涙がしょっぱい

昨日の夜は、なかなか眠れなかった。

寝る前に読んだ小説にどっぷり浸かって、辛くてしばらく涙ぽろぽろだった。 

 

 

 クジラは歌でコミュニケーションをとる動物。「52ヘルツのクジラ」は1992年にその存在が発見されて話題になった謎のクジラ。何が謎かって、この周波数。クジラの歌にしたら、高すぎるの。

 

他のクジラは10~39ヘルツ。52ヘルツで歌うこのクジラの声は、仲間たちには届かない。世界で最も孤独なクジラ

 

小説の登場人物たちは、その孤独なクジラに自分を重ね合わせる。誰にも聴こえない「たすけて」が、まるで52ヘルツのクジラの歌。伝わらない想いとか、それぞれの人が抱えるさみしさとか、過去がほんまにツライ。

でも物語の文章には粘っこい陰鬱さがないのが、不思議。内容は暗いんだけど。深海の暗さって、こんな感じなのかね。「絶望」と「希望」のおはなしでした。

 


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Youtubeのクジラのソング、なんか聞き覚えあるなぁって思ったら…あれだ!!龍踊(じゃおどり)の音だ。月を探して追いかける龍のパフォーマンスだよ。ラッパ?の音がまさにこれ。バチバチ鳴る爆竹は水泡なんだろうか。

 

見えなくなった月(母)を探す龍(クジラ)・・・( ;∀;)

だめだ、また泣けてくる。

 

おおう、そういえばあのアニメも龍がクジラだったな!!!!

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クジラのソングといえば海獣の子ども。

 

この主人公も、言葉で自分の感情を表現するのが苦手な女の子だったな。 


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海の水を通して伝わる、全身の細胞で受け止める「コトバ」

本当に大切な事は、ニンゲンの言葉じゃとうてい言い表せないのかもしれない。

 

それでも私は、コトバに頼るしかない。

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そうだそうだ!

最近オモシロイ夢のコンステレーションがあって。

 

夢の中で出てきた地図の位置を起きてから探してみたら、アフリカのマリって国でね。調べるとドゴン族が出てきて、ものすごい古い部族なんだけど、大昔の粘土版にシリウスの周期が正確に記述されてたとかなんとか。

 

天文が発達していた民族だったんだね。

Dogon Masks

その観測されていたシリウスの軌道が、卵型でね。

ドゴン族の宇宙創成神話も「世界の卵」のハナシなの。

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そういえばこの図、松村潔せんせの本でちらっと見たことがある気がするんだよね。ドゴン族について書いてたっけ??どうだったかな?

 

 

 まだまだあるよ。それから読み始めた澁澤龍彦せんせのエッセイがちょうど「宇宙卵」のハナシになって。繭とか、瓢とか、そういうもんもみんな「宇宙卵」と同系統のシンボルだよ、って。

 

 

んで、一昨日だったかの夢で大型木造船に乗ってたんだけどそれを息子が「これはたまごだ」って言ったんだよね。夢の中で。


で、その前後で読み始めた【宇宙からのギフトを読み解くプロジェクト】依頼者さんのホロスコープが、ドンピシャで「卵」のハナシで。あぁ、ここに繋がるのか、って(笑)

 

 

シリウスをググってみると、イルカとかクジラが象徴として出てくるんだね?なんでか知らんけど。縁がある?とかなんとか。あの地図の夢を見たのが、イルカのエッセンスを飲んで眠った日だったなぁって思い出したよ。

 

イルカ エッセンス

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そういえばこの漫画もイルカでてきてたぞ。

 

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 先週はイルカに泣き、今週はクジラに泣いた。

涙が海水のようにしょっぱいぜ( ;∀;)