石の宮殿ミステリー

 日本三奇、生石神社の石の宝殿のミステリーに迫る!

前回の記事の続き。

 

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なぜ一夜の内に工事を完成させる必要があったのか

神社の略記によるとこの石の宝殿、出雲の神様オオアナムチ

相棒スクナヒコナが国土を治めるために、一晩で完成させようとした。

それを阿賀の神一行の反乱を受けて朝が来てしまい、建立は断念。

 

 

多分この略記に書かれている「石の宮殿説」は、

「国(異国の地の人間)を治めるために、信仰対象を操作する」という

歴史上割とよく見られる手法を取ったのだろう、と推測したわけだ。

 

でも、この宮殿と言われる謎の石造物は未完のまま取りやめている。

阿賀の神一行の反乱を鎮圧して、その後完成させればいいだけの話なのに

夜明けが来てしまったことを理由に、工事を中止している。

 

と、いうことはこの石の石造物、

完成を目的にしていないってことになる。

 

その日の夜、その石の建造物で、

何かをする必要があった。

 

「一晩で完成させてビックリさせるつもりだったんじゃないか」という

説も見つけたけど、サプライズ失敗で建造を諦めて引き上げるかな?

 

この工事で生じた屑石の量たるや又莫大であるが、これを人や動物に踏ませじと一里北にあるある霊峰高御位(たかみくら)山(通称、播磨富士)の山頂に猿が先導し牛馬で運び置かれ、その形状から鯛砂利と云はれている

 

そして工事の後に出た石をせっせと遠い山の山頂まで運んだわけだから

急ぎの予定があって辞めたわけでもないだろうし。

この石で作った建造物が、とても大切な何かだったってのは確かだ。

 

そして夜が明けるまでに、それを立てる必要があった。

次の日の晩じゃ出来ないことを、その石造物でなさなければならなかった。

 

そりゃ、しかないっしょ!!!

多分、月食か何か、特別な天体ショーがその日の晩にあった。

神代の昔のことだから、現代の私には想像の及ばない理由や目的の儀式があった。

 

出雲は星信仰に縁があるクニ?

オオアナムチは出雲からやってきた。

オオアナムチ=大国主命出雲大社のご祭神。

 

出雲大社星信仰の関係を推測したのは、神紋が亀甲紋だと知ったから。

jap2016 nov 08 izumo (52)

 

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亀甲紋は、龍の尻尾を持つ亀の霊獣、玄武神のシンボル。

そして玄武神は、を守る神獣。その北ってのが、北極星

星信仰で最もダイジな星。

 

それがご神紋になってるんだから、古代出雲という地に

星信仰はけっこう深く根付いてたんじゃなかろーか、と。

 

文献に登場する石の宝殿

713年ころに成立したとされる『播磨國風土記』にも石の宝殿について書かれている。

聖徳の王の御世、弓削の大連(ゆげのおおむらじ)の造れる石なり。

聖徳の王は聖徳太子かな。

聖徳太子もまた、星信仰にふかーーーーーくかかわるキーパーソン。

 

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↑このラジオ番組で紹介された聖徳太子と星信仰の関係がすごく面白かった

 

弓削の大連」は古代豪族の物部一族のリーダー物部守屋らしいんだけど、

日本書紀によると聖徳太子が王である時期頃には没していたというから、

この記述は時間が合わない。

 

でも日本書紀は権力者にかなりいじられた史書だって説が大きいから

間違っていないのかもしれないけど。

 

物部守屋ってどんな人?

私の星巡りミステリーツアーでは初登場の人物名。

聖徳太子で有名な飛鳥時代にチカラを持っていた豪族のリーダー。

 

そして教科書的な歴史の解釈によると、聖徳太子蘇我氏

大陸から伝来した仏教をひろめようとすることに反発した保守派で

最終的には打ち負けて滅びた、となっている。

 

仏教が興る以前の日本の信仰である神道の神主さん一族みたいなものだったから

聖徳太子蘇我氏藤原氏)は一族の敵になるわけですな。

 

一個人(いっこじん) 2019年 08 月号

一個人(いっこじん) 2019年 08 月号

 

で、今日車屋さんに行ったら本棚にあった本。

古代史!!もちろん物部氏についても出てた。タイムリー!

 

物部守屋について追及するのはひとまず置いといて。

 

石の宝殿を建てたのはオオアナムチ?物部守屋

もし物部守屋が建造したとするなら、時代は神代からさらに進んで飛鳥時代

略記で造営を進めた主役とされるのはオオアナムチ(大国主命)。

オオアナムチ物部守屋、時代はかなり離れているけど、共通点がある。

 

それは歴史の表舞台から退いて、裏にまわったこと。

 

オオアナムチはアマテラス率いる天津神グループにクニを譲った。

そして出雲大社に隠居したようなカタチで表舞台から身を引いた。

「国譲りの神話」ではそうなってるけど、要は時の支配者の交代だね。

 

日本の伝統的神道を守る物部守屋は、伝来仏教を広めようとする蘇我馬子

対立した結果負けて、マツリゴト(政・祭)の舞台から姿を消した。

 

播磨国風土記』に出てくる以上、物部守屋はこの石の宝殿に

何らかの形で関わっていたんだろうと思う。

 

オオアナムチが途中でやめた工事を物部守屋が引き継いだのか

(そうだとしたらこれは完成していることになる)

物部守屋が自分の建てる宮殿のルーツを後付けで神話に結びつけたのか

 

でも神社創建の年代を見ると、またまた「?」が出てくる。

物部守屋が登場する飛鳥時代にはこの場所に、

すでに生石神社が建っていたんだから。

 

神社の御神体を、後から削って作るなんてこと、あるかな??

 

生石神社の創建

人皇十代崇神天皇の御代(西暦97年)日本全土に悪疫が流行して人民死滅の境にある時、ある夜二神が天皇の夢枕に現れ「吾が霊を斎き祭らば天下は泰平なるべし」とのお告げがあり依って此処に生石神社が創建せられたのである。

崇神天皇は、アマテラスを祖神とする天皇家系図の中で

実在した最初の人物(=ルーツとなる人)だと考えられている人。

 

ということは生石神社、そして生石神社の謎には

日本というクニのルーツがかなーり関係しているっぽい。

裏歴史、みたいなね。

 

今日たまたま読んだ上の雑誌で挙げられていた仮説だと

天皇家崇神天皇応神天皇継体天皇で3回ルーツが切り替わってる

かもしれないってハナシだった。

 

応神天皇は長崎にも伝説が多いミステリー女傑神功皇后の息子。

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 星信仰ミステリーにはまったきっかけにもなった神功皇后伝説。

 

さて物部守屋を調べていると出るわ出るわ、星信仰ストーリー。

そして眠い眠いなんなのこの睡魔。関係あるのかないのか、

昨夜またおもしろい夢を見た。

 

頭で考えすぎている時、夢は思考(常識や思い込み)を外したビジョンを

見せてくれるからとっても良質なアイディアの宝庫なんだよね。

今回は関係あるかまだわからないから、繋がったらまたブログで書く。

 

石の宝殿と星巡りミステリー、もうちっと続く!!

日本三大奇石の宝殿

タイトルに「星読み」書いてるのに

ストレートな占星術ネタが少ないこと、少ないこと。

 

 

でもそんなの関係ねぇ!

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そして今夜はまたまたインパクトのある空模様、

旧暦と新暦がシンクロする満月だというのに

それはスルーして、書きたいこと書きます。

 

巨石と星の気になる関係

このブログのメインテーマになりつつある、星信仰について。

宗教がおこる以前のプリミティブな信仰心、天と人の関係性というか

なんかそういうものに惹きつけられて

古代史や文化的な歴史を感じるスポット巡りを楽しんでます。

大昔も大昔すぎて、文献として残っているデータが少ない!

学者もオカルト愛好家たちもみんな勝手なこと(失礼!)を言ってる世界なので

私も星巡りミステリーツアーと勝手に名付けて楽しんでます。

 

長崎市の星信仰の名残を求めて神社に足を運んだり

歴史や信仰について調べているうちに「巨石」もどうやら星(宇宙?)に関係あるぞ

と思ってて。

 

山の巨石と水の女神 - STAR SHIP☆星読み航海図

金比羅山とピラミッド - STAR SHIP☆星読み航海図

謎がいっぱい!長崎の海と山の信仰 - STAR SHIP☆星読み航海図

 

山岳信仰や磐座(いわくら)信仰はに対して、で対照的な気もするんだけど

シンプルに逆方向の信仰対象ってわけでもなさそうで。

 

岩にしめ縄をはる日本人の原始的感性って、改めて考えると不思議。

 

謎すぎる巨岩が身近にあったのだ

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その名も石の宝殿。生石(おうしこ)神社境内にある、謎に包まれた奇岩。

 

Hodenとローマ字で書いてしまうとドイツ人がギョッとする

そんな下ネタなインパクトが強くてすっかり忘れてたけど、

(※ドイツ語の意味が気になる人は人目を気にしつつググってね☆)

ここすっごいミステリースポット!!!

 

この神社、兵庫県にあります。

今回の星巡りは長崎を飛び出して、聖徳太子ゆかりの地も多い関西地方。

 

星信仰と聖徳太子の深い繋がりについてはここ読んでね↓

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お盆の帰省道中、主人が「生石神社に登ろうか」と誘ってくれて。

本人は全く自覚無いけど、実はサイキック能力が相当高い彼の発言なので

きっとなにかキャッチしたのでしょう!!!(笑) 

 

日本三奇石乃寶殿 鎮の石屋(いわや)とは

神代の昔 大穴牟遅(おおあなむち)、少毘古那(すくなひこな)の二神が天津神の命を受け国土経営のため出雲の国より此の地に座し給ひし時 二神相謀り国土を鎮めるに相応しい石の宮殿を造営せんとして一夜の内に工事を進めらるるも、工事半ばなる時阿賀の神一行の反乱を受け、そのため二神は山を下り数多神々を集め(当時の神詰 現在の高砂市神爪)この賊神を鎮圧して平常に還ったのであるが、夜明けとなり此の宮殿を正面に起こすことが出来なかったのである、時に二神のたまはく、たとえ此の社が未完なりとも二神の霊はこの石に籠り永劫に国土を鎮めんと言明せられたのである。以来此の宮殿を石乃宝殿、鎮の石屋と言われて居る所以である。

 これは神社の略記に書いてあったもの。

 

神社の前に立っていた看板だと沿革がこう書かれている。

大己貴神 少彦名神 天神(あまつかみ)の勅命で国土経営のため出雲から当地に立寄りになり、この宝殿山に仮宮を作ってご滞在された時 この石宝殿を刻まれた。工事中に天佐久売(あまのさくめ)がやってきて、今麓の里で阿賀神(あがのかみ)が反乱を起こしていると二神が告げたので、石宝殿作りの工事は中止して今の神爪に諸神を集めて阿賀神を平定されたが石宝殿作りの工事は捨てられたので未完成に終わった。

 

生石神社の御由緒が神代の昔、で始まるから起源は古代日本に遡る。

天照大神をルーツとする天皇家が日本という国を統治する前のハナシだね。

 

 さらっとおさらい日本神話

物語の主人公、オオアナムチは日本神話で国土創造の神「大国主命

として書かれている神様と同一人物。

石の宝殿の伝説をよりリアルに感じるために、日本神話をおさらいしておく。

 

まずはイザナギイザナミの神話。ここから世界がスタート。

その子ども、アマテラス、ツクヨミスサノオがそれぞれ

昼の世界、夜の世界、海の世界を管轄しなさいと言われる。

末っ子スサノオは死んだかーちゃんイザナミに会いたいと駄々をこね

とーちゃんイザナギに「おまえなんて出てけ!」と高天原から追放される。

略記にある天津神ってのは、ここ高天原にいる神様たちのこと。

 

スサノオは黄泉の国の入口がある(!)出雲の国にやってくる。

そんでヤマタノオロチの退治だとか色んな武勇伝を残しながら

結婚して出雲の地を治めたのね。

 

ここで登場オオアナムチ、彼が主人公で有名なのは「因幡の白兎」。

それから色々あってスサノオの娘をお嫁さんにもらい

出雲の後継者として大国主神になったっちゅう。

オオアナムチは海の向こうからやってきたスクナヒコと協力して

国を治めて・・・・と神話は続いていくんだけど

石の宝殿はたぶんこの辺の物語なんじゃないだろうか。

 

神話はファンタジー?それとも歴史?

 古代史や原住民の研究・物語を眺めていると、

神話はただのファンタジーじゃないんだと思わされる。

日本原住民史

日本原住民史

 

神様を否定するわけじゃないけど、 政治的事情が濃ゆく絡むリアルな人間模様が

そこにあって、物語化された時点での価値観が転写(正当化)されているというか。

 

この神社は略記が詳細なのと、実際に宝殿が残っていることから

実際に生きていた人間の物語(歴史)として読んでみる。

 

出雲の国のリーダー、オオアナムチとその相棒スクナヒコナ

領土拡大のために播磨の土地にやってきた。

天津神の勅命、とあるけどこの部分は後付けだと思う。

 

上の神話の続きで、オオアナムチ天津神に国を明け渡す物語があるんだけど

国譲り後は出雲大社に隠れてしまっているから、スクナヒコナと出征している

このシーンでオオアナムチまだ国を治めるリーダーの地位にいたはず。

 

石の宮殿の不思議なカタチ

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⊂の字に繰りぬかれた岸壁。そこに奇妙な形の宮殿(?)が建造されている。

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神社うしろの岩山から見下ろした石の宮殿。この宮殿が神社の御神体

ちょっと上手く撮れなかったけど、奥に向かって△の突起がある。

上部にはなぜか木がこんもり。
 

全体像はこんなかんじ。

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宝殿のある竜山石で造られたお守り

 石灯篭みたいに、見えなくもない。通説ではこの△が屋根で

ひっぱり起こして立てて完成にする予定だったのでは?と言われている。

 

この宝殿、「浮石」と呼ばれている。

足元は水がたまっていて、この巨石が水に浮かんでいるように見えるから?

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ではなく、

この浮くは石工の用いる言葉で石にひびが入る、即ち割れ目の出来ることを意味している。即ち石宝殿と台石の間にひびが入っているので浮石という。

ということらしい。水の中に台となる石があるらしい。この池も不思議で

池中の水は霊水にして如何なる干ばつに於いても渇することなく海水の満干を表はし又万病に卓効有るものと云い伝えられている。

 

石宝殿の奥はこんな感じに、きれいに△が飛び出している。

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この一帯は採石場で、この宝殿は竜山の竜山石でできている。

竜山石は古代から王家の石棺に使われる、「特別な石」であるらしい。

生石神社を含む周囲五つの岩山は約8千年前 既に形成されていた流紋岩質溶結凝灰岩がカルデラ湖底に沈みマグマの噴出で溶解・再凝固しハイアロクラスタイトという限られた狭い場所にできる特異な石種に変化しています

 

奈良県橿原市にある、飛鳥時代に建造されたという

これまた謎の「益田岩船」と似ている(?)ことから

△は屋根じゃなく横倒しのまま、作りかけの石棺じゃないかという説も。

 

 もちろん私は、星信仰に大いに関係あり!!!!!!

 とにらんでいる。もう、星信仰ミステリーツアーのにおいがプンプンする。

 

あれも・・・これも・・・繋がってくるよ・・・鳥肌。

とりあえずこの記事だけでも今日中にアップしたいから、つづきは次の記事で。

ネバーエンディングストーリー

読み終わった!ミヒャエル・エンデはてしない物語

はてしない物語 (エンデの傑作ファンタジー)

はてしない物語 (エンデの傑作ファンタジー)

 

 

物語が川の支流のようにあちこちに伸びているのを横目で見ながら、

メインストリームを激流下りのごとく一気に読み終えちゃったよー。

 

エンデの作品は、子どもの頃読んだ「モモ」が衝撃だったけど

今の私には「はてしない物語」だったんだなー、と感動しきり。

 

児童文学は、大人こそ読むべき。

モモ (岩波少年文庫(127))

モモ (岩波少年文庫(127))

 

 

いろんなところにストックされた「記憶」が震えたわ〜

http://kotokotoba.hateblo.jp/entry/2019/08/10/%25E8%25A8%2598%25E6%2586%25B6%25E3%2581%25AE%25E4%25BF%259D%25E7%25AE%25A1%25E5%25A0%25B4%25E6%2589%2580%25EF%25BC%2593%25E3%2581%25A4

 

 

物語の象徴に込められたメッセージ、叡智が盛りだくさんで

書き始めるとネタバレになるくらい

どの章もどの言葉も、私の現実世界を動かすパワーで溢れてました。

 

世界中の子どもたちと、昔は子どもだった大人たちに愛される傑作。

心から、熱く、勧めたい一冊。

いい意味で開き直った人

ラッキーを起こしやすくするのは、意外と簡単。

 

心構えと言葉の使い方、つまり態度と行動で

「運を上げる」テクニックは色々あるし、おまじないやお守りの類もそう。

 

「運勢」というと運の「勢い」のことを言うから

アップダウンするのが自然なわけで。

勢いに乗るのが上手いか下手かで

運がいい人とそうでない人が分かれるのかもしれない。

 

それとは別に、「引き」がめちゃくちゃ強い人がいる。

磁力」が人より強いというか。

存在感があるとか、本人の意図に関わらず他人の人生に影響を与えるような人。

 

あと影響力といえば、「見えない世界」にアクセスできる人。

大多数の人にとって「わからない」ことを取り扱う人に

畏怖と敬意が寄せられるのは当然なんだけど…。

 

でも、忘れちゃいかんのは

特殊な能力がある人も磁力が強いタイプの人も

どっちも所詮は人間っちゅうことです。

 

 

人間だから、完ぺきはありえない。

むしろ歪んでるからこその突出した能力として

磁力やアクセスするセンスが人間離れしてるケース多い気がするし。

 

 

「この人が言うんなら、正しいんだろう」

って考えになったら、要注意信号だと思ってる。

どんなに成熟して悟りに近い人であっても

予知能力精度がスゴイ占い師であっても

所詮は三次元の人間

それ以上でも以下でもない、って視点を持っておくこと。

 

 

ブッダも「わたしの教えを信じるな」って言ってるし。

自灯明、自らに明かりを灯せ。

 

Lantern

例えば「叡智」にアクセスできるセンスがあって、

限りなく人間フィルターを通さずに情報を得ることができたとしても

それを「人」に「人の表現方法」を使って伝える時点で

その人フィルター通さないといけなくなる。

 

受け取り手にももちろん、その人個人のフィルターがあるわけだし。

 

とりわけ現代人がいちばん手っ取り早い情報のやり取りツールとして発達させた「言語」だと

「叡智」という情報ソースの一側面しか掴めない性質を持っているから

どうにか色んな角度から論じることはできても

全体像を伝えるのはほんと難しい、と思う。

 

 

なんにせよ、

  • どんなにスゴイ人も所詮は人間

という前提と

  • 選択・決断するのは自分
  • 明かりを灯すのは自分
  • 人生を進めるのも自分

とある意味開き直った人にとって

 

占いはめちゃくちゃ有用ツールですよ!!

と声を大にして言いたい。この流れでこの主張は変か?

なんか矛盾してるように感じるのは、「占い」に「依存心」を重ねているから。

 

ちょっとした「心構え」さえあれば、

こんな心強くてロジカルで面白いゲームはないと思うんだ。

 

活用するにしてもしないにしても

いい意味で開き直った人って運に乗るのがなぜかとっても上手よね。

 

 

最初は「磁力のめちゃくちゃ強い人」と

「運がめちゃくちゃ強い人」について書こうと思ってたのに

なぜかこんな締めになってしまった。ま、いっか。

 

日本人のルーツと、船、星のこともネタが溜まってきてるから書かねば!!

なんとも壮大のようで、実は呼吸ほどに身近なモノ

朝からあっついなー、と思いながらお空を見ると

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雲の割れ目を、なんか飛んでる!!

 

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あら、きれい。瑞雲でした。

縁起良いな~と思って写真撮ったらすぐ消えちゃった。

 

今度行く旅行先の歴史とか史跡を調べてたら、

なぜか出てきたこの動画。縄文・・・古代史関連かな?

と思ったら、臨死体験、そして「聖徳太子」にまつわる

不思議ストーリーでした!!

 


縄文エネルギー研究所vol.015・・・中山 康直さんによる聖徳太子コード④/聖徳太子の真の目的とは?

びっくりしたのが「星信仰」というコトバが出てきたこと。

 

聖徳太子と星降る伝説

このビデオの中でも紹介されているんだけど、聖徳太子にまつわる物語で

降星伝説】というものがある。 

 

推古天皇の頃(西暦595年頃)鷲頭庄青柳浦の松に大星(北辰星ともいわれている)が降り、7日7夜光輝き「百済の皇子がこの地へやって来る」とのお告げがあったそうです。それから3年後に百済からやってきた皇子が琳聖太子といわれています。人々は社を建て、大星を祭りました。このことから「星が降った松」が「降り松」となり後に「下松」となったといわれています

下松降星伝説 - 下松市観光協会 - 下松市の観光案内・イベント情報・地域情報サイト

より引用

 

いろいろギョッとしたことがあるんだけど、まず山口県

実は急遽行く予定になってて

せっかくなら伝説の松もこの目で見たい・・・けど、残念ながら

下松市に寄る余裕はなさそうで(T_T)

 

なんてったってだしね、マツ。(マツと私の関係

 

それから「琳聖太子」の名前。聞いたことあると思ったら、

そう!!ここ!金比羅のテッペン!!

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さて動画の解説によると、聖徳太子はこの星のお告げを聞いて

 本当に日本にやってきた百済の皇子、琳聖太子に使いを出した。

その使いの者がなんと秦河勝星ミステリーの重要人物、秦一族の長。

 

ちなみに秦氏はここでは百済帰化人として紹介されてるけど、

建築スタイルや仏像のデザインから新羅がルーツだって説もある。

ライバル国のはずだから、どっち出身かで色んな解釈が変わりそうだけど・・・。

 

聖徳太子と星信仰

聖徳太子琳聖太子意気投合して、琳聖太子から学んだあれやこれが

日本という国の方向性を決める聖徳太子の政治観にも影響を与えたわけ。

 

仏教・律令制を日本に広めた人、と歴史の教科書で学んだ私たちだけど

この動画のスピーカー中山氏によると

 

聖徳太子の真の目的は、星信仰の復活

宗教の統合です。

 なんだって。グッとくるね~~~~

 

星ってのは、夢やロマンではなくて、僕たちの故郷ですから。

『星』っていう字は毎日毎日を生むって書きます。

 

聖徳太子の真の目的が何であったのか。それは証明できないけれど

この「星信仰」の考え方に私はひじょーーーに共感するの。

 

宗教や〇〇の教え、のような体系立った教義ができる前から

人間はそれこそ夜に満ッッ天の星空を見上げて

一日を振り返ったり、次の朝を祈ったりしたわけだから。

 

砂漠の民も、海の民も、山の民も。

 

ネイティブ・アメリカン(=アメリカ先住民、インディアン)の言葉に

One day One life, Everyday New day

というのがある。「毎朝が、新しい日、新しい命」。

朝日と共に生まれ変わる命。

 

ココペリの旅

ココペリの旅

 

 

 漢字の『』も、十月十日。生命誕生の奇跡に重なる字なんだよね。

 

「あの人はこういう星の元に生まれた」「人間死んだら星になる」

このように考えられていた世界って言うのはとても大事で。

 

今は星とすごく離れてしまっていますが、僕たちは、地球も含めて、

星の巡りの中で、生き生かされているわけですから。

 

星信仰が学術としてまとめあげられて、占星術や宗教という

カタチになっていったのは事実だけど、それが対立するのはおかしい。

星の視点で一歩引いてみれば、ただ役割分担しているだけのこと。

 

この考え方、すごく好きだなー。

 

星の巡りの中で、生き、生かされる

今日というタイミングでついでに書いておきたいのが、これさこれ。


The Lion King Official Teaser Trailer

明日公開でしょ?見たい見たい見たい。ライオンキング好きすぎて

子どもの頃セリフ全部覚えてたもん。これで英語覚えたもん。

何度見ても、何度でも泣く。(笑)

 

ライオンズゲートにもかぶせてるのか知らないけど。

 

大好きなシーンでね、主人公シンバの父、ムファサが言うの。

星を見よ。過ぎ去りし偉大な王たちが、お前を見守っている。

だから独りで悩むとき、思い出せ。

お前を導いてくれる空の王たちを。

 

「ぼくたち、ずーっと一緒だよね?」と無邪気に問うシンバへの答え。

命あるものには、いつか別れが来る。どうしたって避けようのない自然の摂理。

 

大切な人の死を乗り越え、自分を生きる勇気を取り戻す物語。

このCircle of Life映画のテーマ、Circle of Lifeは「巡る命」のこと。

巡る、繋いでいく。

 

 

お盆なので祖先の命にも思いめぐらせよう。

私のLifeは父と母から半分ずつ。父も母もそれぞれ祖母と祖父から半分ずつ。

ひいじいちゃん、ひいひいじいちゃん、ひいひいひいじいちゃん、

ひいひいひいひいじいちゃん、ひいひいひいひいひい・・・

 

最後はどこに行きつくかって、地球か。もっといって宇宙か。

胎児が地球の45億年の生命の歴史をおさらいして生まれてくるのは

「系統発生」という現象として認められているけど、

なんというか、すごいね。それこそはてしない物語だわ。

 

私たちは星から生まれて、星に還る

ファンタジーでもなんでもなく、リアルなハナシ。

 

その記憶が、身体(DNAにも精神にも)刻まれているから

思い出せる人は宇宙規模のパワー(叡智)を持っているように見えるけど

同じように人間で生まれたんだから、全員「記憶」はあるはずなんだよね。

 

神の声とかシャーマンのお告げと表現される宇宙規模のパワー(叡智)も

結局は全部「内部」にある、らしい。

 

これについては、気が向いたらまたブログに書こうかな。。。

ファンタジーでもなんでもなく、リアルなハナシ。なんだけど

「なにそれ、宗教?」とか「スピリチュアルって脳内お花畑?」みたいな

目で見られるのがおっっっっそろしくイヤ(コワイ)ので

書かないかも。

 

 

 

琳聖太子ネタで星信仰ネタ書こうと思ったけど力尽きた!!!

つづく!

明日は星まつり☆はてしない物語

前の記事でお盆について書いたんだけど

BON BON! - STAR SHIP☆星読み航海図

そういえば、七夕は明日だった!!!

 

star

 

七夕といえば織姫と牽牛の逢引ストーリーだけど、

これも「普段は別々の世界のはずの、あっち側とこっち側が繋がる特別な日」ってことで

日本のお盆、西洋占星術のライオンズゲートのコンセプトと一緒なのかも。

 

「繋がる」つながり?なのか

昨日からなぜか読み始めたネバーエンディングストーリー

はてしない物語 (エンデの傑作ファンタジー)

はてしない物語 (エンデの傑作ファンタジー)

 

実は読むの、初めて。

「今」読んでいることに、深い縁を感じてしまう衝撃的な物語。


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Pinterestを開いたらトップページに出て来たウロボロス(尻尾を加えた蛇)。

はてしない物語のキーアイテムとして登場するシンボル。

 

Pinterestはランダムで自分好みの画像がずらーっと出てくるから

アイディア発掘にとても良いアプリ。

ランダムならではのシンクロが起こって面白いよ!

 

ちなみにこの絵は、Mystical Shaman Oracle Cardsっていうオラクルカードの一枚。

Mystical Shaman Oracle Cards

Mystical Shaman Oracle Cards

 

ずっと気になっていたけど買えずにいたカード。

ついに、ついに、手元にやってくるのだ………どきどき。

 

 

気になる場所について

星巡りミステリーツアーの鍵が隠されている宗像大社

ここは七夕伝説ゆかりの地ってことで明日(明後日?)はお祭りしてるらしいです。

 

その先にある「神宿る島」壱岐

ここ最近行く先々で壱岐の情報が飛び込んでくるもんだから

もう行くしかない!!ってことで宿取りました。

なかなか部屋が空いてなかった〜

楽しみすぎて鼻血出そう。

 

そういえば、今日最接近という台風8号壱岐から対馬へとドンピシャに渡っていくよね。

大きな被害が出ませんように。

 

ミステリーツアーの拠点、淵神社の摂社桑姫社

「旧暦七夕に参拝したら縁結びが叶う!」と言われて人気スポットらしい。

桑姫さまが亡くなったのが旧暦七夕だったから、いろんな話が結びついてそうなったんじゃないかな。

お社の下に塚(暮石かね?)があるから、参拝というか墓参りになるのかな。

 

時期も時期、あの世と繋がりやすい日だから、こっちの声が届きやすいのかも。

逆に敏感な人は何かキャッチしたりするのかな??

 

それから、ある場所の鍾乳洞にも行きます。

すごい湧き水にも出会えそう。

長崎・佐賀ワクワク避暑スポット - STAR SHIP☆星読み航海図

縫ノ池は、想像以上に癒されたな〜〜

 

縫ノ池の近くにある稲佐神社

ここも星信仰ミステリーのフィールドワークで行きたい場所。

 

 

気になることばについて

3歳息子の謎発言メモ。

「そーろいや、行ったことある?そーろいや。」どこかの地名らしい。

「マリ、っていっぱい見えるっていうことよ。」

それ何語?って聞いたら宇宙語って言ってた。

「マリアさまのマリ、いっぱい見えることなんだよ。いーーーっぱい見える。」

BON BON!

お盆。。。死者と生者の境界線が曖昧になるシーズン。

あの世とこの世が繋がるスペシャルな時期です。

季節は様々ですが、常世と現世が繋がる時期を迎えるお祭り(行事)は世界中にありますね。

 

メキシコの死者の祭りとか。


映画『リメンバー・ミー』日本版予告編

笑えるのに、めちゃくちゃ泣ける…

お盆に家族みんなで見るのにおススメな映画。

 

 

西洋占星術でこのシーズン、注目は太陽が獅子座15度を通過する日「立秋」。

ライオンズゲートと呼ばれて盛り上がってるんだけど、

恒星シリウスと太陽が絡む天文イベントに当たるんですね。

 

シリウスといえば星信仰(妙見信仰)で重要視される星!

航海日誌 カテゴリーの記事一覧 - STAR SHIP☆星読み航海図

星信仰を巡って長崎街歩きを楽しんでましたが、最近は暑すぎて外出すらする気が起きない。。

そういえば、今朝また気になるマークが夢(!)に出てきたからぼちぼち調査再開します!

 

なんにせよ

見えない世界と現実世界の接点、と言う意味では意義深いシーズンであることは間違いないようで。

 

 

私にとっては、じーちゃんのことをたくさん思い出すシーズンです。

大好きなじーちゃん。

ソノゴノ日記

 

2011年のブログかぁ!最近2011年前後に起こったことのデジャブ頻発。

あの頃読んだ本だったり、聞いた話、友人とか。びっくりするくらい。

夢をよく覚えてたのもこの頃かな?

サイクル的に、そんな頃なんでしょーか。7〜8年前?

 

みなさま、夏バテに気をつけてステキな夏休みを!!