【MC=使命】自分にしか見えないリアルなポイント

「めつけ」

演じるときに、視点を定めるポイント。目印とする方向。

 

うまくできなくてもいい。まずは、「めつけ」を定めてそこから目を離すな。一度目を離せば見失ってしまう、自分だけの目印。自分にしか見えない目印。

 

実際にはそこには何もない。

何もない場所に基点を置くムズカシサ。

その「めつけ」に向かって身体を動かす。

 

これは先日、息子が舞のお稽古で師匠に言われていたことなんだけど、占星術のMCって、こういうことなんじゃないか!!!とバチンと灯りを得た。

 

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他人には見えないし、今そのには何も具体的なモノはないかもしれない。でもそこに自分だけの目印、自分にだけ見える目標地点をリアルに思い描くポイントがあるのだ。

 

MCは「ライフワーク」「社会的な肩書」「天職」「使命」と訳される。仕事運を見るときに必ず見るポイントなんだけど、それは誰かに与えてもらう役割じゃないってのがミソ。

 

そういう意味での「仕事」はMCじゃなくて6ハウスだからね。

 

使命」ってのは、自分で決める命の使い道のこと。

MCは土星のエネルギーが充満する部屋。土星は「有限の時間」を意識する。命の時間は有限だ。だから、要らないものを削る。省く。削ぎ落す。

 

土星が「試練」や「困難」「制限」と言われ怖がられるのは、この性質のせい。

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これは 有限の時間=命 の 使い道(=つまり使命)を意識するための土星先生からの、愛。

 

そういう意味で見れば、天職につくことや使命を果たすことが「得意なことを活かして活躍する」とは限らないってのが分かる。(そういう人も中にはいるけど)

 

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土星の手前にあるのは、拡大と発展のラッキースター木星。9ハウスに関すること、夢や希望、期待を遠くまで大きく大きく膨らませる体験が、先にある。

もうひとつ前は、火星。押し出す力、行動を起こして自分を守る力。

その守るべき「自分らしさ」ってやつは、火星のひとつ前の太陽が担う。太陽の意識を育てる適齢期は25~35才

 

太陽以降、自分の外に目を向けるわけだけど、そこで目印になるのがMCである「めつけ」。

 

そこに向かう道中はぶれるかもしれないし、ぎこちないかもしれない。それでも、目を離さずにそこに「めつけ」を持っておくこと。

 

 

MCを「天職」や「社会的な肩書」というと、職種や業種、職業名を挙げたくなるけど、そういうわけでもない。ようは命の使い道だ。もしかしたら、仕事そのものはあんまり関係ないかもしれない。

 

あと、「自分にしか見えないリアルなポイント」ってのも私がイメージしていたMCを上手く言い表している。

私はその場面のキーワードをホロスコープから拾い上げることはできるけど、その人の「めつけ」はその人にしか描けないもので。

結局のところリーディングは共同作業なんだな、と。

 

 

ちょっと不思議系のハナシ

直感で情報を受け取っているってハナシ

いつもは自分から「行こう行こう!」って言うくらい大好きな場所なのに、「イヤだ!行きたくない」と言うからやめたお出かけ。

 

珍しいね、って主人と話してたら、大雨になった。

行く予定だった場所も水に浸かって、一部土砂崩れ。私の住んでいる地域は時々雨って程度だったけど、近くなのに天気が全然違うんだってびっくりした。

 

あれからしばらくたって、お友達ファミリーとのお出かけがきっかけでまた行けた。まだ工事中の個所もあったけど、見た感じはほとんど変わらない様子でホッとした。

 

 

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何度も行ってるのに、今日初めて気づいた「玉みくじ」。宝珠のかたちの木の珠を引くおみくじ。台湾のわっぼぇ(木片でお伺いを立てる漢詩のおみくじ)を思い出す。

 

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おのが職にはげみて名を世にあらわすべし

もともとうちそなわりたる富貴もあればよろこびもあるべきぞ

なにごとも月の照りまさるかごとく明らかなり

十五夜の月のごとく隠るところはなきぞ

 

「お仕事のご縁を」と思って引いてもらったら(おみくじピックアップしてくれるのは我が家の大吉ボーイ)、わかりやすいメッセージがもらえた。

 

明日は2ハウス(収入、稼ぐ力)で起こる蟹座新月(自分の基盤をつくりあげるスタートライン)。私の出生7ハウスに重なるから、個人的には「パートナーシップ(契約・交渉)」に大いに縁のあるタイミング。

 

滞っていた流れがグングン進みだした感覚がある。

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お友達の『運の流れの見取り図』!!楽しかった~~

夏休み明けに占星術ワークショップ再開するつもり!!

 

 

もう、「オカルトだから・・・」ってこそこそ恥ずかしがるのやめようかな。占星術とか、タロットとか、不思議な話とか、隠さなくてもいい時代になってきたって言うし。

 

夢のハナシ

ってわけでぶっ飛び系をぶち込みます。

先週の夢、手前に川が水が流れているのか、そういう場所に祠と鳥居があって。おみくじを引いたときに書いてあった言葉。

引きの女院

なんじゃそりゃ。と思ってたけどメモしていた。

昨夜このメモを見つけて思い出したからネットで検索してみたら、出てきた・・・・安徳天皇の母君、建礼門院平徳子)。

 

そこからどこをどう辿ったのかたどり着いた「水天宮」。安徳天皇建礼門院と、そのあたりの貴人を祀ったお宮なんだって。知らんかった。。。

 

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 あ、ここのメモにも書いてるのにまっっったく覚えてなかった。

 

総本宮が福岡で、水天宮は全国にあるんだね~と思って眺めてたら、やっぱり・・・今度急遽出かける先、15分くらいのところに、ディープな歴史伝説が残る水天宮が、あった

 

歴史ミステリーツアー・・・行っちゃうしかないよね?(笑)

祐徳さんに出会えたのも夢がきっかけだったな~。

 

不思議ボーイの最近の動向

そうそう、一時期とりつかれたように神楽を毎日目が覚めている間中舞い踊っていた息子が、落ち着いてきました。最近は仮面ライダーBlack RXという昭和のライダーに主人とふたりで猛烈にハマってて、調子っぱずれに主題歌を歌ってます。

 

ラスボスを倒すシーン?をエンドレスに繰り返して演じています。勝つほうになったり、負けて爆発するほうになったり、さまざまなんだけど・・・「ねぇ、どっちが悪いの?」とストーリーはよくわかっちゃいない様子。

 

改めて見てみると・・・どっちがわるいんだろうねぇ。

 

 

息子はシャーマンなので(笑)結構タイムリーなメッセージをくれます。今年の年始からハマっていた神楽は疫病を退治する神、「鐘馗」だったし、その後なぜか繰り返し発言していたのはネイティブアメリカンのスピーチの一部。

 

われわれの上には青空がある。空はわれわれの父だ。

目の前には大地がひろがっている。大地はわれわれの母だ。

われわれだけのものではない。

きみたちのものでもある。

 

大地が人間の物になったことなど、かつて一度もない。

われわれのすべてが、この大地の一部なのだ

 

そして仮面ライダーの敵キャラの台詞・・・(笑)

おれは太陽の子!!地球のすべては、おれが守る!!

お気に入りは敵キャラの台詞。

人間どもが地球をけがせば、怪魔界はまた何度でもよみがえる・・・人間どもの、罪なのだぁー!

 

あと、主題歌ね。

Wake up! The Hero 燃え上がれ!光と闇の果てしない バトル~

もう、イラっとするくらい(笑)同じセリフ、フレーズ、歌を何回も何回も何回も繰り返す。もうわかった。わかったから!!

 

 

あともうひとつ、息子を通して占星術の新しいネタを仕入れた。MCに関する重要なこと。かなりパカーン!とリーディングの視点が広がった気がする!!

これは別記事でまとめる。

 

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主人と息子の「無意識の直観力」に、いつも驚かされる。

ソーラーリターンの『運の流れの図』を読んでみる

 運の流れの展開図、出生図だと守備範囲が広すぎて具体的に落とし込みにくかったから、ソーラーリターン図で書いてみた。

 

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ちょっと今年のプロジェクトが停滞気味で、なにかしらエネルギーの滞りを感じてモヤモヤしていた今日この頃だったから、エネルギーの流れの図を見たら解決の糸口が見えてきた!!

 

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上のメモ紙の左半分はもう体験できてる内容だった。今詰まってるのは右半分・・・

 

SR12ハウス(N7ハウス)蟹座

SR10ハウス(N4~5ハウス)牡羊座

SR4ハウス(N10~11ハウス)天秤座

SR7ハウス(N2ハウス)水瓶座

 

この流れ。

現状、7ハウスにエネルギーが足りないと思ってたんだけど、そこを活発化させるには4ハウスを、4ハウスを活発化させるためには12ハウスと10ハウスにまずエネルギーを集めなきゃならんのでした。

 

上流から攻める

SR12ハウスは出生図7ハウスに重なってるから、「私の人生における7ハウス(対人関係)に関する、12ハウス(信念、見えない部分、過去)要素」ってこと。

人と向き合うときに、無意識に見ないようにしていた部分!!うわ~いやだ~、絶対不快な内容やん。私出生7ハウスにキロン(傷)あるし。

 

じゃあ、上流にあるもう一方のSR10ハウスに期待しよう。SR12ハウスについては・・・心の片隅にとどめておいて(笑)

 

SR10ハウスは出生図4~5ハウスに重なっている。私の人生で「4ハウス(自分のナワバリ、ホームグラウンド)に関する10ハウス(長期的な目標、社会的な肩書)的要素」に注目する。

 

ホームグラウンド、基盤となる場所を、目標とするイメージにむけて構築していく。そのイメージはSR10ハウスのサイン、牡羊座。シンボルは「欲望の庭に開かれた門」。

 

Italian garden at Hever Castle

必死に追わなくても欲しいものの方から手元にやってくる、欲望の庭、酒池肉林(笑)

 

この欲望の庭に続く門を、自分のナワバリ上に建設していこうってのが今年の目標。

 

目的地であるはずの10ハウスが上流にあるってことで・・・まずは10ハウスにエネルギーを注ぐ、つまり!達成イメージに意識を集中すればいいよね。

 

SR10ハウス(N4~5ハウス)牡羊座

SR4ハウス(N10~11ハウス)天秤座

 

次のエネルギーの流れ

そーすると、次はSR4ハウスにエネルギー流入

出生図との関係は、さっきとグルンとひっくりかえって「人生における10ハウス(達成したい世界観)に関する、4ハウス(基盤)的要素」です。

 

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 私の目指す世界観をイメージしてみる。その中で私自身はどこにいるのか?そういう基盤となる部分を「噴水で鳥に水をやる子ども」(4ハウスのシンボル)のような雰囲気に作り上げていく。

 

最後にエネルギーが流れ着く分野

SR4ハウス(N10~11ハウス)天秤座

SR7ハウス(N2ハウス)水瓶座

 

そうやって基盤づくりをせっせとしていたら、「人生の2ハウス(豊かさ)に関する7ハウス(対人関係)的要素」にエネルギー展開する。

2ハウスはやっぱり、お金とか収入!7ハウスはパートナーシップとか交渉・契約って意味もあるから・・・収入に繋がる契約!!でしょう!

 

アクションプランは天体

この流れの図は「分野」とか「領域」っていう大まかな範囲のざっくりとした流れなんだけど、在室する天体のシンボルとかアスペクトを見ればもっとツッコンダ動き方が見えてきそう。

 

「流れ」を見るための図だから、やっぱりシンプルに「流れ」を読むのがいいかな。

星物語をつくってみる

 『運の流れ見取り図』をベースにした、ホロスコープチャネリングストーリーってのを思いついたので、実験的に息子の星物語を読んでみました。

 

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はじまりの入江

旗が下ろされた。海は凪いでいる。
女は丘の上から、桟橋に係留された帆船をじっと見つめている。大きな歓声が風に乗って入江にこだまする。新しい旗が掲げられたのだ。女はその場にしゃがみこんで、大きく息を吐いた。

 

海風にもてあそばれるように大きく翻る旗。入江の向こうに広がる海原に目をやり、胸に手を当ててもう一度大きく息を吐いた。船団の歌声と、見送る人々の笑い声を追い風に、船の帆は張り切って大きく開いた。

 

Kefalonia-18072009


海はきらきら輝いている。
立ち上がった女は、踊るように丘をかけおりた。
船はまたこの入江にかえってくる。きっと。

アセンダント蟹座1度「船で船乗りが古い旗を降ろし、新しい旗を掲げる」
※2ハウス蟹座22度「若い女性が、ヨットを待っている」

 

清らかな山の小川

女はまだ帆船の帰りを待っている。きらきらとした期待は、今も消えてはいない。小川の水で顔を洗い、そのままの姿勢で水面を見つめる。村長の勧めに従って結婚していたら、とっくに子どもも大きくなっているだろう年頃になった。

 

村人はもう船の話をしなくなった。女は村の変わり者。水面に映る女の影は、村人の未来への期待と渇望をひとり背負っていた。それは非常に激しい感情であるはずなのに、小川はどこまでも静かで、清らかだった。

 

※11ハウス月(牡牛座1度)「清らかな山の小川」

※11ハウス天王星(牡牛座17度)「婚期を過ぎた未婚の高貴な女が2人、沈黙して座っている」

※火星180度「湖面を横切って輝く月」×月と180度

Summer Colors

 

入り江にある街は交易で栄え、異国の者も多く住んでいた。

東洋の長い歴史を誇る国からやってきたという、洗濯屋の女将は働き者で明るい人だった。小川の水を汲みに来た女将は、女のそばにやってきて仕事を始めた。

女が黙っていても、女将はお構いなしにお喋りを続ける。その間も手は休めず、水を汲んだ桶が荷車にどんどんと積まれていく。

 

女将は入江の街にある洗濯屋まで、荷車を引いてゆるやかな丘の斜面を下って行った。この小川は、入江の街近くまで流れ込んでいるが、女将はわざわざ上流まで水を汲みに来ている。

生まれ故郷の風習や信仰による理由だ、と女将は言っていた。

 

でも女は、女将が自分を気にかけてくれていることに気付いていたし、それが嬉しかった。女将も、今も船を待ち続けている女の存在に強く励まされていた。

 

※4ハウスに木星

※金星(6ハウス)射手座22度「中国人の洗濯屋」×月と120度

 

村の抗争

女は小川の流れ込む入江の街ではなく、上流の山の村出身だった。上流の村と入江の街は、昔から何度も衝突を繰り返してきた。この小川が赤く染まるほどの争いも、珍しくはなかった。

 

このまま抗争が続けばどちらにとっても好ましい未来はないだろう、と、山の村長の元に、街から将軍が訪ねてきた。

話し合いは何日も続けて行われた。村の大人たちの心配をよそに、子どもたちは無邪気に遊びまわっている。メアリも、先月生まれたばかりの子羊を連れて他の子どもと遊んでいた。

 

Girl posing with lamb

※4ハウス乙女座10度「2つの頭が、自分たちの影の外とそのむこうを見る」

木星(乙女座24度)「メリーさんと子羊」

 

話し合いの場はお互いの村の中間に位置する、小川のそばの原っぱだった。調停の成立を見届けるために、村人たちは原っぱに集まった。

 

メアリの父は集まる人々を前に、これまでの一族の歴史と、村人が大切にしている神聖な山の話をした。この山を守るために、勇敢な戦士たちは命をかけたのだ。

 

Buffalo Bill and the Indians on the Beach

死者の魂は、神聖な山に還る。メアリはその言葉から始まる父の話を聞くのが大好きだった。そして聴衆を前に堂々とスピーチをする父が誇らしかった。

 

入り江の街から来た将軍は、山の村長の主張を聞き入れた。人々はこの日の出来事を喜び、街の将軍の寛大さを口々に言い合った。入江の街では戯曲がつくられ、その後何世代もの間語り継がれることとなった。

 

※6ハウス蠍座24度「一人の男の話を聴くために山から降りてきた群集」

※7ハウス山羊座1度「インディアンの酋長が、集まった部族から自らの力の承認を求める」

※8ハウス山羊座22度「敗北を優美に認める将軍」

※12ハウス牡牛座「馬にまたがり骸骨の締め具をつけたインディアン」

※3ハウス獅子座「表現の機会を待つ人間の魂」

 

男と女のそばでとぐろを巻く蛇

メアリが彼に会ったのは、真夏の昼下がりだった。彼は、山の村の青年とは顔つきも喋り方も違う。異国から来た貿易商人の息子だと言う。

 

数日前、異国の大船団が入港したことで入江の街は大騒ぎしていた。もともと貿易商人が寄港する賑やかな街だったが、今回持ち込まれた品がこれまでの物とは違っていたらしい。

大人たちは目の色を変えた。未来が変わる、新しい社会が築けるんだ、と街の人は興奮していた。

 

彼の自慢する異国の「未来の技術」がどういうものなのか、メアリは何度聞いてもよく理解できなかった。ただ、なんとなく不安な気持ちになった。彼に対してはとても好意的な気持ちがあったし、彼もメアリが好きだった。

 

※5ハウス天秤座14度「真昼の暑い時間帯に、男が昼寝をする」

※5ハウスに火星

※3ハウス獅子座「表現の機会を待つ人間の魂」

※11ハウス牡羊座14度「男と女のそばでとぐろを巻く蛇」

木星「メリーさんと子羊」×火星と45度

 

入り江の街が「未来の技術」に色めき立ったあの頃から、山の村の民は、あまり村の外に出なくなった。知りたがりの異国の旅人が村を訪れることもあったが、客人として温かく迎え入れられることはなかった。

 

※水星(山羊座21度)「リレー競争」

※12ハウス牡牛座「馬にまたがり骸骨の締め具をつけたインディアン」

 

入り江の街は整備され、新しい国旗が掲げられた。海の向こうの帝国が、この街を丸ごと「買収」したらしい。街は今までにないほど活気づいていた。

協定を交わし、入江の街が帝国の一員となって最初の船団が組まれた。彼もその中にいる。

 

あれから何年も経った。

 

どういうわけか、帝国からの使者は途絶えた。貿易船も、次第に減っていった。メアリはそれでも、船の帰りを待っていた。

 

山の聖堂へとつらなる急な階段を上る巡礼者

昔はこの山も、村人たちに大切に守られてきた聖域だった。入り江の街にそそぎこむ清らかな小川に沿って上流を目指し、巡礼者は聖堂への入口までやってきた。

入口を守っていたはずの村長の家も、家主を失った今は朽ちるに任せるばかり。

 

Abandoned

 

舗装されていたはずの階段も崩れて、木の根や草が侵入者を阻むように脇道から伸び出してきている。巡礼者は足場を確かめながら一歩一歩進む。一歩踏み出すたびに、後ろに過去を置いてゆく。

 

巡礼の旅に出ることは、過去の全てを捨てることだった。同時に、それまで否定してきた全てのものを受け入れることだった。

 

※太陽(山羊座27度)「山の聖堂へとつらなる急な階段を上る巡礼者」8ハウス

 

 

To Be Continued...? 

 

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 ・・・と、ここまで書いて力尽きた。

土星(射手座13度)「未亡人の過去が明るみに出される」 6ハウス

※太陽(8ハウス)と土星(6ハウス)45度

このあたりも、おもしろいストーリーに繋がりそうなキーワードなんだけど!もう、やーめぴ。

 

ちょっと、テレビに触れる時間が増えたせいか?エネルギー萎れ気味。遊んで回復しないと・・・5ハウスを盛り上げないと、だ・・・

あ、そうか。私の5ハウスは牡牛座だ。

確かな感触が欲しいんだわ。楽しむことに関しては。

 

JOYが不足してます、最近。

 

 

イベント組みたい・・・オンラインじゃないヤツ。

 

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『運の流れ』見取り図をつくってみる

幻聴?幻影?ってくらいクリアな夢を見まくった体調不良期を経て、だいぶスッキリ元気になってきました~!

 

ぼんやりしていたときに、こんなオモシロイ占星術の遊び方を見つけたので嬉々としてやってみました!!

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出生ホロスコープハウス(舞台背景)のカスプ(玄関口)と、そのルーラー(影響を与えている天体)の位置で見る運の流れ。

 

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運というと「ラッキー!」「アンラッキー…」のイメージになっちゃうかな。シナリオ展開のパターン、と言った方がしっくりくるだろうか?

 

私のシナリオ展開パターン図

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もう、恥ずかしいくらいに1ハウス集中。(笑)

1ハウスってのは、存在感とか、在り方

 

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さて私は1ハウスが射手座(Ascが射手座)なので、射手座要素が存在感として表れます。この占術を紹介していたあすかさんも、Asc射手座だそうで・・・!

 

・哲学っぽいこと
・専門的な研究
・未知の探究
・それを広く発信すること(出版とか講演とかよさそう)
・海外など遠くを旅すること
・外国語や翻訳など
ドラクエっぽく考えると「片手にイブールの本、片手にうまのふん」的なイメージ(笑)
・縛られないで自由でいるの、大事
・頭がよすぎて 理解されにくく、逆にちゃらんぽらんに見えたりする
・ビバ楽観
・孤高っぽい。たまに教祖様っぽい。

射手座の説明がおもしろくて笑っちゃいました(笑)

 

2ハウス(お金や満足感)、3ハウス(コミュニケーションや思考)、6ハウス(働くこと、仕えること)、7ハウス(対人関係)、8ハウス(授受)、9ハウス(学問や遠い世界観)、こういったことみーんな、私の場合は1ハウス(自分の存在感)に集約されちゃうわけなんですね。

 

肝となるハウスを中心に見ていくと

その1ハウスのエネルギーが展開していく分野ってのは、Ascのルーラー(支配星)=チャートルーラーがおわすハウスのことですね。

射手座のルーラーは木星。私の木星は5ハウスにおります。5ハウスは楽しむこと、遊び、自己表現。趣味とか創作活動とか、そういうイキイキとした活動(自分らしさを発揮できる分野)が5ハウス。

 

どんなふうに?ってのは、5ハウスカスプのサインで見るよ。

私の5ハウスは牡牛座なもんで、満足(充足)感とか主観的な美意識がベースになってます。

 

たっぷり、自分自身の五感を刺激するあそびですな。

音、光(=色)、触感、嗅覚・・・細かく見てみるとカスプのシンボルは「視覚情報」「具現化したイメージ」を表しているから、目で見て楽しむものが特にヒットするのかな。

美術館とか博物館大好き!

牡牛座はコレクターサインでもあるから、きれいなものとか、好きなものを集めたくなるのさ。そういえば私も学生時代、寮の寝床に宝箱をダイジに持ってた(笑)

「なんやこのガラクタ箱は・・・」とメイト達に呆れられていたけど、この辺も牡牛座の主観的美意識。天秤座の客観的美意識とは違うのだ。

 

5ハウスには月(双子座)と木星がおりまして・・・

月は安心感を求めてしまうポイントなので、表現すること、純粋に遊ぶことで自分の子ども心を癒します。双子座なので、あちこちに興味関心を拡げながら、つまみ食いを楽しむ遊び方でしょうな。多趣味。

木星拡大ゾーン。そう、多趣味。

 

10,12,5の流れ

1ハウスに注ぎ込む連中以外で流れがあるのは、ここだけ。10ハウスから始まって、12ハウス、そして5ハウスに行ったら、また12ハウス(5ハウスと12ハウスは循環)。

 

10ハウスは社会的な肩書き、社会の中で果たしたいこと。そこがゴールじゃなくて上流にあるのがオモシロイ。

 

天秤座の10ハウスなので、調和した社会、場づくりがしたいのです。それがどうなるかというと・・・12ハウスで見えなくなる(笑)んで、5ハウスの表現で姿を現したかと思えば、また12ハウスに消える。

 

12ハウスが、なんなのか。

精神世界とかあの世とかそういうもんに繋がるのか・・・占星術とか神秘的なアレコレとか?純粋な「インスピレーション」ってことかもしれない。

12ハウスは射手座だから、哲学とか精神世界は相性がいい。5ハウスにも繋がってるから、アートにも縁がありそうね。

 

流れの展開図からストーリーを読むなら・・・

10ハウス=調和した場づくりを目指す

12ハウス=見えない世界にエネルギーが蓄えられる

MP(マジックパワー)ゲージみたいな(笑)

5ハウス=表現を楽しむことで魔力発動

12ハウス=表現を楽しむことでMP自家発電

5ハウス=インスピレーションを受けて創造力発揮

こんな感じだろうか。

 

このエネルギーの流れを「占星術」に活用するなら

調和した場づくり、活かしあい学び合える社会が私の目指す世界観。そのために、宇宙からのギフトを読み解くプロジェクトを始めた。(そういえばすっかり忘れていた(笑))

 

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これは10ハウスから12ハウスの流れ。

それが5ハウス、オリジナリティの発揮、私らしい表現に繋がる。教科書的知識はミッチリおさえるけど、どう現実的な活かし方をするのか、は私の実感を元に構築している。牡牛座ですからね。

で、双子座の月がいるのでその感覚を「言語化」したい。ハードアスペクトに対する解釈もそうだけど、基本的にはけっこー楽観的で自由な見方をしてる。木星の特徴だ。

 

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貝の中から、あの輝く真珠が造られるのは、異物混入から身を守るプロセスがあるからなんだって。ゴミとか砂とか虫とか、不快な物質が体内に入って傷をつけられると、自分を守るためにその異物を加工する。時間をかけて。

 

ホロスコープにハードアスペクトが強調されている人は、真珠を磨く準備を携えて生まれてきた。STAR(星)がそう言ってるんだ、間違いない。

 

孤立したエネルギー

読み切り型のショートショート、短編集的なパートもある。4ハウスと、11ハウス。

 

4ハウスはルーツ、心のよりどころ、基盤。

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 11ハウスは共通の未来ビジョンを持つ仲間たちとの活動。

 

プログレスの太陽はどこ?

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今年は私のプログレス太陽がちょうど2ハウスの入口にさしかかったところ。今年学びたいテーマはここ、ってことで図の中にもP☉で書き加えた。

 

ちなみにDHはドラゴンヘッド今世求むる縁のありかですな。kは傷と癒しの小惑星、キロン。色々追記してみると、楽しい。

 

 やってみたいこと

流れの図と、ホロスコープのキャラクター像から、物語を創作してみたいな!↓この記事の一番最後に書いた「星を擬人化した物語」、これを読んでみたい。

 

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いろんな物語があるんだろうな~。

また公開リーディング募集しようかな、とも思ったけど・・・幼稚園が夏休みになると時間がとれるかどうか(T_T)

 

もしかしたら唐突にするかも。

 

木屑、星屑

 低気圧にやられて??すこぶる、身体の具合が悪いです。

 

カレンダーの七夕は過ぎたけど、旧暦の七夕は8月25日、ホンマモンの星まつりはもうちょっと先です。

Draw Me a Star (Paperstar Book)

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  • 作者:Carle, Eric
  • 発売日: 1998/01/01
  • メディア: ペーパーバック
 

 そういえば、星の絵本が届いたのも昨日でした。オシャレなタイミング。

 

絵本紹介を、私のオフィシャルなお仕事のブログでしたので、もう楽してそのままリンクはっつけます。

 

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星パートに食らいついてひとつ執筆作業に没頭したいところですが・・・体力が・・・きつい・・・。

 

いわゆる私の太陽&MC部分のブログなので、こっちの月&金星的なブログと繋げるのはどうなんだろう?と思ったけど、このブログの読者みんなステキかついい人なので、はっちゃう。

 

 そしてライオンキングの実写版を見て「ハッ!!!」としたことも占星術に絡めて書きたい。あれ・・・モアナもまだ書きかけだったっけ??

The Lion King (Disney The Lion King) (Little Golden Book)

The Lion King (Disney The Lion King) (Little Golden Book)

  • 作者:Korman, Justine
  • 発売日: 2003/09/09
  • メディア: ハードカバー
 

 

Frozen2(アナ雪2)も今更だけど「ハッッ!!!」となったネタがいっぱいあるんだが・・・もう、興味ある人は会って話そう(笑)

 

 

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 これも、おもしろくて。

『平家物語』 2020年5月 (NHK100分de名著)

『平家物語』 2020年5月 (NHK100分de名著)

  • 作者:安田 登
  • 発売日: 2020/04/25
  • メディア: ムック
 

 運勢とひとくくりに言うけど、「運」「命」「時」はちがう。

「運」は、個人の動きじゃかえられない大きな流れ、運び。「命」は生まれたときから持っている各人の定まった素質。「時」は一瞬を捉え捕まえる力

 

出生ホロスコープは「命」を読むし、天体の動きは「運」を読む。「時」の力を発揮するには、身体と意識の連携が必要だと思う。

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身体から離れることも、大事だけど、そこはバランス。スピリチュアル好きな人、身体から離れて情報をキャッチする能力ばっかり憧れるでしょ。

 

見えても、捕まえられなかったら、流されるだけからね。木屑よ。

 

私は今、身体が不安定で意識がふっとんで色んな場所に飛んで行ってるぞ。木屑よ。

次の展開を読む(物語)

2019.12~2020.12の星巡り天気予報

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 からの

2020.12~2021.12のネクストステージ星巡り天気予報!ぱちぱち~

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私個人の太陽回帰図(ソーラーリターン図)です。

 

Ascで来年の全体像を読む

天秤座13度「シャボン玉をふくらます子どもたち」

Chasing Bubbles

来年は活動宮でのスタートだから、新らしいことを始めようとアイディアをポンポン出していくイメージ。

出生図のMCにほぼ合なもんだから、やっぱり仕事に関係することだね!無邪気に楽しもうとしている。

 

チャートルーラーで展開の切り札を

天秤座のルーラー金星は2ハウスにいるから、今年1年は収入に関すること、自分のスキルで稼ぐことがクローズアップされそう。

 

金星は射手座7度「ドアをノックするキューピッド」

Cupid's

出生図だと12ハウス。隠していた欲望を刺激する誘惑(笑)

彼が来年の1年間を盛り上げる主人公。

 

目立つアスペクト

  1. 月と90度
  2. 天王星と150度
  3. 冥王星と45度

(1)月はMCのルーラーでもあるから、このアスペクトはかなり重要。魚座15度「部下を訓練する将校」で5ハウスのほぼ終わり、サビアンシンボルからも6ハウス(=訓練、労働、役割)のイメージが濃いかな。出生図では3ハウス。

これはMCの項目を見てまとめる。

 

(2)馴染めない関係を表す150度で繋がっているのは牡牛座の天王星「先祖の井戸にいるソマリアの女」。7ハウスの終わり目にあるけど、先祖と言うキーワードもあるから8ハウス(=継承、閉じた深い関係)をメインに読んでみる。

出生図では4ハウスの終わりごろ。

家系に関することかしら。実家絡みの予感。8ハウスカスプは「自分の庭の花に水をやる女」で、自分の敷地内、所有物だけに目を向ける様子。

そこに実家(=4ハウス)から家系がらみのなにか(=8ハウス)を唐突に(=天王星)持ち出されて、キューピッドちゃん(=金星)は「ほへ?」とさっぱり意味が分からんぞ(=150度)ってなるのかも。

 

(3)冥王星山羊座の24度「女子修道院に入る女性」で4ハウス。45度はプレッシャーを表すアスペクト

starship.hateblo.jp

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4ハウスで、しかも積極的引きこもりサビアンが出ている。これはステイホームのプレッシャーか(笑)

キューピッドちゃん(=金星)はうろちょろ動き回りたい(=3ハウス)けど、とてつもない存在感のあるなにものか(=冥王星)に圧をかけられちゃう(=45度)。

 

冥王星サビアンは俗っぽいことから隔離される雰囲気でもあるから、家で徹底的に瞑想したら金脈(=2ハウスの金星)になる情報(=3ハウス)をゲットする道をひらめいたり(=Ascサビアン)活かせるかも。うん、それがいいかな。

 

MCで達成すべきゴール、収穫目標を

MCは蟹座14度「老人が、広大な暗やみの空間に直面し、北東の方向を見ている」。なんや、悟りを求めるんかいな・・・

 

出生図と重ねると、7ハウス。一対一の人間関係、パートナーシップが大きな背景になっている。人間関係、人付き合いにおける「本当の絆」みたいなのを追求するのかな。

蟹座は「家族」のサインでもあるから、夫婦というパートナーシップなのか?

 

MCの真正面にあるのがIC。基盤となる場所、よりどころ。

12サインを順に並べると、ここ(ICから始まる4ハウス)は蟹座のナワバリなのだ。天地ひっくり返ってる私の太陽回帰図。

おもしろ~って思ってたらなんとなんとなんと、今週の日曜日に来る満月が、この度数で起こることを知って、ワーオ。


2020年7月5日「山羊座の満月」のチャートを読んでみました

山羊座の満月。山羊座は私の出生図1ハウスにインターセプトされてるから、かなり個人的な縁も強いサイン。

 

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 しかもドラゴンヘッド絡みで、月蝕を伴う満月。ヤヴァイね。2020年の12月の大爆発にむけて、7月のこの満月シーズンもまた盛り上がりポイントのようです。

 

さて上の動画で紹介されていた蟹座14度と山羊座14度(太陽回帰IC)サビアン解説を参考にすると・・・

IC山羊座14度のサビアンが「繰り返す歴史、過去に気付く」

MC蟹座14度「自分の心に極限まで向き合って」「組織に期待を抱くことをやめる」

 

蟹座は集団力のサインだけど、あえて集団の力に頼らずに自分のひとつの心に向き合おうと試みる。その出発点にあるのが、繰り返し起こっていた過去のパターンに気付くこと。

来年の私は1年通してそんな道のりを歩むようです。

 

MCのアスペクトも見て、もっとイメージを絞ってみると・・・

来年の主人公(チャートルーラー)金星のキューピッドちゃんとバイキンタイル(144度)

サビアンを並べてみると、金星「人間の心のドアをノックするキューピッド」とMC「心の深淵を見つめる老人」なわけで、秘められた心繋がり。144度は創造性のアスペクトなんていわれてるんだけど、金星だから個人的でマニアックなヨロコビを見つめなおすんでしょうな!(笑)

 

このへんのキーワード、海王星とトラインも併せて見ると・・・占星術とかカードが提供メニューにあがるのかもしれない・・・!(今はやるつもりがないけど)

 

7ハウスの火星とスクエア(90度)で勢いがあるから、「相手(人間)に正面から向き合う」ことで鍛え上げられそう。

 

MCルーラーが示す目的地までの道標

Road Sign

MC蟹座のルーラーは月アスペクトは以下の通り。

  1. MCと120度
  2. Ascと150度
  3. 海王星と0度
  4. 木星土星と45度
  5. 金星と90度

 

(1)ルーラーとMCが120度だから、目的地に向かうこと自体はスムーズかも。今年がMCとMCルーラー150度で進んでるんだか戻ってるんだか、蜃気楼的な歩みなんだけど、来年は目的地に向かってる手ごたえは感じやすそう。

 

(2)Ascとは馴染めない関係の150度だから、他者から見た私らしさの評価と、プライベートモードの自分の態度がかなりズレてるんだろうな。天秤座Ascでアクティブに積極的に仕事に取り組んでいるようでいて、実はかなりつかみどころのない魚座の月

 

(3)海王星コンジャンクションしているあたり、とってもファジー寝ても覚めてもドリーマーな感じ?集合無意識にダイレクトに繋がってる感じ?

Neptune

海王星のキャラクターをシンボルで見てみると、魚座19度「自分の弟子に教授するマスター」で、月のシンボル「部下を訓練する将校」と同じく指導教育するシンボル繋がり

教育関係の仕事をするから、ガッテン納得!月は母性の象徴でもあるから、親子教室ってのもここにフィットするのかも。

 

魚座的な教育者は、「次世代にすべてを託す」イメージ。I believe。それは弟子、部下を心から信じる魚座の愛があるから。

信じて、相手を受け入れて、自分の持つすべてを伝える。出生図で3ハウスに重なるから、ちゃんと言葉にして伝える!これが今年達成したい、MCに至る道しるべ。

おまけに太陽回帰図の太陽は3ハウス。コミュニケーションを通して学ぶのだ。

 

(4)そしてMCルーラーとチャートルーラーもハッキリ絡んでいるあたり、今年は「ライフワーク」を強く意識する1年になりそうだ。金星と月がスクエア(90度)

 

90度は曲がり角での予期せぬ衝突、みたいなインパクトがあるエネルギーブレンドなんだけど、金星と月なもんで、きらびやかなお嬢とおっとりお嬢がぶつかる女学校の廊下的な・・・冥王星やら火星やらがもつ衝突インパクトと比べるとカワイイ。

 

冥王星とスクエアだったら、重機だもんね。重機。

角を曲がったら突然重機がフルスピードでぶつかってくる、みたいな衝撃。

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 火星は攻撃する気満々の「武器」だから、痛いし。

 

んで、今回はいたずら小悪魔なキューピッドちゃん(=金星)と、包容力のある女将校(=月)の組み合わせ。キューピッドちゃんは2ハウスにいるから、金貨やらアクセサリーをダイジに持ってるのよ。部下を訓練している将校を誘惑しちゃうのかな?

「ほら、見て見て!ステキでしょ~~☆」みたいに。「も~、こっちは仕事してるのに落ち着かないでしょ!」みたいな。

 

即物的な誘惑に心を惑わされる経験を経て、MCの悟った老人境地に至るのか!!!(笑)

 

擬人化したらおもしろくなってきた

オープニング(Asc):シャボン玉を膨らませる子どもたち

 

主人公(チャートルーラー金星):人の心をノックするキューピッド

きれいなもの、美味しいもの、お金、大好き。

メンター(MCルーラー月):部下を訓練する将校

お金や刺激的な誘惑にキャッキャするキューピッドちゃんに手を焼く。

 

始まりの町で、みかげ石に彫られた古代のレリーフ(IC)を見つけるキューピッドちゃん。将校は、「北東を目指し心の深淵を見つめる老人に会うために旅(MC)に出るのだ」と告げる。

 

始まりの町の村人たち(4ハウス)からの無言のプレッシャー(金星と冥王星45度)を受けてキューピッドちゃんは旅立ちます。

 

キューピッドちゃんが旅の途中で、軽やかな夏服を着た妊婦さん(火星)に会うんだけど、なかなか我の強い人でキューピッドちゃんはちょっと遠慮気味(135度)。でも、彼女から学ぶことは多い(火星と太陽120度)のです。

例えば彼女は言いたいことはハッキリと言う(火星と水星トライン)ことで、ご縁を手繰り寄せ、道を切り開いていきます(火星とドラゴンヘッド60度)。

キューピッドちゃんは旅を通して、言葉にして伝えること、そして始まりの町に暮らす家族(4ハウスや、年長者の言葉に耳を傾けること(木星土星3)の大切さを学び(太陽と木星土星30度)ます。

 

先祖の井戸がある場所まで旅をして、キューピッドちゃんはすごく変わった女の人(天王星)に出会います。

キューピッドちゃんとは全く話の噛み合わない(金星と天王星150度)人でしたが、この出会いを通して今まで全く顧みていなかった自分を繋ぐ命のリレー(8ハウス)をどう捉えるのか、考え直すいい機会(太陽と天王星120度)になりました。

その女は始まりの村を追い出された孤独な人でした。女との出会いから学んだのは、始まりの村での人間関係を見直す(4ハウスの木星土星天王星90度)ことでもありました。

 

始まりの町(4ハウス)も、繰り返されてきた古い歴史のパターンに気付き(IC)、いらない価値観を捨てて(天王星)あたらしい村の在り方をつくりなおす(冥王星土星木星)時の流れにあったのでした。

 

キューピッドちゃんは遠く、遠くへと旅を(ドラゴンヘッド9ハウス)続けました。

自由気ままに、刺激的な遊びを求める(射手座金星)キューピッドちゃんにとって、自分の役割や任務(6ハウス)について考えるのは苦しいこと(キロン)でした。このテーマは、すぐには答えの出ない悩みでした。

 

自分の果たすべき役割について、将校(月)からのメッセージ(出生図3ハウス)が夢の中で(海王星)リフレインされ、キューピッドちゃんは気持ちを奮い立たせ(月と金星90度)ます。進むべき道(MC)はちゃんと目の前に続いている(MCと月、海王星120度)と気付かせてくれるメッセージでした。

 

苦手(キロン)だと思っていたことが、自分にとって愛おしいことだと(金星とキロン120度)気付いたのです。

 

そして、目的地にたどり着いた時、あたりは真っ暗でした。

暗闇の中、北東の方角にじっと目を凝らしていて、キューピッドちゃんはハッとしました。始まりの町で、将校が教えてくれた古代のみかげ石のレリーフに彫られていた伝説、心の深淵を見つめる老人は、ここにいたのです。そう、キューピッドちゃん自身が、その人なのでした・・・。

 

おしまい