこうじゃなく、良くも悪くも・・・
さらにさらに
ゴリゴリマッチョな冥王星が、8ハウスのルーラーである太陽と、0度の誤差で45度。めっちゃ的にされてますやん。
そのパワーが「破壊」に振り切れんようにするには、太陽のチカラを日々鍛えねばならんっちゅうわけです。
ちなみに私のゴリゴリマッチョスな冥王星、11ハウスにおわします。未来です。「今」の延長線上ではたどり着かない、時間軸を一本乗り換えた別の航路の善き未来。
善き未来のために徹底的な支配力と底力を発揮するのか、もしくは無慈悲に破壊されるのか。
これまで振り返ってみると、とんでもなく「なんでそうなんねん！！！」って強制終了が起こるたびに、新しい展開が生まれてきた。航路を切り替えながら、船は進んでる。
目標や計画をたてて、そこにむけて頑張るのも楽しいけど、「人生が展開する」ときって、自分の枠の外（想定外、理解の範疇を超えた出来事）からやってくるもんなんだ。そりゃそうか。
今の私が掲げる「目標」って、結局今の私レベルでわかること、想像の範囲内でしかないわけで。
アインシュタインは「今問題だと思っていることは、それを問題だと思っている目（意識、次元）で捉えている限り解決できない」とおっしゃったそうです。
そりゃそうだ！
「お前の物は俺の物」の「物」ってのは、蠍座の場合どっちかってと「物質」じゃなくて「精神的なもの」になる。水エレメントですから。
実際にどれだけ価値あるものを所有しているのか、手元にあるのかよりも、それを自由に扱える「優越感」とか「支配欲求」にエネルギーが向いている。
それで、ここに戻ってくる。
蠍座は「嫉妬」の感情に良く結びつけられるサインでもあるんだけど、蠍座力がハイレベルになると、全く逆方向の感情に振り切れる。
「お前の物はオレの物、お前の富はオレの富」
人の富も自分の富として心から喜べる。だってそれは私の富なんだから。ここまで突き抜けると「オレの富はみんなの富」。私が幸せだったら世界は幸せなのよ。
この世は私のためにあるッ（ウララ～♡♡）
フラワーエッセンスで「嫉妬」の指標をもつのは「ホリー」。西洋ヒイラギですな。ホーリーって響きがもうとっても聖なる植物観あるんですけども。
フラワーエッセンスで面白いのは、感情を単体で見ないところ。その感情のグラデーションっちゅうのかな、両極を示してくれるところ。
ホリーが教えてくれるのは、「嫉妬」と裏表になっている感情は「愛」ってこと。聖なる愛。これがまさに、蠍座の未熟な状態と成熟した状態に重なる。
「お前の物は俺の物（お前の物が欲しい）」
⇒他人の物を羨んだり妬んだりする、嫉妬心や執着心、支配欲求
「お前の物は俺の物（お前のヨロコビはオレのヨロコビと繋がっている）」
⇒深い愛
表面的なポジティブネガティブ関係なく、闇すら抱きとめるのが愛ですもの。
この「相手のヨロコビにすらエクスタシー♡」ってのは魚座とか乙女座の「献身的な愛」とは全く違うんだよね。ニュアンスがムズカシイけど。乙女座は相手のために、って視点があるけど、蠍座にはそれがない。（この世は私のためにある、から）
魚座もまた「清濁併せ呑む」サインなんだけど、その人類愛的なノー・ボーダーとも違う。（この世は私のためにある、から）
ある種「依存的」な、完全に寄りかかりあう、お互いがなくてはならない存在であること、がポイント。ウララ～は陽気すぎるけど（笑）感情的な高揚感、もしくは絶望感とか負の感情。圧倒的なパワーにひれふす（かしずかれる）快感。
これね、悪の象徴のような気もするんだけど、聖の象徴でもある。裏表でね。
負の感情ですら、なくてはならない味わい深さ♡
蠍座力の器を大きくしよう！
この世は私のためにあるッ
私が幸せだから、世界も幸せになるの。他人の幸せを奪うことは、世界を幸せにしないってことを、ちゃんとわかってるから。世界を幸せにできるくらい、幸せになろう。
でも蠍座力って、ムズカシイねぇ。
見えない部分にも目を向けられているかい？って問いかけてくるサインだから。何かを手に入れるってことは、何かは必ず切り捨てて闇に葬り去られているわけだから。
美味しいチョコレートまっふぃんを食べる！って「今」を手にしたってことは、チョコレートまっふぃん以外のものを食べている「今」だとか、何も食べていない「今」をボツにしているってことだからね。
無数のボツになった「影」があって、スポットライトのあたった今がある。影の部分も含めてこれでヨシと思えるものを、手にしているのか？手に入れようとしているのか？をちゃんと問いかけておこうね。
個人の願いを叶えれば叶えるほど、しわ寄せが来やすいのが身近な人たちだな。友人、家族。「自分の望む未来に必要ないわ」と切り捨ててそれでもヨシ、なのかどうか。
そこんとこニンゲンの器が試されるなぁと思うよ。
だから引き寄せの法則とか、薄皮一枚で危険思想だな、とも思う（笑）
例えばスピリチュアルね。愛だとか平和だとか「抽象的な」概念で生き方を指針にする。自分の精神性をいかに高めるか、とか、いかに自己実現する（幸せな自分を手に入れる、引き寄せる）かってことばかり考えてる人は、他人の存在をないがしろにする。
ハンナが「世界疎外」って表現してること。
目の前の人の存在は、あなたが作り出したものなんです。
自分の心を見つめましょう。
その極端な例ですな。
その人は確かにそこにいるし、その人の人生を生きている。自己実現のためにあるわけじゃない。そこんとこ目をつむる人が集合してできた社会は、全体主義に向かう。
私は何を望むのか、ここは丁寧に見つめたほうがいい。幸せの「影」になっている部分からも、目を背けずに。
そんで深い深い部分を味わいつくしたら、スコーーーーン！！！と抜ける射手座シーズンうぇーーーいヽ(^O^)丿☆彡
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