人生一度きり?(否!僕らは毎日生きている)

 

― ヒトはね、一度きりしか生きられないんだよ。

― 否!一度きりなのは死ぬこと、僕らは毎日生きてるじゃないか!

 

 

前の記事じゃ書ききれなかったキュンキュンポイントを、忘れる前に書いとこう!

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日本の皇祖神、アマテラスの本名はオオヒルメノムチ。

オオ+ヒルメ+ムチで、本人を表す名の部分はヒルね。

さすが太陽神、ヒルのヒメ。

 

で、こっちはマイナーな部分だけど、日本という国を産んだイザナミイザナギの間にはヒルって神様がいる。神話の中では不具の子ってことで生まれてすぐに川に遺棄されてしまうんだけど・・・(◎_◎;)

 

実はヒルコとヒルメは男女の双子だったんじゃないか?!

ってエキサイティングな説が本書の中にあって。

ヒルヒメ(女児)&ヒルヒコ(男児)!

 

日本の古い慣習で、双子は不吉だから片方を手放さないといけないって言い伝えがある。ギリシャ神話とかヨーロッパの神話には双子神って結構いるんだけどね、日本の神話ではパッと有名な双子神はいない。

 

日本を建国したヤマトタケルは双子の弟だったって説も出てくるんだけど、兄は物語の中で惨い殺され方をしてる。これも双子不吉説の価値観をふまえたものなんじゃないか?

 

 

んで、このヒルコを「彦星」と見立てた説!!

ここにズキュンだったわけです。星信仰キターーーーッ( *´艸`)

 

※「星信仰」は私の好奇心を刺激するスイートスポット

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ヒルコを彦星、星の神と見立てたのは『南総里見八犬伝』の著者、滝沢馬琴

八犬伝ってパロディしたアニメとか漫画くらいしか知らないんだけど、馬琴のマニアックな知識総動員でかなりワクワクしちゃうネタが詰め込まれているらしい。。。

 

 

日本神話の主役はイザナギが生んだ三貴神、アマテラス、ツクヨミスサノオ、だよね。実は東洋思想の易の論理でいうと、ここにちょっと違和感がある。

 

易のベースとなる世界観は、「太極から陰陽が分かれ、陰陽から四象が生じる」ってこと。創世神話に出てくるイザナギイザナミは陰陽の象徴、そこから生まれるのは4柱の神であるべきではないか?

 

そこで不具の子として流されてしまった長男、ヒルコ。

ヒルコ、ヒルメ(アマテラス)、ツクヨミスサノオ、この4柱が本来ワンセットなんじゃないか?

 

それが日月星辰宇宙に生じた現象、世界の姿

日:アマテラス

月:ツクヨミ

星:ヒル

辰:スサノオ

 

 

スサノオが示す「辰」ってなんぞやって部分、これが最高( *´艸`) 文字を見ると、辰年タツ、ドラゴンですな。海を治める神だから、ドラゴンでもへぇ~って感じだけど、これは動物的な存在としてのドラゴンじゃないよ。

 

はトキホシ、「日月の公会する所なり」。

星の運行、つまりトキ!!

 

語源は「蜃」、蜃気楼の「蜃」だね。ハマグリがうごうご舌をのばす姿を描いた字。この字が表しているのは「震」「振」って現象。

蜃気楼って、巨大なハマグリ妖怪がほあほあ吐き出した気、って伝説が語源なんだよね。そういえば。

 

震える、振動する、ウラウラぐらぐらもぞもぞと動き続ける現象がトキ

生命の存在、つまり自然そのものですな。

 

⇧とんでもなくスピリチュアルな情報が詰め込まれた漫画『イティハーサ』!!!!

 

ゆらいで現象化したもの、させるもの。それがトキ。

乱暴でピューアで勇敢な末っ子の神様、スサノオがそれを象徴しているのがなんともオモシロイ( ´∀` )

 

 

日月星辰は大本の陰陽をさらに陰陽×陰陽に分解した4分類だから、日(陽)×月(陰)のペアと、辰(陽)×星(陰)のペアになるかな。

 

暗い、明るい、ネガティブ、ポジティブって印象があるけど、それは分類の中のひとつであって陰陽を説明してるわけじゃない。

 

陽(+)は機能的なモノ、働きで、「気」の部分。

陰(ー)は物質的なモノ、現れで、「血」の部分。

 

星と辰はどちらも宇宙の構成要素を指してるわけだけど、「宇宙」ってのは

宇:四方上下、空間(=現実の物質的現れ:陰)

宙:往古来今、時間(=影響力、働き:陽)

だからさ、

宇=星(陰):観測できる存在、天体

宙=辰(陽):その働きとなるエネルギー的存在、トキ

ってことになるよね!!!

 

ちなみに「蜃(辰)」には、「草木が整う」状態も指している。

自然を自然たらしめる動き、リズム、ゆらぎ。

 

これって・・・・【暦の術プロジェクト】でケンキューしている「生命力」に繋がってくるよね?!!!

ってことで、大興奮。

 

 

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つまり私は「辰」に注目しているわけだ。

もともとスサノオファンだけど、ますます好きになった。

自分も辰年だし、辰って字の語源を知れたのも面白かったな!

 

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それにしてもこの漫画はスゴイ。。。

 

絶対的な光の世界、光一択の理想郷(神の世界)は本当にシアワセなんだろうか、って思うね。

 

「明けない夜はない」
という高々掲げられた声 
夜の闇に守られる誰かを震え上がらせる 
ひやりと日差しが陰ったどこかに 
人目を忍んでは泣く場所が欲しい
meridian 

 

光が空に満ちた日 
それを望んではいなかった誰かの絶望 


忘れるな忘れるな 
光を称えた君よ 
忘れるな 私のことを

 


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なつこさんの歌が刺さるな。。。

 

meridian 
痛みは知られたくはない 
それを隠したただひとつの場所も今はもう 
光だけ光だけが満ち足りて近づけない 
希望だけじゃ生きてゆかれないよ


meridian
光が空に満ちた日
それを望んではいなかった誰かの絶望 
消えるのか さよならだ 
光に呑まれた君よ さよならだ
闇の私と

 

姉姉がよくね、「清濁併せ飲む♡」「グレーゾーン♡」ってキーワードで教えてくれるんだ。光か、闇か、ほんまにほんまに大切な部分はそこじゃないんだゾ♡って。

 

その真ん中の部分を空(くう)や悟りというのかもしれないし、古代ケルトではそのグレーゾーンの真ん中に人間はいるのだとも言われてる。

 

曖昧な境目に私達がいる事で、逆にこの世界は完璧になるんじゃないか✨

 

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だって、ゆらいでいるからこその いのち(不死の神ではない生きたニンゲン・自然の生命)なんだもの、ね!!

 

 

 

理想郷(ユートピア)を描いた物語と言えば、コレは外せない。

 

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